48.鎮護の曲〜荒ぶる気よ、鎮まり給え〜(113.
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柚紀を落ち着かせながら「君を心配して来てくれたんだ、会うのは無理でも話すのは可能だろ?」と東が妥協案を示す。これに対して小さく頷いたのを確認し【音声のみの対話とし、窓から"ソチラ"が見えない様に】と注文をつける。程なくして❲設定完了しました、そのマイクを通じてじゃないとお互い向こう側には声届かないから気を付けて下さい。……はいどうぞ❳と対話する為のマイクが何処から音も無く現れ、片方を柚紀が持ち、もう片方を寺島が誰かに手渡す。トップバッターは
❲全くもう、必要だと判断したら突っ走ったり一人でどうにかするソレ何とかしなさいよ柚紀。……あたし達じゃ役不足かも知れないけど、側に先生が居ない時は別の人を頼るのも覚える事ね。学校では何とかなっているでしょ?❳
- ドキリ -
『(学校……)あ〜、……うん。…直ぐは無理でも、努力します。一人で出来る確信がなければ❲確信が有無関係なく何をするか言ってから動きなさい!!報連相は大切でしょ!!?❳……はぁ〜い、くま先輩』
「(クスッ)説明を後回しにする所は先生ソックリね柚紀ちゃん。……私もバイパーの師事して頂いた際に、最初はトリガーなしで色々させられて最初は戸惑ったけど、今となっては確かに必要な工程だったとはっきり理解できるわ。でも、コレとソレとは重要性が違うから……やっぱりちゃんと話すべきよ、後回しにしたら話せなくなることも色々あるから、ね?」
- チクリ -
『(後回し、話せない事…)……肝に命じます。結局現場で何かあれば責任は隊長さんに行っちゃいますよね。………今回は私がいけないのに那須先輩にご迷惑をお掛けしてしまうのは、筋違いですね』
熊谷から軽い愚痴を貰い、それを諌める那須はやはりニュアンス的に"時と場合によるが…"と前置きがあるが、東と同じ事を話す。そして、二人とは柚紀も普通に話せている。問題なのは………この後だ
❲えっと、……日浦です。あの、柚紀先輩。無理にお返事は要りません、だけど聞いてほしい事があります❳
『(ピクリ)……茜、ちゃんっ。………(ギュッ)』
「!……(ナデナデ、スッ)日浦話してみろ、ちゃんと鶴ヶ峰は聞いてるぜ?」
❲は、ハイッ!!……わ、私、ずっと…先輩にお世話になりっぱなしだし、迷惑も沢山お掛けしている、気がします。年齢は私の方が下でも、ボーダーの所属はくま先輩達程ではないですが、少なくとも先輩よりは長いです。でも……ちょっとだけ、自信がないんです。射撃の腕だって比較出来る身近な知り合いが殆ど居なくて、奈良坂先輩に折角師事して頂いていますが……ちゃんと成長しているかも分からなくて、ランク戦でも今日の散策任務でも、………あまりお役に立てて居ない気がして。だから、…だから私決めました!!?今の私はB級スナイパーに相応しい実力があるかを、見極めます!!!……あ、具体的に言いますと合同訓練時に【B級昇格条件をちゃんと満たせれるか】をやってみようと思います!!❳
『………(クイクイ)あの、…スナイパーの子がCからBに上がる条件って、何ですか?』
那須隊メンバー最後である日浦の声を聞いて、戸惑う柚紀は無意識に東に縋りつく。それを見てマイクを強奪した諏訪が話を促せば【今の自分の実力がどの位かを試したい】と宣言する。そしてスナイパーの昇格条件を知らない柚紀は東に訊ねる。一瞬キョトンとしたが、柔らかい笑みを浮べて説明を始める
