46.探検の曲(111.
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「チッ!?このタイミングでかよっ!那須っ!鶴ヶ峰を連れて此処から離れ…『ゲートに、……"取り囲まれている"?………い、嫌っ!!?(ガタガタ)』!!?(チラッ)(確かに多方面にゲートが出来ていやがるが、……"あの時の記憶が呼び覚まされたのか?!")…堤っ!?戻ってこいっ!!那須も二人を呼び戻せっ!!……悪いが予定変更だつる姐!今の鶴ヶ峰と那須隊と俺達が別行動するのは……夏の騒動を蘇らせる要因になる。このまま連携して敵を叩く!!」
《……お前がそうすべきと判断したのであればそうしろ諏訪、………任務前に話した"新種であろう亜種の存在と注意点"を忘れるなよ?アレに関してはレイ達に……柚紀には話しておらぬ。気を付けろよ》
「!?……だからアンタは言葉足らずと言うか説明不足なんだよつる姐っ!!?現場に出る"全ての隊員には"訳隔たりなくきちんと説明しやがれ!((……那須、鶴ヶ峰含めて誰かが敵の攻撃を一撃でも受けたら迷わず退け。例のトリオン体汚染するのとは別の亜種が"最近出始めた"。………これで【鶴ヶ峰が現場にいるから新種が出る】って言う仮説は否定されたが、対策が未だに不明な状況だ。亜種対策を餓鬼一人に任せるべきじゃねぇと俺は思っている。……この位現場対応出来なきゃ何時まで経ってもA級になれやしねぇからな!))」
「(コクン、…キイィン)……笹森くん、ウチの隊員が戻ってくるまで柚紀ちゃんをお願い。敵は私と諏訪さんで対処するから」
一度に複数のゲートが"自分達を囲むかの様に現れて"取り乱す柚紀。……複数のゲートがは何度も経験しているが"前後に"となるとあの時以外に無く、更に"今此処に居る部隊はB級のみ"と言うのも理由の一つであった。………心構えさえしていれば柚紀も大丈夫だったが、戦うつもりがなかった心の隙に現状がトラウマを刺激してしまったのだった
"逃げながら"では那須隊だけでは対処できるか不明な諏訪は一緒に戦うを選択する。実力不足を心配しては居ない、危惧しているのは【柚紀が暴走した際に女子だけで対処が間に合わない事】だ。あの風間ですら手を焼いたのだから……。そして状況を最近暇があれば作戦室に常駐している言実に報告する。そこで知らされた"相変わらずな対応"に悪態を吐きながら那須に【新種に関する注意点】を話す。志岐に二人を呼び戻す指示をした那須は側で支えている笹森にそのまま柚紀を任せて迎撃体制を取る。………今は敵を倒すのが先決なのだから
‐ ‐ ‐
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「戻りました!って……どうして鶴ヶ峰が此処に留まっているんですか?!確か基本戦闘には参加しない筈じゃ!?」
「今の鶴ヶ峰はトラウマを再発させていやがる!!那須達をこの場から逃がした先に敵に遭遇すれば暴走待ったなしだ!!?(ダダダダダダダ)……今は"日浦"待ちだ!アイツさえ来れば落ち着く筈だ!?」
「茜ちゃん?どうして彼女を…「玲!柚紀っ!?大丈夫?!!」「戻りましたっ!先輩方、ご無事ですか?!?」!くまちゃんっ!茜ちゃんっ!?」
「日浦っ!?鶴ヶ峰の側に行け!!それで状況はよくなる筈だ!!日佐人は渡したら戦闘に加われ!!?((あの時の面子は俺達以外に"太刀川隊の二人が一緒だった"……弧月のアタッカーにシューターの二人が側に居てもアイツは正気に戻らねぇ。鍵は"あの場面に確実に居なかった年下の存在"だ!これで駄目なら……鶴ヶ峰をベイルアウトさせる。今は"お荷物を抱えれる余裕"が此方にはねぇんだよ!!))」
