52.決断の曲(117.
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柚紀を心配する堤の心情を読み取りそれに対する考えを口にするシロ。勿論堤も小佐野もシロの能力を知っているが"発動条件を満たしていない"のだ。だが堤の表情や雰囲気からして当たっているとその場に居る全員が理解する。ならばどうして……そう考える中、嵐山がある可能性に気づく
「……【この場所がトリガー技術で作られた場所であり、市河ちゃんが機械室に居て君がトリオン体だから】か?そちらからこの部屋に機械を通じて干渉が可能の筈だ。なら【この部屋にて足裏が接しているの俺達の考えを読み取り、コントロールは機械によるサポートがあって知りたい事のみ受信できる】……感じか?(さっき、柚紀ちゃんに触れていた際に【本人の本音】と、彼女をバイパスに【風間さん宛であろう言実さんの通信】も俺には聞こえた。それと同じ原理か?)」
❲正解です嵐山さん。だから私は【その気にさえなれば】基地内での出来事を全て見聞きするのが可能なんです。でもまぁ、……しませんよ?言実さんに【それをすればシロの脳への負担が計り知れないし、何より私が嫌だからな】と言われましたので。機械で負担はある程度減らせます、ですがやり過ぎると"私の意識が機械から切り離せなくなる可能性がある"と危惧されました。……【必要に迫られない限りはしません】若しくは【私の能力が無ければ危うい状況になったら】仕方無しにしますよ?ま、両方ともユズちゃん限定ですが((因みに相手がトリオン体でも読み取れますが、アンテナが敏感になり過ぎるのでこれも基本ユズちゃん相手にしか読もうとはしませんので、あまり神経質にならなくて大丈夫ですよ?因みに各作戦室内やトレーニングルームや個人ラボや執務室、後は仮眠室とか【ある程度のプライバシー保護が必要な部屋も覗き見、的なのはしません】。能力使用に対する自分ルールを設けないと"無法者"となります。仲間外れにされるのや、……独りぼっちは私も嫌ですから))❳
「!!(……了解した、それは俺の心の内にだけに留めておくとするよ。あまり能力について口外しすぎると君の居場所が無くなるからね)」
「………………もし、上層部が君に能力を求めても…………拒否出来るのか?そして"命令を拒めばボーダーから追放する"と、脅されても…………君は断れるのか?市河?」
先程の経験談を踏まえて憶測を口にする嵐山の言い分を肯定するシロは、彼に"だけ"更に詳しく説明をするのだった。隊長である東が生身なのもあるが、"大人目線"での意見が来る気がしたのだった。……実際に問われた内容を聞いて室内の空気が明らかに変化する。そして、これに対して【既に決めている】シロが答えようとした、が
❲オイこら東くんや。私のカワイイ可愛い愛弟子であるシロに意地悪しないのっ!!ってか、万が一にも上層部がそんな事をこの子に命じたら…………私が【仕事をボイコットするよ?】それがどういう意味か、君なら分かるよね?ボーダーは【ネイバーにでなく、守っていた筈の"人々の悪意"によって組織壊滅を起こす】結末となる訳だ。そんなの洒落にもならないよ?❳
「!!た、巽さんっ?!?えっ?貴女が仕事をしないだけでボーダーが潰れるとか、……何でそんな事態になるんですか?だって貴女は…………」
「(ポン)まぁ、普通ならそう思うよね?でもさ、巽さんは"あの"言実さんの専属オペレーターだよ?多分亜種関係とか柚紀ちゃんのサイドエフェクト……歌姫関連とか以外にも色んな仕事を裏でやっているんだよ!ってか、日佐人だってSNSの"ボーダー裏監視委員"って巫山戯たアカウントがあるって噂知っているよね?……アレの正体、巽さんので間違えないですか?」
