54.対戦の曲〜黒服同期編〜(119.
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用事が済んで元の席に戻り、柚紀のお陰で何とか解決の糸口が見えた事に感謝する村上は「何かお礼がしたい」と口にする。最初は【気にしないで下さい!!】と断るが村上が引く様子がないので【じゃあ………】と控え目にあるお願いをする。それは……
「"俺と野々村が戦っている所が見たい"?……そんなので良いのか?」
【だ、だってぇ〜私は見た事ないもん!!話は聞くよ!!?ROMでなら見た事あるよ!でも"生ではないもん"!!!見たぁ〜いのぉ〜!!?٩(๑`^´๑)۶】
「(ナデナデ)分かったから落ち着けユズ。……見せるのは良いが、最近俺、村上に負け越す事が増えてきてさ〜………ちょっと抵抗がある。何ていうか、…ダチの前で格好悪い姿見せられねぇよ。シロに餓鬼の頃から頼りにされていた影響、だと思う。【負ける事は恥ではない、そこからきちんと学ばぬのが本当の恥】……って言われて育ちはしたが、……村上みたいな奴があんま居なかったから、対処に困っている色んな意味で」
「あ〜〜〜、何となく俺野々村が言いたい事分かるわ。餓鬼の頃から男並みの身長だし、運動神経抜群で体育やらスポーツじゃ負けなしだったよなお前。負けるとしたら"その手の分野を集中して鍛えた奴や年上相手"だもんな。村上先輩は年上ですが、剣を握ったのはボーダーに入ってから。……一番野々村が得意とする分野で負ければ、まぁうん………あっ!!そ、その、村上先輩が何も悪くないですからね!?サイドエフェクトも実力…先輩の武器何ですから使っても問題ないですよ!!なっ!そうだろ野々村っ!?」
こんな感じに柚紀のお願いを聞こうとする二人たが、それぞれ違った理由で悩みやら落ち込んでしまう。(一言多かった笹森を当真が珍しく叱り、落ち込んでしまった村上を野々村が慰めている)そんな風景を見て居た柚紀が発言してよいが戸惑っていると『……柚紀が何か言いたそうにしておる、タブレットを見てやれ』と言実が助け舟を出して話を進める
【えっと、確かにサイドエフェクトもありますが荒船先輩に師事頂いているのも上達の理由、だと思いますよ?先生がいるとやっぱり"自分では分からない駄目な癖とか合った戦闘スタイルを示してくれたり"しますから。で、フブキ。……村上先輩と荒船先輩を引き合わせたのは私だし、………良ければアドバイスしよっか?まだまだ強くなる余地、あるよ?勿論、"弧月一筋のままで"……ど、どう?(・_・;)】
「(パアァー…ガシッ!!)マジかっ??是非教えてくれっ!!って、…(クルッ)今から作戦会議するから男共はお暇願おう。手の内をバラしたくねぇんでな!あ、つる姐はこの部屋の主だし居てくれて構わねぇから!!詳しい日時は後で連絡するが村上、……負けねぇからな?(ニヤリ)」
「………(フッ)こちらも荒船と一緒に対策を色々講じている、…簡単に勝たせてやるつもりはないから覚悟しておけよ?」
「上等!!コテンパンにしてやるよっ!!?」
と、先程とは変わってやる気になった二人だが大分時間的にも遅くなってきたのと、準備も整っていないので今日は解散となり男子三人はラボを後にする。そして言実が居るから多少帰るのが遅くなっても平気と、女子二人は早速会議を始める
「で、具体的に俺はどうすればもっと強くなれるんだ?……自分の考えうる可能性は全部試したつもりだぞ?」
【えっとさ、……誰かが"シールドを使え"って言っていたでしょ?先ずは軽くトリガー構成を弄ろうか!!一対一ならまぁ、……シールドなしでもゴリ押し戦法もありだけど、それが通じるのはC級時代まで!……B級でソレをするには弧月一本じゃ火力不足だよ?米屋先輩は例外ね!あの人は両手持ちの槍使いだからさ】
「火力不足…………まぁ、それは"俺も考えて次辺り村上との対戦時に実戦予定"だが……まだ何か案でもあるのか?」
【案と言うかさ……………………もしかしてフブキって、"オプショントリガー"の存在知らなかったりする?だって一回も使ってないよね?……"旋空"】
「旋空って、弧月から放つ衝撃波みたいな奴だよな?……ん?…………なぁ、アレって【ある程度弧月を使いこなさなきゃ出せねぇんじゃない】のか?だって笹森や小荒井達は使ってねぇぞ?」
【( ´Д`)=3……やっぱり誰も話してないんだ。笹森くん達だってあまり使わないだけで、旋空は放てるよ?流石にゲームみたいなレベル機能はトリオン体にはないからね?熟練度を表すのが個人ポイントになるのかな?…………言実さん、妙な事考えないで下さいよ?新たなトリガーを制作するのは悪くはないですが、フリーズドライやシルバーブレットみたいな玄人向けばっかりなモノは怒られますよ?!(-_-)】
そう、先程の擬似戦闘にて柚紀が気になったのはそれなのだ。一刀流だがグラスホッパーを使用する弧月使いといえばやはり太刀川を思い浮かべた柚紀は"フブキと何が違うのか"と考えた結果、辿り着いた答えが旋空の有無だったのだ。そして予想通り勘違いをしていた親友を正しい情報を伝えるのだった。そしてどうせだし旋空ありきで戦わせようと言実にチューニング……調律を依頼しようとしたが、何やら考えている姿を見て"予防線"を張るのであった。(フリーズドライの存在を認識したのは、トリオン汚染による高熱が中々収まらないのを危惧して出水を派遣した際に意識があったからだ)そして、フブキを強くする事には少なからず協力する気があるらしい言実は【時々、自分の研究や任務に手を貸す】のを条件に、トリガー及びトリオン体を見てもらう事になったのだった
