76.推理の曲〜遺された軌跡を辿る〜(141.
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〜小南とゆりとのガールズトーク会〜
「さて、ご飯も食べてお風呂も入ったし、明日は土曜日で学校もない!!パジャマにも着替えてお布団も敷いたし……タップリお話しようね柚紀ちゃん!」
「もう、桐絵ちゃんったら。……盛り上がるのは良いけど無理して夜更ししたら駄目だからね?柚紀ちゃんも眠たくなったら遠慮なく言うのよ?」
『はい、お気遣い有難う御座いますゆりさん。(ナデナデ)……所でお二人は室内に複数の動物が居ても大丈夫、ですか?あ、皆イイコで大人しい子ばっかりで……既に寝ちゃってる子も居ますが、普通に話ししてて平気です。その、…………独り寝がまだ出来なくて、酷い時は言実さんと寝てて、えっと、とりあえず今はこの子達が室内に居れば平気になりました。だから……』
「あたしは平気よ?犬は准も飼ってるから側に居ても問題ないし、動物なら雷神丸がウチには居るからね!にしても……(ジー…)その兎、この家に柚紀ちゃんが帰って来てからずっっっっっと離れないわね〜。迅が"この子は柚紀ちゃんの写し身"とか変な事言ってたけど、………あながち間違えじゃないかも!」
「そうね、静樹さんも柚紀ちゃんを動物に例えたら兎だって答えてたもんね。にしても、やっぱり警戒心は強いし巨大なモノは怖いみたいで、あの雷神丸にすら怯えていたからちょっと申し訳なかったわね。そのせいで陽太郎が一緒に寝るのを諦めちゃったのは、ちょっと可哀そうだったかも」
『……その埋め合わせは後日します。陽太郎くんを邪険に扱うつもりはないのですが……(ナデナデ)やっぱり、この子の気持ちを優先させてあげたいのと、…………彼も小さくても男の子だから、……居ると話し辛い事も、お二人に訊ねたいので、……ハイ』
「ん??つまりはガールズトーク!??で、ガールズトークと言えば…………やっぱり"恋バナ"?!?えっ?もしかして柚紀ちゃん、好きな子居るの???」
『っ!?(ポン!)ぁ、あの、そのッ!(……ポスっ)(←膝に乗せていた兎を近くの寝床に降ろした音)……ぃ、居ないと言ったら、嘘になります。ただ、………少し面倒な状況でその、……ご相談と言いますか、お二人の経験とか考えを聞けたらと、ぉ、思ってたり、します。……ハイ(モジモジ)』
「私は今好きな人居ないから参考になるかわからないけど、それでも大丈夫?」
『あ、ハイ。大丈夫、です(…コソッ)あ、あの………もしかしてゆりさん、……木崎さんの気持ちに全く気づいていない感じ、ですか?』
「(ヒソッ)まぁ、レイジさんは最初からあんな感じだったからアレが平常運転だと思われているのかもね。(……コホン)で、柚紀ちゃんは一体誰が好きなの?何となくだけど、ボーダー隊員の誰か、でしょ??」
『ぇ、えっと、その………(…ギュッ!)(←枕を抱き締める音)………さ、佐鳥賢くんと、と、時枝充くん、………です』
「あら?二人も居るの?それにその子達って確か、嵐山隊の……………好きになったきっかけは?」
『………きっかけは、正直分かりません。ただ、意識し始めたのはその、……私の言葉を聞いて二人が顔を赤くしたんです。それから"連鎖的に"私も時折恥ずかしい気持ちが込み上げる様になったんです。ぐ、具体的に言いますと漫画の様な"胸キュン"的な展開やシーンに何度か遭遇したりとか、密着したりとか、微笑みかけられたり、守ってくれたり…約束してくれたりするとこう、胸がときめいて顔が熱くなるんです。その、頼りになる人は最初に会った迅さんや同じ位親しくさせてもらっている嵐山さんとか、沢山居たんですが………"対人トラブルが原因で年上を恋愛対象に見れなくて"、頼りになるお兄ちゃんポジションで止まっちゃうんです』
「……………………まぁ、異性の好みは人それぞれだし、悪い事じゃないとは思うわよ?【この中から将来結婚する相手を選びなさい】的な状況じゃないから、柚紀ちゃんは素直で居れば………あ、(ポン)だから悩んでいるのか!?だってあの二人ってほぼ正反対な性格でしょ?えっ??……柚紀ちゃんはさ、好きな人のタイプとか、決まってないの?」