❲イエ〜ス!!あれは趣味の延長的な奴だけどさ、……やっぱり独自技術やら内部事情が一般人に漏れるのは良くないからね〜。主に監視でヤバそうなのは上にお伺い立てる感じ!で、最近は歌姫ちゃんの事を発言する馬鹿が多発してて大変だよ全く!!って言っている側からラウンジの件が上がっているし………少しは他人のプライバシーを考えやがれってんだ!ってか他人の事を言うなら"特定されない様に"工夫してよね〜、あの子特徴あるからちょっとした内容で直ぐに身バレするんだよ!!……こりゃ、言実に一発雷落としてもらうか。(カタカタカタ…)……シロ〜、そっちの仕事終わったらコレ引継ぎ頼むわ〜。私は"自分にしか出来ない仕事"するんで〜。ではでは、さらばじゃ〜!!❳
師匠である巽が乱入してきたかに思えば、言いたい事だけ言って早々に居なくなるのであった。少しの沈黙後「……タイミング良すぎないか?」と誰かが発言したのに対して「ヒナ先輩の腕なら、能力なしで私と同じ事が出来ますからね」とシロが発言しながら訓練室に現れるとは、居合わせている全員を見てから最後に入り口近くに居る佐鳥と中途半端な位置に居る時枝を見据えた後、一瞬だけ躊躇するが覚悟を決めて"ある事"を口にする。それは
「……多分、東さんなら察しがついていると思いますがヒナ先輩は【その手のスペシャリスト】です。…やっている事は一般的な感覚で言ってしまえば"犯罪"ですが、組織を保つには必要な事………所謂"汚れ役"ですね。上層部が黙認していますし何より………親友である言実さんもそんな先輩の一面を知っています。…………何時ものあの人を見ていたら想像も付かないとは思いますがこれが事実です。………………………ユズちゃんだってそう、あの子は"自分の生い立ちを隠している"。コレが普通じゃないと分かっているから。ま、三門市に来てからの出来事も【親しくなった人全員に満遍なく話しては居ませんね】、人によって"開示している情報が異なります"が……そんなの"彼女だけ"じゃない。私含めて皆さんだってそうでしょ?その意志を尊重するのも時には必要ですが、………【本当に彼女が大切なら全て受け止める覚悟】をして下さい。【自分が想像した姿や言動が異なって動揺するな】とは言いません。でも、"自分らしさ"を貫いて下さい。何時もと態度とかがあからさまに変われば最後、……ユズちゃんは絶対に、アナタから離れていきます(本音とは裏腹に、過去の経験から本能的に"危険"と判断してしまう。だからどうか…)……選択を、見誤らいで下さい。でなければ本当に、彼女が遠い存在になってしまうから」
「……【この場所がトリガー技術で作られた場所であり、市河ちゃんが機械室に居て君がトリオン体だから】か?そちらからこの部屋に機械を通じて干渉が可能の筈だ。なら【この部屋にて足裏が接しているの俺達の考えを読み取り、コントロールは機械によるサポートがあって知りたい事のみ受信できる】……感じか?(さっき、柚紀ちゃんに触れていた際に【本人の本音】と、彼女をバイパスに【風間さん宛であろう言実さんの通信】も俺には聞こえた。それと同じ原理か?)」
❲正解です嵐山さん。だから私は【その気にさえなれば】基地内での出来事を全て見聞きするのが可能なんです。でもまぁ、……しませんよ?言実さんに【それをすればシロの脳への負担が計り知れないし、何より私が嫌だからな】と言われましたので。機械で負担はある程度減らせます、ですがやり過ぎると"私の意識が機械から切り離せなくなる可能性がある"と危惧されました。……【必要に迫られない限りはしません】若しくは【私の能力が無ければ危うい状況になったら】仕方無しにしますよ?ま、両方ともユズちゃん限定ですが((因みに相手がトリオン体でも読み取れますが、アンテナが敏感になり過ぎるのでこれも基本ユズちゃん相手にしか読もうとはしませんので、あまり神経質にならなくて大丈夫ですよ?因みに各作戦室内やトレーニングルームや個人ラボや執務室、後は仮眠室とか【ある程度のプライバシー保護が必要な部屋も覗き見、的なのはしません】。能力使用に対する自分ルールを設けないと"無法者"となります。仲間外れにされるのや、……独りぼっちは私も嫌ですから))❳
「!!(……了解した、それは俺の心の内にだけに留めておくとするよ。あまり能力について口外しすぎると君の居場所が無くなるからね)」
