51.消失の曲〜無くして気づく大切さ〜(116.
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太刀川がラウンジに現れたのとほぼ同じ原理で風間がいきなり現れて佐鳥の襟ぐりを掴むと容赦なく投げ飛ばし、壁に激突させる。その際に角度や方角の影響で仮想空間システムがOFFになるが、お構いなしに内部通話にて説教を始める。途中で柚紀が生身であり、呆然としているのに気づき自分の存在や声を認識していない可能性に至り、姿を現し最後に【自分が此処に来たのは言実の指示】と分かるように一言付け加えるのであった
さて、まだまだボーダーに入って日が浅い木虎はコロコロ激変する現状に対応出来ず呆然としており、時枝と烏丸は手厳しい指摘を食らい何も言えず、佐鳥に関しては確かに自ら望んだ事だっとがそれを風間にされるとは思っておらず、コチラも色々理解に追いついていない中
- ……ウィーン -
「見つけたっ!早まっちゃ駄目だっ!?柚紀ちゃん!!?」(ダッ!!)
「……へっ?!あ、嵐山、さんっ!!?な、何でそんなに焦って…「迅の予知だ、このままじゃ彼女の"命に等しい"大切なモノが失われるらしい。だが一体ナニを失うって言うんだ?で、……(スッ)お前はどうしてそんな所で蹲っているんだ?」ぁ、東、さんまで。イテテ……ん?…痛覚がONになってる?(でも訓練中や任務中は支障が出るからOFFにしてるから……)(チラッ)…吹き飛ばされた時に、パネルに触れちゃった?(……ゾクッ)!!な、何だ?この嫌な予感は??(- ドサッ!! -)「先輩っ!?鶴ヶ峰先輩っ!!?しっかりしてくださいっ!?」……えっ?…………柚紀、ちゃん?…」
出入り口から嵐山(トリオン体)が慌てて入室してくる。普段の彼なら佐鳥に目敏く気づきそうだが、脇目も見ずに柚紀に一直線に向かって駆け寄る。そんな隊長の姿に驚いている間に東(生身)が遅れて到着する。そしてコチラはきちんと佐鳥に手を差し伸べるが、痛みにより動きが鈍くなる。……かなり控え目設定で条件付きであるが佐鳥は【柚紀の体験した痛みを理解する為に痛覚をONの状態にしているのだ】因みにこれは柚紀には言っていない、………そのせいで【引き金を引いてしまい】、佐鳥が後悔するのはこの後すぐの事である
………柚紀は呆然としていた。仮想空間システムが作動しているお陰でトリオン切れにはならない。だからトリオン体の四人が反応しきれない速度で移動出来たし、最初は佐鳥の手首を掴んで動きを止めようとしたが……過去のトラウマと自ら相手に…異性に触れる恐怖が勝り目を閉じてしまう。そしてナニも感じずに目を開いて見えたのは………【壁まで吹き飛ばされた佐鳥の姿、一直線にコチラに向かってくる見た事のない表情をした嵐山、そして普段は表情が変化しない時枝や烏丸が明らかに動揺や驚いている姿】だった。……木虎は少女の背後に入るのと、【いきなり現れるとは予想出来なかったのか、風間の声や姿は認識出来ていない】。この状況は"いつの日かの出来事や洗脳型との戦いの際に行った三輪隊メンバーとのやり取り"に何処か酷似して為に、フラッシュバックを起こして倒れ込んでしまう。直ぐ様風間や嵐山が駆け寄り抱き起こして介抱する(この時、嵐山は木虎を時枝達の元に行く様に指示する)。が、……様子が明らかに可笑しいのだ
「……呼吸が荒いな。たが発熱を示す顔が赤くなる変化はない。それに、トラウマの再発なら大抵"胸元の襟ぐりを掴む"癖が出る筈だが、コレは……"首元に手を当てている"のか?普通、こんな仕草をする時は…
………ズシリッ!!
ぐぅ!??こ、これはっ!?(チラッ)(……時枝達にも負荷が掛かっているが、俺達程ではないか?)《いかん!!?直ぐに仮想空間システムを作動させろ!【その空間の支配権が柚紀が掌握してしまっていてコチラから操作が出来ぬ!!】このままでは、……"サイドエフェクトが暴走するぞ!?"》!?マズい!!……今の、状況で暴走……したらっ!」
- ズシリ!! -
「くっ!?……賢っ!?仮想空間システムをっ!このままじゃ、……柚紀ちゃんの【声が、失われてしまう!!?】」
「「「「………えっ??」」」」
柚紀の直ぐ側に居る二人に容赦なく"トリオン暴走による重圧"が襲い来る。が、離れていればその負荷も少なく時枝達も変化に気づいているが初見の為に対処に戸惑っており、反射的に膝を付いている状態だ。風間や嵐山は屈んでいるから分かりづらいが本来なら【立っているのもままならない状態である】のだ。そして言実からの通信により"この先にナニが起きるかが分かってしまい"、慌てて佐鳥に指示を出す。言実の通信は風間"のみ"に聞こえている筈なのだが、柚紀に触れている事により【彼女をバイパスにして感覚共有】されている状況となり嵐山にも聞こえのだった。そして聞こえたのは"言実の声だけでなく"
- ワカッテ、モラエナカッタ -
- ワタシノコエハ、アナタニトドイテイナイノ? -
- コトバハ、コトダマ… -
- キョゼツノコトバハ、ダレカヲキズツケル -
- ソレデ、マタ、ヒトリニナルクライナラ…… -
- …………イラナイ -
- ワタシト、ワカッテモラエナイナラ、コノコエデ、ダレカヲキズツケルクライナラ -
- ナクナッテシマエバイイ!! -
触れている事で"柚紀の心の声"までもが流れ込んで来たのである。そして、それが聞こえていないが"迅のメール内容を理解した"東が佐鳥を支えて立ち上がらせ、パネルを触れさせようとした瞬間
- パアァー!………ガシャン!……ジャラジャラジャラ -
さて、まだまだボーダーに入って日が浅い木虎はコロコロ激変する現状に対応出来ず呆然としており、時枝と烏丸は手厳しい指摘を食らい何も言えず、佐鳥に関しては確かに自ら望んだ事だっとがそれを風間にされるとは思っておらず、コチラも色々理解に追いついていない中
- ……ウィーン -
「見つけたっ!早まっちゃ駄目だっ!?柚紀ちゃん!!?」(ダッ!!)
