67.星雲の曲〜集まりて形となりつつ〜(132.
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さて再びエレベーターに乗った柚紀が奈良坂達と話す事と言えば………
『あ!?……そう言えば茜ちゃんの調子はどうですか?最初はくま先輩とやり取りしてましたが、………(サスサス)声が出なくなってからは、色々大変でやり取りが遠退いてしまって。元気で頑張っているってのは佐鳥くんから聞きましたか、……師匠である先輩から見てもそう感じますか?』
「茜か?………腕は前より上達はしていると思う。…洗脳型の影響で一回合同訓練が無くなった関係で、明日の訓練で目標クリアすれぱ晴れてお前に会いに行けると意気込んでいた。……(ナデナデ)良ければ明日改めて訓練施設に顔を出してくれ、アイツもだが俺も古寺も来てくれたら歓迎する」
『明日……ハイ!!調子が大丈夫でしたら是非行きますね!?あ!………古寺くんが薦めてくれた本、電子書籍だけど読んだよ!!とても面白かったから、他にもオススメあったら教えて欲しいし、……(ゴソゴソ、スチャッ)やっぱり連絡先交換しない?』
「(ゴソゴソ…スッ)………したいのは山々だけど、万が一月見さんにバレたら、…ちょっと怖いからウチの作戦室に遊びに来た後でも良いかな?それまでいつも通り米屋先輩経由で、って……奈良坂先輩、集合場所がC級ランク戦ロビーに変更と三輪先輩から連絡が」
共通の話題である"日浦と戦術に役立つ書籍"の話題で盛り上がり、柚紀が携帯を取り出したのをきっかけに古寺も携帯を取り出せば、新着が入っているのに気づき内容を共有する。……既にその階を通過してしまったので途中で降りたりせず先ずは柚紀を目的の階まで送る事を、内部通話にて決定すればその旨をきちんと三輪と柚紀に共有。"特に急ぎでなく二人が大丈夫なら…"と柚紀納得し、三輪からも了承が来たのを確認。そして目的のエリアに到着して一度三人共エレベーターを降りて、折り返しを待っている際に、ふと奈良坂がナニかを取り出し柚紀に差し出す。それは
『わあぁ〜!!?兎のちっちゃいぬいぐるみ付きのキーホルダーだ〜!!?…………えっと、コレ、どうしたんですか??』
「出水が遠征に行く前、陽介に連れられて気晴らしにゲームセンターに行った際に見つけた。……迅さんがあの日持っていた袋から灰色の耳がはみ出していたのが気になって、後日当真さんに訊ねたら"ぬいぐるみで鶴ヶ峰の安眠グッズ"だと教えて頂いた。……白混じりだが、嫌いじゃなければ貰ってくれ。その代わり………今度季節限定のチョコの食べ比べ…評論会に付き合ってくれ。………男がチョコを大量に買うのは少し、勇気がいる」
『(…パチ、パチ……クスッ)……奈良坂先輩ってチョコレートお好き何ですか?何か、イメージとのギャップがあって少し、吃驚しました。後、(ニッコリ)私で良ければ一緒にチョコレート食べましょう!食べ物は特に嫌いなモノないですが季節限定品は大好きですので!!(イソイソ)……うん、カワイイ!』
こんな話をして兎のキーホルダーを早速鞄に装着させた頃にエレベーターが到着して二人が乗り込む。(奈良坂と柚紀のやり取りを見ていた古寺が「共通点があれば約束しやすいか……」と、ナニやら模索していたがスルー)それを見送ってから最終目的地である嵐山隊作戦室へと歩みを進めていると
- 今日は……当番、……だが… -
- おま、………何せ、黒……あの………に入った…… -
- おい、彼女ははカンケ………気にする……ない -
- 何で貴方達の手伝いを私がしないといけないのですか? -
『ん??……話し声?それもこの声…………聞いた事、あるよね。ってかハッキリ聞こえるこの声って……(テクテク…)』
行き先とは少し違うがナニやら話し声が聞こえた柚紀は気になりソチラに向かう事に。これが知らない人の話し声なら無視するのだが、聞き慣れた声が聞こえたのでやはり気になるのだ。少し歩いて辿り着いた先には
