65.見送りの曲〜安全祈願〜(130.
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さてお次はと言うと……
「おっ？？！柚紀ちゃんに迅じゃねぇか！二人してどうしたんだ？」
『あっ！？冬島さん！！(タタタタタ…)今、訪ねようとしてたんですよ！どちらに行かれて居たんですか？後、……当真先輩、居ますか？』
「ん？(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)寺島からの選別で、オンライン麻雀出来る様にタブレットを改良して貰った。(ヒラヒラ)コレで暇で時間があれば、離れていても諏訪や東とかと麻雀出来るって訳だ。ま、会話が出来るまでは不明だがな。後、当真なら多分作戦室のソファーで寝転んでナニかしてるとは思うが、……彼奴に用か？」
『えっと、今遠征に出る人達にちょっとしたお守りを渡して回ってまして………そう言えば、冬島さん所のオペレーターさんに作ってない。……ゴメンナサイ(ｼｭﾝ)』
「あ〜………………………気にするな、会った事が一度もねぇから仕方ない仕方ない。(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)多分言実ちゃんが個別に何か渡してるさ、あの二人仲いいからな〜。って着いたか(ピッピッピッ……ウィーン)おーい起きてるか当真〜！！柚紀ちゃんが来たぞー！？ついでに迅も」
自分がついで扱いをされて思わず苦笑いを浮かべる迅だったが、風間隊メンバーを視た限りでは特に命に関わりそうな未来は視えなかったので、ほぼ自分が居る意味が無くなっているのだ。だが柚紀を一人にさせる訳には行かない、……そのちょっとした隙が未だに不安定な少女にとって命取りになりかねないのだから。そして冬島が声を掛けてもソファーから起き上がる気配のない当真を見ると、柚紀はいきなり
- タタタタタタタ、…ピョーン！…ボフッ！！ -
『当真先輩〜！…せ〜ん〜ぱ〜い〜〜！！起きて下さいよぉ〜！もうすぐお昼ですよぉ〜！(ユサユサユサユサユサ……ムッ！………スウゥー)……当真勇！！起きやがれ！！？』
- ……クイッ！クルッ……ポフン！………パサッ -
「ウルセェなぁあ〜！聞こえてるよ全く！……フワアァ〜…………任務に、行く前に少しは補填のプリント、やれって荒船に捕まって、……明け方近くまで素直に勉強してた、俺様を褒めやがれ！？それともアレか？………アンタがご褒美とか抜かすのか？………………………"つる姐"？」
「……………あ〜、もしもし当真。悪い事言わないから、ソコ退けた方がいいぞ？じゃないと、……下手すると"本物の言実さん"が飛んでくるよ、マジで」
「んぁ？ホンモノ？？じゃあ、今俺が組敷いてるのは……………………………へっ？………柚紀、だよな？お前」
先ず寝ている当真の腹部に馬乗りした柚紀が最初は優しく声を掛けながら体を揺すっていたが、相手が無反応な事に機嫌を悪くすれば大声で名を呼びながら起こしに掛かる。すると、半目の状態で一瞬のうちに上下が逆になり柚紀を押し倒せば寝惚けた状態で、言実と勘違いしたらしい当真は何やら如何わしい事をしようとする。流石にそれはマズいと待ったを掛ける迅と、………何故かタブレットを無言で構えている冬島(勿論柚紀は写らないように配慮しつつ、当真がナニをやらかしたかわかる様に)。そして逆光と、"髪を一括りにしていたせいでショートヘアと勘違いし"あんな風に自分を呼ぶ"パンツルックスな女性"が言実しか知らない当真だったが、転がした拍子に結っていた髪が解け、よく見ると明らかに小柄な少女がコチラを見ているのに気づき、……やっと間違いに気づく。一方で"当真が寝ぼけている"のは、半目や声の掠れ具合で理解できている柚紀だが、先程の言葉の意味や当真が正気に戻り、更には今の自分達の体制を把握した瞬間
『(……ジワッ)……ぃ、勇にぃ、怖いっ。……知らない、男の、人みたいで、嫌だよ、怖いよぉ〜(ｴｸﾞｴｸﾞ)』
「ぎゃあぁー！！？な、泣くな！泣くなよ柚紀っ！！(ヒョイ、ボフッ！ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)俺が悪かった！？だからマジで泣くなっ！？姐さんの説教と"マキリサ"からの説教を今から食らったら確実に出発時間延びる！それだけは勘弁してくれ〜！！！(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…)」
何時もは運良くエンカウントしていない冬島隊オペレーターだが、流石に今日は基地に居るらしく"親しくしている言実の姪を理由は何であれ泣かせた"、それがバレれば無事では済まないと考え起き上がらせ膝上に座らせれば必死で泣き止ませ様とする当真であった
それから落ち着いた柚紀は冬島と当真にも赤色中心のパワーストーンを使って作ったお守り、こちらはブレスレットタイプを渡す。(当真のはチェスのナイト駒をモチーフにしたチャーム付きで、冬島のは酔い止め効果のあるらしい石を一回り大きいのをランダムに何個か配置している)それをその場で身につければ「帰ってきたら麻雀やろうな！おっちゃんがルール教えてやるよ」「カゲのお店でリベンジ食事会するぞ？何か"お前用メニュー"が出来たらしいから楽しみにしてろよ？」と、こちらも帰ってきたら……と笑顔で約束を交わして部屋を後にする。因みにオペレーターによるお説教があったかなかったかは、……不明である
