44.親睦の曲~立食パーティー~(109.
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「っくこの子はっ!?……彼女は鶴ヶ峰柚紀ちゃん。言実さんの姪で、正式にボーダー所属している子じゃないけど、理由あって基地への出入りを許可されているわ。因みにアンタて同級生よ、……ハイ自己紹介しなさい」
「ふ~ん、………あっ!俺は別役太一!!ポジションはスナイパーで今シーズンから入隊した鈴鳴第一の一員デス!!ん?……言実さんの姪って事は…噂の歌姫っ?!君がっ??でも髪色が黒混じりの緑だし、アッチは明らかに年上だって皆言って(ゴツン!!)いっ?!?…痛いよ野々村~!!(サスサス)」
「騒ぐなこの馬鹿野郎がっ!!ユズとお前が互いに知らなかったのは【スナイパーの合同訓練やあの実力テストをサボったから】だからな!?……(スーハー)…両方若しくは片方をきちんとやっていれば、B級ランク戦初戦からお前がチームメンバーに所属出来てコイツだって認識してた筈なんだがな~」
「(サスサス)……でも俺が合流したのはround4からで、今回でround7だけど?何でえっと……鶴ヶ峰は俺を知らないの?野々村の話を聞いているとまるで"ランク戦を観戦している"的に聞こえるけど、……隊員でもない君が特別観戦室に居たら、目立つよね?でもたま~に俺も観戦した時に君を見たことないし"その手の噂"も知らない。………ねぇ?どうして??」
別役の容赦ない質問に食べる手を止めてしまった柚紀はどう答えるべきか戸惑いを隠せない様子。フブキが答えるのもありだが、相手にどう答えるかはやはり本人が決めるべきと傍観体制に入り、鈴鳴の二人は不安げに見守っていた。……別役が鈴鳴第一メンバーとしてB級ランク戦に出ているのを知らなかった、その理由は
「そんなの簡単だ。お前がランク戦初登場して、今日までの活躍をコイツが知らないのは……(ポン)【俺様同様に例の感染病"疑惑"で隔離を受けていた】からだ。あ、もう完治してっから"移る~"とか言って距離を置くなよ?(ナデナデ)それ"誹謗中傷"って立派な犯罪だ。それをコイツにやってみろ、……マジでつる姐の怒りを買って下手すれば訴えられるぜ?」
「「「「!!?」」」」
『!?当真先輩っ!……あれ?北添先輩は??』
「ん?……(ナデナデ)ゾエの奴なら別の場所に設置されている"限定料理制覇する"って移動していったぜ?あ!【柚紀の手料理、旨かった】だとさ。俺は食いっぱくれたが、……気が向いたら同じのを作ってくれよ。うちの隊長が相変わらずドリンクやらゼリーで栄養補給状態が多くてよ~(ナデナデ)お前の料理なら多分食うだろうからさ。そん時に俺も摘まませて貰うぜ?今日含めた"子守り代金"の代わりにな(ナデナデ、ポン)」
『……(サスサス)冬島さんの為になら、まぁ…良いですよ?でも子守りって……確か【病み上がりだからって心配した言実さんが太刀川さんや風間さんにもお願いした】と聞いてますよ?嫌なら断れば良かったのに(……本当は嵐山さん達が良かったけど、防衛任務や広報で忙しそうだから、仕方ないか)』
今日の露払い役である当真が戻ってきたのであった。そして"一言多く自分に素直な"別役の言動が柚紀を傷つけない様に先に牽制するのであった。……頼りになる"兄的存在"が戻ってきて無意識にホッと安堵する柚紀は、何時もの調子で軽口を叩く。それを見ていた別役が自分を見ているのに気づいた柚紀が…【拗ねた様な表情をさせて小声でブツブツ呟いている】……菊地原なら言いたいことがあればきっぱり話すので気になり、意識的に【聴覚強化】を自らに施してしまった柚紀は、……その呟いている事を知ってうっすらと表情に翳りが落ちる