「……へっ?!あ、嵐山、さんっ!!?な、何でそんなに焦って…「迅の予知だ、このままじゃ彼女の"命に等しい"大切なモノが失われるらしい。だが一体ナニを失うって言うんだ?で、……(スッ)お前はどうしてそんな所で蹲っているんだ?」ぁ、東、さんまで。イテテ……ん?…痛覚がONになってる?(でも訓練中や任務中は支障が出るからOFFにしてるから……)(チラッ)…吹き飛ばされた時に、パネルに触れちゃった?(……ゾクッ)!!な、何だ?この嫌な予感は??(- ドサッ!! -)「先輩っ!?鶴ヶ峰先輩っ!!?しっかりしてくださいっ!?」……えっ?…………柚紀、ちゃん?…」
出入り口から嵐山(トリオン体)が慌てて入室してくる。普段の彼なら佐鳥に目敏く気づきそうだが、脇目も見ずに柚紀に一直線に向かって駆け寄る。そんな隊長の姿に驚いている間に東(生身)が遅れて到着する。そしてコチラはきちんと佐鳥に手を差し伸べるが、痛みにより動きが鈍くなる。……かなり控え目設定で条件付きであるが佐鳥は【柚紀の体験した痛みを理解する為に痛覚をONの状態にしているのだ】因みにこれは柚紀には言っていない、………そのせいで【引き金を引いてしまい】、佐鳥が後悔するのはこの後すぐの事である
………柚紀は呆然としていた。仮想空間システムが作動しているお陰でトリオン切れにはならない。だからトリオン体の四人が反応しきれない速度で移動出来たし、最初は佐鳥の手首を掴んで動きを止めようとしたが……過去のトラウマと自ら相手に…異性に触れる恐怖が勝り目を閉じてしまう。そしてナニも感じずに目を開いて見えたのは………【壁まで吹き飛ばされた佐鳥の姿、一直線にコチラに向かってくる見た事のない表情をした嵐山、そして普段は表情が変化しない時枝や烏丸が明らかに動揺や驚いている姿】だった。……木虎は少女の背後に入るのと、【いきなり現れるとは予想出来なかったのか、風間の声や姿は認識出来ていない】。この状況は"いつの日かの出来事や洗脳型との戦いの際に行った三輪隊メンバーとのやり取り"に何処か酷似して為に、フラッシュバックを起こして倒れ込んでしまう。直ぐ様風間や嵐山が駆け寄り抱き起こして介抱する(この時、嵐山は木虎を時枝達の元に行く様に指示する)。が、……様子が明らかに可笑しいのだ
「……呼吸が荒いな。たが発熱を示す顔が赤くなる変化はない。それに、トラウマの再発なら大抵"胸元の襟ぐりを掴む"癖が出る筈だが、コレは……"首元に手を当てている"のか?普通、こんな仕草をする時は…
………ズシリッ!!
ぐぅ!??こ、これはっ!?(チラッ)(……時枝達にも負荷が掛かっているが、俺達程ではないか?)《いかん!!?直ぐに仮想空間システムを作動させろ!【その空間の支配権が柚紀が掌握してしまっていてコチラから操作が出来ぬ!!】このままでは、……"サイドエフェクトが暴走するぞ!?"》!?マズい!!……今の、状況で暴走……したらっ!」
- ズシリ!! -
「くっ!?……賢っ!?仮想空間システムをっ!このままじゃ、……柚紀ちゃんの【声が、失われてしまう!!?】」
「「「「………えっ??」」」」
柚紀の直ぐ側に居る二人に容赦なく"トリオン暴走による重圧"が襲い来る。が、離れていればその負荷も少なく時枝達も変化に気づいているが初見の為に対処に戸惑っており、反射的に膝を付いている状態だ。風間や嵐山は屈んでいるから分かりづらいが本来なら【立っているのもままならない状態である】のだ。そして言実からの通信により"この先にナニが起きるかが分かってしまい"、慌てて佐鳥に指示を出す。言実の通信は風間"のみ"に聞こえている筈なのだが、柚紀に触れている事により【彼女をバイパスにして感覚共有】されている状況となり嵐山にも聞こえのだった。そして聞こえたのは"言実の声だけでなく"
- ワカッテ、モラエナカッタ -
- ワタシノコエハ、アナタニトドイテイナイノ? -
- コトバハ、コトダマ… -
- キョゼツノコトバハ、ダレカヲキズツケル -
- ソレデ、マタ、ヒトリニナルクライナラ…… -
- …………イラナイ -
- ワタシト、ワカッテモラエナイナラ、コノコエデ、ダレカヲキズツケルクライナラ -
- ナクナッテシマエバイイ!! -
触れている事で"柚紀の心の声"までもが流れ込んで来たのである。そして、それが聞こえていないが"迅のメール内容を理解した"東が佐鳥を支えて立ち上がらせ、パネルを触れさせようとした瞬間
- パアァー!………ガシャン!……ジャラジャラジャラ -