8.新調の曲(73.
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「柚紀ちゃん、誰からの連絡?まぁ順当に考えればおつるちゃんか??……違う???」
「あ~、普通に考えたら……そうだよな。諏訪さんとかも有り得そうだけど、"学校に居るとき"は干渉しない風にしている感じだし………でも何でだ?」
「多分だけど"万が一対策"じゃないかな?……携帯を誰かに見られないとも限らないし、クラスメートに"誰から"と聞かれた際に"ボーダーの人"とは答えづらい。ましてや"年上の男性"だと尚更……鶴ヶ峰さんの事情を考慮したら、変な火種は作らないに越した事はない」
「……迅さんが連絡をする際に鶴ヶ峰直接でなく、俺を経由するのも似たような理由だ。"知られても平気な情報"なら俺を通じて、"秘密裏な事なら直接"…………そう言う人だ。…で、言実さんは何て?」
そんな四者四様な反応をされて「お前等はユズの何なんだ??」とフブキが突っ込めば「最強無敵な叔母さまの宝物を守る……騎士?」と若干ふざけた返答をするシロ。そして柚紀本人は(大分分かられる様になったな~)と関心やら恥ずかしさを覚えて、…少し照れた顔をした後に内容を話し始める
『お察しの通り差出人は言実さんだよ。内容は【やっと冬島さんの調節が終わって、小夜ちゃんのデザインもプログラミング完了した。放課後試運転させるからラボに来い】……だって。…ちょっと怖くはあるけど、楽しみだな~』
「ん?冬島さん、冬島さん…………………あっ!!(ポン)やっと出来上がったんだね!!柚紀ちゃん専用のアレが!!?」
「アレ?アレってトリ……「笹森、ココ、学校」あ"っ!?そうだった、そうだった!!………っつてか小夜って…誰だっけ?」
「小夜ちゃん……より、し、志岐ちゃんなら分かると思うけど那須隊のオペレーターさんだよ。言実さん経由で依頼していたんだっけ?わ、私もまだ見たことないから楽しみだな~。……あ、ヒナ先輩も多分ラボに居ると思うから私も一緒に行くね」
ほぼほぼお弁当も空になり、雑談タイムに突入したせいで少し気が緩んだ笹森が思わず"ボーダー関連・専門用語"を口走ろうとしたので、時枝が待ったを掛けてそれを阻止。……一応知られても困らない様な内容を口にしていると柚紀とシロの放課後の予定が決まり、それを聞いたフブキが複雑な表情をする
「………ついて行きたいのは山々だが、俺はこれでも買い物やら道場に顔出しやら忙しいんだよな~。だが、二人だけってのも……不安しかねぇな。……………お前等、今日の予定は?」
「あ~、………俺放課後は無理だ。……諏訪さんが賭け事に負けたらしくて今日の遅い時間から任務になっている。…別にそれまでの間ボーダーに居るのも出来るけど、………(コリコリ)母さんに買い物の手伝いを頼まれた。…そっちは?」
「……おれも難しいかな?明日は野々村も参加する新人入隊式で嵐山さんと打ち合わせとかあるし、新人が入れば暫く休めなくなるから今のうちに鋭気を養って置かないと、……(チラッ)倒れたりしたら迷惑掛かるからね。…京介は?バイト??」
「あぁ、金曜日は何かと忙しいし次の日が休みなだけあって遅くまで働ける書き入れ時だ。………安心しろ、バレる様なヘマはしない」
と、これまた三者三様の回答が帰ってくる。……烏丸の回答に些か疑問を抱く柚紀だったが、無理なのは確定なので追求はしない様だ。そんな中、一人返答をしていない佐鳥はナニやら誰かに連絡を入れており、それを済ませて顔を上げると全員の視線が集まっているのに流石に驚きを示す
「わわっ!??皆の視線が集まるなんて佐鳥は人気者……「お前だけ俺の質問に答えてないからだ。で、……佐鳥は今日どうするんだ?」あ、そう言う事か。……オレはボーダーに行くから一緒に行こうか!?(スッ)新人が入る影響で週一の合同訓練を今日する事になっていて、東さんから確認の連絡が来てたんだ。…佐鳥も新人指導を担当するけど、嵐山さんやとっきー程大変じゃないし、何より東さんを中心にやるから休まなくても平気平気!!?」
「………の、割りには授業中によく居眠りしている馬鹿が此処に居るけどな。…成績下がっても俺は知らないからな?」
「ちょっ?!!風音ちゃん、ソレ言わないでよっ!!?だ、大丈夫だよっ!?無理してない無理してない。だから……そんな心配そうな顔しないで~佐鳥も悲しくなるから~(アセアセ)」
話し合いに不参加な理由を話しながら二人に同行すると断言する佐鳥。……"コイツなら"と、一先ず安心するフブキや他のメンバーだったが…ボーダーでの活動はトリオン体が主流とは言え、疲労が溜まらない訳ではない。学校との両立もかなり一苦労で、嵐山隊は他と比べてかなり多忙だ。その証拠に見た目的には疲労感を窺わせない時枝や言実ですら、自己的に休息を取ろうとしている。……多少体力差はある位で佐鳥も疲れているのでは?と、柚紀は考えた
そして、フブキからのカミングアウト内容を聞いて"やっぱり"と思ってしまい表情が暗くなった柚紀を見て、また視線が犯人である佐鳥に集まり今度のは"痛い視線"であったが、それより柚紀を落ち込ませた方が佐鳥には問題らしく、視線を無視して少女を立ち直らせる事に専念したのであった
