57.和解の曲〜赤星一等星編〜(122.
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
- ドドドドドド……ドーン! -
「……確かに迅さんが言った通り、ヒトや犬の形をした敵はそこまで強くはないけど(キイィーン)数とシールドが厄介ですね。でもまぁ(- ザシュッ!ザシュッ!…スパッ! -)……これだけの実力者アタッカーが居れば苦戦しなさそいですが(ドドド…- バババババ -)四方八方からってのはかなりキツイっすね!」
❲その気持ちは分かるが、今は戦い慣れていない敵に集中しろ。死角になる場所や射程外な敵はコッチでカバーする!ってか本当にあの時みたいにウジャウジャ寄って来やがるな〜。ってか迅!!お前さんは"何で風刃を抜かねぇ!?"柚紀ちゃんを諏訪に預けて参戦した方が、絶対に戦局は楽になるだろう?!❳
「………今、風刃を抜いて敵を倒せば確かに"この状況を簡単に打破出来ます"。だけど、…"それをしたらこの先、何処かで詰む未来が視える"以上、容易には使えません。それに……(チラッ)今の柚紀ちゃんから俺までもが離れたら、更に敵が来ますよ確実に」
❲そうだせ隊長〜。柚紀は"泣き虫で寂しがり屋"だぜ?それと諏訪さんには迅さん並みに懐いているし信頼はしているが、実力がなぁ〜。………多分出水に預けないのは"あの時の記憶を呼び覚ます可能性"を危惧してだろうし、アタッカー勢に預けないのは【信頼度不足やら前線維持的な理由】って感じか?(だが、このままじゃジリ貧状態だ。……"更なる援軍がくる"なら話は別だけどな)❳
見通しの良くスナイパーの射線が通ると言う事は、敵からも同じな状況を意味し全方向から色んな敵が狙ってくるのだ。そして【可視・不可視のトリオンだとどちらが高威力か】と問われれば……やはり前者であるので亜種も入り混じり混戦状態となっており、太刀川・影浦・フブキが最前線で戦い、レイガスト持ちの村上は一歩引いた位置で敵と交戦。出水・諏訪・冬島と当真は迅と柚紀を護る形でアタッカー勢を潜り抜けてきた敵を始末している。出水は数減らしに参加もしているが、やはり防衛重視である。理由は冬島のスイッチボックスを乱用出来ないからだ。迅に関しては未来視内容も相成り柚紀を抱えて回避に専念するしかないのだ。何せ
- ……ダン!!…ズドン! -
「ったく!この乱戦時に土竜も容赦なく出てくるから嫌になるよなぁ〜。コイツさえ居なければ色々楽なのにっ!!(……どうにか解析出来れば良いんだけど、コイツもリアルタイムじゃなきゃ駄目な分類。………今の状況じゃ難しいか…)❲迅さん、飛び過ぎだ!!?❳ん?……あらら、バンダーの射線入っちゃってる感じか?それも砲撃体制整えられているみたいだし」
土竜強襲を柚紀が居るせいかいつも以上に余裕を持って空中に回避したが、飛び上がり過ぎて遠方のバンダーの砲撃が通る高度にまで達してしまっていた。……柚紀から漏れ出ているトリオンが迅のトリオン体性能を無意識に向上させてしまったのだ。そして地上組も二人が危うい状況と、グラスホッパーを用いて二人の元には辿り着けても砲撃数秒前な今からじゃ間に合わない。そして二人……その背後にあるボーダー本部目掛けて砲撃が発射され、地上組が迅や柚紀の名を呼ぶ中
- ………ビュンッ!! -
「「「…フルガード!!!」」」
- ガキィーン!! -
- ………ドーン!ドーン! -
「「「!!?/おっ?相変わらずヒーローは遅れてやってくるって奴か??」」」
「あ、あ、……嵐山ぁぁっ!!!?それに、……お前等も来たのかよっ?!」
「おっ!?やっぱり来ましたね嵐山さん!!ってか、…てっきり"部下を招集する"と思いきや来たのは烏丸と……誰だアイツ?」