『(やっぱり木虎ちゃんの声だった。後彼は笹森くんと同じクラスメートの………コレは、…)(スーパー……)……木虎ちゃん?それに、……貴方達彼女に何かご用ですか?』
「!?(クルッ!)えっ?!!せ、先輩っ!!何故コチラにっ?!だって作戦室は別方向ですよ?」
『(…コテン)こっちにも知り合いの作戦室があるから私が居ても不思議じゃないと思うけど?でも、……そちらのB級とC級の方達はどうして此処に??後、何か言い争っていた気がするけどナニかトラブル?因みにすぐそこは諏訪隊の作戦室だけど、諏訪さんは地下のスナイパー施設に居るから今は留守だよ?』
「えっ!?………実は、彼女の友達のオペレーターが今日の鈴担当なんだけど、急用……ドタキャンしちゃって。で、代わりにC級の彼女が役割を担う事になったんだけど、………どうせなら現場で、それも【噂の歌姫さまみたいにやってみないか】って。近場で数分だし、俺含めて三人、……一応防衛任務経験者だから何とかなるだろうと考えてたら、他のC級の子達も体験したいって。で、……笹森達に付き添って貰おうとして、それでフロアを彷徨いてたら……」
「………(プイッ)…少し、諏訪さんにお聞きしたい事があったので訪ねた私とバッタリ、と言う訳です。……(スタスタスタ、…クイッ)さ、行きましょう先輩。確かウチにご用事があるんですよね?」
騒動(?)内容を把握したであろう柚紀をこの場から連れ去ろうとする木虎。……先程の状況からしても、今までの経験からしても無自覚トラブルメーカーな柚紀をこの件に関わらせるべきでないと判断したのだ。その本人はと言うと、……【居合わせている隊員の反応の違い】に違和感を抱く。同級生ガンナーくんは"何処かホッとしており"、服装からしてB級な男子達は【片や焦りの表情を浮かべている感じであり、片や苛立ちを醸し出していた】。オペレーター用の鈴を持ったC級の子含めた数人は"不安そうな表情をしている"。それを見た柚紀は、木虎に引っ張られる形で足を動かしていたが、思わず足を止め、彼らを見据えて口を開く
『あ!?……そう言えば茜ちゃんの調子はどうですか?最初はくま先輩とやり取りしてましたが、………(サスサス)声が出なくなってからは、色々大変でやり取りが遠退いてしまって。元気で頑張っているってのは佐鳥くんから聞きましたか、……師匠である先輩から見てもそう感じますか?』
「茜か?………腕は前より上達はしていると思う。…洗脳型の影響で一回合同訓練が無くなった関係で、明日の訓練で目標クリアすれぱ晴れてお前に会いに行けると意気込んでいた。……(ナデナデ)良ければ明日改めて訓練施設に顔を出してくれ、アイツもだが俺も古寺も来てくれたら歓迎する」
『明日……ハイ!!調子が大丈夫でしたら是非行きますね!?あ!………古寺くんが薦めてくれた本、電子書籍だけど読んだよ!!とても面白かったから、他にもオススメあったら教えて欲しいし、……(ゴソゴソ、スチャッ)やっぱり連絡先交換しない?』
「(ゴソゴソ…スッ)………したいのは山々だけど、万が一月見さんにバレたら、…ちょっと怖いからウチの作戦室に遊びに来た後でも良いかな?それまでいつも通り米屋先輩経由で、って……奈良坂先輩、集合場所がC級ランク戦ロビーに変更と三輪先輩から連絡が」
共通の話題である"日浦と戦術に役立つ書籍"の話題で盛り上がり、柚紀が携帯を取り出したのをきっかけに古寺も携帯を取り出せば、新着が入っているのに気づき内容を共有する。……既にその階を通過してしまったので途中で降りたりせず先ずは柚紀を目的の階まで送る事を、内部通話にて決定すればその旨をきちんと三輪と柚紀に共有。"特に急ぎでなく二人が大丈夫なら…"と柚紀納得し、三輪からも了承が来たのを確認。そして目的のエリアに到着して一度三人共エレベーターを降りて、折り返しを待っている際に、ふと奈良坂がナニかを取り出し柚紀に差し出す。それは
