72.親交の曲〜赤き小さな星編〜(137.
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それから木虎もだが柚紀も服には色々気遣っているらしく、綾辻の意見には前向きに検討をし始める。どうせだから…とタブレットで服を二人してウィンドショッピングのインターネットバージョンと洒落込んで………気づいていなかった。あの鎖が取れたオトがしていた事に。一つのタブレットを三人で共有するのは難しいと判断した綾辻が、オペレーター用のデスクから予備のタブレットを取りに一声掛けてから離れる。そしてタブレットを手に戻ろうとするが
「………二人とも起きてるよね?でもコッチに来るのはちょっとだけ我慢してくれないかな?二人がとても楽しそうに話をしているから、ね?」
「(……テクテク)あ、やっぱり綾辻先輩にはバレてたか〜。さっきコッソリ覗き見した時、バッチリ目が合ったし」
「(スタスタ…ハァ〜)だからおれ忠告したでしょ?木虎や寝起きの柚紀さんは兎も角、綾辻先輩は気づくって。にしても、………木虎が京介を、ね。……そんな仕草あったかな?全くきづかなかった」
「(……クスッ)それはそうよ、女の子は意外と隠すのが上手いから男子じゃ見分けづらいかもね。特に恋愛が絡むと人一倍敏感になるから、……他の人に勘違いや勘付かれない為に"その人の前でだけ自分らしくしたりするモノ"だから。これは二人も何となく、分かるでしょ?」
「「………………」」
特に話し声が大きい訳じゃ無かったが、ドアで仕切られたりしておらず更に…やはり柚紀が心配な二人は眠りも浅かったらしく目覚めており、女子達の会話を盗み聞きしていたのだ。が、出るタイミングを誤るとソレを疑われるのは分かっているが出るに出れない状況となっていたのだ。そんな二人が気になり綾辻が助け舟を出しに来たのも離席の一つだったりするのだ
さて、時枝の発言からしても二人の表情や赤らめた顔をしているのを見て"コチラもあまり我慢させるのは良くない"と判断した綾辻が次の行動に移る
「合流したいのは分かるけど、あまり喉を使わせるのも柚紀ちゃんには良くないから……この後誘導して寝たら、で良いかな?ほぼトリオン量は正常数値に到達したし…ちゃんと見てないけど説明に聞いていた通り"首の鎖は取れた際に発したであろうオト"が聞こえたの。でも、"問題はまだ完全には解決されていない"。それは二人も分かるよね?」
「………(コクリ)…鎖が取れても錠前を外さなきゃ結局は意味がない。あれは結構小さめだけど"ポツン"と首の中心にあるのも、目立つからまだナニかで隠さなきゃならないよね〜。あ、それは最低でも学校で、かな?それ以外だと服や……それこそチョーカーとかでアレなら隠せたりすれば良いか!!………でも結局、外すに越した事はないけど…どうすれば良いんだろう?」
「ソレを解く鍵なら検討がつい…「せ、先輩っ!??大丈夫で、…えっ?あのっ、ちょっ!!……綾辻先輩っ!!助けて下さいっ!!?」………((-ダッ!!-))」
「アラアラ、二人とも慌てちゃって。………大好きで少し病弱な歌姫様を心配するのは分かるけど、あの子の性格からしても藍ちゃんが側に居るなら問題ないのに。……まだまだ、判断力が足りないわね」
と一人悠長に構えている綾辻からすれば【柚紀と木虎は何処か他人に対する接し方が似てるのだ】。年齢や異性、……特別な人に対して区分けをしていて、そうなる様に態度を示していると。勿論"どうなりたいか"と考えているのかは二人は違う。……木虎のは原作参照として(メタ発言失礼します)、柚紀は
年上→頼りになる兄や姉的な人達で、無理をすれば必ずお説教があるので極力避けている
年下→妹や弟的な存在認識が強く、些か無茶しがちになる
