8.新調の曲(73.
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ラボに到着した柚紀達を待っていたのは言実と、黒髪黒瞳黒ぶち眼鏡を掛けている女性であった。見知らぬ相手だか、お昼からの話し合いにちょくちょく名前が出てきていた相手だと推測した柚紀は念のために訊ねる
『えっと、……巽陽菜さんですよね?ちゃんとお会いするのは"初めまして"ですね。(ペコリ)鶴ヶ峰柚紀です、言実さんが色々お世話になってます』
「お~、君が噂の歌姫ちゃんか!?その通り!私が巽陽菜です!!いや~、話に聞いていた通り礼儀正しい子だな~!?うんうん!!(ジーー)……ねぇ、言実。この子頂戴よ~!!大切にするからさ~」
『(ゴツン)誰がお前にやるかバカ者!?柚紀はモノではないと言うのに!!それに……ヒナの事だ、"ヒモ"とは意味合いが変わるが確実に柚紀に甘えるだろうし……趣味にも付き合わせる腹積もりのは明白だ』
「だってさ~、アンタがぜんっっっっぜん!付き合ってくれないだもん!!それだけ"いい素材"持ちなのにだよ?!良いじゃん別にさ~柚紀ちゃんを"キズモノ"にする気もないし、今後サイドエフェクト関連とかでサポートに私の能力は必須でしょ??何事もギブ・アンド・テークだよ!!………シロ!!アンタだって私の気持ち解るでしょ!!?」
予想していた人物像とは些か……かなり違うの巽の姿を見て困惑している最中、(うわ~、ヒナ先輩がユズちゃんを超絶気に入っちゃったよコレ。……万が一に備えないと)と考えたシロがトリオン体に換装すれば、軽く目を見開いて驚きを示す柚紀だが、"トリオン体は黒髪赤瞳"と聞いていたので直ぐに納得するのであった。そして師匠である巽を見ながら自分の考えを口にする
「……私が不登校になったのはユズちゃんも知っているよね?フウちゃんのお陰で何とか学校に行ける事は出来たんだけど、…やっぱり辛くなる事もあってさ。そんな時にヒナ先輩が【嫌な事を頑張った子にはご褒美を】って事で、私を"趣味の世界"に勧誘したの。……元から興味がある分野だったから、ドップリ嵌まっちゃってさ。だから、安全性は保証するよ!!無理強いはしないし、痛くもない。…勿論、言いたくなければ誰にも言わなくていいよ。あ、フウちゃんは知っているから安心してね?」
「あ~、柚紀ちゃんに頼むって事は……"アレ"か?まぁ、確かに害はないな。それに意外と面白いぞ?"いつもと違う自分になれる"からな。……言実ちゃん、【場所をこのラボ内限定】で承認してやったらどうだ?実際の所、陽菜ちゃんやこのお弟子ちゃんのサポートなしじゃ実践練習出来ないのはお前さんが一番分かっているだろ?"その身で体験"しているんだからよ。それにだ……(ニヤリ)見たくないとは言い切れないだろ?」
『………………(ハァ~)……時々なら、検討してやる。…………この話は此処までだ。本題に移行する』
シロと遅れてラボにやって来た冬島までもが巽の要望に関する擁護をされて、分が悪い判断した言実が曖昧な態度を取って話を打ち切ったのを見て全員が色んな笑みを浮かべていた。……きっちり否定しないと言うことは【同意出来てしまう事が少なからずある】事を示しているからだ。ただ、下手に追求すれば"機嫌が悪くなる"のも知っているので、この話は此処までとする事にしたのだった
さて、鞄を適当な所に置いた柚紀は言実の元へ。他三人はソファーに座ったり壁に寄り掛かったり等して気楽な体制で二人を見守っていた。……心なしかウキウキワクワクしながら
『(スッ)……これがお前専用のトリガーホルダーだ。予備は今のところ製作していない故に大切にしろよ?ま、落として消失の心配は……流石にないか?携帯よりは小型だ、常にポケットに入れて携帯する事を心掛けろ。……それが言葉通り"命綱"なのだからな』
『はーい。……えっと、早速起動させてみて大丈夫ですか?渡すだけならマンションでも可能だし、メッセージにも"試運転"ってあったし。それに、トリオン体を持ったらその………やってみたい事も、あってその(モジモジ)』
『……(ナデナデ)換装してみて大丈夫そうなら、好きに行動しろ。ただし、…数日前の約束は守れよ?』
『うん!!じ、じゃあ~……い、行きます!!………(ギュッ!…スーハー、スーハー)
トリガー起動 !!!』
‐ トリガー起動開始
起動者実体スキャン及び登録開始
トリオン反応個人認証開始
登録及び認証完了
特殊トリオン体生成
実体をトリオン体に換装
起動完了、行動を開始 ‐
『………うむ、きちんと設定通りのトリオン体に換装も出来たし悪用防止のシステムもきちんと作動しているみたいだな。…どうだ柚紀、違和感はないか?生身もトリオン体もさほど代り映えしない筈だが、……お前は特殊な体質故に、少しでも不都合等があれば遠慮なく言え』