…友達であるフブキが村上と楽しく談話しており、自分の変化に気づけばそれを中断してしまう、だから言実の様に分かりづらくしようとしたが……"この方"には誤魔化せないらしく
‐ バン!! ‐
「……なぁ太一、別に自分の気持ちに素直で居る事は悪くねぇぜ?だが、……"中途半端"は良くねぇな。言いたいことがあれば周りがどんな反応しようがいい続ければ良い、自分がそれが正しいと思うならな。で、………"他人にどんな印象を抱くかは勝手だが、言うつもりがねぇならソイツにバレねぇ様にしな"。……コイツはお前でも恐れるあの人の親族だ。表情や雰囲気、目や口の動きでお前の考えなんざ"お見通し"だ。じゃなきゃ、あの無表情のつる姐と一緒に暮らせる訳がねぇだろ?」
「……………えっ?!?ま、マジでっ!!?あ、イヤイヤイヤイヤ!!言実さんならまぁ、年上だし大人だし頭良いのは知ってますが……彼女は俺と同級生だし、今日初対面で俺の事ほぼ知らないでしょ!?無理ムリムリ!!そんなの、……【あり得ないから】!?超能力者とか、魔女とかそう言うゲームや漫画キャラじゃないのに、そんなの出来っこないよ。そんなの出来たら……気味が悪いよ」
『っ!!?ぁ、……あっ(……スルッ)』
‐ ………パリーン! ‐
「「!?ユズ/鶴ヶ峰っ!!」」
「柚紀ちゃんっ!!…太一、いい加減にしなさい!!当真くんも無闇に年下を挑発しない!?(サスサス)…大丈夫だからゆっくり息を吸って、吐いてばかりじゃもっと辛くなるから」
何故柚紀の表情が翳ったのかが気になった当真が別役に発破をかけると、見事に本音を暴露させるのに成功したが……想像以上の言葉に柚紀は明らかに動揺して顔色も真っ青になり、持っていた皿を床に落とす始末だった。流石にその異変に気づいた二人が駆け寄り、今は元凶である二人を叱りながらショックのあまりに過呼吸を起こしてしまった柚紀を落ち着かせようとする
それに対して「俺は思った事を口にしただけですよ?」と悪気もなく、柚紀の能力を知らないが為に先程の呟きを聞かれた事にも気づいていない。……そして、持ってきた"トマトを使った料理を意気揚々と食べようとした"…その時
‐ ………スッ、(スカッ)……ポン!ナデ、ナデ ‐
「ふ~ん、………あっ!俺は別役太一!!ポジションはスナイパーで今シーズンから入隊した鈴鳴第一の一員デス!!ん?……言実さんの姪って事は…噂の歌姫っ?!君がっ??でも髪色が黒混じりの緑だし、アッチは明らかに年上だって皆言って(ゴツン!!)いっ?!?…痛いよ野々村~!!(サスサス)」
「騒ぐなこの馬鹿野郎がっ!!ユズとお前が互いに知らなかったのは【スナイパーの合同訓練やあの実力テストをサボったから】だからな!?……(スーハー)…両方若しくは片方をきちんとやっていれば、B級ランク戦初戦からお前がチームメンバーに所属出来てコイツだって認識してた筈なんだがな~」
「(サスサス)……でも俺が合流したのはround4からで、今回でround7だけど?何でえっと……鶴ヶ峰は俺を知らないの?野々村の話を聞いているとまるで"ランク戦を観戦している"的に聞こえるけど、……隊員でもない君が特別観戦室に居たら、目立つよね?でもたま~に俺も観戦した時に君を見たことないし"その手の噂"も知らない。………ねぇ?どうして??」
別役の容赦ない質問に食べる手を止めてしまった柚紀はどう答えるべきか戸惑いを隠せない様子。フブキが答えるのもありだが、相手にどう答えるかはやはり本人が決めるべきと傍観体制に入り、鈴鳴の二人は不安げに見守っていた。……別役が鈴鳴第一メンバーとしてB級ランク戦に出ているのを知らなかった、その理由は
「そんなの簡単だ。お前がランク戦初登場して、今日までの活躍をコイツが知らないのは……(ポン)【俺様同様に例の感染病"疑惑"で隔離を受けていた】からだ。あ、もう完治してっから"移る~"とか言って距離を置くなよ?(ナデナデ)それ"誹謗中傷"って立派な犯罪だ。それをコイツにやってみろ、……マジでつる姐の怒りを買って下手すれば訴えられるぜ?」