「"俺と野々村が戦っている所が見たい"?……そんなので良いのか?」
【だ、だってぇ〜私は見た事ないもん!!話は聞くよ!!?ROMでなら見た事あるよ!でも"生ではないもん"!!!見たぁ〜いのぉ〜!!?٩(๑`^´๑)۶】
「(ナデナデ)分かったから落ち着けユズ。……見せるのは良いが、最近俺、村上に負け越す事が増えてきてさ〜………ちょっと抵抗がある。何ていうか、…ダチの前で格好悪い姿見せられねぇよ。シロに餓鬼の頃から頼りにされていた影響、だと思う。【負ける事は恥ではない、そこからきちんと学ばぬのが本当の恥】……って言われて育ちはしたが、……村上みたいな奴があんま居なかったから、対処に困っている色んな意味で」
「あ〜〜〜、何となく俺野々村が言いたい事分かるわ。餓鬼の頃から男並みの身長だし、運動神経抜群で体育やらスポーツじゃ負けなしだったよなお前。負けるとしたら"その手の分野を集中して鍛えた奴や年上相手"だもんな。村上先輩は年上ですが、剣を握ったのはボーダーに入ってから。……一番野々村が得意とする分野で負ければ、まぁうん………あっ!!そ、その、村上先輩が何も悪くないですからね!?サイドエフェクトも実力…先輩の武器何ですから使っても問題ないですよ!!なっ!そうだろ野々村っ!?」
こんな感じに柚紀のお願いを聞こうとする二人たが、それぞれ違った理由で悩みやら落ち込んでしまう。(一言多かった笹森を当真が珍しく叱り、落ち込んでしまった村上を野々村が慰めている)そんな風景を見て居た柚紀が発言してよいが戸惑っていると『……柚紀が何か言いたそうにしておる、タブレットを見てやれ』と言実が助け舟を出して話を進める
【えっと、確かにサイドエフェクトもありますが荒船先輩に師事頂いているのも上達の理由、だと思いますよ?先生がいるとやっぱり"自分では分からない駄目な癖とか合った戦闘スタイルを示してくれたり"しますから。で、フブキ。……村上先輩と荒船先輩を引き合わせたのは私だし、………良ければアドバイスしよっか?まだまだ強くなる余地、あるよ?勿論、"弧月一筋のままで"……ど、どう?(・_・;)】
「(パアァー…ガシッ!!)マジかっ??是非教えてくれっ!!って、…(クルッ)今から作戦会議するから男共はお暇願おう。手の内をバラしたくねぇんでな!あ、つる姐はこの部屋の主だし居てくれて構わねぇから!!詳しい日時は後で連絡するが村上、……負けねぇからな?(ニヤリ)」
「………(フッ)こちらも荒船と一緒に対策を色々講じている、…簡単に勝たせてやるつもりはないから覚悟しておけよ?」
「上等!!コテンパンにしてやるよっ!!?」
と、先程とは変わってやる気になった二人だが大分時間的にも遅くなってきたのと、準備も整っていないので今日は解散となり男子三人はラボを後にする。そして言実が居るから多少帰るのが遅くなっても平気と、女子二人は早速会議を始める
「で、具体的に俺はどうすればもっと強くなれるんだ?……自分の考えうる可能性は全部試したつもりだぞ?」
【えっとさ、……誰かが"シールドを使え"って言っていたでしょ?先ずは軽くトリガー構成を弄ろうか!!一対一ならまぁ、……シールドなしでもゴリ押し戦法もありだけど、それが通じるのはC級時代まで!……B級でソレをするには弧月一本じゃ火力不足だよ?米屋先輩は例外ね!あの人は両手持ちの槍使いだからさ】
「火力不足…………まぁ、それは"俺も考えて次辺り村上との対戦時に実戦予定"だが……まだ何か案でもあるのか?」
【案と言うかさ……………………もしかしてフブキって、"オプショントリガー"の存在知らなかったりする?だって一回も使ってないよね?……"旋空"】
「旋空って、弧月から放つ衝撃波みたいな奴だよな?……ん?…………なぁ、アレって【ある程度弧月を使いこなさなきゃ出せねぇんじゃない】のか?だって笹森や小荒井達は使ってねぇぞ?」
【( ´Д`)=3……やっぱり誰も話してないんだ。笹森くん達だってあまり使わないだけで、旋空は放てるよ?流石にゲームみたいなレベル機能はトリオン体にはないからね?熟練度を表すのが個人ポイントになるのかな?…………言実さん、妙な事考えないで下さいよ?新たなトリガーを制作するのは悪くはないですが、フリーズドライやシルバーブレットみたいな玄人向けばっかりなモノは怒られますよ?!(-_-)】
そう、先程の擬似戦闘にて柚紀が気になったのはそれなのだ。一刀流だがグラスホッパーを使用する弧月使いといえばやはり太刀川を思い浮かべた柚紀は"フブキと何が違うのか"と考えた結果、辿り着いた答えが旋空の有無だったのだ。そして予想通り勘違いをしていた親友を正しい情報を伝えるのだった。そしてどうせだし旋空ありきで戦わせようと言実にチューニング……調律を依頼しようとしたが、何やら考えている姿を見て"予防線"を張るのであった。(フリーズドライの存在を認識したのは、トリオン汚染による高熱が中々収まらないのを危惧して出水を派遣した際に意識があったからだ)そして、フブキを強くする事には少なからず協力する気があるらしい言実は【時々、自分の研究や任務に手を貸す】のを条件に、トリガー及びトリオン体を見てもらう事になったのだった