75.巡り合わせの曲〜お子様登場〜(140.
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〜 三人がリビングを去った後 〜
「………なぁゆりちゃん、………ゆきちゃんもおとうさん、なくしているのか?おれにはいっしょにいたきおくがない、それにみんながいてくれて、ひとりじゃなかったから、さみしいとかおもったことがない。だから、わからない。あんなにさみしく、かなしくなるきもちが、りゆうが」
「(……ナデナデ)私は柚紀ちゃんじゃないから、今までどんな経験をしたかは分からない。でも、……凄く辛かったのは分かるよ。本音を口にするだけであんな風に倒れちゃうのだから。…………色んな理由や原因があるとは思うけど、少なくとも"周囲がそれを許さなかった"んだと思うから」
「………つまり、ゆきちゃんはずっとガマンをしなくちゃならないせーかつをしていたわけだな?…………おれはそんなのイヤだ!!そりゃあ、じゆうきままなせーかつがイチバンだが、ルールややくそくはまもるひつようがある!それをちゃんしているのに、ワガママいえないとか、そんなの……おれはぜったいにイヤだ!」
「(……ナデ)……一先ず鶴ヶ峰の事はボス達に任せるとして陽太郎、お前は戻って来たアイツと一緒に楽しく遊んでやれ。子どもは明るく無邪気であるべきだ、多分それを知らずに育ったせいで"やり方を知らないだけだ"。……あそこまで取り乱して気を失ってしまった以上、支部から出すのは危険だ」
「……ボスが【今日は柚紀ちゃんをウチに泊めるから準備と保護者に連絡を頼む】って言ってたわよね?時間を気にせずお話が出来るからあたしは嬉しいけど、どうしてこうなったの??ナニを危惧しているの?………迅も同意してたから"そうしなきゃいけない"のは理解出来るけど…」
「………………小南には話していなかったな。何故鶴ヶ峰が歌姫と言う渾名を持っているのかと、その経緯を。…………歌姫とは【鶴ヶ峰が持つサイドエフェクトを指す通称】でもある。お前も歌姫と鶴ヶ峰が同一人物なのは知っているだろ?」
「!!待ってよレイジさんっ!!?……柚紀ちゃんと歌姫が、本当に同一人物なのっ?!だってとりまるに改めて聞いたら"それは嘘"って言ったのよ!……アイツー、今度会ったらとっちめてやるんだから!!って、それは良いとしてよ。…髪の長さは兎も角、髪色が違うじゃない!!髪を短くしたのは、まぁあたしみたいな理由があるとして………つる姐が理由も無く変な設定する訳ないじゃない!!それにもし身バレを防ぐなら、ありきたりな黒髪でしょ?!何であんな目立つ色なんかにするのっ!!?」
「"だからこそ"あの髪色なんだよ小南嬢。……言実嬢は知らないが少なくとも【静樹氏は本気を出したら髪色が鮮やかなモノに変化する体質の持ち主だった】、そしてその法則が御令嬢である彼女にも当て嵌まるなら、あのトリオン体時の髪色には納得出来る。………一部の漫画やアニメにも"本気を出す際に髪色が変わるキャラクターが居る"だろ?そして"サイドエフェクトは生身でも使える。"……この意味が分かるかい?」
「生身でも使えるの位知っているわよ!だから何だって…………………まさか、能力を使えば髪色が変わるとでも言いたい訳?!」
「そのまさかだ。が、必ずしも変わる訳じゃない。一定以上の高度な性能を発揮する際や感情の起伏が激しかったりすると変化すると風間から聞いた。理由は定かじゃないが鶴ヶ峰が自身が能力持ちと知ったのはこの街に来てからだ。それからこの数ヶ月である程度の使用性能や制御をマスターしたが、強力であり汎用性が高すぎるせいで完璧に能力を使いこなしていない。………コレがお前に会わせなかった理由の一つだ。制御の練度を疎かにすれば命の危険がある以上、コレが最優先事項であり、鶴ヶ峰と会えば必然的に話題は静樹さんについてになる。此処まで言えば分かるな?」