「「「「!!?」」」」
『!?当真先輩っ!……あれ?北添先輩は??』
「ん?……(ナデナデ)ゾエの奴なら別の場所に設置されている"限定料理制覇する"って移動していったぜ?あ!【柚紀の手料理、旨かった】だとさ。俺は食いっぱくれたが、……気が向いたら同じのを作ってくれよ。うちの隊長が相変わらずドリンクやらゼリーで栄養補給状態が多くてよ~(ナデナデ)お前の料理なら多分食うだろうからさ。そん時に俺も摘まませて貰うぜ?今日含めた"子守り代金"の代わりにな(ナデナデ、ポン)」
『……(サスサス)冬島さんの為になら、まぁ…良いですよ?でも子守りって……確か【病み上がりだからって心配した言実さんが太刀川さんや風間さんにもお願いした】と聞いてますよ?嫌なら断れば良かったのに(……本当は嵐山さん達が良かったけど、防衛任務や広報で忙しそうだから、仕方ないか)』
今日の露払い役である当真が戻ってきたのであった。そして"一言多く自分に素直な"別役の言動が柚紀を傷つけない様に先に牽制するのであった。……頼りになる"兄的存在"が戻ってきて無意識にホッと安堵する柚紀は、何時もの調子で軽口を叩く。それを見ていた別役が自分を見ているのに気づいた柚紀が…【拗ねた様な表情をさせて小声でブツブツ呟いている】……菊地原なら言いたいことがあればきっぱり話すので気になり、意識的に【聴覚強化】を自らに施してしまった柚紀は、……その呟いている事を知ってうっすらと表情に翳りが落ちる
…友達であるフブキが村上と楽しく談話しており、自分の変化に気づけばそれを中断してしまう、だから言実の様に分かりづらくしようとしたが……"この方"には誤魔化せないらしく
‐ バン!! ‐
「……なぁ太一、別に自分の気持ちに素直で居る事は悪くねぇぜ?だが、……"中途半端"は良くねぇな。言いたいことがあれば周りがどんな反応しようがいい続ければ良い、自分がそれが正しいと思うならな。で、………"他人にどんな印象を抱くかは勝手だが、言うつもりがねぇならソイツにバレねぇ様にしな"。……コイツはお前でも恐れるあの人の親族だ。表情や雰囲気、目や口の動きでお前の考えなんざ"お見通し"だ。じゃなきゃ、あの無表情のつる姐と一緒に暮らせる訳がねぇだろ?」
「……………えっ?!?ま、マジでっ!!?あ、イヤイヤイヤイヤ!!言実さんならまぁ、年上だし大人だし頭良いのは知ってますが……彼女は俺と同級生だし、今日初対面で俺の事ほぼ知らないでしょ!?無理ムリムリ!!そんなの、……【あり得ないから】!?超能力者とか、魔女とかそう言うゲームや漫画キャラじゃないのに、そんなの出来っこないよ。そんなの出来たら……気味が悪いよ」
『っ!!?ぁ、……あっ(……スルッ)』
‐ ………パリーン! ‐
「「!?ユズ/鶴ヶ峰っ!!」」
「柚紀ちゃんっ!!…太一、いい加減にしなさい!!当真くんも無闇に年下を挑発しない!?(サスサス)…大丈夫だからゆっくり息を吸って、吐いてばかりじゃもっと辛くなるから」
何故柚紀の表情が翳ったのかが気になった当真が別役に発破をかけると、見事に本音を暴露させるのに成功したが……想像以上の言葉に柚紀は明らかに動揺して顔色も真っ青になり、持っていた皿を床に落とす始末だった。流石にその異変に気づいた二人が駆け寄り、今は元凶である二人を叱りながらショックのあまりに過呼吸を起こしてしまった柚紀を落ち着かせようとする
それに対して「俺は思った事を口にしただけですよ?」と悪気もなく、柚紀の能力を知らないが為に先程の呟きを聞かれた事にも気づいていない。……そして、持ってきた"トマトを使った料理を意気揚々と食べようとした"…その時
‐ ………スッ、(スカッ)……ポン!ナデ、ナデ ‐