諏訪の言い分には熊谷が内部通信で反論するが、那須が新種の存在を明かして落ち着かせる。そして諏訪に言われるがまま一直線に戦い不参加の二人の側へ辿り着いた日浦に、未だに怯えている柚紀の身柄を預ければ笹森は隊長命令に従い攻撃に参加するのであった。そして日浦が名を呼んだり背中を擦ったりしていると、落ち着いた柚紀の瞳に生気が戻り『……もう大丈夫、…有り難う茜ちゃん』とうっすらとだが笑みを浮かべたのを見て日浦は安堵する。そして周囲を見渡して状況を把握した後に通信を繋ぐ。相手は勿論…
『………すみません言実さん、取り乱しました。現場に出るのだから敵との遭遇確率はあるって分かっていたのに、私』
《…………反省するのは後だ、今は協力して敵を倒すのが先だ。…この二部隊は仲は悪くもないが格別良くもない。……お前がサポートして"互いの持ち味を引き出してやれ"。……諏訪、堤を借りるぞ。堤はアカネのガードに回れ。戦力を遊ばせるつもりはないがその地域の狙撃ポイントが少ない。……万が一狙われたら危険故にな。バックを柚紀に渡せ、だが"鈴の種"は幾つか持っていけ。それは意外と役に立つから持っているに越した事はない》
「わ、分かりました先生。(…スッ)気をつけて下さいね先輩、遠くながら私も援護しますから!!」
「すみませんが前戦を離れます!日浦を狙撃ポイントまで送り届けたら直ぐに戻りますので!!」
と、日浦と堤を見送るメンバー。戦力ダウンになるが"日浦の単独行動が危険なのと、亜種を打ってしまった際の対処が間に合わない"と判断した言実がそう指示出しをした。……敵に関するトラウマを引き起こした柚紀が、日浦にナニかあれば東をベイルアウトさせてしまった件を蒸し返さないとも限らないのだ。過保護かも知れないが、"堤のトリオン温存"も意味すると……そう諏訪や柚紀は納得させたのであった
さて、言実から出された課題をどうするかと考える際に【誰が亜種のヘイトを取ってもらうべきか】と思案する。普通なら隊長が一番強いのでお願いすべきだが、……それでは指示出しが間に合わなくならないかと心配する。数秒考えた後に、バックに入っている鈴の種を数個掴み取れば
『(……やはり攻撃トリガーを持たない私がやるべき、かな。…大丈夫、二つの部隊がどんな動きをするかは"復習済み"。それに、……まるっきり"攻撃する術がない"訳じゃない)(………チリーン)』
《……お前がそうすべきと判断したのであればそうしろ諏訪、………任務前に話した"新種であろう亜種の存在と注意点"を忘れるなよ?アレに関してはレイ達に……柚紀には話しておらぬ。気を付けろよ》
「!?……だからアンタは言葉足らずと言うか説明不足なんだよつる姐っ!!?現場に出る"全ての隊員には"訳隔たりなくきちんと説明しやがれ!((……那須、鶴ヶ峰含めて誰かが敵の攻撃を一撃でも受けたら迷わず退け。例のトリオン体汚染するのとは別の亜種が"最近出始めた"。………これで【鶴ヶ峰が現場にいるから新種が出る】って言う仮説は否定されたが、対策が未だに不明な状況だ。亜種対策を餓鬼一人に任せるべきじゃねぇと俺は思っている。……この位現場対応出来なきゃ何時まで経ってもA級になれやしねぇからな!))」
「(コクン、…キイィン)……笹森くん、ウチの隊員が戻ってくるまで柚紀ちゃんをお願い。敵は私と諏訪さんで対処するから」
一度に複数のゲートが"自分達を囲むかの様に現れて"取り乱す柚紀。……複数のゲートがは何度も経験しているが"前後に"となるとあの時以外に無く、更に"今此処に居る部隊はB級のみ"と言うのも理由の一つであった。………心構えさえしていれば柚紀も大丈夫だったが、戦うつもりがなかった心の隙に現状がトラウマを刺激してしまったのだった
