69.公転の曲(134.
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この柚紀による言動で、状況は互角……いや"嵐山達の方が有利な状況"となりつつある。隊員達同士の戦闘は基本ランク戦以外では禁止であるのと、今は生身の佐鳥が居る。………下手に三輪達が攻撃をして来たら正当防衛が確かに当て嵌まるだろう、それ以上に厄介なのは柚紀の存在だ。【彼女はあくまでも"関係者でありボーダー隊員ではない"点と、"亜種による対処や動きはB級やA級隊員と変わらず"、何より"言実の姪である"点に加えてあのサイドエフェクトで、"経験不足もある程度補えてしまう"】……そう三輪は考えてしまったからだ。彼女が少し前までランク戦観賞を盛んにしていた点や、ROMを見て色々勉強をしていると、米屋が話していたのを小耳に挟んだ記憶がある以上、"ハッタリ"で済ませるのは危険と判断したのだ
そんな柚紀の脅しが聞いて 躊躇している三輪達の出方を窺う嵐山だが、【トリオン体の柚紀がうっすら汗を掻いている】のに気づく。……これが意味する事を迅に聞いたのを思い出し"長期戦はマズい"と判断して交渉に乗り出そうとした矢先
❲❲《警戒!土竜が(来ます!!/接近してるわね。気をつけて/来るぞ!)》❳❳
(全)「っ!?!」
「ん?えっと、………佐鳥は生身ですから通信が入っても分かりませ〜ん!誰か教えて下さい!!」
『あ、ごめんね佐鳥くん。……まぁお約束の土竜が来るぞ〜!的なアナウンスです。………丁度なのでソイツ等でコレの試し打ちと洒落込みますか!!……(クルッ)敵の相手は私がします、皆さんは佐鳥くんをお願いしますね?で、たま〜に助力くれたら嬉しいです。無理にとは言いません、皆さんの最優先事項は【仲間の身の安全の確保】であるべきです。……(フワッ)大丈夫、トリオン兵が来たら流石に三輪隊長だって殲滅を優先する筈、だから(…ブォン)(さて、"何処まで無茶が出来るか"不明だけど、……先ずは一番の脅威を退ける事に集中しますか!!)(……ダン!!)』
「「「柚紀っ!?/柚紀先輩っ?!!」」」
「(クイッ!バッ!!)全員退避!?足元から来るぞ!!……三輪っ!一時休戦だ!!先ずは敵を倒すのが先だ!!!………違うか?」
土竜警報により状況が一変してしまったのだった。ゲートが発生していないから油断していた感は否めないが、少なくとも一度土竜が出れば二桁の敵を掃討する必要が発生する。なので一番に柚紀は討伐体制を取り、一先ず空中に退避する。……地上に居れば佐鳥に危害が加わる可能性があるからだ。それを察した嵐山だが特に指摘もせず、佐鳥を抱えて部下に移動を促し三輪に提案する。これに対して佐鳥は流石に驚きはしたが抵抗せず、三輪も嫌そうな表情こそすれば嵐山の言葉に賛同し「先ずはネイバー殲滅を最優先事項とする」と部下に呼び掛けて弧月を抜いて迎撃を整えて退避すれば
- ズドン!!……シュルシュル -
『えっと次は……コレを分解してっと(キイィーン……パラパラパラ…)(…"狙いとか軌道"、は考えなくていっか。倒せれば良いんだし!さて……)行きます!通常弾 !!?』
- ド!ドドドドドドドド……ブチ、ブチ、ガガガガガガガ -
「……うわぁ〜、弾バカは攻撃の際結構両手で撃ってるが、…柚紀ちゃん、片手でコレか〜。………両手撃ちはこの倍、……エゲツねぇ事になりそうだな」
「分裂させた個数の量と、一つ辺りの弾の大きさが小さいから火力があると感じるんだろう。実際はそこまでじゃない筈だ(幾ら何でも初めから調律 して撃つのは、不可能の筈だ。これを意図的にしていたら、……あの二人並みの実力者になるぞ?)」
見た目や発射音こそ派手だが、敵に当たった音はそうでもなく、あれだけ当たっても土竜は撃沈されていなかった。弾で撃ち抜いた触手も徐々に再生しているが、初撃が嵐山達に飛び火してないか気になり意識が土竜から逸れている柚紀は気づいておらず、背後から触手が伸びているのに気づいた誰かが「後ろ!!?」と注意を呼び掛けられ振り返るが、焦ってしまい弾を生成に持たついている間にも徐々に迫って、柚紀を捕らえそうになった、その時
- ………ドーン!……ダダダダ -
『!?狙撃っ!!?……言実さん、誰ですかっ?!(多分三輪隊のどちらか、だろうけど………"暗殺者"が他に居ないとも限らない)』
《(カタカタ…)……古寺だな。…月見、古寺を退かせろ。あの子を守ってくれたのは礼を言うが、土竜は【倒した者より邪魔をした者を狙わせる】思考が強い。近距離戦が出来ないのなら撤退一択だ、……今からカバーに入るにしてもグラスホッパーなしでは距離からして間に合うか微妙故にな。………東の二の舞にさせるな》