『(……パチ、パチ、……グーパーグーパー)…大丈夫だよ言実さん、今のところ問題ないと思う。ただ実際に長時間使用してみないと、…何とも言えない、かな?えっと………さ、三人とも、……何で口をパカーンと開いた状態で固まっているの?(コテン)』
『えっと、……巽陽菜さんですよね?ちゃんとお会いするのは"初めまして"ですね。(ペコリ)鶴ヶ峰柚紀です、言実さんが色々お世話になってます』
「お~、君が噂の歌姫ちゃんか!?その通り!私が巽陽菜です!!いや~、話に聞いていた通り礼儀正しい子だな~!?うんうん!!(ジーー)……ねぇ、言実。この子頂戴よ~!!大切にするからさ~」
『(ゴツン)誰がお前にやるかバカ者!?柚紀はモノではないと言うのに!!それに……ヒナの事だ、"ヒモ"とは意味合いが変わるが確実に柚紀に甘えるだろうし……趣味にも付き合わせる腹積もりのは明白だ』
「だってさ~、アンタがぜんっっっっぜん!付き合ってくれないだもん!!それだけ"いい素材"持ちなのにだよ?!良いじゃん別にさ~柚紀ちゃんを"キズモノ"にする気もないし、今後サイドエフェクト関連とかでサポートに私の能力は必須でしょ??何事もギブ・アンド・テークだよ!!………シロ!!アンタだって私の気持ち解るでしょ!!?」
予想していた人物像とは些か……かなり違うの巽の姿を見て困惑している最中、(うわ~、ヒナ先輩がユズちゃんを超絶気に入っちゃったよコレ。……万が一に備えないと)と考えたシロがトリオン体に換装すれば、軽く目を見開いて驚きを示す柚紀だが、"トリオン体は黒髪赤瞳"と聞いていたので直ぐに納得するのであった。そして師匠である巽を見ながら自分の考えを口にする
「……私が不登校になったのはユズちゃんも知っているよね?フウちゃんのお陰で何とか学校に行ける事は出来たんだけど、…やっぱり辛くなる事もあってさ。そんな時にヒナ先輩が【嫌な事を頑張った子にはご褒美を】って事で、私を"趣味の世界"に勧誘したの。……元から興味がある分野だったから、ドップリ嵌まっちゃってさ。だから、安全性は保証するよ!!無理強いはしないし、痛くもない。…勿論、言いたくなければ誰にも言わなくていいよ。あ、フウちゃんは知っているから安心してね?」
「あ~、柚紀ちゃんに頼むって事は……"アレ"か?まぁ、確かに害はないな。それに意外と面白いぞ?"いつもと違う自分になれる"からな。……言実ちゃん、【場所をこのラボ内限定】で承認してやったらどうだ?実際の所、陽菜ちゃんやこのお弟子ちゃんのサポートなしじゃ実践練習出来ないのはお前さんが一番分かっているだろ?"その身で体験"しているんだからよ。それにだ……(ニヤリ)見たくないとは言い切れないだろ?」
『………………(ハァ~)……時々なら、検討してやる。…………この話は此処までだ。本題に移行する』
シロと遅れてラボにやって来た冬島までもが巽の要望に関する擁護をされて、分が悪い判断した言実が曖昧な態度を取って話を打ち切ったのを見て全員が色んな笑みを浮かべていた。……きっちり否定しないと言うことは【同意出来てしまう事が少なからずある】事を示しているからだ。ただ、下手に追求すれば"機嫌が悪くなる"のも知っているので、この話は此処までとする事にしたのだった
さて、鞄を適当な所に置いた柚紀は言実の元へ。他三人はソファーに座ったり壁に寄り掛かったり等して気楽な体制で二人を見守っていた。……心なしかウキウキワクワクしながら
『(スッ)……これがお前専用のトリガーホルダーだ。予備は今のところ製作していない故に大切にしろよ?ま、落として消失の心配は……流石にないか?携帯よりは小型だ、常にポケットに入れて携帯する事を心掛けろ。……それが言葉通り"命綱"なのだからな』
『はーい。……えっと、早速起動させてみて大丈夫ですか?渡すだけならマンションでも可能だし、メッセージにも"試運転"ってあったし。それに、トリオン体を持ったらその………やってみたい事も、あってその(モジモジ)』
『……(ナデナデ)換装してみて大丈夫そうなら、好きに行動しろ。ただし、…数日前の約束は守れよ?』
『うん!!じ、じゃあ~……い、行きます!!………(ギュッ!…スーハー、スーハー)
トリガー
‐ トリガー起動開始
起動者実体スキャン及び登録開始
トリオン反応個人認証開始
登録及び認証完了
特殊トリオン体生成
実体をトリオン体に換装
起動完了、行動を開始 ‐
『………うむ、きちんと設定通りのトリオン体に換装も出来たし悪用防止のシステムもきちんと作動しているみたいだな。…どうだ柚紀、違和感はないか?生身もトリオン体もさほど代り映えしない筈だが、……お前は特殊な体質故に、少しでも不都合等があれば遠慮なく言え』
『(……パチ、パチ、……グーパーグーパー)…大丈夫だよ言実さん、今のところ問題ないと思う。ただ実際に長時間使用してみないと、…何とも言えない、かな?えっと………さ、三人とも、……何で口をパカーンと開いた状態で固まっているの?(コテン)』