50.幻想の曲〜私の声は聞こえてますか?〜(115.
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小荒井に誘われて(唆されて)奥寺も何故か柚紀と手を繋いで歩く羽目となるが、やはり嫌な顔をしない少女を見て"大丈夫?無理してない?"と心配する。これに対して"平気だし無理していないよ?"と笑顔で返す柚紀を見て、小荒井がこう返した
「やっぱりアレか?佐鳥効果で大分スキンシップに慣れた感じ?彼奴って全ての女子が好きって言っているから、"その子に合わせたアプローチと言うかスキンシップ"を見極めそうだよな〜。ま、広報でファンとの交流も仕事の一部にもあるみたいだけどさ………鶴ヶ峰と一緒に居る時は"普通の…ありのままの佐鳥"って感じが俺はする!ってか最近だよな、人目を気にせず鶴ヶ峰と本部で接しているの。夏休み中や明けは鶴ヶ峰をちょくちょく見掛けても一緒に居なかったよな?」
『(- ドキン -……ポン!)ぇ、えっと……最初は言実さんに、人目がある場所…主に基地内では嵐山隊の人と会わないようにって言われたの。彼等ばかりに頼るのも良くないからって。で、休み明けは新人さんが入ったから更に忙しそうだったし、途中で木虎ちゃんがチームに入って色々フォローとかあって…………い、今は私もアッチも落ち着いたし……そろそろ良いかなって。あ!?後、護身的な感じで佐鳥くんがスコーピオン持つ様になって木虎ちゃんと手合わせしているみたい!で、佐鳥くんの先生役が時枝くん。因みに木虎ちゃんは頻繁じゃないけど烏丸くんに師事を受けていて、場所は訓練室使ってて………(チラッ)確か今日もしているらしいから、差し入れ持ってこれから行くつもりだよ?』
「あ、そっか。"ラウンジで諏訪さん達と落ち合う約束しているのは俺達"で、鶴ヶ峰は元から散策が終わったら解散予定だったね。何か【鶴ヶ峰を言実さんか迅さん、若しくは風間さんに届けるまでが同伴者の仕事】的な暗黙ルールが出来つつあったから、つい。………大丈夫か?トリガーホルダーはあってもアレ(エンブレムの服)ないと、誰かに絡まれない?」
「流石にもう皆生身の姿の鶴ヶ峰を見慣れただろうし、どんな存在か認知している筈だ。……不安なら迎えに来て貰うのも一つの手だぞ?何時も鶴ヶ峰"が"行動を起こしている様な気が俺もするから、たまにはアッチに動いて貰うべきかな?」
まさかの東からの案に柚紀が反応する前に弟子二人は賛成し、小荒井はそのままラウンジに柚紀を引っ張って行き、奥寺は先生役二人に連絡を歩きながら入れているので東が側で事故らないかサポートしていた。そしてラウンジ入り口に到着すると、何やらソワソワと落ち着かない笹森が待機していたのである。それを先行く小荒井が見つけて声を掛けると一瞬表情が明るくなるが……"一緒に居る柚紀を見て"何故か慌てだすのであった
「おいっ!?何で鶴ヶ峰も一緒なんだよ?!!ラウンジで待ち合わせしていたのはお前達で、彼女はっ……」
「だってさ〜、(トントン)此処 の負担を考えると一人にさせづらいって。だからお迎えが来るまで一緒に居るべきだよな〜っと俺達は判断したんだが……ナニ?笹森は鶴ヶ峰に逢いたくなかった訳??」
「ち、違うっ!?そんな訳ないだろう!!……い、今はヤバいんだよ!?お前だってアイツ…洗脳型のせいで基地内の空気が前より悪くなっているのは知っているだろ?!それで今……
「…いい加減にしろっ!!?此処はお前達だけが居る訳じゃねぇ!!!自分の考えを他人に押し付けるなっ!!!?で、野々村は手を出すなっ!!話がややこしくなる!!」
………わぁ〜、とうとう堪忍袋の緒が切れちゃったや、あの人。ってか何で野々村が騒動に関わっているんだよ?さっきまで居なかったよな?」
『(状況が良く分からないけど、……"嫌な予感"はする。何に対してかは分からない。でも………)(パッ!)い、行かなきゃ!諏訪さんとフブキちゃんの元にっ!!?(ダッ!!)』
「あっ!??」
「ヤバっ!?…行っちゃ駄目だっ!!鶴ヶ峰っ!!!(ダッ!!)」
事情は掴めない柚紀は状況を見極める為に笹森の横をすり抜けてラウンジに入ってしまう。それを反射的に追い掛ける笹森と、後続の二人……東が来るのを待つ小荒井。追いついた奥寺が柚紀について訊ねるていると、携帯を握り締めた東が珍しく焦った表情で弟子二人の横を通り過ぎる。………あんなに慌てる隊長兼師匠を見た事がない二人も急いで追い掛ける。あの東が焦っている原因は携帯に届いた一通のメール、差出人とその内容はと言うと
