7.呼び名の曲(72.
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「決まったみたいだな。で、どんな感じだ?」
「丁度ユズちゃんが"期間限定で大人気の移動式スイーツ屋さん"の特別サービス券持っていたから、(ヒラヒラ)先ずは此処に行こうかなと!で、その後近場でウインドショッピングして……」
『烏丸くんのバイト先が近くにあるみたいだから、お邪魔しようと言うことになりました。彼って何かやる気あるのかないのか……表情からじゃ読み取りづらいから…知るには良い機会かなって。後、シロちゃんからそこの紅茶やハーブティー美味しいって聞いたから楽しみだな~って』
「ふ~ん。……ま、俺も一応女だからな、スイーツや可愛い小物とか好きだぜ?それに………折角"二人のお姫様"が笑顔になったのを曇らせるのは本意じゃないしな。………そんな訳だ、後はヨロシク頼むぜボーダーの先輩方(パチン)」
二人が凄く楽しそうで……年相応の笑顔を浮かべてウキウキワクワクしている姿を見て、フブキも表情を綻ばせれば"色んな意味"で見惚れている男子達を放置してウィンクを置き土産に三人が歩き出した。……………かに思えたが、少し離れた先にシロだけを残して二人がUターンして再び近づいてくる。"比較的軽症"な歌川が「??どうかしたか?」と問い掛ければ
‐ ………グイッ! ‐
「……笹森付き合え、四人までのサービス券だ。一人分損するのが何か勿体ねぇし、俺今は制服だからさ~、……万が一あった時に流石に姫様二人を守る自信ねぇや。いざって時はユズの盾役になれ。それに……(チラッ)そっちの青い服の二人は任務…仕事があるみて~だし、二人には俺から頼み事をしている。だがアンタ等だってユズが心配だろ???なら、誰かを同行させれば手っ取り早い。……俺は平気でも、この後の事を根掘り葉掘り野郎に聞かれるのは"普通であり普通じゃない二人"には、少し負担だろうからな。…緩和材って訳だ"多方面"に関してのな。……あ、お前も何か用事あるか?(ズルズルズルズル)」
「えっ!?あ~、いや別に用事はないけど?ボーダーの任務もないし、鶴ヶ峰の盾役も経験あるし、気にもなるけど………流石に引き摺られるのは抵抗あるぞ?!ってか襟ぐり引っ張るなよ~~~!!?(ズルズルズルズル)」
「ん?(ピタッ)…なら何が良いんだ?お姫様抱っこは多分出来ても流石に運べないぞ?手や腕を引いて歩くのは子ども扱いされた気分に俺はなるから好きじゃないし、………お前はどうなんだ?」
「………………(パシッ)そう言えば野々村はひとり暮しだから倹約家だし、そうやって竹を割った様に何でもはっきり物言うから人気なんだよな~……うん(男女問わすだからなー人気は、……コイツが女で良かったかも。性格が言実さんや何処か諏訪さんにも似てるから、…男だったら鶴ヶ峰が絶対に………………好きになってそうかも)……とりあえず一人ぼっちな市河のもとに行くか(トボトボ)」
色んな理由や状況を考慮して笹森を連行していくフブキを、苦笑いして見送る柚紀は改めて四人をちゃんと見据えて何かを話そうとする。因みにワンテンポ遅れて柚紀の行動意図が掴めない笹森が理由を訊ねれば「お礼をちゃんと言いたいらしいぜ?」とフブキに回答され、彼女の性格を知っているのですんなり納得したのであった。二人がある程度離れたのを確認してから先ずは風間隊の二人を見て柚紀は話始めた
『えっと……二人とも防衛任務なのに"また"私のせいで予定狂わせちゃってごめんなさい。でも………有り難うわざわざ来てくれて。それで、…例の券を今日使っちゃうから【誕生日プレゼントは別のもので】と、風間さんに伝言お願いします。…今携帯修理中だから連絡できなくて』
「了解した、ちゃんと風間さんに伝えるから鶴ヶ峰は安心してくれ」
「ってか律儀だね鶴ヶ峰もさ。……あれって"万が一、一緒に行きたい相手が見つからなかったら"って風間さんも言っていただろ?……別に確定していた訳じゃないでしょ?」
