57.和解の曲〜赤星一等星編〜(122.
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現在、亜種含めて一番敵を倒しているのは太刀川な状況なら"そこまで敵が来ない"と思っていたが、予想以上に柚紀を狙って敵が集まってきていた。何故と諏訪が迅に訊ねると
「……恐らく【亜種が放つ命令信号的なのより、柚紀ちゃんが放っているトリオンが強力だから】です。でも、……そろそろ放出を止めないと本格的にこの子の命が危なくなる。(トリオン体なら兎も角、"現段階で"生身の彼女にリスク最小限で干渉可能なのは言実さんと市河ちゃんだけ。だが…)「それなら俺に考えがある。俺を信じてその子を預けてくれないか?迅」(ピタッ)……何をするつもり?…嵐山」
「バっ!馬鹿野郎っ!?いきなり止まるなっ!!❲警戒!!柚紀ちゃんに隠密型多数接近中!!?❳チッ!!(…ドン!- シュン…ザシュッ!!……シュゥー -)くっ!!(ババババババババ)行けお前等っ!!此処は俺が…俺達が食い止めてやる!?だから、……その姫様を絶対に死なせるなよっ!!?」
「諏訪さんっ?!?しかしっ、貴方一人では無茶です!?」
「……嵐山も意外と抜けてるなぁ〜、言っただろ?"俺達が"ってな!(- シュン、ズサッ! -)「すみません諏訪さん!遅くなりました!!」「防衛任務でなくても戦闘になるって分かっているなら招集して下さいよ!水臭いですよ?(ババババババババ)」❲そうだぞ〜!ってか、柚紀ちゃんと外食とか普通に私も行きたかったんだけど〜!!後で何か奢ってよ、諏訪さ〜ん❳ってな訳だ。……安心しろ、この敵を片付けたら撤退する。…"トリガーを引いちまったからな"」
次の手が視えない迅に対して嵐山が何か案があるらしい発言をする。それを聞いて思わず足を止めてしまう迅(柚紀)を狙う敵が居ると、"諏訪のみ"にアナウンスが入り反射的に庇って負傷する。そしてアナウンスの声が自隊のオペレーターである小佐野の声であった点からして【部下が来ている】と察した諏訪が足止め役を買って出る。最初は渋る嵐山だが、笹森と堤の合流・そして洗脳型の被害を受けてしまう条件を満たしている諏訪を柚紀の側に居させるのは危険、と判断し「……此処はお願いします!?」と声を掛けて先を急ぐ事に。それを見送った諏訪は部下に号令を掛けて豪快な銃撃音を轟かせるのであった
さて、当真による援護狙撃や太刀川達が視認出来る距離まで来たのを確認した迅は、嵐山に柚紀を託す。そして自分は風刃を抜いて新たな指示を出す
「さて、この実力派エリートの俺もずっとサボっているのが柚紀ちゃんにバレたら"頼りになるお兄ちゃんポジション"を太刀川さんとかに盗られ兼ねないし、此処からは参戦するよ。でだ……野々村ちゃんと村上はそのまま二人の防衛重視の動きをしててくれ、但し"一撃でも敵から貰ったら即ベイルアウトしろ"。負傷したまま此処に長居するのは"柚紀ちゃんが危険な状況になる"と理解してくれ。……京介!エスクードと銃撃で嵐山と彼女を守れ!!お前が最後の砦だ、もし戦況が悪化しても絶対に前に出てくるなよ?……"自分が何をするべきか"、それを理解しろ」
「「「了解!」」」
「お!ナニナニ?俺とどれだけ敵を倒すか競うつもりか迅?……いいねぇ〜、風刃持ったお前とランク戦出来なくなったが、最近は柚紀関連でナニかと共闘する機会が増えたよな〜。後、………お前に寄せる"柚紀の信頼度を削げれば"、俺は色々助言を貰いやすくなる訳だ!!(ニヤリ)本当にコイツが来てから退屈と感じる事が減って毎日が楽しくなってきたぜ!!?」