『………(コクリ)…あまり普通の恋愛が出来る状況じゃなかったので。……お父さんが居なくなってからは"生きるので精一杯"だったし、幼い頃に親戚の人が【鬼才なお父さんとの繋がりを強める為に、自らの子と私をくっつけようとして、大騒ぎになったんです】………(ギュッ!)それが一人じゃなくて複数、手段もあの手この手で、中にはかなり強引な手段を用いられて……怖い目にあって、そ、それ、でっ!?(…ガタガタガタ)』
「!!(…スッ、ポンポン)大丈夫、大丈夫だよ。此処には柚紀ちゃんが嫌な事を平気でする人は居ない。だから、……落ち着いて、ね?」
『(コク、ン……スーハー、スーハー…)』
- ヴーヴー、ヴーヴー、………ヴーヴー、ヴーヴー -
「ん?……柚紀ちゃん、携帯に新着来てるけど見て平気?(……コクリ)えっと何々?差出人は……あら、噂をすれば影ね。グループじゃなくて個人からの個別メッセージで【この時間になっても連絡ないけど、体調かなり悪いの?】や【こっちはいつも通りのだったけど、今日はナニをしていたの?】って感じのが届いてるけど……」
「返事、返せそう?『(……フルフル)』…(ポンポン)分かる人には文面や返信までの時間で"何時もと違う"って分かってしまう。でも、何も返さないのは二人に失礼だし、柚紀ちゃんってお利口さんだからそれを良しとしなさそうだけど、いきなり私達が代打をしても逆に怪しまれるし……………あっ!ねぇ、桐絵ちゃん。【言実さんになりすまして"疲れて寝ているから、詳細は明日説明する"】的な返信出来ないかな?」
「つる姐になりすまして?ん〜ちょっと待って、文章考えてみるから。(- 数分後 -)……こんな感じかな?ゆりさん、どう??」
「それなら大丈夫そうね。(ナデナデ)早いけど今日はもう寝ましょうか、"今日が最後"って訳じゃないから、また今度調子の良い時に沢山話しましょう、ね?」
「それもそうね!さっき携帯の連絡先も交換したし、受験生なら年が明ければあんまり学校に行かなくて済む様になるから、幾らでも時間作れるわ!!……よし!今日は柚紀ちゃん真ん中にして寝るわよ〜!はい、横になる横になる!」
『(コロン、……ウトウト、ウトウト…)ぅにゃっ、……す、すみませんが、…眠いので、寝ちゃいま、………すぅ、……すぅ…』
「「………(クスッ)…お休み柚紀ちゃん、良い夢見てね?」」
→
「さて、ご飯も食べてお風呂も入ったし、明日は土曜日で学校もない!!パジャマにも着替えてお布団も敷いたし……タップリお話しようね柚紀ちゃん!」
「もう、桐絵ちゃんったら。……盛り上がるのは良いけど無理して夜更ししたら駄目だからね?柚紀ちゃんも眠たくなったら遠慮なく言うのよ?」
『はい、お気遣い有難う御座いますゆりさん。(ナデナデ)……所でお二人は室内に複数の動物が居ても大丈夫、ですか?あ、皆イイコで大人しい子ばっかりで……既に寝ちゃってる子も居ますが、普通に話ししてて平気です。その、…………独り寝がまだ出来なくて、酷い時は言実さんと寝てて、えっと、とりあえず今はこの子達が室内に居れば平気になりました。だから……』
「あたしは平気よ?犬は准も飼ってるから側に居ても問題ないし、動物なら雷神丸がウチには居るからね!にしても……(ジー…)その兎、この家に柚紀ちゃんが帰って来てからずっっっっっと離れないわね〜。迅が"この子は柚紀ちゃんの写し身"とか変な事言ってたけど、………あながち間違えじゃないかも!」
「そうね、静樹さんも柚紀ちゃんを動物に例えたら兎だって答えてたもんね。にしても、やっぱり警戒心は強いし巨大なモノは怖いみたいで、あの雷神丸にすら怯えていたからちょっと申し訳なかったわね。そのせいで陽太郎が一緒に寝るのを諦めちゃったのは、ちょっと可哀そうだったかも」
『……その埋め合わせは後日します。陽太郎くんを邪険に扱うつもりはないのですが……(ナデナデ)やっぱり、この子の気持ちを優先させてあげたいのと、…………彼も小さくても男の子だから、……居ると話し辛い事も、お二人に訊ねたいので、……ハイ』
「ん??つまりはガールズトーク!??で、ガールズトークと言えば…………やっぱり"恋バナ"?!?えっ?もしかして柚紀ちゃん、好きな子居るの???」
『っ!?(ポン!)ぁ、あの、そのッ!(……ポスっ)(←膝に乗せていた兎を近くの寝床に降ろした音)……ぃ、居ないと言ったら、嘘になります。ただ、………少し面倒な状況でその、……ご相談と言いますか、お二人の経験とか考えを聞けたらと、ぉ、思ってたり、します。……ハイ(モジモジ)』