"逃げながら"では那須隊だけでは対処できるか不明な諏訪は一緒に戦うを選択する。実力不足を心配しては居ない、危惧しているのは【柚紀が暴走した際に女子だけで対処が間に合わない事】だ。あの風間ですら手を焼いたのだから……。そして状況を最近暇があれば作戦室に常駐している言実に報告する。そこで知らされた"相変わらずな対応"に悪態を吐きながら那須に【新種に関する注意点】を話す。志岐に二人を呼び戻す指示をした那須は側で支えている笹森にそのまま柚紀を任せて迎撃体制を取る。………今は敵を倒すのが先決なのだから
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「戻りました!って……どうして鶴ヶ峰が此処に留まっているんですか?!確か基本戦闘には参加しない筈じゃ!?」
「今の鶴ヶ峰はトラウマを再発させていやがる!!那須達をこの場から逃がした先に敵に遭遇すれば暴走待ったなしだ!!?(ダダダダダダダ)……今は"日浦"待ちだ!アイツさえ来れば落ち着く筈だ!?」
「茜ちゃん?どうして彼女を…「玲!柚紀っ!?大丈夫?!!」「戻りましたっ!先輩方、ご無事ですか?!?」!くまちゃんっ!茜ちゃんっ!?」
「日浦っ!?鶴ヶ峰の側に行け!!それで状況はよくなる筈だ!!日佐人は渡したら戦闘に加われ!!?((あの時の面子は俺達以外に"太刀川隊の二人が一緒だった"……弧月のアタッカーにシューターの二人が側に居てもアイツは正気に戻らねぇ。鍵は"あの場面に確実に居なかった年下の存在"だ!これで駄目なら……鶴ヶ峰をベイルアウトさせる。今は"お荷物を抱えれる余裕"が此方にはねぇんだよ!!))」
諏訪の言い分には熊谷が内部通信で反論するが、那須が新種の存在を明かして落ち着かせる。そして諏訪に言われるがまま一直線に戦い不参加の二人の側へ辿り着いた日浦に、未だに怯えている柚紀の身柄を預ければ笹森は隊長命令に従い攻撃に参加するのであった。そして日浦が名を呼んだり背中を擦ったりしていると、落ち着いた柚紀の瞳に生気が戻り『……もう大丈夫、…有り難う茜ちゃん』とうっすらとだが笑みを浮かべたのを見て日浦は安堵する。そして周囲を見渡して状況を把握した後に通信を繋ぐ。相手は勿論…
『………すみません言実さん、取り乱しました。現場に出るのだから敵との遭遇確率はあるって分かっていたのに、私』
《…………反省するのは後だ、今は協力して敵を倒すのが先だ。…この二部隊は仲は悪くもないが格別良くもない。……お前がサポートして"互いの持ち味を引き出してやれ"。……諏訪、堤を借りるぞ。堤はアカネのガードに回れ。戦力を遊ばせるつもりはないがその地域の狙撃ポイントが少ない。……万が一狙われたら危険故にな。バックを柚紀に渡せ、だが"鈴の種"は幾つか持っていけ。それは意外と役に立つから持っているに越した事はない》
「わ、分かりました先生。(…スッ)気をつけて下さいね先輩、遠くながら私も援護しますから!!」
「すみませんが前戦を離れます!日浦を狙撃ポイントまで送り届けたら直ぐに戻りますので!!」
と、日浦と堤を見送るメンバー。戦力ダウンになるが"日浦の単独行動が危険なのと、亜種を打ってしまった際の対処が間に合わない"と判断した言実がそう指示出しをした。……敵に関するトラウマを引き起こした柚紀が、日浦にナニかあれば東をベイルアウトさせてしまった件を蒸し返さないとも限らないのだ。過保護かも知れないが、"堤のトリオン温存"も意味すると……そう諏訪や柚紀は納得させたのであった
さて、言実から出された課題をどうするかと考える際に【誰が亜種のヘイトを取ってもらうべきか】と思案する。普通なら隊長が一番強いのでお願いすべきだが、……それでは指示出しが間に合わなくならないかと心配する。数秒考えた後に、バックに入っている鈴の種を数個掴み取れば
『(……やはり攻撃トリガーを持たない私がやるべき、かな。…大丈夫、二つの部隊がどんな動きをするかは"復習済み"。それに、……まるっきり"攻撃する術がない"訳じゃない)(………チリーン)』