79.親交の曲〜原作20歳組編〜(144.
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こんな感じで大学生に呼び掛けた柚紀の言葉が届いたらしく、頷いたのと敵が"金色の鈴"になったのを確認してシールドを解いた後に諏訪と嵐山に携帯をチェックしてもらう。それを終えると『一先ず研究室に行きましょうか、色々代表者に話を聞く必要がありそうですから』と堤や来馬を回収して皆でその場を立ち去る。そして暫く歩き、人がほぼいない所に差し掛かった時
- ………………………フラッ、……ガシッ!!…
ズシリッ! -
「っ!!あ〜もう!?やっぱり無理したよこの子は〜!!?シールドを弾がすり抜けたのを見て嫌な予感したんだよね〜。とりあえず、(……スッ)はい!眼鏡は没収!!それと、一度座ろっか。………大丈夫?何処か痛かったりする??」
『へ、…へぃ、き。……かる、ぃ、たちくらみ、……した、だけ……』
「だけど怪奇現象……多分ポルターガイスト現象を起こす程のトリオンを昨日放出したのなら、トリオン量だってちゃんと回復しているかも怪しいし…………あの卵について問い質す必要はあるけど、それは君がする必要はないでしょ?諏訪さんや加古さんは多分知っている人だろうし、……違う??」
『…………それは、…そぅ、だけど…』
「あ〜……(ガシガシ)…色々言いたい事があるが、先ずは佐鳥。……あのトリガーはレッドバレットみてぇーな性質持ちの奴じゃねぇのかよ?俺はその点つる姐から全く聞いてねぇんだよな〜。俺には扱えねぇ代物だからって、抜かしてな!で、時枝の言い分に関しては俺も賛成だ。もし加古が言った通り【本部では認証されていない事を研究室で行われていた場合】……それにはトリオンを用いっている可能性がある。そのトリオンに毒性が含まれていたら、今の鶴ヶ峰を連れて行くのは自殺行為に等しい。どっちにしろお前は嵐山達と先に帰れ。あ〜、……足、車がねぇとキツイか?(シュウー、ゴソコソ…)堤!(ポイ!)……俺の車貸してやるからこのグロッキーな姫様を基地まで運搬しろ。で、……加古を抜かした女子三人はそれについて行け。オペレーター二人じゃ不安だが、木虎が居れば"サイアク"どうにかなるだろう。と、俺は思うが問題ねぇか嵐山」
本来シルバーブレットは【トリオンで作られた物体を鈴に変えてしまう性能のみ】であり、あの弾は【柚紀がサイドエフェクトを用いてレッドバレットの性能を"無理矢理合成した"代物】だったのだ。故に柚紀はトリオン不足で倒れると予測していた佐鳥が直ぐに支えれた訳である。それを質問した諏訪は説明させる暇を与えず"一番の懸念事項"を先ずはどうにかする為に、一度換装を解き生身の上着に入っていた車のキーを堤に投げ渡して行動を指示。それを快諾した堤は資料の入った荷物を来馬から受け取り「車を表門に回します。準備が出来たらおサノに連絡するから」と言葉を残して行動を開始。そして柚紀の状態や安全、車の定員数を考慮した人選をするが、嵐山隊は本来なら自分達とは別行動をしていたので連れて行っても平気かと嵐山に訊ね、了承が出た後に佐鳥の話をやっと聞ける状態に
一方で、かなり無茶をしたのか息が荒い柚紀の介護を女子三人でしていると、携帯の着信が鳴り響く。着信源を探すと犯人は柚紀の携帯であり、ディスプレイには電話の相手の名が表示されていた。……下手に無視出来ない相手だったので柚紀から少し離れた後に代表して木虎が出る事に。その相手は………
「(pi!)……ハイ、もしもし」
❲んあ?その声……木虎か?何でお前が電話に出るんだ?コレ"ユズの携帯"だよな?❳
「はい、間違えありませんよ"フブキ先輩"。えっと、私も広報の仕事でたまたま柚紀先輩と同じ場所に来てましてその、……ちょっとしたアクシデントのせいで、今先輩が電話に出れない状態で私が代わりに…」
❲仕事で大学に??何でまたそんな、………いや、それは後で聞けばイイな。ってかアクシデント内容がかな〜り気になるが、ユズが調子が悪い事には変わりねぇんだな?なら問題ねぇ。……今日東さん主催の勉強会やっているのは木虎も知ってるだろ?最初はユズも参加していたんだよ先生兼アシスタントとしてな。で、途中で"つる姐からの呼び出し"と称して抜け出してそこに居る。……ソコに行ってるのを知っているのはごく一部の奴だけで、笹森辺りが流石に不審に思い始めたから何時戻って来れるか聞く為に電話を……って、何だ?いきなり停電…ってオイ!!暗闇の中で慌てたら危な(…カシャーン)……ツーツーツー…❳
「えっ?先輩っ?!フブキ先輩っ?!?…………いきなり切るなんて、あの人らしくない。(それにしてもボーダー本部が停電なんてあり得るのかしら?……停電?………何処かで近い内にそうなる可能性を、誰かに………!!…マズい!?)(ダッ!)柚紀先輩、あの石をお持ちでしたら身に着けて下さい!でないと……ゲートがっ!?」
事情を大体知っているフブキが柚紀の帰りが遅いのを心配して電話をしてきたのだった。その最中、何やら後ろで騒がしくなったかと思えば断りもなく通話が終了した事に疑念を木虎は抱く。そしてその理由……ある可能性に辿り着いた瞬間、離れていた柚紀の元へ走り出す。そしてこの後の事を話し合っていた男性陣が木虎の言葉を聞いて柚紀を見たその瞬間