「…………………………色々、追求したい事あるけど、とりあえずあたしが仲間外れにしていた理由や"とりまるが不安定な柚紀ちゃんのサポートを迅経由で頼まれて接触した理由"は、理解出来たわ。静樹さんについて色々話したいけど、今回は止めて素直にボスの言う通り【ガールズトークをして親交を深めるわ】ただ、……クローニンあんた、【本気の静樹さんを何時見たのよ?】少なくともあたしは髪色が変わったあの人を見た事なんて一回も無いわよ?」
「……………それは今話す訳にはいかない。…林藤殿が柚紀嬢に"静樹殿消失の真相"を先に語る前に、仲間ではあるが他人である小南嬢に話せない。……分かってくれ」
「もうっ!!またそうやって、先延ばしにするんだから!!?…後でで良いからちゃんと説明してよね!………所でウチに柚紀ちゃんを泊める件、…………どっちがつる姐に連絡するの?」
「「それはレイジ だろ?…………(ジー)」」
「(クスッ)あらあら、二人ともよっぽと言実さんが怖いのね。あの人、子ども達が危ない目に遭うのを良しとしないし、特に姪である柚紀ちゃんに対しては一切の妥協を許さないって寺島くんから聞いたわ。それなら私が連絡しましょうか?陽太郎も言実さん……"つるママ"と久し振りに話したいでしょ?」
「ん?………(パアァ〜)ママとはなせるのか?!いつもたぼうでなかなかあえないし、さいきんじゃほんぶにいっても、はなしすらできないからな!ゆりちゃんはやくはやく!!ママのこえがききたいゾ!!」
「ハイハイ。……桐絵ちゃんは【柚紀ちゃんに貸す服を選んでおいて】。で、二人は【彼女が喜びそうな晩ご飯の準備をお願いします】………あ、携帯部屋に置いてきちゃったからアッチで掛けよっか!」
「おう!……いくゾ、らいじん丸〜」
- ………ムクリ、…ノシノシ、ノシノシ… -
「………なぁゆりちゃん、………ゆきちゃんもおとうさん、なくしているのか?おれにはいっしょにいたきおくがない、それにみんながいてくれて、ひとりじゃなかったから、さみしいとかおもったことがない。だから、わからない。あんなにさみしく、かなしくなるきもちが、りゆうが」
「(……ナデナデ)私は柚紀ちゃんじゃないから、今までどんな経験をしたかは分からない。でも、……凄く辛かったのは分かるよ。本音を口にするだけであんな風に倒れちゃうのだから。…………色んな理由や原因があるとは思うけど、少なくとも"周囲がそれを許さなかった"んだと思うから」
「………つまり、ゆきちゃんはずっとガマンをしなくちゃならないせーかつをしていたわけだな?…………おれはそんなのイヤだ!!そりゃあ、じゆうきままなせーかつがイチバンだが、ルールややくそくはまもるひつようがある!それをちゃんしているのに、ワガママいえないとか、そんなの……おれはぜったいにイヤだ!」
「(……ナデ)……一先ず鶴ヶ峰の事はボス達に任せるとして陽太郎、お前は戻って来たアイツと一緒に楽しく遊んでやれ。子どもは明るく無邪気であるべきだ、多分それを知らずに育ったせいで"やり方を知らないだけだ"。……あそこまで取り乱して気を失ってしまった以上、支部から出すのは危険だ」
「……ボスが【今日は柚紀ちゃんをウチに泊めるから準備と保護者に連絡を頼む】って言ってたわよね?時間を気にせずお話が出来るからあたしは嬉しいけど、どうしてこうなったの??ナニを危惧しているの?………迅も同意してたから"そうしなきゃいけない"のは理解出来るけど…」