「あの人は木崎レイジさんで、諏訪さんと同級生で玉狛第一の隊長。因みにA級で実力は俺が保証するよ。って(ハァ〜)……迅さんから"嵐山さんと他数名の助っ人が来るまで防衛重視"って聞いたけど、………この様子じゃスナイパーの増員も佐鳥じゃなくて東さんって感じか?ってか………何処まで風で流されているんだよっ!?このままじゃ建物に激突するからっ!!?」
テレポートで二人と砲撃の間に割り込んだ嵐山が、烏丸と木崎にも協力してもらい砲撃を防ぎ、その隙に二発の狙撃によりバンダーを撃破する。まさかの助っ人に影浦と村上は驚き、太刀川は【柚紀が危うい所に嵐山隊あり】的なパターンに慣れている様子でかなり楽観視しており、諏訪は相変わらずキレ気味に考えを口にして、フブキは嵐山は予想していたが二人は予想外であり更に木崎とは初対面で少し警戒。これに対して"迅から先にこうなると聞いていた"出水は安堵の溜め息を漏らしたのも束の間、砲撃を防いだ時に生じた突風で流された二人が建物に激突
- ドカーン!!ドーン!…………パラパラパラ -
「あ〜……うん。嵐山が助けてくれるのは視えてたけど、その後どうなるかは…視てなかったな。って……ン?…背中に何かある??「ったく、最初から回避に専念するつもりなら"風刃持ってくんな!!"普通のトリガー構成にしてシールドとか使える様にしやがれ!!?」えっ!!諏訪さんっ!!?」
「っ!!……あっ!?迅っ!柚紀ちゃんは無事かっ?!!」
「(チラッ)大丈夫、怪我はしてないない。それより…「「旋空弧月っ!!/スラスターオン!」」……戦況の立て直しが先かな?太刀川さん達から離れちゃったから、先ずは合流しないと」
柚紀を抱える迅を庇うかの様に諏訪が建物との間に滑り込みクッション役となる。以前の風間隊との合同訓練時に空中で砲撃を防いだ柚紀がどうなったかを、風間に聞いていたので"こうなる"のは分かっていたのだった。そして親友が心配で追い掛けてきたフブキと、その友人のサポートとして追随して来た村上が四人を守るかの様に敵と対峙しているのを見て、色々言いたいし聞きたい・知りたいであろう嵐山を制して迅を中心に行動を開始するのであった
「……確かに迅さんが言った通り、ヒトや犬の形をした敵はそこまで強くはないけど(キイィーン)数とシールドが厄介ですね。でもまぁ(- ザシュッ!ザシュッ!…スパッ! -)……これだけの実力者アタッカーが居れば苦戦しなさそいですが(ドドド…- バババババ -)四方八方からってのはかなりキツイっすね!」
❲その気持ちは分かるが、今は戦い慣れていない敵に集中しろ。死角になる場所や射程外な敵はコッチでカバーする!ってか本当にあの時みたいにウジャウジャ寄って来やがるな〜。ってか迅!!お前さんは"何で風刃を抜かねぇ!?"柚紀ちゃんを諏訪に預けて参戦した方が、絶対に戦局は楽になるだろう?!❳
「………今、風刃を抜いて敵を倒せば確かに"この状況を簡単に打破出来ます"。だけど、…"それをしたらこの先、何処かで詰む未来が視える"以上、容易には使えません。それに……(チラッ)今の柚紀ちゃんから俺までもが離れたら、更に敵が来ますよ確実に」
❲そうだせ隊長〜。柚紀は"泣き虫で寂しがり屋"だぜ?それと諏訪さんには迅さん並みに懐いているし信頼はしているが、実力がなぁ〜。………多分出水に預けないのは"あの時の記憶を呼び覚ます可能性"を危惧してだろうし、アタッカー勢に預けないのは【信頼度不足やら前線維持的な理由】って感じか?(だが、このままじゃジリ貧状態だ。……"更なる援軍がくる"なら話は別だけどな)❳
見通しの良くスナイパーの射線が通ると言う事は、敵からも同じな状況を意味し全方向から色んな敵が狙ってくるのだ。そして【可視・不可視のトリオンだとどちらが高威力か】と問われれば……やはり前者であるので亜種も入り混じり混戦状態となっており、太刀川・影浦・フブキが最前線で戦い、レイガスト持ちの村上は一歩引いた位置で敵と交戦。出水・諏訪・冬島と当真は迅と柚紀を護る形でアタッカー勢を潜り抜けてきた敵を始末している。出水は数減らしに参加もしているが、やはり防衛重視である。理由は冬島のスイッチボックスを乱用出来ないからだ。迅に関しては未来視内容も相成り柚紀を抱えて回避に専念するしかないのだ。何せ
