64.再認識の曲〜君の好きな人は誰?〜(129.
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そう、柚紀が願った【時枝だけが呼ぶ自分を指す呼び名(候補)】を口にしてみたのだ。……本当なら佐鳥みたいに呼び捨てにしたいが知り合いに聞かれたら茶化されそうであり、太刀川や当真等一部の人間に呼ばれている。それで"誰も呼んでおらず、普段でも呼べそうなモノ"を考えた結果が【名前+"さん付け"】だったのだ。因みに女性に対してだと言実も名前+さん付け呼びしているが他にも多数その呼び方をしているから、……恐らく問題ないと考えたのだ。すると
- ………スウゥー、……パチ、パチ………チラッ…フニャリ -
『…ぉはょぅ、………"みつる、くん"。その、ょびかた、きにいったから、……つぎからソレが、いいな。あと、……けんくんが、どうかした……………………………っ!!?…う、う、うっ!うぎゃあァァーーー!!(ドン!!- ドテン!!? - …ズサササササーー!)へっ?わ、わたし、きみを、抱き枕とかぬいぐるみと間違えて……(…パッ、ギュウー!)……あぅあ〜〜、は、はじゅかしぃ〜よぉ〜(…ジワリ)』
「イテテテ、もうっ!乱暴にしないでよ柚紀ちゃん!!佐鳥も今は生身で痛みを感じる……ってワアァー!!?(スクッ!)な、な、泣かないで!?この位平気だから、ね?ね?ね?」
「(ガシッ!!)………そう言えば、あの訓練室での時にさ、お前トリオン体に妙な細工しただろ?【任務中や仮想空間使用時以外、痛覚アリにする】的なさ。…………あれのせいで…柚紀さん動揺やら勘違いやらして事態が拗れたって自覚あるか?ってか今は流石に辞めたよなソレ」
「あ〜………明日、確認してもらう。広報の仕事時も痛覚アリにしてた気がするし、丁度明日仕事あるだろ?って、そう言うとっきーこそ【とりまるの携帯から聴こえたのと柚紀ちゃんの生歌声の見分け付かなっただろ?】あ、因みに佐鳥は【英語が苦手意識持つ彼女が英語版を歌うとは全く思っていなかった】って言う勝手な思い込みが原因で分からなかったけど、今なら聞き分けれる自信あるし、ちゃんと謝ったからね!(パシッ!)……謝ると言えば嵐山さんの言葉の意味、分かったの?」
「……………それを佐鳥に教える義理はないよ?そう言うお前こそ木虎に指摘された内容の答え、出たのか?」
きちんと意識が覚醒してないがちゃんと誰が何処に居るか判断できたらしく、先ずは頭元近くに居る時枝に目線を向けた後に………胸元で自分が抱えているモノが佐鳥だと分かれば、顔を真っ赤にさせ妙な叫び声を放つと共に思わず佐鳥を押しのけてしまい、後ずさりすると頭を載せていた枕を抱き抱え、烏丸の予想通り涙目となってしまう。いきなり押し退けられて尻もちを付く佐鳥だったが、涙目の柚紀を見て慌てて立ち上がり"責任を感じている"と察してアタフタしながら近寄り、泣き止ませようとする。それに対して自分より柚紀に近づこうとした佐鳥の腕を掴んで動きを制御し、些か怒気をはらんだ眼孔で"痛覚に関する指摘"をする時枝。……こんな時でも一応あまり痛みを感じない程度の力加減で腕を握る彼を見て感心する佐鳥だが、やはり動きが制限されるのは嫌らしく振り払えば逆に仕返しを敢行。それに対して"売り言葉に買い言葉"的な感覚で更に返す時枝、…………理由は分からないが"二人が喧嘩をしているのは自分のせい"と思ったらしく『けんか、だめっ。……いやだ、ききたくも、みたくもな……っ!ケホケホ(…ヒュウー)』と柚紀が止めようとしたが、寝起きと未だにある痣の影響で乾咳と妙な呼吸音が聞こえて、二人して慌ててベッドに乗り介抱しようとした、まさにその時