「おっ？？！柚紀ちゃんに迅じゃねぇか！二人してどうしたんだ？」
『あっ！？冬島さん！！(タタタタタ…)今、訪ねようとしてたんですよ！どちらに行かれて居たんですか？後、……当真先輩、居ますか？』
「ん？(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)寺島からの選別で、オンライン麻雀出来る様にタブレットを改良して貰った。(ヒラヒラ)コレで暇で時間があれば、離れていても諏訪や東とかと麻雀出来るって訳だ。ま、会話が出来るまでは不明だがな。後、当真なら多分作戦室のソファーで寝転んでナニかしてるとは思うが、……彼奴に用か？」
『えっと、今遠征に出る人達にちょっとしたお守りを渡して回ってまして………そう言えば、冬島さん所のオペレーターさんに作ってない。……ゴメンナサイ(ｼｭﾝ)』
「あ〜………………………気にするな、会った事が一度もねぇから仕方ない仕方ない。(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)多分言実ちゃんが個別に何か渡してるさ、あの二人仲いいからな〜。って着いたか(ピッピッピッ……ウィーン)おーい起きてるか当真〜！！柚紀ちゃんが来たぞー！？ついでに迅も」
自分がついで扱いをされて思わず苦笑いを浮かべる迅だったが、風間隊メンバーを視た限りでは特に命に関わりそうな未来は視えなかったので、ほぼ自分が居る意味が無くなっているのだ。だが柚紀を一人にさせる訳には行かない、……そのちょっとした隙が未だに不安定な少女にとって命取りになりかねないのだから。そして冬島が声を掛けてもソファーから起き上がる気配のない当真を見ると、柚紀はいきなり
- タタタタタタタ、…ピョーン！…ボフッ！！ -
『当真先輩〜！…せ〜ん〜ぱ〜い〜〜！！起きて下さいよぉ〜！もうすぐお昼ですよぉ〜！(ユサユサユサユサユサ……ムッ！………スウゥー)……当真勇！！起きやがれ！！？』
- ……クイッ！クルッ……ポフン！………パサッ -
「ウルセェなぁあ〜！聞こえてるよ全く！……フワアァ〜…………任務に、行く前に少しは補填のプリント、やれって荒船に捕まって、……明け方近くまで素直に勉強してた、俺様を褒めやがれ！？それともアレか？………アンタがご褒美とか抜かすのか？………………………"つる姐"？」
「……………あ〜、もしもし当真。悪い事言わないから、ソコ退けた方がいいぞ？じゃないと、……下手すると"本物の言実さん"が飛んでくるよ、マジで」
「んぁ？ホンモノ？？じゃあ、今俺が組敷いてるのは……………………………へっ？………柚紀、だよな？お前」
先ず寝ている当真の腹部に馬乗りした柚紀が最初は優しく声を掛けながら体を揺すっていたが、相手が無反応な事に機嫌を悪くすれば大声で名を呼びながら起こしに掛かる。すると、半目の状態で一瞬のうちに上下が逆になり柚紀を押し倒せば寝惚けた状態で、言実と勘違いしたらしい当真は何やら如何わしい事をしようとする。流石にそれはマズいと待ったを掛ける迅と、………何故かタブレットを無言で構えている冬島(勿論柚紀は写らないように配慮しつつ、当真がナニをやらかしたかわかる様に)。そして逆光と、"髪を一括りにしていたせいでショートヘアと勘違いし"あんな風に自分を呼ぶ"パンツルックスな女性"が言実しか知らない当真だったが、転がした拍子に結っていた髪が解け、よく見ると明らかに小柄な少女がコチラを見ているのに気づき、……やっと間違いに気づく。一方で"当真が寝ぼけている"のは、半目や声の掠れ具合で理解できている柚紀だが、先程の言葉の意味や当真が正気に戻り、更には今の自分達の体制を把握した瞬間
『(……ジワッ)……ぃ、勇にぃ、怖いっ。……知らない、男の、人みたいで、嫌だよ、怖いよぉ〜(ｴｸﾞｴｸﾞ)』
「ぎゃあぁー！！？な、泣くな！泣くなよ柚紀っ！！(ヒョイ、ボフッ！ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)俺が悪かった！？だからマジで泣くなっ！？姐さんの説教と"マキリサ"からの説教を今から食らったら確実に出発時間延びる！それだけは勘弁してくれ〜！！！(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…)」
何時もは運良くエンカウントしていない冬島隊オペレーターだが、流石に今日は基地に居るらしく"親しくしている言実の姪を理由は何であれ泣かせた"、それがバレれば無事では済まないと考え起き上がらせ膝上に座らせれば必死で泣き止ませ様とする当真であった
それから落ち着いた柚紀は冬島と当真にも赤色中心のパワーストーンを使って作ったお守り、こちらはブレスレットタイプを渡す。(当真のはチェスのナイト駒をモチーフにしたチャーム付きで、冬島のは酔い止め効果のあるらしい石を一回り大きいのをランダムに何個か配置している)それをその場で身につければ「帰ってきたら麻雀やろうな！おっちゃんがルール教えてやるよ」「カゲのお店でリベンジ食事会するぞ？何か"お前用メニュー"が出来たらしいから楽しみにしてろよ？」と、こちらも帰ってきたら……と笑顔で約束を交わして部屋を後にする。因みにオペレーターによるお説教があったかなかったかは、……不明である