『わあぁ〜!!?兎のちっちゃいぬいぐるみ付きのキーホルダーだ〜!!?…………えっと、コレ、どうしたんですか??』
「出水が遠征に行く前、陽介に連れられて気晴らしにゲームセンターに行った際に見つけた。……迅さんがあの日持っていた袋から灰色の耳がはみ出していたのが気になって、後日当真さんに訊ねたら"ぬいぐるみで鶴ヶ峰の安眠グッズ"だと教えて頂いた。……白混じりだが、嫌いじゃなければ貰ってくれ。その代わり………今度季節限定のチョコの食べ比べ…評論会に付き合ってくれ。………男がチョコを大量に買うのは少し、勇気がいる」
『(…パチ、パチ……クスッ)……奈良坂先輩ってチョコレートお好き何ですか?何か、イメージとのギャップがあって少し、吃驚しました。後、(ニッコリ)私で良ければ一緒にチョコレート食べましょう!食べ物は特に嫌いなモノないですが季節限定品は大好きですので!!(イソイソ)……うん、カワイイ!』
こんな話をして兎のキーホルダーを早速鞄に装着させた頃にエレベーターが到着して二人が乗り込む。(奈良坂と柚紀のやり取りを見ていた古寺が「共通点があれば約束しやすいか……」と、ナニやら模索していたがスルー)それを見送ってから最終目的地である嵐山隊作戦室へと歩みを進めていると
- 今日は……当番、……だが… -
- おま、………何せ、黒……あの………に入った…… -
- おい、彼女ははカンケ………気にする……ない -
- 何で貴方達の手伝いを私がしないといけないのですか? -
『ん??……話し声?それもこの声…………聞いた事、あるよね。ってかハッキリ聞こえるこの声って……(テクテク…)』
行き先とは少し違うがナニやら話し声が聞こえた柚紀は気になりソチラに向かう事に。これが知らない人の話し声なら無視するのだが、聞き慣れた声が聞こえたのでやはり気になるのだ。少し歩いて辿り着いた先には
『(やっぱり木虎ちゃんの声だった。後彼は笹森くんと同じクラスメートの………コレは、…)(スーパー……)……木虎ちゃん?それに、……貴方達彼女に何かご用ですか?』
「!?(クルッ!)えっ?!!せ、先輩っ!!何故コチラにっ?!だって作戦室は別方向ですよ?」
『(…コテン)こっちにも知り合いの作戦室があるから私が居ても不思議じゃないと思うけど?でも、……そちらのB級とC級の方達はどうして此処に??後、何か言い争っていた気がするけどナニかトラブル?因みにすぐそこは諏訪隊の作戦室だけど、諏訪さんは地下のスナイパー施設に居るから今は留守だよ?』
「えっ!?………実は、彼女の友達のオペレーターが今日の鈴担当なんだけど、急用……ドタキャンしちゃって。で、代わりにC級の彼女が役割を担う事になったんだけど、………どうせなら現場で、それも【噂の歌姫さまみたいにやってみないか】って。近場で数分だし、俺含めて三人、……一応防衛任務経験者だから何とかなるだろうと考えてたら、他のC級の子達も体験したいって。で、……笹森達に付き添って貰おうとして、それでフロアを彷徨いてたら……」
「………(プイッ)…少し、諏訪さんにお聞きしたい事があったので訪ねた私とバッタリ、と言う訳です。……(スタスタスタ、…クイッ)さ、行きましょう先輩。確かウチにご用事があるんですよね?」
騒動(?)内容を把握したであろう柚紀をこの場から連れ去ろうとする木虎。……先程の状況からしても、今までの経験からしても無自覚トラブルメーカーな柚紀をこの件に関わらせるべきでないと判断したのだ。その本人はと言うと、……【居合わせている隊員の反応の違い】に違和感を抱く。同級生ガンナーくんは"何処かホッとしており"、服装からしてB級な男子達は【片や焦りの表情を浮かべている感じであり、片や苛立ちを醸し出していた】。オペレーター用の鈴を持ったC級の子含めた数人は"不安そうな表情をしている"。それを見た柚紀は、木虎に引っ張られる形で足を動かしていたが、思わず足を止め、彼らを見据えて口を開く