- ウーーー -
<ゲート発生、ゲート発生、住民の皆さんは速やかに避難して下さい>
- バチッ、バチバチバチッ -
ぐったりとベンチに腰を掛けている柚紀と、側にいる綾辻・小佐野の背後にいつの日かと同じ様にゲートが発生したのであった
- ………………………フラッ、……ガシッ!!…
ズシリッ! -
「っ!!あ〜もう!?やっぱり無理したよこの子は〜!!?シールドを弾がすり抜けたのを見て嫌な予感したんだよね〜。とりあえず、(……スッ)はい!眼鏡は没収!!それと、一度座ろっか。………大丈夫?何処か痛かったりする??」
『へ、…へぃ、き。……かる、ぃ、たちくらみ、……した、だけ……』
「だけど怪奇現象……多分ポルターガイスト現象を起こす程のトリオンを昨日放出したのなら、トリオン量だってちゃんと回復しているかも怪しいし…………あの卵について問い質す必要はあるけど、それは君がする必要はないでしょ?諏訪さんや加古さんは多分知っている人だろうし、……違う??」
『…………それは、…そぅ、だけど…』
「あ〜……(ガシガシ)…色々言いたい事があるが、先ずは佐鳥。……あのトリガーはレッドバレットみてぇーな性質持ちの奴じゃねぇのかよ?俺はその点つる姐から全く聞いてねぇんだよな〜。俺には扱えねぇ代物だからって、抜かしてな!で、時枝の言い分に関しては俺も賛成だ。もし加古が言った通り【本部では認証されていない事を研究室で行われていた場合】……それにはトリオンを用いっている可能性がある。そのトリオンに毒性が含まれていたら、今の鶴ヶ峰を連れて行くのは自殺行為に等しい。どっちにしろお前は嵐山達と先に帰れ。あ〜、……足、車がねぇとキツイか?(シュウー、ゴソコソ…)堤!(ポイ!)……俺の車貸してやるからこのグロッキーな姫様を基地まで運搬しろ。で、……加古を抜かした女子三人はそれについて行け。オペレーター二人じゃ不安だが、木虎が居れば"サイアク"どうにかなるだろう。と、俺は思うが問題ねぇか嵐山」
本来シルバーブレットは【トリオンで作られた物体を鈴に変えてしまう性能のみ】であり、あの弾は【柚紀がサイドエフェクトを用いてレッドバレットの性能を"無理矢理合成した"代物】だったのだ。故に柚紀はトリオン不足で倒れると予測していた佐鳥が直ぐに支えれた訳である。それを質問した諏訪は説明させる暇を与えず"一番の懸念事項"を先ずはどうにかする為に、一度換装を解き生身の上着に入っていた車のキーを堤に投げ渡して行動を指示。それを快諾した堤は資料の入った荷物を来馬から受け取り「車を表門に回します。準備が出来たらおサノに連絡するから」と言葉を残して行動を開始。そして柚紀の状態や安全、車の定員数を考慮した人選をするが、嵐山隊は本来なら自分達とは別行動をしていたので連れて行っても平気かと嵐山に訊ね、了承が出た後に佐鳥の話をやっと聞ける状態に
一方で、かなり無茶をしたのか息が荒い柚紀の介護を女子三人でしていると、携帯の着信が鳴り響く。着信源を探すと犯人は柚紀の携帯であり、ディスプレイには電話の相手の名が表示されていた。……下手に無視出来ない相手だったので柚紀から少し離れた後に代表して木虎が出る事に。その相手は………
「(pi!)……ハイ、もしもし」
❲んあ?その声……木虎か?何でお前が電話に出るんだ?コレ"ユズの携帯"だよな?❳
「はい、間違えありませんよ"フブキ先輩"。えっと、私も広報の仕事でたまたま柚紀先輩と同じ場所に来てましてその、……ちょっとしたアクシデントのせいで、今先輩が電話に出れない状態で私が代わりに…」
❲仕事で大学に??何でまたそんな、………いや、それは後で聞けばイイな。ってかアクシデント内容がかな〜り気になるが、ユズが調子が悪い事には変わりねぇんだな?なら問題ねぇ。……今日東さん主催の勉強会やっているのは木虎も知ってるだろ?最初はユズも参加していたんだよ先生兼アシスタントとしてな。で、途中で"つる姐からの呼び出し"と称して抜け出してそこに居る。……ソコに行ってるのを知っているのはごく一部の奴だけで、笹森辺りが流石に不審に思い始めたから何時戻って来れるか聞く為に電話を……って、何だ?いきなり停電…ってオイ!!暗闇の中で慌てたら危な(…カシャーン)……ツーツーツー…❳
「えっ?先輩っ?!フブキ先輩っ?!?…………いきなり切るなんて、あの人らしくない。(それにしてもボーダー本部が停電なんてあり得るのかしら?……停電?………何処かで近い内にそうなる可能性を、誰かに………!!…マズい!?)(ダッ!)柚紀先輩、あの石をお持ちでしたら身に着けて下さい!でないと……ゲートがっ!?」
事情を大体知っているフブキが柚紀の帰りが遅いのを心配して電話をしてきたのだった。その最中、何やら後ろで騒がしくなったかと思えば断りもなく通話が終了した事に疑念を木虎は抱く。そしてその理由……ある可能性に辿り着いた瞬間、離れていた柚紀の元へ走り出す。そしてこの後の事を話し合っていた男性陣が木虎の言葉を聞いて柚紀を見たその瞬間
- ウーーー -
<ゲート発生、ゲート発生、住民の皆さんは速やかに避難して下さい>
- バチッ、バチバチバチッ -
ぐったりとベンチに腰を掛けている柚紀と、側にいる綾辻・小佐野の背後にいつの日かと同じ様にゲートが発生したのであった