- ……ダン!!…ズドン! -
「ったく!この乱戦時に土竜も容赦なく出てくるから嫌になるよなぁ〜。コイツさえ居なければ色々楽なのにっ!!(……どうにか解析出来れば良いんだけど、コイツもリアルタイムじゃなきゃ駄目な分類。………今の状況じゃ難しいか…)❲迅さん、飛び過ぎだ!!?❳ん?……あらら、バンダーの射線入っちゃってる感じか?それも砲撃体制整えられているみたいだし」
土竜強襲を柚紀が居るせいかいつも以上に余裕を持って空中に回避したが、飛び上がり過ぎて遠方のバンダーの砲撃が通る高度にまで達してしまっていた。……柚紀から漏れ出ているトリオンが迅のトリオン体性能を無意識に向上させてしまったのだ。そして地上組も二人が危うい状況と、グラスホッパーを用いて二人の元には辿り着けても砲撃数秒前な今からじゃ間に合わない。そして二人……その背後にあるボーダー本部目掛けて砲撃が発射され、地上組が迅や柚紀の名を呼ぶ中
- ………ビュンッ!! -
「「「…フルガード!!!」」」
- ガキィーン!! -
- ………ドーン!ドーン! -
「「「!!?/おっ?相変わらずヒーローは遅れてやってくるって奴か??」」」
「あ、あ、……嵐山ぁぁっ!!!?それに、……お前等も来たのかよっ?!」
「おっ!?やっぱり来ましたね嵐山さん!!ってか、…てっきり"部下を招集する"と思いきや来たのは烏丸と……誰だアイツ?」
「あの人は木崎レイジさんで、諏訪さんと同級生で玉狛第一の隊長。因みにA級で実力は俺が保証するよ。って(ハァ〜)……迅さんから"嵐山さんと他数名の助っ人が来るまで防衛重視"って聞いたけど、………この様子じゃスナイパーの増員も佐鳥じゃなくて東さんって感じか?ってか………何処まで風で流されているんだよっ!?このままじゃ建物に激突するからっ!!?」
テレポートで二人と砲撃の間に割り込んだ嵐山が、烏丸と木崎にも協力してもらい砲撃を防ぎ、その隙に二発の狙撃によりバンダーを撃破する。まさかの助っ人に影浦と村上は驚き、太刀川は【柚紀が危うい所に嵐山隊あり】的なパターンに慣れている様子でかなり楽観視しており、諏訪は相変わらずキレ気味に考えを口にして、フブキは嵐山は予想していたが二人は予想外であり更に木崎とは初対面で少し警戒。これに対して"迅から先にこうなると聞いていた"出水は安堵の溜め息を漏らしたのも束の間、砲撃を防いだ時に生じた突風で流された二人が建物に激突
- ドカーン!!ドーン!…………パラパラパラ -
「あ〜……うん。嵐山が助けてくれるのは視えてたけど、その後どうなるかは…視てなかったな。って……ン?…背中に何かある??「ったく、最初から回避に専念するつもりなら"風刃持ってくんな!!"普通のトリガー構成にしてシールドとか使える様にしやがれ!!?」えっ!!諏訪さんっ!!?」
「っ!!……あっ!?迅っ!柚紀ちゃんは無事かっ?!!」
「(チラッ)大丈夫、怪我はしてないない。それより…「「旋空弧月っ!!/スラスターオン!」」……戦況の立て直しが先かな?太刀川さん達から離れちゃったから、先ずは合流しないと」
柚紀を抱える迅を庇うかの様に諏訪が建物との間に滑り込みクッション役となる。以前の風間隊との合同訓練時に空中で砲撃を防いだ柚紀がどうなったかを、風間に聞いていたので"こうなる"のは分かっていたのだった。そして親友が心配で追い掛けてきたフブキと、その友人のサポートとして追随して来た村上が四人を守るかの様に敵と対峙しているのを見て、色々言いたいし聞きたい・知りたいであろう嵐山を制して迅を中心に行動を開始するのであった