「……楽しく感じるのは良いですが太刀川さん、…学業もちゃんとして下さいよ?流石にサボり過ぎると柚紀ちゃんや姐さんだって呆れて逆効果ですよ?ってか少し前にそれに関してキツーいお灸据えられたの、忘れているよなこの人(……アレも姐さんが来たからこの人にとっては"棚ぼた"感覚だろうけど、"今の柚紀ちゃん"に対しては悪手だ。本人が一番望んでいる【平凡な日常生活を自ら手放している】に他ならないんだから)」
柚紀が戻って来た事により、ゲートが再び開き出し敵も増量して来たので"防衛重視だった出水を攻撃側に加入"させる陣形を整える。防衛側の三人が実力不足だから、ではないが"この中でならどちらかといえば守り役に適している"と迅が判断したのだった。……洗脳型の判別法が確立していないので、下手なリスクを背負わない為でもある。【自分の未来視は絶対ではないし、柚紀の"変異したトリオン"を吸収したのが理由かは定かではないが何時もの様に"視えない"】のを隠す意味合いもあるが……それは言うつもりはないのだった。さて、烏丸が造ったエスクード裏に避難した嵐山は自分の方に少女を抱き寄せる。そして迅と嵐山は色々似てはいるが、密着すればナニかと違いに気づきやすくなり………五感強化をほぼマスターしている本人が気づかない訳も無く
『(……クンクン………スウゥ、……パチ、パチ)(くろと、…あか?……この色を持つ男性でこの…香りは……)………ぁ、……しゃ……さ?……じ、…さ……は?(チラ、チラ)』
「っ!!…起こしちゃったみたいだね、君を護っているのが迅じゃなくて俺で御免ね。っと、無理に話したら駄目だけど……(フワッ)"俺も君と話したいから"、ちょっとだけズルさせてね?………市河ちゃん、頼む」
❲了解です嵐山さん、……共鳴スタート❳
『…………ぇっ?(- キイィーン -)……(…シロ、目はもう大丈夫?あれからずっと、学校休んでいるってフブキに聞いたけど……それに、嵐山さんと繋がって、平気なの?)』
❲私は大丈夫、……ちょっと昔の事がフラッシュバックしちゃって能力コントロールが不安定になっちゃったけど、もう平気だよ。って、私とは何時でも話せるんだから今は……嵐山さんとお話しないのユズちゃん?ずっと会いたかった"准にぃ"が側に居るんだよ?後、……こうなるのは今回が初めてじゃないから平気、…でも長くは持たないから手短にしてね?❳
匂いもだが"色合い"から嵐山と判別した柚紀だが、言実と交わした言葉も相成り無意識に迅を探してしまう。一瞬だけ辛そうな表情を浮かべたが"幼い少女に話をする時みたいに"表情や話し方を気をつけつつ、先程迅に告げた"秘策"を実行する。それがまさかの【嵐山とシロの共鳴】である事に少なからず驚きや戸惑い、二人は大丈夫かと心配する。そして負担を強いられるシロの言葉を聞いて、いざ話そうとするがナニを言えば良いか分からず戸惑う柚紀の心情を感じ取った嵐山から話し始める。それは
((………御免ね柚紀ちゃん。君はちゃんと俺を見ていてくれたのに、俺は心の何処かで【迅の代わり】とか【あの二人が居るから大丈夫】と思ってしまっていた。でも、…それは違った。本当は"俺自身が君を護り支えたいと思っているし、出来れば頼って欲しい"とも思っている。馬鹿だな俺も、任務もだが年齢が違うから何かと都合が付きにくくて時間が作れなくて、次第に距離が開いてしまった。そのお陰で気づけたが、……市河ちゃんに言われたよ"柚紀ちゃんは俺を信頼しているが、甘え過ぎるのは本当の妹さんや弟さんに申し訳ないから、どこまで頼って良いかが分からない"とね。………俺的には大歓迎だよ?!最近の二人は反抗期で中々頼って来なくなって、少し寂しくてさ(……ナデナデ)……"柚紀"に頼られるとお兄ちゃんは嬉しいですぞ?))
