67.星雲の曲〜集まりて形となりつつ〜(132.
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〜嵐山隊・作戦室〜
- ……ソワソワソワソワ、ソワソワ、ソワソ… -
「(ベシッ!)落ち着きなよ佐鳥、気が散る。……少し位"待て"が出来ないの?彼女が此処に行くって連絡くれたんなら、必ずくるだろうからさ」
「って言う割には、充も落ち着きなく見えるのは俺の気のせいか?……大分話せる様になったし、基地内を彷徨いていれば知り合いに声を掛けられたって不思議じゃない。地味に柚紀ちゃんは隠れファン多いらしいからが、…綾辻はその辺知っているか?」
「そうですね〜、食堂のおば様方には可愛がられてますし、三上ちゃんに聞いた限りですと本部所属のオペレーターの皆さんにお菓子の差し入れをしたりして好印象らしいです。後は一部のエンジニアの方にも人気らしいですね、【初日の歌効果で疲労回復したのと、録音した歌でも安眠出来る】らしいので。ただ、本人は一部知りませんがね。差し入れもお菓子作りに興味を持ったらしいですが、【料理は主に感覚や目分量で作るらしくて、きっちり測って作るお菓子は上手くできなくておば様達と作るのが楽しくて大量に作って】、それを消費する為に配っているらしいので」
木虎以外の四人が作戦室でのんびり(?)していた。そこには柚紀が来るからと限定のお菓子含めて用意している状態で今かと佐鳥はあからさまに、時枝もだが入り口を気にしている。そんな二人を微笑ましく見つめる嵐山と綾辻も柚紀に関する話題で盛り上がっていると
「(…コンコン)すみません烏丸です。あの、……木虎戻ってきてますか?」
「ん?とりまる??………今開けるよ〜!(ポチポチポチ……、- ウィーン -)で、木虎がどうかしたのか?ってか一緒に特訓してたんじゃないのか?後さ…(キョロキョロ)……彼女、柚紀、ちゃんは?一緒じゃないの??」
「鶴ヶ峰なら隣室で半崎が訓練してて、久し振りにスナイパーの地下訓練施設に行くと言ってそこで別れた。木虎は、………彼女だけの特訓は順調だ。だがその後訪ねてきた彼女…鶴ヶ峰が、体を動かしたいと言われて短時間を条件に訓練を受けたんだが……彼女特別仕様が発生して、途中で俺や木虎も参戦した。が、………木虎だけ方針がズレてしまい、鶴ヶ峰に負担……無茶をさせてしまった。その事を指摘したんだが、少し……キツい言い方をした気がしてな。落ち込んでないか気になって来たんだが」
「負担?……彼女は大丈夫なの?ま、スナイパーの訓練施設に諏訪さんが行くのを許可したんなら大丈夫、か?確か今日の露払いは諏訪さんだからね。ってか木虎を叱るのも指導する者の務めだから、京介が責任を感じる必要はないとおれは思うけどね。で、鶴ヶ峰…柚紀さんはどれだけ無茶したの??」
まさかの烏丸の訪問に佐鳥と時枝が対処する傍ら、嵐山は何気なく携帯を取り出して誰かに電話を掛け始める。そして二・三言葉を交わして通話を終えた頃に、訓練室にて柚紀がどんな無茶をしたかが共有される
「な、"生身で固定シールドを張った"って!えっ?!ナニしてるのさ柚紀の馬鹿っ!!?イヤイヤ、まぁ、うん。……あの時佐鳥の元にワープしてきたから、それっぽい事が出来ても不思議じゃないけどさ。……仮想とは言えど敵の攻撃を防いだとなれば、普通にシールド貼るよりトリオン使っているよね多分」
「…………サイドエフェクトと桁外れのトリオン量があるからこそ出来る力技だけど、……本来の手順とは異なる以上止めさせるべきだね。じゃないとおれ達の寿命、気苦労が減らない気がする。………何にせよ先ずは彼女の身柄確保が先決だ。……………市河さん、居たりする?」
