69.公転の曲(134.
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と、独り言を口にした柚紀が先ず行ったのは弾を生成して"公転する惑星の如く、自身の周囲を周回させる事"である。弾の大きさはやはり先程と同じピンポン玉位のであり、身体全身に纏う形で二周と、二人とは異なり"両手首にも数個周回しており見た目は大きい腕輪のソレ"であった。………撃った後、再度一から生成・構築は時間が掛かるので【撃てる弾が無くならない様に自他共に見た目でも意識する】意味合いを考えた結果、このスタイルに辿り着いたらしい。そして
- ……スッ、スイィーー………フワフワ、フワフワ -
「「!?」」
「えっ?!あ、あのぅー柚紀ちゃん?……この弾、…………ナニ??」
「……佐鳥先輩が余計な事をしない為の"檻、……規制線"ですかね?因みにですが、…"何故、私にもコレを施したのですか?"私は佐鳥先輩とは違ってまだ戦えますよ?!!」
『うん、佐鳥くんに纏わせた理由は木虎ちゃんのソレが正解。………下手に動けば危ないからさ、そこで大人しくしてて。で、木虎ちゃんにも纏わせた理由はね、…………【ソレ、アステロイドじゃなくてハウンドの弾】なんだよね。コレがヒント、理由は自分で見つけてみて(クルッ、キイィーン…)……追尾弾 !!』
その両手首に纏っていた弾を佐鳥と木虎の周囲に付与させたのだ。まさかの行動に流石の嵐山も時枝も驚きを隠せず、生身の佐鳥は弾との距離に余裕があるとは言えど落ち着かず、木虎に関しては佐鳥程隙間がなく更にはトリオン体で弾がハウンド。……柚紀がコントロールミスして自分に向かってこないか気が気ではないのだ。そんな二人、……四人を尻目に"レーダーで識別可能な亜種の位置"を言実にマーキングしてもらった柚紀は、新たに生成した弾で撃ち抜ききっちり倒してヘイトを自分に向くようにする。そして敵が集まってきたのや三輪達の動きを確認しながら迎撃体制を柚紀は整える
一方で嵐山達はどうするべきか迷っていた。……柚紀に加勢するか、佐鳥を守るのを優先するべきかと。それに加えて浮遊している弾はナニを意図しているのかが分からないのだ
「(柚紀ちゃんに限って無意味な事はしないだろいう。……迅の言っていた通りなら、この状況は"かなり彼女の負担が大きい"筈だ。それでも持続させている理由は)……彼女がこの状況で一番恐れている事を防ぐ為、もしそうなら充。………柚紀ちゃんが敵に対して嫌な記憶・経験と言えば何だ?」
「…………生身の佐鳥が敵に襲われる。が、一番だとは思いますがヘイトが彼女に集まる今、……それを危惧するとは考えづらい。それに木虎にも纏わせた理由、それも弾がハウンド……ずっとコチラを見ていないので誘導の方のハウンドではない。つまりはトリオン反応を追尾する方……(までは理解出来る。でも、あの軌道を保ちつつ敵と対峙するのは幾らサイドエフェクトがあっても…)(- フワフワ………ピタッ! -)!!……弾が、止まった??……!!…❲警戒(して!多分だけど、……"隠密型が来る"!!?/!隠密型接近中です!!)❳」
「「えっ?!!」」
「!!そうかっ!姿が消えていてもトリオン反応は消せないから、感知出来るのかっ!?(……ビュウン!…スチャッ)……充はそのままその位置で周囲を警戒しててくれ!!」
二人掛かりで柚紀の意図を浮遊するハウンド弾を注目しながら推測していると、弾の動きに変化が現れる。が、……見た所自分達に近づく敵影は無い。が、弾が反応をした…此処から導き出した時枝が答えを口にしたのとほぼ同時に綾辻から通信が入る。それに瞬時に反応した嵐山が飛んで迎撃体制を整えるが……