「………………小南には話していなかったな。何故鶴ヶ峰が歌姫と言う渾名を持っているのかと、その経緯を。…………歌姫とは【鶴ヶ峰が持つサイドエフェクトを指す通称】でもある。お前も歌姫と鶴ヶ峰が同一人物なのは知っているだろ?」
「!!待ってよレイジさんっ!!?……柚紀ちゃんと歌姫が、本当に同一人物なのっ?!だってとりまるに改めて聞いたら"それは嘘"って言ったのよ!……アイツー、今度会ったらとっちめてやるんだから!!って、それは良いとしてよ。…髪の長さは兎も角、髪色が違うじゃない!!髪を短くしたのは、まぁあたしみたいな理由があるとして………つる姐が理由も無く変な設定する訳ないじゃない!!それにもし身バレを防ぐなら、ありきたりな黒髪でしょ?!何であんな目立つ色なんかにするのっ!!?」
「"だからこそ"あの髪色なんだよ小南嬢。……言実嬢は知らないが少なくとも【静樹氏は本気を出したら髪色が鮮やかなモノに変化する体質の持ち主だった】、そしてその法則が御令嬢である彼女にも当て嵌まるなら、あのトリオン体時の髪色には納得出来る。………一部の漫画やアニメにも"本気を出す際に髪色が変わるキャラクターが居る"だろ?そして"サイドエフェクトは生身でも使える。"……この意味が分かるかい?」
「生身でも使えるの位知っているわよ!だから何だって…………………まさか、能力を使えば髪色が変わるとでも言いたい訳?!」
「そのまさかだ。が、必ずしも変わる訳じゃない。一定以上の高度な性能を発揮する際や感情の起伏が激しかったりすると変化すると風間から聞いた。理由は定かじゃないが鶴ヶ峰が自身が能力持ちと知ったのはこの街に来てからだ。それからこの数ヶ月である程度の使用性能や制御をマスターしたが、強力であり汎用性が高すぎるせいで完璧に能力を使いこなしていない。………コレがお前に会わせなかった理由の一つだ。制御の練度を疎かにすれば命の危険がある以上、コレが最優先事項であり、鶴ヶ峰と会えば必然的に話題は静樹さんについてになる。此処まで言えば分かるな?」
「…………………………色々、追求したい事あるけど、とりあえずあたしが仲間外れにしていた理由や"とりまるが不安定な柚紀ちゃんのサポートを迅経由で頼まれて接触した理由"は、理解出来たわ。静樹さんについて色々話したいけど、今回は止めて素直にボスの言う通り【ガールズトークをして親交を深めるわ】ただ、……クローニンあんた、【本気の静樹さんを何時見たのよ?】少なくともあたしは髪色が変わったあの人を見た事なんて一回も無いわよ?」
「……………それは今話す訳にはいかない。…林藤殿が柚紀嬢に"静樹殿消失の真相"を先に語る前に、仲間ではあるが他人である小南嬢に話せない。……分かってくれ」
「もうっ!!またそうやって、先延ばしにするんだから!!?…後でで良いからちゃんと説明してよね!………所でウチに柚紀ちゃんを泊める件、…………どっちがつる姐に連絡するの?」
「「それは
「(クスッ)あらあら、二人ともよっぽと言実さんが怖いのね。あの人、子ども達が危ない目に遭うのを良しとしないし、特に姪である柚紀ちゃんに対しては一切の妥協を許さないって寺島くんから聞いたわ。それなら私が連絡しましょうか?陽太郎も言実さん……"つるママ"と久し振りに話したいでしょ?」
「ん?………(パアァ〜)ママとはなせるのか?!いつもたぼうでなかなかあえないし、さいきんじゃほんぶにいっても、はなしすらできないからな!ゆりちゃんはやくはやく!!ママのこえがききたいゾ!!」
「ハイハイ。……桐絵ちゃんは【柚紀ちゃんに貸す服を選んでおいて】。で、二人は【彼女が喜びそうな晩ご飯の準備をお願いします】………あ、携帯部屋に置いてきちゃったからアッチで掛けよっか!」
「おう!……いくゾ、らいじん丸〜」
- ………ムクリ、…ノシノシ、ノシノシ… -