❲………ですね。既に古寺くん目掛けて敵が集まっていますし、(…カタカタ)……洗脳被害予測範囲内にバンダーは居なくなったとは言え、無理に長居させるメリットも少なさそうね。………古寺くん❳
❲り、了解です!……ベイルアウト!!❳
少し離れた屋上から光の筋が現れたのを見て、あそこに古寺が居たのかと察するのと同時に"今は戦闘中、一瞬の油断が命取り"と改めて集中し始めつつ"次に成りうる事で、自分が取り乱す可能性"を考え……何かに気づく
『あ、だから那須先輩や言実さんは常に弾を身に纏っていたのかな?"だとしたら…………うん、上手く行けば"不安要素が一気に解消される"ね。……やってみますか(キイィーン)』
そんな柚紀の脅しが
❲❲《警戒!土竜が(来ます!!/接近してるわね。気をつけて/来るぞ!)》❳❳
(全)「っ!?!」
「ん?えっと、………佐鳥は生身ですから通信が入っても分かりませ〜ん!誰か教えて下さい!!」
『あ、ごめんね佐鳥くん。……まぁお約束の土竜が来るぞ〜!的なアナウンスです。………丁度なのでソイツ等でコレの試し打ちと洒落込みますか!!……(クルッ)敵の相手は私がします、皆さんは佐鳥くんをお願いしますね?で、たま〜に助力くれたら嬉しいです。無理にとは言いません、皆さんの最優先事項は【仲間の身の安全の確保】であるべきです。……(フワッ)大丈夫、トリオン兵が来たら流石に三輪隊長だって殲滅を優先する筈、だから(…ブォン)(さて、"何処まで無茶が出来るか"不明だけど、……先ずは一番の脅威を退ける事に集中しますか!!)(……ダン!!)』
「「「柚紀っ!?/柚紀先輩っ?!!」」」
「(クイッ!バッ!!)全員退避!?足元から来るぞ!!……三輪っ!一時休戦だ!!先ずは敵を倒すのが先だ!!!………違うか?」
土竜警報により状況が一変してしまったのだった。ゲートが発生していないから油断していた感は否めないが、少なくとも一度土竜が出れば二桁の敵を掃討する必要が発生する。なので一番に柚紀は討伐体制を取り、一先ず空中に退避する。……地上に居れば佐鳥に危害が加わる可能性があるからだ。それを察した嵐山だが特に指摘もせず、佐鳥を抱えて部下に移動を促し三輪に提案する。これに対して佐鳥は流石に驚きはしたが抵抗せず、三輪も嫌そうな表情こそすれば嵐山の言葉に賛同し「先ずはネイバー殲滅を最優先事項とする」と部下に呼び掛けて弧月を抜いて迎撃を整えて退避すれば
- ズドン!!……シュルシュル -
『えっと次は……コレを分解してっと(キイィーン……パラパラパラ…)(…"狙いとか軌道"、は考えなくていっか。倒せれば良いんだし!さて……)行きます!
- ド!ドドドドドドドド……ブチ、ブチ、ガガガガガガガ -
「……うわぁ〜、弾バカは攻撃の際結構両手で撃ってるが、…柚紀ちゃん、片手でコレか〜。………両手撃ちはこの倍、……エゲツねぇ事になりそうだな」
「分裂させた個数の量と、一つ辺りの弾の大きさが小さいから火力があると感じるんだろう。実際はそこまでじゃない筈だ(幾ら何でも初めから
見た目や発射音こそ派手だが、敵に当たった音はそうでもなく、あれだけ当たっても土竜は撃沈されていなかった。弾で撃ち抜いた触手も徐々に再生しているが、初撃が嵐山達に飛び火してないか気になり意識が土竜から逸れている柚紀は気づいておらず、背後から触手が伸びているのに気づいた誰かが「後ろ!!?」と注意を呼び掛けられ振り返るが、焦ってしまい弾を生成に持たついている間にも徐々に迫って、柚紀を捕らえそうになった、その時
- ………ドーン!……ダダダダ -
『!?狙撃っ!!?……言実さん、誰ですかっ?!(多分三輪隊のどちらか、だろうけど………"暗殺者"が他に居ないとも限らない)』
《(カタカタ…)……古寺だな。…月見、古寺を退かせろ。あの子を守ってくれたのは礼を言うが、土竜は【倒した者より邪魔をした者を狙わせる】思考が強い。近距離戦が出来ないのなら撤退一択だ、……今からカバーに入るにしてもグラスホッパーなしでは距離からして間に合うか微妙故にな。………東の二の舞にさせるな》
❲………ですね。既に古寺くん目掛けて敵が集まっていますし、(…カタカタ)……洗脳被害予測範囲内にバンダーは居なくなったとは言え、無理に長居させるメリットも少なさそうね。………古寺くん❳
❲り、了解です!……ベイルアウト!!❳
少し離れた屋上から光の筋が現れたのを見て、あそこに古寺が居たのかと察するのと同時に"今は戦闘中、一瞬の油断が命取り"と改めて集中し始めつつ"次に成りうる事で、自分が取り乱す可能性"を考え……何かに気づく
『あ、だから那須先輩や言実さんは常に弾を身に纏っていたのかな?"だとしたら…………うん、上手く行けば"不安要素が一気に解消される"ね。……やってみますか(キイィーン)』