- …タタタタタタタタ、…ガラガラガラ! -
「おいっ!時枝と佐鳥と烏丸!!ユズの妙な叫び声が聞こえた気がしたが気のせ……………………(…スッ、ガシャン!)……そこの茶色の犬猫コンビ、今すぐに俺の親友から離れろ。さもなくば、……(ピッ)コレのサビにしてやるぜ?」
「ゼーゼー……の、野々村っ?!た、確かに鶴ヶ峰が心配なのも、…生徒がほぼ居ないならぶつ、かる心配もないが……おまっ、どんだけ体力、あるんだよ!?ゼーゼー……あんだけ、体育館で、体、動かした後、だろ?」
「うんなの餓鬼の頃からずっと鍛錬した賜物だが?鍛えれば誰だってこの位到達するぜ?……あ、烏丸。木崎さんに特訓メニュー見てもらいたいんだが、連絡先聞き忘れてよ〜。今日、あの人の予定知ってるか?で、潔く離れた二人はソッチの床に正座!!(……パシィン、パシィン)何であんな状況になったかきっちりハッキリ、説明、してもらうぜ?」
「今日は別支部の人と合同で防衛任務、の筈だから無理だな。レイジさんには後日時間を作ってもらう様に俺から頼んでおく。(スタスタスタ…)決まり次第連絡する。……(スッ)とりあえず鶴ヶ峰は水分補給だな」
(男)「……(風音ちゃん/野々村が怒ってる。それもかなり…で、とりまる/京介/烏丸は相変わらずな感じか)」
フブキが元気よく駆け込んで来たのだ、それも制服姿のまま。遅れてやって来た笹森も制服姿だがコチラは息切れを起こしておりヘロヘロな状態(+風間に貸していた体操着の入った袋持ち)。そして"二人に迫られて涙目の親友の図"に見えたフブキは、問答無用で常時隠し持っている"携帯警棒"を取り出し、二人に切っ先を向けて柚紀の開放を要求やら笹森の質問に答えたり、烏丸に聞きたいことを訊ねたり…まるで聖徳太子の様な隠れ特技を披露。…………フブキの実力や逸話を知る二人は流石に素直に従う中、烏丸はマイペースに二人とは入れ違う形でベッドに近寄り、柚紀に飲み物を手渡す。勿論、下手に近すぎない絶妙な距離を保つ。笹森に関しては柚紀の側に行って良いか分からず、とりあえず三人の側に移動して状況整理に専念する事に
- ………スウゥー、……パチ、パチ………チラッ…フニャリ -
『…ぉはょぅ、………"みつる、くん"。その、ょびかた、きにいったから、……つぎからソレが、いいな。あと、……けんくんが、どうかした……………………………っ!!?…う、う、うっ!うぎゃあァァーーー!!(ドン!!- ドテン!!? - …ズサササササーー!)へっ?わ、わたし、きみを、抱き枕とかぬいぐるみと間違えて……(…パッ、ギュウー!)……あぅあ〜〜、は、はじゅかしぃ〜よぉ〜(…ジワリ)』
「イテテテ、もうっ!乱暴にしないでよ柚紀ちゃん!!佐鳥も今は生身で痛みを感じる……ってワアァー!!?(スクッ!)な、な、泣かないで!?この位平気だから、ね?ね?ね?」
「(ガシッ!!)………そう言えば、あの訓練室での時にさ、お前トリオン体に妙な細工しただろ?【任務中や仮想空間使用時以外、痛覚アリにする】的なさ。…………あれのせいで…柚紀さん動揺やら勘違いやらして事態が拗れたって自覚あるか?ってか今は流石に辞めたよなソレ」
「あ〜………明日、確認してもらう。広報の仕事時も痛覚アリにしてた気がするし、丁度明日仕事あるだろ?って、そう言うとっきーこそ【とりまるの携帯から聴こえたのと柚紀ちゃんの生歌声の見分け付かなっただろ?】あ、因みに佐鳥は【英語が苦手意識持つ彼女が英語版を歌うとは全く思っていなかった】って言う勝手な思い込みが原因で分からなかったけど、今なら聞き分けれる自信あるし、ちゃんと謝ったからね!(パシッ!)……謝ると言えば嵐山さんの言葉の意味、分かったの?」