『嵐山隊!全員屈んで下さい!!(キイィーン)通常弾 !!追尾弾 !!』
- バッ!!!?……ガガガガガガガガ!! -
「…………うわぁ〜、今度のはかなりの高威力の弾だな〜。更に発言通りならメインとサブで違う種類の弾を撃ち出した訳になるが、……秀二からしてもアレって難しいと思うか?ほら、元チームメイトにシューター二人、居るだろ?その経験と言うが視点と言うか、感覚と言うか……」
「お前こそ出水とよくつるんで居るから、その感覚で分からないのか?……似た芸当なら二宮さんが出来た気がするが、弾が違うとなると話が変わる。更に弾の大きさも少し異なっているのも気になるが、速度・威力も恐らく左右で………メインとサブで違う調律をしている。幾ら何でもそれは無理に等しいぞ?勿論、……鶴ヶ峰一人で、が前提で今は話しているがな」
「…………………あ〜、つまりは誰かのサポートありきで、そう言いたいのか?だがよ〜秀次。……一番有り得そうなのがつる姐だろうけど【あの人が攻撃補助をするとは考えにくいぜ?】幾ら姪の柚紀ちゃんに甘くても、……"この後確実に倒れるのを分かった上で手を貸す事はしない筈だ"。つまりは、……あの二人を囲う様に浮遊している弾の軌道操作補助こそしてるかもだが、敵を攻撃した弾は確実に柚紀ちゃん本人が操作していると考えるのが妥当だぜ?(……巽の姐さん所のお弟子ちゃん、…市河ちゃんの可能性もあるがあの子はオペレーター。……いきなり調律出来たりするのか?)」
柚紀の声……オトにより、半強制的に四人を屈ませるとその頭上を野球ボール位の大きさな弾も加えて、速度に差をつけて"実質的な時間差撃ち"を披露する。先程の土竜を仕留めれなかった事を考慮して、弾数もだが威力も強めにしてあり、今度はキッチリと隠密型を含めた敵を撃沈させるのに成功する。それを見ながら柚紀の実力を見極めようとしている三輪と、推測の域ではあるが出水からそれとなく聞いていた米屋は"やっぱりあのサイドエフェクトは反則だろうな"と、印象を抱くが嫌悪感やら嫉妬心は抱く事は無かった。……能力があるが故に苦労していると、知っているから…
- ……スッ、スイィーー………フワフワ、フワフワ -
「「!?」」
「えっ?!あ、あのぅー柚紀ちゃん?……この弾、…………ナニ??」
「……佐鳥先輩が余計な事をしない為の"檻、……規制線"ですかね?因みにですが、…"何故、私にもコレを施したのですか?"私は佐鳥先輩とは違ってまだ戦えますよ?!!」
『うん、佐鳥くんに纏わせた理由は木虎ちゃんのソレが正解。………下手に動けば危ないからさ、そこで大人しくしてて。で、木虎ちゃんにも纏わせた理由はね、…………【ソレ、アステロイドじゃなくてハウンドの弾】なんだよね。コレがヒント、理由は自分で見つけてみて(クルッ、キイィーン…)……
その両手首に纏っていた弾を佐鳥と木虎の周囲に付与させたのだ。まさかの行動に流石の嵐山も時枝も驚きを隠せず、生身の佐鳥は弾との距離に余裕があるとは言えど落ち着かず、木虎に関しては佐鳥程隙間がなく更にはトリオン体で弾がハウンド。……柚紀がコントロールミスして自分に向かってこないか気が気ではないのだ。そんな二人、……四人を尻目に"レーダーで識別可能な亜種の位置"を言実にマーキングしてもらった柚紀は、新たに生成した弾で撃ち抜ききっちり倒してヘイトを自分に向くようにする。そして敵が集まってきたのや三輪達の動きを確認しながら迎撃体制を柚紀は整える
一方で嵐山達はどうするべきか迷っていた。……柚紀に加勢するか、佐鳥を守るのを優先するべきかと。それに加えて浮遊している弾はナニを意図しているのかが分からないのだ