❲ザンネン!!シロは今日本部には来てないよー。なのでこの巽お姉さんが柚紀ちゃんの居場所を占って見せましょ〜う!!えっとねぇ〜(カタカタカタカタ…)むむっ?!携帯のGPS反応は諏訪隊作戦室"前"にあるね〜、ただ……そこには何故か奈良っちとよねやんの反応もあるし、……おやおや?つつみんがそこに追加された?!…………コレ、どう考えても妙な事になってるな〜(にしても動向が掴めないのは何でだ?……あの石を持っているせいでトリオン反応すら感知不可能な感じか?多分腕時計もしてないだろうし、………コレ詰んでないか??)❳
「………とりあえず、佐鳥は行ってみます!!ジッとしているのは性に合わないので!!?何かあったら通信で連絡するから!!(ダッ!!)」
ナニやら不穏な空気が漂う中、巽の通信を聞いてドア近くにいた佐鳥が飛び出し、これに烏丸も追随。……巽と同じ可能性に辿り着いた時枝は、どうするかを嵐山に相談しようとする。その嵐山は綾辻と何やら会話を交わした後に入り口に、…時枝との距離を詰める
「……俺達は一度言実さんの元に行くぞ。迅に電話をしたんだが【彼女の未来が視えない。理由は恐らくサイドエフェクトが原因だろうが、今は比較的精神が安定している。だが自分のサイドエフェクトに干渉しているとすれば、"例の鈴"が関わっている可能性が高い】らしい。綾辻に確認したらオペレーターを中心に非常時に鳴らす当番制があるらしくて、主に言実さんが取り決めしているみたいだ。ならば、鈴の在り処も把握していらっしゃる筈だ。無闇に探すよりそっちの方が効率的であり、情報も集まりやすいだろう。………綾辻は念の為此処で待機しててくれ、もし柚紀ちゃんが訪ねてきたら連絡を頼む」
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〜嵐山隊・作戦室〜
- ……ソワソワソワソワ、ソワソワ、ソワソ… -
「(ベシッ!)落ち着きなよ佐鳥、気が散る。……少し位"待て"が出来ないの?彼女が此処に行くって連絡くれたんなら、必ずくるだろうからさ」
「って言う割には、充も落ち着きなく見えるのは俺の気のせいか?……大分話せる様になったし、基地内を彷徨いていれば知り合いに声を掛けられたって不思議じゃない。地味に柚紀ちゃんは隠れファン多いらしいからが、…綾辻はその辺知っているか?」
「そうですね〜、食堂のおば様方には可愛がられてますし、三上ちゃんに聞いた限りですと本部所属のオペレーターの皆さんにお菓子の差し入れをしたりして好印象らしいです。後は一部のエンジニアの方にも人気らしいですね、【初日の歌効果で疲労回復したのと、録音した歌でも安眠出来る】らしいので。ただ、本人は一部知りませんがね。差し入れもお菓子作りに興味を持ったらしいですが、【料理は主に感覚や目分量で作るらしくて、きっちり測って作るお菓子は上手くできなくておば様達と作るのが楽しくて大量に作って】、それを消費する為に配っているらしいので」
木虎以外の四人が作戦室でのんびり(?)していた。そこには柚紀が来るからと限定のお菓子含めて用意している状態で今かと佐鳥はあからさまに、時枝もだが入り口を気にしている。そんな二人を微笑ましく見つめる嵐山と綾辻も柚紀に関する話題で盛り上がっていると
「(…コンコン)すみません烏丸です。あの、……木虎戻ってきてますか?」