『あ~、まぁそう、だね。……だけど風間さんには色々お世話になっていらるのは事実だから、何かお礼をきちんとしたいって私自身が思ったから。あ!も、勿論歌川くんや菊地原くんにも感謝しているからね?!』
と、感謝の言葉と風間への伝言を頼んだのだった。携帯もだが……大学もそろそろ講義が再開されるど小耳に挟んだ柚紀は"本部に行けば風間に確実に会えるとは限らない"と考え、二人にお願いするのが一番安心と思ったのだ。……少し拗ねた表情をしている菊地原へのフォローも済ませれば、次に嵐山隊の二人を見据えて語り出した
『言実さんへの報告、言いづらいなら全部話さなくても大丈夫だよ?でも、嘘はつかないでね?バレたら後が怖いから。…あの人は"嘘つき"が一番嫌いだし、私も……好きじゃないかな、うん。後、………暫く腕に包帯は巻くつもりなので色々サポートお願いします。……流石に治るのが早すぎるかなと、私も思ったから。……お願い、出来る?』
「「(チラッ)………(コクン)」」
コチラは伝言と言うよりお願いであり判断は二人に任せる言い方をした。相手が言実なので必ず話す必要はないが、先程漏らした不安事や言いづらい事は自分だけでなく二人もそうであると柚紀も自覚をしているのであった。ただ、腕の件は恐らく"バレたらマズイ"とこれは相談しなくても分かるので口止めをしておく事にした。それらを考慮して二人は頷く動作だけで"是"と返し、発言を控えたのであった。そんなこんなをしていたら「ユズちゃーん」「ユズ、まだか?」「鶴ヶ峰、は、早く来てくれ~」と三人に呼ばれて『はーい』と返事を返して数歩移動した後、"あっ!"と何かを思い出したのか、改めて振り返り笑顔でこう言った
『私は四人を特別扱いしないよ?進学校に通っていても、サイドエフェクト持ちでも、広報活動していて人気があって有名でも、A級隊員だからでも、ね。それは君達の"一部"でしかない、ちゃんと"本質や性格"とかを分かった上で君達と仲良くなろうと、……同じ同級生だって私は思っているからね?だから、私を無理して特別扱いしなくて大丈夫。"私は私"、"貴方は貴方らしく"ね?……それじゃあ、またね~(タタタタタ)』
「丁度ユズちゃんが"期間限定で大人気の移動式スイーツ屋さん"の特別サービス券持っていたから、(ヒラヒラ)先ずは此処に行こうかなと!で、その後近場でウインドショッピングして……」
『烏丸くんのバイト先が近くにあるみたいだから、お邪魔しようと言うことになりました。彼って何かやる気あるのかないのか……表情からじゃ読み取りづらいから…知るには良い機会かなって。後、シロちゃんからそこの紅茶やハーブティー美味しいって聞いたから楽しみだな~って』
「ふ~ん。……ま、俺も一応女だからな、スイーツや可愛い小物とか好きだぜ?それに………折角"二人のお姫様"が笑顔になったのを曇らせるのは本意じゃないしな。………そんな訳だ、後はヨロシク頼むぜボーダーの先輩方(パチン)」
二人が凄く楽しそうで……年相応の笑顔を浮かべてウキウキワクワクしている姿を見て、フブキも表情を綻ばせれば"色んな意味"で見惚れている男子達を放置してウィンクを置き土産に三人が歩き出した。……………かに思えたが、少し離れた先にシロだけを残して二人がUターンして再び近づいてくる。"比較的軽症"な歌川が「??どうかしたか?」と問い掛ければ
‐ ………グイッ! ‐
「……笹森付き合え、四人までのサービス券だ。一人分損するのが何か勿体ねぇし、俺今は制服だからさ~、……万が一あった時に流石に姫様二人を守る自信ねぇや。いざって時はユズの盾役になれ。それに……(チラッ)そっちの青い服の二人は任務…仕事があるみて~だし、二人には俺から頼み事をしている。だがアンタ等だってユズが心配だろ???なら、誰かを同行させれば手っ取り早い。……俺は平気でも、この後の事を根掘り葉掘り野郎に聞かれるのは"普通であり普通じゃない二人"には、少し負担だろうからな。…緩和材って訳だ"多方面"に関してのな。……あ、お前も何か用事あるか?(ズルズルズルズル)」