「あ~、普通に考えたら……そうだよな。諏訪さんとかも有り得そうだけど、"学校に居るとき"は干渉しない風にしている感じだし………でも何でだ?」
「多分だけど"万が一対策"じゃないかな?……携帯を誰かに見られないとも限らないし、クラスメートに"誰から"と聞かれた際に"ボーダーの人"とは答えづらい。ましてや"年上の男性"だと尚更……鶴ヶ峰さんの事情を考慮したら、変な火種は作らないに越した事はない」
「……迅さんが連絡をする際に鶴ヶ峰直接でなく、俺を経由するのも似たような理由だ。"知られても平気な情報"なら俺を通じて、"秘密裏な事なら直接"…………そう言う人だ。…で、言実さんは何て?」
そんな四者四様な反応をされて「お前等はユズの何なんだ??」とフブキが突っ込めば「最強無敵な叔母さまの宝物を守る……騎士?」と若干ふざけた返答をするシロ。そして柚紀本人は(大分分かられる様になったな~)と関心やら恥ずかしさを覚えて、…少し照れた顔をした後に内容を話し始める
『お察しの通り差出人は言実さんだよ。内容は【やっと冬島さんの調節が終わって、小夜ちゃんのデザインもプログラミング完了した。放課後試運転させるからラボに来い】……だって。…ちょっと怖くはあるけど、楽しみだな~』
「ん?冬島さん、冬島さん…………………あっ!!(ポン)やっと出来上がったんだね!!柚紀ちゃん専用のアレが!!?」
「アレ?アレってトリ……「笹森、ココ、学校」あ"っ!?そうだった、そうだった!!………っつてか小夜って…誰だっけ?」
「小夜ちゃん……より、し、志岐ちゃんなら分かると思うけど那須隊のオペレーターさんだよ。言実さん経由で依頼していたんだっけ?わ、私もまだ見たことないから楽しみだな~。……あ、ヒナ先輩も多分ラボに居ると思うから私も一緒に行くね」
ほぼほぼお弁当も空になり、雑談タイムに突入したせいで少し気が緩んだ笹森が思わず"ボーダー関連・専門用語"を口走ろうとしたので、時枝が待ったを掛けてそれを阻止。……一応知られても困らない様な内容を口にしていると柚紀とシロの放課後の予定が決まり、それを聞いたフブキが複雑な表情をする
「………ついて行きたいのは山々だが、俺はこれでも買い物やら道場に顔出しやら忙しいんだよな~。だが、二人だけってのも……不安しかねぇな。……………お前等、今日の予定は?」
「あ~、………俺放課後は無理だ。……諏訪さんが賭け事に負けたらしくて今日の遅い時間から任務になっている。…別にそれまでの間ボーダーに居るのも出来るけど、………(コリコリ)母さんに買い物の手伝いを頼まれた。…そっちは?」
「……おれも難しいかな?明日は野々村も参加する新人入隊式で嵐山さんと打ち合わせとかあるし、新人が入れば暫く休めなくなるから今のうちに鋭気を養って置かないと、……(チラッ)倒れたりしたら迷惑掛かるからね。…京介は?バイト??」
「あぁ、金曜日は何かと忙しいし次の日が休みなだけあって遅くまで働ける書き入れ時だ。………安心しろ、バレる様なヘマはしない」
と、これまた三者三様の回答が帰ってくる。……烏丸の回答に些か疑問を抱く柚紀だったが、無理なのは確定なので追求はしない様だ。そんな中、一人返答をしていない佐鳥はナニやら誰かに連絡を入れており、それを済ませて顔を上げると全員の視線が集まっているのに流石に驚きを示す
「わわっ!??皆の視線が集まるなんて佐鳥は人気者……「お前だけ俺の質問に答えてないからだ。で、……佐鳥は今日どうするんだ?」あ、そう言う事か。……オレはボーダーに行くから一緒に行こうか!?(スッ)新人が入る影響で週一の合同訓練を今日する事になっていて、東さんから確認の連絡が来てたんだ。…佐鳥も新人指導を担当するけど、嵐山さんやとっきー程大変じゃないし、何より東さんを中心にやるから休まなくても平気平気!!?」
「………の、割りには授業中によく居眠りしている馬鹿が此処に居るけどな。…成績下がっても俺は知らないからな?」
「ちょっ?!!風音ちゃん、ソレ言わないでよっ!!?だ、大丈夫だよっ!?無理してない無理してない。だから……そんな心配そうな顔しないで~佐鳥も悲しくなるから~(アセアセ)」
話し合いに不参加な理由を話しながら二人に同行すると断言する佐鳥。……"コイツなら"と、一先ず安心するフブキや他のメンバーだったが…ボーダーでの活動はトリオン体が主流とは言え、疲労が溜まらない訳ではない。学校との両立もかなり一苦労で、嵐山隊は他と比べてかなり多忙だ。その証拠に見た目的には疲労感を窺わせない時枝や言実ですら、自己的に休息を取ろうとしている。……多少体力差はある位で佐鳥も疲れているのでは?と、柚紀は考えた
そして、フブキからのカミングアウト内容を聞いて"やっぱり"と思ってしまい表情が暗くなった柚紀を見て、また視線が犯人である佐鳥に集まり今度のは"痛い視線"であったが、それより柚紀を落ち込ませた方が佐鳥には問題らしく、視線を無視して少女を立ち直らせる事に専念したのであった