「(ナデナデ)……週に一回ある合同訓練で参加者に対して上位15%、C級隊員内でなら大体トップ5位以内を三週連続で満たせばスナイパーはB級に昇格出来るぞ。(ナデナデ)……佐鳥から聞いていないのか?基本は彼奴から教わっていると聞いたが?」
- ズキリ -
『えっと、……夏休み嵐山さん達にお世話して貰った時に聞いて、あの時は知っているスナイパーが当真先輩しか居ませんでしたし……必要ないと判断されたんじゃないですかね?(私も訊ねなかったから、説明されなくても仕方ない、…よね?)………諏訪さん、「ん?……ほらよ」(パシッ…ギュッ)……茜ちゃんが決めたのなら、私は止めないよ?どの位大変か分からないけど、……応援しているからね』
❲ハイ!!頑張ります!!?……それまで"柚紀先輩断ち"します!何か無意識に困った事があると携帯で訊ねてしまう癖が付いてしまっているとくま先輩に指摘されまして…❲でもお互いに様子が気になるだろうからあたしが二人の架け橋になって上げる。……柚紀もその方が安心でしょ?❳……うぅ〜〜、くまセンパ〜イ!有り難う御座いますぅ〜!!(ダキッ!!)❳
マイクが音を拾い向こう側が賑やかになっているのを知り、クスクスと楽しそうに笑う柚紀だったが……直ぐに表情に影が落ちる。日浦との会話が終わってしまい、………彼らと話すかも知れないからだ。そしてその予想は、的中する
❲……………えっと、さ。……会えるかも話せるかも微妙だとは思ったが………"次で良い"じゃ多分駄目な気がしたから来たんだけど、……柚紀ちゃん大丈夫?……俺の声聞いて、怖くないか?嫌な気分になってない?❳
『(ビクッ!)……よ、ょ、よね、米屋、せ、センパ……イ……(ポロッ…ガタン!!)……ぁ、あ、……わ、わた、……ワタシ、っ!!(ガタガタ)』
- ズシリッ! -
米屋の声を聞いた瞬間に柚紀の顔色が変化し、先程程では無いが圧が再び周囲の人間にのしかかる。それを検知した寺島が対話を一時中断させ処理に乗り出す。一方で東が柚紀を宥め、諏訪も重圧に耐えている状況で対話は無理そうだったので代わりに風間が「鶴ヶ峰が落ち着くまで少し待ってくれ、……彼女はお前を嫌ってはいない。逆にお前に嫌われるの事を恐れて取り乱しているだけだ」と本人代理で心情を語るのであった
❲全くもう、必要だと判断したら突っ走ったり一人でどうにかするソレ何とかしなさいよ柚紀。……あたし達じゃ役不足かも知れないけど、側に先生が居ない時は別の人を頼るのも覚える事ね。学校では何とかなっているでしょ?❳
- ドキリ -
『(学校……)あ〜、……うん。…直ぐは無理でも、努力します。一人で出来る確信がなければ❲確信が有無関係なく何をするか言ってから動きなさい!!報連相は大切でしょ!!?❳……はぁ〜い、くま先輩』
「(クスッ)説明を後回しにする所は先生ソックリね柚紀ちゃん。……私もバイパーの師事して頂いた際に、最初はトリガーなしで色々させられて最初は戸惑ったけど、今となっては確かに必要な工程だったとはっきり理解できるわ。でも、コレとソレとは重要性が違うから……やっぱりちゃんと話すべきよ、後回しにしたら話せなくなることも色々あるから、ね?」
- チクリ -
『(後回し、話せない事…)……肝に命じます。結局現場で何かあれば責任は隊長さんに行っちゃいますよね。………今回は私がいけないのに那須先輩にご迷惑をお掛けしてしまうのは、筋違いですね』
熊谷から軽い愚痴を貰い、それを諌める那須はやはりニュアンス的に"時と場合によるが…"と前置きがあるが、東と同じ事を話す。そして、二人とは柚紀も普通に話せている。問題なのは………この後だ
❲えっと、……日浦です。あの、柚紀先輩。無理にお返事は要りません、だけど聞いてほしい事があります❳