「えっ!?あ~、いや別に用事はないけど?ボーダーの任務もないし、鶴ヶ峰の盾役も経験あるし、気にもなるけど………流石に引き摺られるのは抵抗あるぞ?!ってか襟ぐり引っ張るなよ~~~!!?(ズルズルズルズル)」
「ん?(ピタッ)…なら何が良いんだ?お姫様抱っこは多分出来ても流石に運べないぞ?手や腕を引いて歩くのは子ども扱いされた気分に俺はなるから好きじゃないし、………お前はどうなんだ?」
「………………(パシッ)そう言えば野々村はひとり暮しだから倹約家だし、そうやって竹を割った様に何でもはっきり物言うから人気なんだよな~……うん(男女問わすだからなー人気は、……コイツが女で良かったかも。性格が言実さんや何処か諏訪さんにも似てるから、…男だったら鶴ヶ峰が絶対に………………好きになってそうかも)……とりあえず一人ぼっちな市河のもとに行くか(トボトボ)」
色んな理由や状況を考慮して笹森を連行していくフブキを、苦笑いして見送る柚紀は改めて四人をちゃんと見据えて何かを話そうとする。因みにワンテンポ遅れて柚紀の行動意図が掴めない笹森が理由を訊ねれば「お礼をちゃんと言いたいらしいぜ?」とフブキに回答され、彼女の性格を知っているのですんなり納得したのであった。二人がある程度離れたのを確認してから先ずは風間隊の二人を見て柚紀は話始めた
『えっと……二人とも防衛任務なのに"また"私のせいで予定狂わせちゃってごめんなさい。でも………有り難うわざわざ来てくれて。それで、…例の券を今日使っちゃうから【誕生日プレゼントは別のもので】と、風間さんに伝言お願いします。…今携帯修理中だから連絡できなくて』
「了解した、ちゃんと風間さんに伝えるから鶴ヶ峰は安心してくれ」
「ってか律儀だね鶴ヶ峰もさ。……あれって"万が一、一緒に行きたい相手が見つからなかったら"って風間さんも言っていただろ?……別に確定していた訳じゃないでしょ?」
『あ~、まぁそう、だね。……だけど風間さんには色々お世話になっていらるのは事実だから、何かお礼をきちんとしたいって私自身が思ったから。あ!も、勿論歌川くんや菊地原くんにも感謝しているからね?!』
と、感謝の言葉と風間への伝言を頼んだのだった。携帯もだが……大学もそろそろ講義が再開されるど小耳に挟んだ柚紀は"本部に行けば風間に確実に会えるとは限らない"と考え、二人にお願いするのが一番安心と思ったのだ。……少し拗ねた表情をしている菊地原へのフォローも済ませれば、次に嵐山隊の二人を見据えて語り出した
『言実さんへの報告、言いづらいなら全部話さなくても大丈夫だよ?でも、嘘はつかないでね?バレたら後が怖いから。…あの人は"嘘つき"が一番嫌いだし、私も……好きじゃないかな、うん。後、………暫く腕に包帯は巻くつもりなので色々サポートお願いします。……流石に治るのが早すぎるかなと、私も思ったから。……お願い、出来る?』
「「(チラッ)………(コクン)」」
コチラは伝言と言うよりお願いであり判断は二人に任せる言い方をした。相手が言実なので必ず話す必要はないが、先程漏らした不安事や言いづらい事は自分だけでなく二人もそうであると柚紀も自覚をしているのであった。ただ、腕の件は恐らく"バレたらマズイ"とこれは相談しなくても分かるので口止めをしておく事にした。それらを考慮して二人は頷く動作だけで"是"と返し、発言を控えたのであった。そんなこんなをしていたら「ユズちゃーん」「ユズ、まだか?」「鶴ヶ峰、は、早く来てくれ~」と三人に呼ばれて『はーい』と返事を返して数歩移動した後、"あっ!"と何かを思い出したのか、改めて振り返り笑顔でこう言った
『私は四人を特別扱いしないよ?進学校に通っていても、サイドエフェクト持ちでも、広報活動していて人気があって有名でも、A級隊員だからでも、ね。それは君達の"一部"でしかない、ちゃんと"本質や性格"とかを分かった上で君達と仲良くなろうと、……同じ同級生だって私は思っているからね?だから、私を無理して特別扱いしなくて大丈夫。"私は私"、"貴方は貴方らしく"ね?……それじゃあ、またね~(タタタタタ)』