「私は今好きな人居ないから参考になるかわからないけど、それでも大丈夫?」
『あ、ハイ。大丈夫、です(…コソッ)あ、あの………もしかしてゆりさん、……木崎さんの気持ちに全く気づいていない感じ、ですか?』
「(ヒソッ)まぁ、レイジさんは最初からあんな感じだったからアレが平常運転だと思われているのかもね。(……コホン)で、柚紀ちゃんは一体誰が好きなの?何となくだけど、ボーダー隊員の誰か、でしょ??」
『ぇ、えっと、その………(…ギュッ!)(←枕を抱き締める音)………さ、佐鳥賢くんと、と、時枝充くん、………です』
「あら?二人も居るの?それにその子達って確か、嵐山隊の……………好きになったきっかけは?」
『………きっかけは、正直分かりません。ただ、意識し始めたのはその、……私の言葉を聞いて二人が顔を赤くしたんです。それから"連鎖的に"私も時折恥ずかしい気持ちが込み上げる様になったんです。ぐ、具体的に言いますと漫画の様な"胸キュン"的な展開やシーンに何度か遭遇したりとか、密着したりとか、微笑みかけられたり、守ってくれたり…約束してくれたりするとこう、胸がときめいて顔が熱くなるんです。その、頼りになる人は最初に会った迅さんや同じ位親しくさせてもらっている嵐山さんとか、沢山居たんですが………"対人トラブルが原因で年上を恋愛対象に見れなくて"、頼りになるお兄ちゃんポジションで止まっちゃうんです』
「……………………まぁ、異性の好みは人それぞれだし、悪い事じゃないとは思うわよ?【この中から将来結婚する相手を選びなさい】的な状況じゃないから、柚紀ちゃんは素直で居れば………あ、(ポン)だから悩んでいるのか!?だってあの二人ってほぼ正反対な性格でしょ?えっ??……柚紀ちゃんはさ、好きな人のタイプとか、決まってないの?」
『………(コクリ)…あまり普通の恋愛が出来る状況じゃなかったので。……お父さんが居なくなってからは"生きるので精一杯"だったし、幼い頃に親戚の人が【鬼才なお父さんとの繋がりを強める為に、自らの子と私をくっつけようとして、大騒ぎになったんです】………(ギュッ!)それが一人じゃなくて複数、手段もあの手この手で、中にはかなり強引な手段を用いられて……怖い目にあって、そ、それ、でっ!?(…ガタガタガタ)』
「!!(…スッ、ポンポン)大丈夫、大丈夫だよ。此処には柚紀ちゃんが嫌な事を平気でする人は居ない。だから、……落ち着いて、ね?」
『(コク、ン……スーハー、スーハー…)』
- ヴーヴー、ヴーヴー、………ヴーヴー、ヴーヴー -
「ん?……柚紀ちゃん、携帯に新着来てるけど見て平気?(……コクリ)えっと何々?差出人は……あら、噂をすれば影ね。グループじゃなくて個人からの個別メッセージで【この時間になっても連絡ないけど、体調かなり悪いの?】や【こっちはいつも通りのだったけど、今日はナニをしていたの?】って感じのが届いてるけど……」
「返事、返せそう?『(……フルフル)』…(ポンポン)分かる人には文面や返信までの時間で"何時もと違う"って分かってしまう。でも、何も返さないのは二人に失礼だし、柚紀ちゃんってお利口さんだからそれを良しとしなさそうだけど、いきなり私達が代打をしても逆に怪しまれるし……………あっ!ねぇ、桐絵ちゃん。【言実さんになりすまして"疲れて寝ているから、詳細は明日説明する"】的な返信出来ないかな?」
「つる姐になりすまして?ん〜ちょっと待って、文章考えてみるから。(- 数分後 -)……こんな感じかな?ゆりさん、どう??」
「それなら大丈夫そうね。(ナデナデ)早いけど今日はもう寝ましょうか、"今日が最後"って訳じゃないから、また今度調子の良い時に沢山話しましょう、ね?」
「それもそうね!さっき携帯の連絡先も交換したし、受験生なら年が明ければあんまり学校に行かなくて済む様になるから、幾らでも時間作れるわ!!……よし!今日は柚紀ちゃん真ん中にして寝るわよ〜!はい、横になる横になる!」
『(コロン、……ウトウト、ウトウト…)ぅにゃっ、……す、すみませんが、…眠いので、寝ちゃいま、………すぅ、……すぅ…』
「「………(クスッ)…お休み柚紀ちゃん、良い夢見てね?」」
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