『(ピクリ)……茜、ちゃんっ。………(ギュッ)』
「!……(ナデナデ、スッ)日浦話してみろ、ちゃんと鶴ヶ峰は聞いてるぜ?」
❲は、ハイッ!!……わ、私、ずっと…先輩にお世話になりっぱなしだし、迷惑も沢山お掛けしている、気がします。年齢は私の方が下でも、ボーダーの所属はくま先輩達程ではないですが、少なくとも先輩よりは長いです。でも……ちょっとだけ、自信がないんです。射撃の腕だって比較出来る身近な知り合いが殆ど居なくて、奈良坂先輩に折角師事して頂いていますが……ちゃんと成長しているかも分からなくて、ランク戦でも今日の散策任務でも、………あまりお役に立てて居ない気がして。だから、…だから私決めました!!?今の私はB級スナイパーに相応しい実力があるかを、見極めます!!!……あ、具体的に言いますと合同訓練時に【B級昇格条件をちゃんと満たせれるか】をやってみようと思います!!❳
『………(クイクイ)あの、…スナイパーの子がCからBに上がる条件って、何ですか?』
那須隊メンバー最後である日浦の声を聞いて、戸惑う柚紀は無意識に東に縋りつく。それを見てマイクを強奪した諏訪が話を促せば【今の自分の実力がどの位かを試したい】と宣言する。そしてスナイパーの昇格条件を知らない柚紀は東に訊ねる。一瞬キョトンとしたが、柔らかい笑みを浮べて説明を始める
「(ナデナデ)……週に一回ある合同訓練で参加者に対して上位15%、C級隊員内でなら大体トップ5位以内を三週連続で満たせばスナイパーはB級に昇格出来るぞ。(ナデナデ)……佐鳥から聞いていないのか?基本は彼奴から教わっていると聞いたが?」
- ズキリ -
『えっと、……夏休み嵐山さん達にお世話して貰った時に聞いて、あの時は知っているスナイパーが当真先輩しか居ませんでしたし……必要ないと判断されたんじゃないですかね?(私も訊ねなかったから、説明されなくても仕方ない、…よね?)………諏訪さん、「ん?……ほらよ」(パシッ…ギュッ)……茜ちゃんが決めたのなら、私は止めないよ?どの位大変か分からないけど、……応援しているからね』
❲ハイ!!頑張ります!!?……それまで"柚紀先輩断ち"します!何か無意識に困った事があると携帯で訊ねてしまう癖が付いてしまっているとくま先輩に指摘されまして…❲でもお互いに様子が気になるだろうからあたしが二人の架け橋になって上げる。……柚紀もその方が安心でしょ?❳……うぅ〜〜、くまセンパ〜イ!有り難う御座いますぅ〜!!(ダキッ!!)❳
マイクが音を拾い向こう側が賑やかになっているのを知り、クスクスと楽しそうに笑う柚紀だったが……直ぐに表情に影が落ちる。日浦との会話が終わってしまい、………彼らと話すかも知れないからだ。そしてその予想は、的中する
❲……………えっと、さ。……会えるかも話せるかも微妙だとは思ったが………"次で良い"じゃ多分駄目な気がしたから来たんだけど、……柚紀ちゃん大丈夫?……俺の声聞いて、怖くないか?嫌な気分になってない?❳
『(ビクッ!)……よ、ょ、よね、米屋、せ、センパ……イ……(ポロッ…ガタン!!)……ぁ、あ、……わ、わた、……ワタシ、っ!!(ガタガタ)』
- ズシリッ! -
米屋の声を聞いた瞬間に柚紀の顔色が変化し、先程程では無いが圧が再び周囲の人間にのしかかる。それを検知した寺島が対話を一時中断させ処理に乗り出す。一方で東が柚紀を宥め、諏訪も重圧に耐えている状況で対話は無理そうだったので代わりに風間が「鶴ヶ峰が落ち着くまで少し待ってくれ、……彼女はお前を嫌ってはいない。逆にお前に嫌われるの事を恐れて取り乱しているだけだ」と本人代理で心情を語るのであった