「……恐らく【亜種が放つ命令信号的なのより、柚紀ちゃんが放っているトリオンが強力だから】です。でも、……そろそろ放出を止めないと本格的にこの子の命が危なくなる。(トリオン体なら兎も角、"現段階で"生身の彼女にリスク最小限で干渉可能なのは言実さんと市河ちゃんだけ。だが…)「それなら俺に考えがある。俺を信じてその子を預けてくれないか?迅」(ピタッ)……何をするつもり?…嵐山」
「バっ!馬鹿野郎っ!?いきなり止まるなっ!!❲警戒!!柚紀ちゃんに隠密型多数接近中!!?❳チッ!!(…ドン!- シュン…ザシュッ!!……シュゥー -)くっ!!(ババババババババ)行けお前等っ!!此処は俺が…俺達が食い止めてやる!?だから、……その姫様を絶対に死なせるなよっ!!?」
「諏訪さんっ?!?しかしっ、貴方一人では無茶です!?」
「……嵐山も意外と抜けてるなぁ〜、言っただろ?"俺達が"ってな!(- シュン、ズサッ! -)「すみません諏訪さん!遅くなりました!!」「防衛任務でなくても戦闘になるって分かっているなら招集して下さいよ!水臭いですよ?(ババババババババ)」❲そうだぞ〜!ってか、柚紀ちゃんと外食とか普通に私も行きたかったんだけど〜!!後で何か奢ってよ、諏訪さ〜ん❳ってな訳だ。……安心しろ、この敵を片付けたら撤退する。…"トリガーを引いちまったからな"」
次の手が視えない迅に対して嵐山が何か案があるらしい発言をする。それを聞いて思わず足を止めてしまう迅(柚紀)を狙う敵が居ると、"諏訪のみ"にアナウンスが入り反射的に庇って負傷する。そしてアナウンスの声が自隊のオペレーターである小佐野の声であった点からして【部下が来ている】と察した諏訪が足止め役を買って出る。最初は渋る嵐山だが、笹森と堤の合流・そして洗脳型の被害を受けてしまう条件を満たしている諏訪を柚紀の側に居させるのは危険、と判断し「……此処はお願いします!?」と声を掛けて先を急ぐ事に。それを見送った諏訪は部下に号令を掛けて豪快な銃撃音を轟かせるのであった
さて、当真による援護狙撃や太刀川達が視認出来る距離まで来たのを確認した迅は、嵐山に柚紀を託す。そして自分は風刃を抜いて新たな指示を出す
「さて、この実力派エリートの俺もずっとサボっているのが柚紀ちゃんにバレたら"頼りになるお兄ちゃんポジション"を太刀川さんとかに盗られ兼ねないし、此処からは参戦するよ。でだ……野々村ちゃんと村上はそのまま二人の防衛重視の動きをしててくれ、但し"一撃でも敵から貰ったら即ベイルアウトしろ"。負傷したまま此処に長居するのは"柚紀ちゃんが危険な状況になる"と理解してくれ。……京介!エスクードと銃撃で嵐山と彼女を守れ!!お前が最後の砦だ、もし戦況が悪化しても絶対に前に出てくるなよ?……"自分が何をするべきか"、それを理解しろ」
「「「了解!」」」
「お!ナニナニ?俺とどれだけ敵を倒すか競うつもりか迅?……いいねぇ〜、風刃持ったお前とランク戦出来なくなったが、最近は柚紀関連でナニかと共闘する機会が増えたよな〜。後、………お前に寄せる"柚紀の信頼度を削げれば"、俺は色々助言を貰いやすくなる訳だ!!(ニヤリ)本当にコイツが来てから退屈と感じる事が減って毎日が楽しくなってきたぜ!!?」
「……楽しく感じるのは良いですが太刀川さん、…学業もちゃんとして下さいよ?流石にサボり過ぎると柚紀ちゃんや姐さんだって呆れて逆効果ですよ?ってか少し前にそれに関してキツーいお灸据えられたの、忘れているよなこの人(……アレも姐さんが来たからこの人にとっては"棚ぼた"感覚だろうけど、"今の柚紀ちゃん"に対しては悪手だ。本人が一番望んでいる【平凡な日常生活を自ら手放している】に他ならないんだから)」