同級生→人によって態度や接し方が異なるので一貫性はなし。だが、一番"自分らしく"出来る相手であるとも言えるし、一番無茶をするのも彼等が関わるからとも言える
対人に対する印象はこんな感じである。例外に該当するのが、叔母である言実と共通点がナニかと多い迅や太刀川と言った一部の相手にである
さて、木虎の発言で柚紀にナニか遭ったと察して二人の元に駈けて行った先で見たのは
「………………あ〜、うん。……まだ夜明け前だから眠くなるのは仕方ないし、近くに人肌的なモノがあれば、"そうなる"のは理解出来るけど、………………どうするとっきー」
「……………起こすのは忍びないなおれは。だから木虎、ちょっとだけ我慢してよ。別に痛くはないでしょう?後、今離れたら起きちゃう、と言うより無理でしょ?"ソコから脱出するの"」
「……まぁ、がっちりホールドされてますが痛みはないですね。ただ(モソモソ…)さ、流石に此処まで他人と密着する経験、ないので……落ち着きません。(……フワッ)……あ、…何でしょう?ほのかに、良い香り、しま……(…すぅ、……すぅ)」
「アラ?もしかしてずっと柚紀ちゃんが抱きしめていた兎ちゃんに仕込まれていた"安眠効果"が藍ちゃんにも今になって効いちゃったみたいね……ずっと自分のせいでって藍ちゃんは感じていて妙に気を張っていたけど、それが無くなったお陰で…かしら?因みにあっちの部屋(ベイルアウト用のマットがある部屋)にも"乾燥対策"で設置した加湿器通して二人が寝れる様にしたから、分かりづらいかも。とりあえず……暫くそっとしておきましょうか」
「「……そうですね」」
柚紀と木虎の穏やかな寝顔を見て、流石の佐鳥も手出しは出来なくなり渋々従う形になる。……本音を言えば木虎と場所を代わって欲しいが時枝は勿論だが、…綾辻が許さない気がした。時枝の場合は"無防備な柚紀の側に不用意に近づけば、自分がナニをするか不明であり傷付けないかが不安"だからである。そして、そんな二人の心情を察しているであろう綾辻。……この隊も他と同じで【オペレーターは隊長とは違うが何処か逆らいづらい存在に位置しており、チームメイトがよく見えている】らしい。つまりは最強な訳である、…………色んな意味で
「………二人とも起きてるよね?でもコッチに来るのはちょっとだけ我慢してくれないかな?二人がとても楽しそうに話をしているから、ね?」
「(……テクテク)あ、やっぱり綾辻先輩にはバレてたか〜。さっきコッソリ覗き見した時、バッチリ目が合ったし」
「(スタスタ…ハァ〜)だからおれ忠告したでしょ?木虎や寝起きの柚紀さんは兎も角、綾辻先輩は気づくって。にしても、………木虎が京介を、ね。……そんな仕草あったかな?全くきづかなかった」
「(……クスッ)それはそうよ、女の子は意外と隠すのが上手いから男子じゃ見分けづらいかもね。特に恋愛が絡むと人一倍敏感になるから、……他の人に勘違いや勘付かれない為に"その人の前でだけ自分らしくしたりするモノ"だから。これは二人も何となく、分かるでしょ?」
「「………………」」
特に話し声が大きい訳じゃ無かったが、ドアで仕切られたりしておらず更に…やはり柚紀が心配な二人は眠りも浅かったらしく目覚めており、女子達の会話を盗み聞きしていたのだ。が、出るタイミングを誤るとソレを疑われるのは分かっているが出るに出れない状況となっていたのだ。そんな二人が気になり綾辻が助け舟を出しに来たのも離席の一つだったりするのだ
さて、時枝の発言からしても二人の表情や赤らめた顔をしているのを見て"コチラもあまり我慢させるのは良くない"と判断した綾辻が次の行動に移る