「ん?とりまる??………今開けるよ〜!(ポチポチポチ……、- ウィーン -)で、木虎がどうかしたのか?ってか一緒に特訓してたんじゃないのか?後さ…(キョロキョロ)……彼女、柚紀、ちゃんは?一緒じゃないの??」
「鶴ヶ峰なら隣室で半崎が訓練してて、久し振りにスナイパーの地下訓練施設に行くと言ってそこで別れた。木虎は、………彼女だけの特訓は順調だ。だがその後訪ねてきた彼女…鶴ヶ峰が、体を動かしたいと言われて短時間を条件に訓練を受けたんだが……彼女特別仕様が発生して、途中で俺や木虎も参戦した。が、………木虎だけ方針がズレてしまい、鶴ヶ峰に負担……無茶をさせてしまった。その事を指摘したんだが、少し……キツい言い方をした気がしてな。落ち込んでないか気になって来たんだが」
「負担?……彼女は大丈夫なの?ま、スナイパーの訓練施設に諏訪さんが行くのを許可したんなら大丈夫、か?確か今日の露払いは諏訪さんだからね。ってか木虎を叱るのも指導する者の務めだから、京介が責任を感じる必要はないとおれは思うけどね。で、鶴ヶ峰…柚紀さんはどれだけ無茶したの??」
まさかの烏丸の訪問に佐鳥と時枝が対処する傍ら、嵐山は何気なく携帯を取り出して誰かに電話を掛け始める。そして二・三言葉を交わして通話を終えた頃に、訓練室にて柚紀がどんな無茶をしたかが共有される
「な、"生身で固定シールドを張った"って!えっ?!ナニしてるのさ柚紀の馬鹿っ!!?イヤイヤ、まぁ、うん。……あの時佐鳥の元にワープしてきたから、それっぽい事が出来ても不思議じゃないけどさ。……仮想とは言えど敵の攻撃を防いだとなれば、普通にシールド貼るよりトリオン使っているよね多分」
「…………サイドエフェクトと桁外れのトリオン量があるからこそ出来る力技だけど、……本来の手順とは異なる以上止めさせるべきだね。じゃないとおれ達の寿命、気苦労が減らない気がする。………何にせよ先ずは彼女の身柄確保が先決だ。……………市河さん、居たりする?」
❲ザンネン!!シロは今日本部には来てないよー。なのでこの巽お姉さんが柚紀ちゃんの居場所を占って見せましょ〜う!!えっとねぇ〜(カタカタカタカタ…)むむっ?!携帯のGPS反応は諏訪隊作戦室"前"にあるね〜、ただ……そこには何故か奈良っちとよねやんの反応もあるし、……おやおや?つつみんがそこに追加された?!…………コレ、どう考えても妙な事になってるな〜(にしても動向が掴めないのは何でだ?……あの石を持っているせいでトリオン反応すら感知不可能な感じか?多分腕時計もしてないだろうし、………コレ詰んでないか??)❳
「………とりあえず、佐鳥は行ってみます!!ジッとしているのは性に合わないので!!?何かあったら通信で連絡するから!!(ダッ!!)」
ナニやら不穏な空気が漂う中、巽の通信を聞いてドア近くにいた佐鳥が飛び出し、これに烏丸も追随。……巽と同じ可能性に辿り着いた時枝は、どうするかを嵐山に相談しようとする。その嵐山は綾辻と何やら会話を交わした後に入り口に、…時枝との距離を詰める
「……俺達は一度言実さんの元に行くぞ。迅に電話をしたんだが【彼女の未来が視えない。理由は恐らくサイドエフェクトが原因だろうが、今は比較的精神が安定している。だが自分のサイドエフェクトに干渉しているとすれば、"例の鈴"が関わっている可能性が高い】らしい。綾辻に確認したらオペレーターを中心に非常時に鳴らす当番制があるらしくて、主に言実さんが取り決めしているみたいだ。ならば、鈴の在り処も把握していらっしゃる筈だ。無闇に探すよりそっちの方が効率的であり、情報も集まりやすいだろう。………綾辻は念の為此処で待機しててくれ、もし柚紀ちゃんが訪ねてきたら連絡を頼む」