柚紀が戻って来た事により、ゲートが再び開き出し敵も増量して来たので"防衛重視だった出水を攻撃側に加入"させる陣形を整える。防衛側の三人が実力不足だから、ではないが"この中でならどちらかといえば守り役に適している"と迅が判断したのだった。……洗脳型の判別法が確立していないので、下手なリスクを背負わない為でもある。【自分の未来視は絶対ではないし、柚紀の"変異したトリオン"を吸収したのが理由かは定かではないが何時もの様に"視えない"】のを隠す意味合いもあるが……それは言うつもりはないのだった。さて、烏丸が造ったエスクード裏に避難した嵐山は自分の方に少女を抱き寄せる。そして迅と嵐山は色々似てはいるが、密着すればナニかと違いに気づきやすくなり………五感強化をほぼマスターしている本人が気づかない訳も無く
『(……クンクン………スウゥ、……パチ、パチ)(くろと、…あか?……この色を持つ男性でこの…香りは……)………ぁ、……しゃ……さ?……じ、…さ……は?(チラ、チラ)』
「っ!!…起こしちゃったみたいだね、君を護っているのが迅じゃなくて俺で御免ね。っと、無理に話したら駄目だけど……(フワッ)"俺も君と話したいから"、ちょっとだけズルさせてね?………市河ちゃん、頼む」
❲了解です嵐山さん、……共鳴スタート❳
『…………ぇっ?(- キイィーン -)……(…シロ、目はもう大丈夫?あれからずっと、学校休んでいるってフブキに聞いたけど……それに、嵐山さんと繋がって、平気なの?)』
❲私は大丈夫、……ちょっと昔の事がフラッシュバックしちゃって能力コントロールが不安定になっちゃったけど、もう平気だよ。って、私とは何時でも話せるんだから今は……嵐山さんとお話しないのユズちゃん?ずっと会いたかった"准にぃ"が側に居るんだよ?後、……こうなるのは今回が初めてじゃないから平気、…でも長くは持たないから手短にしてね?❳
匂いもだが"色合い"から嵐山と判別した柚紀だが、言実と交わした言葉も相成り無意識に迅を探してしまう。一瞬だけ辛そうな表情を浮かべたが"幼い少女に話をする時みたいに"表情や話し方を気をつけつつ、先程迅に告げた"秘策"を実行する。それがまさかの【嵐山とシロの共鳴】である事に少なからず驚きや戸惑い、二人は大丈夫かと心配する。そして負担を強いられるシロの言葉を聞いて、いざ話そうとするがナニを言えば良いか分からず戸惑う柚紀の心情を感じ取った嵐山から話し始める。それは
((………御免ね柚紀ちゃん。君はちゃんと俺を見ていてくれたのに、俺は心の何処かで【迅の代わり】とか【あの二人が居るから大丈夫】と思ってしまっていた。でも、…それは違った。本当は"俺自身が君を護り支えたいと思っているし、出来れば頼って欲しい"とも思っている。馬鹿だな俺も、任務もだが年齢が違うから何かと都合が付きにくくて時間が作れなくて、次第に距離が開いてしまった。そのお陰で気づけたが、……市河ちゃんに言われたよ"柚紀ちゃんは俺を信頼しているが、甘え過ぎるのは本当の妹さんや弟さんに申し訳ないから、どこまで頼って良いかが分からない"とね。………俺的には大歓迎だよ?!最近の二人は反抗期で中々頼って来なくなって、少し寂しくてさ(……ナデナデ)……"柚紀"に頼られるとお兄ちゃんは嬉しいですぞ?))