「………………もし、上層部が君に能力を求めても…………拒否出来るのか?そして"命令を拒めばボーダーから追放する"と、脅されても…………君は断れるのか?市河?」
先程の経験談を踏まえて憶測を口にする嵐山の言い分を肯定するシロは、彼に"だけ"更に詳しく説明をするのだった。隊長である東が生身なのもあるが、"大人目線"での意見が来る気がしたのだった。……実際に問われた内容を聞いて室内の空気が明らかに変化する。そして、これに対して【既に決めている】シロが答えようとした、が
❲オイこら東くんや。私のカワイイ可愛い愛弟子であるシロに意地悪しないのっ!!ってか、万が一にも上層部がそんな事をこの子に命じたら…………私が【仕事をボイコットするよ?】それがどういう意味か、君なら分かるよね?ボーダーは【ネイバーにでなく、守っていた筈の"人々の悪意"によって組織壊滅を起こす】結末となる訳だ。そんなの洒落にもならないよ?❳
「!!た、巽さんっ?!?えっ?貴女が仕事をしないだけでボーダーが潰れるとか、……何でそんな事態になるんですか?だって貴女は…………」
「(ポン)まぁ、普通ならそう思うよね?でもさ、巽さんは"あの"言実さんの専属オペレーターだよ?多分亜種関係とか柚紀ちゃんのサイドエフェクト……歌姫関連とか以外にも色んな仕事を裏でやっているんだよ!ってか、日佐人だってSNSの"ボーダー裏監視委員"って巫山戯たアカウントがあるって噂知っているよね?……アレの正体、巽さんので間違えないですか?」
❲イエ〜ス!!あれは趣味の延長的な奴だけどさ、……やっぱり独自技術やら内部事情が一般人に漏れるのは良くないからね〜。主に監視でヤバそうなのは上にお伺い立てる感じ!で、最近は歌姫ちゃんの事を発言する馬鹿が多発してて大変だよ全く!!って言っている側からラウンジの件が上がっているし………少しは他人のプライバシーを考えやがれってんだ!ってか他人の事を言うなら"特定されない様に"工夫してよね〜、あの子特徴あるからちょっとした内容で直ぐに身バレするんだよ!!……こりゃ、言実に一発雷落としてもらうか。(カタカタカタ…)……シロ〜、そっちの仕事終わったらコレ引継ぎ頼むわ〜。私は"自分にしか出来ない仕事"するんで〜。ではでは、さらばじゃ〜!!❳
師匠である巽が乱入してきたかに思えば、言いたい事だけ言って早々に居なくなるのであった。少しの沈黙後「……タイミング良すぎないか?」と誰かが発言したのに対して「ヒナ先輩の腕なら、能力なしで私と同じ事が出来ますからね」とシロが発言しながら訓練室に現れるとは、居合わせている全員を見てから最後に入り口近くに居る佐鳥と中途半端な位置に居る時枝を見据えた後、一瞬だけ躊躇するが覚悟を決めて"ある事"を口にする。それは
「……多分、東さんなら察しがついていると思いますがヒナ先輩は【その手のスペシャリスト】です。…やっている事は一般的な感覚で言ってしまえば"犯罪"ですが、組織を保つには必要な事………所謂"汚れ役"ですね。上層部が黙認していますし何より………親友である言実さんもそんな先輩の一面を知っています。…………何時ものあの人を見ていたら想像も付かないとは思いますがこれが事実です。………………………ユズちゃんだってそう、あの子は"自分の生い立ちを隠している"。コレが普通じゃないと分かっているから。ま、三門市に来てからの出来事も【親しくなった人全員に満遍なく話しては居ませんね】、人によって"開示している情報が異なります"が……そんなの"彼女だけ"じゃない。私含めて皆さんだってそうでしょ?その意志を尊重するのも時には必要ですが、………【本当に彼女が大切なら全て受け止める覚悟】をして下さい。【自分が想像した姿や言動が異なって動揺するな】とは言いません。でも、"自分らしさ"を貫いて下さい。何時もと態度とかがあからさまに変われば最後、……ユズちゃんは絶対に、アナタから離れていきます(本音とは裏腹に、過去の経験から本能的に"危険"と判断してしまう。だからどうか…)……選択を、見誤らいで下さい。でなければ本当に、彼女が遠い存在になってしまうから」