「……………それを佐鳥に教える義理はないよ?そう言うお前こそ木虎に指摘された内容の答え、出たのか?」
きちんと意識が覚醒してないがちゃんと誰が何処に居るか判断できたらしく、先ずは頭元近くに居る時枝に目線を向けた後に………胸元で自分が抱えているモノが佐鳥だと分かれば、顔を真っ赤にさせ妙な叫び声を放つと共に思わず佐鳥を押しのけてしまい、後ずさりすると頭を載せていた枕を抱き抱え、烏丸の予想通り涙目となってしまう。いきなり押し退けられて尻もちを付く佐鳥だったが、涙目の柚紀を見て慌てて立ち上がり"責任を感じている"と察してアタフタしながら近寄り、泣き止ませようとする。それに対して自分より柚紀に近づこうとした佐鳥の腕を掴んで動きを制御し、些か怒気をはらんだ眼孔で"痛覚に関する指摘"をする時枝。……こんな時でも一応あまり痛みを感じない程度の力加減で腕を握る彼を見て感心する佐鳥だが、やはり動きが制限されるのは嫌らしく振り払えば逆に仕返しを敢行。それに対して"売り言葉に買い言葉"的な感覚で更に返す時枝、…………理由は分からないが"二人が喧嘩をしているのは自分のせい"と思ったらしく『けんか、だめっ。……いやだ、ききたくも、みたくもな……っ!ケホケホ(…ヒュウー)』と柚紀が止めようとしたが、寝起きと未だにある痣の影響で乾咳と妙な呼吸音が聞こえて、二人して慌ててベッドに乗り介抱しようとした、まさにその時
- …タタタタタタタタ、…ガラガラガラ! -
「おいっ!時枝と佐鳥と烏丸!!ユズの妙な叫び声が聞こえた気がしたが気のせ……………………(…スッ、ガシャン!)……そこの茶色の犬猫コンビ、今すぐに俺の親友から離れろ。さもなくば、……(ピッ)コレのサビにしてやるぜ?」
「ゼーゼー……の、野々村っ?!た、確かに鶴ヶ峰が心配なのも、…生徒がほぼ居ないならぶつ、かる心配もないが……おまっ、どんだけ体力、あるんだよ!?ゼーゼー……あんだけ、体育館で、体、動かした後、だろ?」
「うんなの餓鬼の頃からずっと鍛錬した賜物だが?鍛えれば誰だってこの位到達するぜ?……あ、烏丸。木崎さんに特訓メニュー見てもらいたいんだが、連絡先聞き忘れてよ〜。今日、あの人の予定知ってるか?で、潔く離れた二人はソッチの床に正座!!(……パシィン、パシィン)何であんな状況になったかきっちりハッキリ、説明、してもらうぜ?」
「今日は別支部の人と合同で防衛任務、の筈だから無理だな。レイジさんには後日時間を作ってもらう様に俺から頼んでおく。(スタスタスタ…)決まり次第連絡する。……(スッ)とりあえず鶴ヶ峰は水分補給だな」
(男)「……(風音ちゃん/野々村が怒ってる。それもかなり…で、とりまる/京介/烏丸は相変わらずな感じか)」
フブキが元気よく駆け込んで来たのだ、それも制服姿のまま。遅れてやって来た笹森も制服姿だがコチラは息切れを起こしておりヘロヘロな状態(+風間に貸していた体操着の入った袋持ち)。そして"二人に迫られて涙目の親友の図"に見えたフブキは、問答無用で常時隠し持っている"携帯警棒"を取り出し、二人に切っ先を向けて柚紀の開放を要求やら笹森の質問に答えたり、烏丸に聞きたいことを訊ねたり…まるで聖徳太子の様な隠れ特技を披露。…………フブキの実力や逸話を知る二人は流石に素直に従う中、烏丸はマイペースに二人とは入れ違う形でベッドに近寄り、柚紀に飲み物を手渡す。勿論、下手に近すぎない絶妙な距離を保つ。笹森に関しては柚紀の側に行って良いか分からず、とりあえず三人の側に移動して状況整理に専念する事に