「(柚紀ちゃんに限って無意味な事はしないだろいう。……迅の言っていた通りなら、この状況は"かなり彼女の負担が大きい"筈だ。それでも持続させている理由は)……彼女がこの状況で一番恐れている事を防ぐ為、もしそうなら充。………柚紀ちゃんが敵に対して嫌な記憶・経験と言えば何だ?」
「…………生身の佐鳥が敵に襲われる。が、一番だとは思いますがヘイトが彼女に集まる今、……それを危惧するとは考えづらい。それに木虎にも纏わせた理由、それも弾がハウンド……ずっとコチラを見ていないので誘導の方のハウンドではない。つまりはトリオン反応を追尾する方……(までは理解出来る。でも、あの軌道を保ちつつ敵と対峙するのは幾らサイドエフェクトがあっても…)(- フワフワ………ピタッ! -)!!……弾が、止まった??……!!…❲警戒(して!多分だけど、……"隠密型が来る"!!?/!隠密型接近中です!!)❳」
「「えっ?!!」」
「!!そうかっ!姿が消えていてもトリオン反応は消せないから、感知出来るのかっ!?(……ビュウン!…スチャッ)……充はそのままその位置で周囲を警戒しててくれ!!」
二人掛かりで柚紀の意図を浮遊するハウンド弾を注目しながら推測していると、弾の動きに変化が現れる。が、……見た所自分達に近づく敵影は無い。が、弾が反応をした…此処から導き出した時枝が答えを口にしたのとほぼ同時に綾辻から通信が入る。それに瞬時に反応した嵐山が飛んで迎撃体制を整えるが……
『嵐山隊!全員屈んで下さい!!(キイィーン)
- バッ!!!?……ガガガガガガガガ!! -
「…………うわぁ〜、今度のはかなりの高威力の弾だな〜。更に発言通りならメインとサブで違う種類の弾を撃ち出した訳になるが、……秀二からしてもアレって難しいと思うか?ほら、元チームメイトにシューター二人、居るだろ?その経験と言うが視点と言うか、感覚と言うか……」
「お前こそ出水とよくつるんで居るから、その感覚で分からないのか?……似た芸当なら二宮さんが出来た気がするが、弾が違うとなると話が変わる。更に弾の大きさも少し異なっているのも気になるが、速度・威力も恐らく左右で………メインとサブで違う調律をしている。幾ら何でもそれは無理に等しいぞ?勿論、……鶴ヶ峰一人で、が前提で今は話しているがな」
「…………………あ〜、つまりは誰かのサポートありきで、そう言いたいのか?だがよ〜秀次。……一番有り得そうなのがつる姐だろうけど【あの人が攻撃補助をするとは考えにくいぜ?】幾ら姪の柚紀ちゃんに甘くても、……"この後確実に倒れるのを分かった上で手を貸す事はしない筈だ"。つまりは、……あの二人を囲う様に浮遊している弾の軌道操作補助こそしてるかもだが、敵を攻撃した弾は確実に柚紀ちゃん本人が操作していると考えるのが妥当だぜ?(……巽の姐さん所のお弟子ちゃん、…市河ちゃんの可能性もあるがあの子はオペレーター。……いきなり調律出来たりするのか?)」
柚紀の声……オトにより、半強制的に四人を屈ませるとその頭上を野球ボール位の大きさな弾も加えて、速度に差をつけて"実質的な時間差撃ち"を披露する。先程の土竜を仕留めれなかった事を考慮して、弾数もだが威力も強めにしてあり、今度はキッチリと隠密型を含めた敵を撃沈させるのに成功する。それを見ながら柚紀の実力を見極めようとしている三輪と、推測の域ではあるが出水からそれとなく聞いていた米屋は"やっぱりあのサイドエフェクトは反則だろうな"と、印象を抱くが嫌悪感やら嫉妬心は抱く事は無かった。……能力があるが故に苦労していると、知っているから…