【言実さん若しくは風間さんに柚紀ちゃんを預けるまでの間に、人が沢山いる場所に彼女を連れて行ったらマズい。具体的に言うと"三人以上"の人間と同時に接触させたら駄目だ!!俺が迎えに行ければ良いんだけど、この後"確実に現場が騒然とする事態が発生する"。その対策に動いていて手が回らない。今代わりに嵐山を向かわせているので、それまで彼女を頼みます。もし、接触してしまったら……"彼女の命に等しいあるモノが失われてしまう"。それだけは回避しないと…サイアクの未来が来る】
「やっぱりアレか?佐鳥効果で大分スキンシップに慣れた感じ?彼奴って全ての女子が好きって言っているから、"その子に合わせたアプローチと言うかスキンシップ"を見極めそうだよな〜。ま、広報でファンとの交流も仕事の一部にもあるみたいだけどさ………鶴ヶ峰と一緒に居る時は"普通の…ありのままの佐鳥"って感じが俺はする!ってか最近だよな、人目を気にせず鶴ヶ峰と本部で接しているの。夏休み中や明けは鶴ヶ峰をちょくちょく見掛けても一緒に居なかったよな?」
『(- ドキン -……ポン!)ぇ、えっと……最初は言実さんに、人目がある場所…主に基地内では嵐山隊の人と会わないようにって言われたの。彼等ばかりに頼るのも良くないからって。で、休み明けは新人さんが入ったから更に忙しそうだったし、途中で木虎ちゃんがチームに入って色々フォローとかあって…………い、今は私もアッチも落ち着いたし……そろそろ良いかなって。あ!?後、護身的な感じで佐鳥くんがスコーピオン持つ様になって木虎ちゃんと手合わせしているみたい!で、佐鳥くんの先生役が時枝くん。因みに木虎ちゃんは頻繁じゃないけど烏丸くんに師事を受けていて、場所は訓練室使ってて………(チラッ)確か今日もしているらしいから、差し入れ持ってこれから行くつもりだよ?』
「あ、そっか。"ラウンジで諏訪さん達と落ち合う約束しているのは俺達"で、鶴ヶ峰は元から散策が終わったら解散予定だったね。何か【鶴ヶ峰を言実さんか迅さん、若しくは風間さんに届けるまでが同伴者の仕事】的な暗黙ルールが出来つつあったから、つい。………大丈夫か?トリガーホルダーはあってもアレ(エンブレムの服)ないと、誰かに絡まれない?」
「流石にもう皆生身の姿の鶴ヶ峰を見慣れただろうし、どんな存在か認知している筈だ。……不安なら迎えに来て貰うのも一つの手だぞ?何時も鶴ヶ峰"が"行動を起こしている様な気が俺もするから、たまにはアッチに動いて貰うべきかな?」
まさかの東からの案に柚紀が反応する前に弟子二人は賛成し、小荒井はそのままラウンジに柚紀を引っ張って行き、奥寺は先生役二人に連絡を歩きながら入れているので東が側で事故らないかサポートしていた。そしてラウンジ入り口に到着すると、何やらソワソワと落ち着かない笹森が待機していたのである。それを先行く小荒井が見つけて声を掛けると一瞬表情が明るくなるが……"一緒に居る柚紀を見て"何故か慌てだすのであった
「おいっ!?何で鶴ヶ峰も一緒なんだよ?!!ラウンジで待ち合わせしていたのはお前達で、彼女はっ……」
「だってさ〜、(トントン)
「ち、違うっ!?そんな訳ないだろう!!……い、今はヤバいんだよ!?お前だってアイツ…洗脳型のせいで基地内の空気が前より悪くなっているのは知っているだろ?!それで今……
「…いい加減にしろっ!!?此処はお前達だけが居る訳じゃねぇ!!!自分の考えを他人に押し付けるなっ!!!?で、野々村は手を出すなっ!!話がややこしくなる!!」
………わぁ〜、とうとう堪忍袋の緒が切れちゃったや、あの人。ってか何で野々村が騒動に関わっているんだよ?さっきまで居なかったよな?」
『(状況が良く分からないけど、……"嫌な予感"はする。何に対してかは分からない。でも………)(パッ!)い、行かなきゃ!諏訪さんとフブキちゃんの元にっ!!?(ダッ!!)』
「あっ!??」
「ヤバっ!?…行っちゃ駄目だっ!!鶴ヶ峰っ!!!(ダッ!!)」
事情は掴めない柚紀は状況を見極める為に笹森の横をすり抜けてラウンジに入ってしまう。それを反射的に追い掛ける笹森と、後続の二人……東が来るのを待つ小荒井。追いついた奥寺が柚紀について訊ねるていると、携帯を握り締めた東が珍しく焦った表情で弟子二人の横を通り過ぎる。………あんなに慌てる隊長兼師匠を見た事がない二人も急いで追い掛ける。あの東が焦っている原因は携帯に届いた一通のメール、差出人とその内容はと言うと
【言実さん若しくは風間さんに柚紀ちゃんを預けるまでの間に、人が沢山いる場所に彼女を連れて行ったらマズい。具体的に言うと"三人以上"の人間と同時に接触させたら駄目だ!!俺が迎えに行ければ良いんだけど、この後"確実に現場が騒然とする事態が発生する"。その対策に動いていて手が回らない。今代わりに嵐山を向かわせているので、それまで彼女を頼みます。もし、接触してしまったら……"彼女の命に等しいあるモノが失われてしまう"。それだけは回避しないと…サイアクの未来が来る】