「合流したいのは分かるけど、あまり喉を使わせるのも柚紀ちゃんには良くないから……この後誘導して寝たら、で良いかな?ほぼトリオン量は正常数値に到達したし…ちゃんと見てないけど説明に聞いていた通り"首の鎖は取れた際に発したであろうオト"が聞こえたの。でも、"問題はまだ完全には解決されていない"。それは二人も分かるよね?」
「………(コクリ)…鎖が取れても錠前を外さなきゃ結局は意味がない。あれは結構小さめだけど"ポツン"と首の中心にあるのも、目立つからまだナニかで隠さなきゃならないよね〜。あ、それは最低でも学校で、かな?それ以外だと服や……それこそチョーカーとかでアレなら隠せたりすれば良いか!!………でも結局、外すに越した事はないけど…どうすれば良いんだろう?」
「ソレを解く鍵なら検討がつい…「せ、先輩っ!??大丈夫で、…えっ?あのっ、ちょっ!!……綾辻先輩っ!!助けて下さいっ!!?」………((-ダッ!!-))」
「アラアラ、二人とも慌てちゃって。………大好きで少し病弱な歌姫様を心配するのは分かるけど、あの子の性格からしても藍ちゃんが側に居るなら問題ないのに。……まだまだ、判断力が足りないわね」
と一人悠長に構えている綾辻からすれば【柚紀と木虎は何処か他人に対する接し方が似てるのだ】。年齢や異性、……特別な人に対して区分けをしていて、そうなる様に態度を示していると。勿論"どうなりたいか"と考えているのかは二人は違う。……木虎のは原作参照として(メタ発言失礼します)、柚紀は
年上→頼りになる兄や姉的な人達で、無理をすれば必ずお説教があるので極力避けている
年下→妹や弟的な存在認識が強く、些か無茶しがちになる
同級生→人によって態度や接し方が異なるので一貫性はなし。だが、一番"自分らしく"出来る相手であるとも言えるし、一番無茶をするのも彼等が関わるからとも言える
対人に対する印象はこんな感じである。例外に該当するのが、叔母である言実と共通点がナニかと多い迅や太刀川と言った一部の相手にである
さて、木虎の発言で柚紀にナニか遭ったと察して二人の元に駈けて行った先で見たのは
「………………あ〜、うん。……まだ夜明け前だから眠くなるのは仕方ないし、近くに人肌的なモノがあれば、"そうなる"のは理解出来るけど、………………どうするとっきー」
「……………起こすのは忍びないなおれは。だから木虎、ちょっとだけ我慢してよ。別に痛くはないでしょう?後、今離れたら起きちゃう、と言うより無理でしょ?"ソコから脱出するの"」
「……まぁ、がっちりホールドされてますが痛みはないですね。ただ(モソモソ…)さ、流石に此処まで他人と密着する経験、ないので……落ち着きません。(……フワッ)……あ、…何でしょう?ほのかに、良い香り、しま……(…すぅ、……すぅ)」
「アラ?もしかしてずっと柚紀ちゃんが抱きしめていた兎ちゃんに仕込まれていた"安眠効果"が藍ちゃんにも今になって効いちゃったみたいね……ずっと自分のせいでって藍ちゃんは感じていて妙に気を張っていたけど、それが無くなったお陰で…かしら?因みにあっちの部屋(ベイルアウト用のマットがある部屋)にも"乾燥対策"で設置した加湿器通して二人が寝れる様にしたから、分かりづらいかも。とりあえず……暫くそっとしておきましょうか」
「「……そうですね」」
柚紀と木虎の穏やかな寝顔を見て、流石の佐鳥も手出しは出来なくなり渋々従う形になる。……本音を言えば木虎と場所を代わって欲しいが時枝は勿論だが、…綾辻が許さない気がした。時枝の場合は"無防備な柚紀の側に不用意に近づけば、自分がナニをするか不明であり傷付けないかが不安"だからである。そして、そんな二人の心情を察しているであろう綾辻。……この隊も他と同じで【オペレーターは隊長とは違うが何処か逆らいづらい存在に位置しており、チームメイトがよく見えている】らしい。つまりは最強な訳である、…………色んな意味で