44.親睦の曲~立食パーティー~(109.
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そんなこんなで一人で食べ物を物色している柚紀に何人か男女や年齢問わず声を掛けてくるが、今は食欲が勝っており簡単な会話をするだけに止めて離れる様にしている。それでも食い下がろうとした相手には"どんな人かに応じて"三人の名前を出して何とかお引き取り願うのだった。そしてお皿にある程度盛ってフブキ達の元に戻ろうとした時
「……鶴ヶ峰か?こんな所に一人で居て大丈夫か?…野々村は一緒じゃないのか?」
『!(クルッ、…パアァ)村上先輩っ!!来てたんですね!?【鈴鳴第一のランク戦は夜の部】ですからてっきりいらっしゃらないかと……先輩こそお一人ですか?荒船先輩や…チームメイトの方は??(キョロキョロ)』
「(スタスタ、…ナデ)ランク戦後にコレに参加したら"チームメイトが食べ過ぎて動けなくなったり、満腹で寝てしまいそう"な可能性があったから、先に参加しようと思ってな。……荒船は多分穂刈達と一緒だろうな。さっきの試合の反省会を兼ねて一緒に食べていると思うが(ナデナデ)……確か此処に居ると野々村から連絡貰ったが、当真にでも捕まったか?」
『何で当真先輩??……あ、コレ(エンブレムの服)か!荒船先輩から聞いたんですね?えっと……実力テストを拝見しましたが、そんな"おっちょこちょいな方"何ですか?えっとえっと……車、隊長さんは』
私服姿の村上と遭遇してちょっとした世間話に突入したのであった。ただ柚紀は【村上が誰も一緒に居ない事や同伴者であろう"年上の人"の見た目とのギャップ】を感じている一方で、村上は【フブキと居ない柚紀が心配する傍ら、テスト以降"チーム編成が変わった"】のを話そうとする、その時
「ったく旨そうな飯があってはしゃぐのは分かるが、少しは周りを気にしやがれ!それもそんな皿から溢れそうな程盛りやがってさ、……俺じゃなければ大惨事になっていたぞ?判っているか……別役」
「だって支部所属の俺はあんまり本部に行かないし、食堂だってほぼ使わないからこの機会に食べれるだけ食べようとした思ってさ~!スナイパー仲間からも"おばあちゃんの作る料理は旨い"って聞いたし、俺も先輩もこの後にランク戦だから栄養蓄えないと!!」
「……トリオン体で戦うのに生身は関係ねぇ気がするのは俺の気のせいか?………お!?二人とも一緒だったのか!!」
『フブキちゃん!(と、誰だろ彼は?タメ口だし同じくらいの年だと思うけど……)(………ススス)』
フブキが手に空のお皿を持った状態で誰かと歩いてくる。相手は黒髪でこちらは"トレイに料理を沢山盛ったお皿を乗せて"おり、何だか危なっかしい雰囲気を醸し出している。……そんな初対面な男子と不安要素が一緒に近づいてくるのを見て………思わず村上の後ろに避難してしまう柚紀。一瞬驚いた表情をする村上だが、…特に何も言わずに居た。恐らく師である荒船に柚紀に関しても色々聞いたりアドバイスを貰ったのだろう。そしてフブキの声で前方の人物に気がついた同伴者・別役太一は……
「あ!!お待たせしました村上先輩!?食べ物を持ってきましたよー!!!(タタタタタ)」
『!?(ビクッ!……ギュッ!!)』
「!!待て太一っ!いきなり走るのは…「止まりなさい太一っ!?そっちに私達が行くから!動くんじゃないわよ!?トレイに乗っている"熱々のスープ"が村上くんに掛かったらどうするのよ全く!……(ナデナデ)柚紀ちゃんもごめんなさい、驚かせちゃって」!?今さん?」
『…こんにちは今先輩、だ、大丈夫です。(スーハー…)さ、流石に色々不安要素があって戸惑いましたが……(ニコッ)フブキちゃん居ますし先輩達もいらっしゃいますから平気です。にしても、彼は一体……後、隊長さんはいらっしゃらないのですか?』
村上目掛けて突撃してくる別役は後ろに隠れている柚紀には恐らく気づいていない。そしてやはり初対面な男子がいきなり近づかれるのは小荒井の時にもあったが、あの時は質問攻めに遭い、今度は"嫌な予感や大惨事になりそう"で怖くなり思わず村上の服を掴んでしまう。それに気づいた村上が停止を呼び掛ける前に、遅れて現れた今が的確に【停止、こちらが動く、停止の理由】を話して止まったのを確認してからなにやら怯えている柚紀に謝罪する。それから深呼吸して気持ちを落ち着かせた後に笑顔で返事を返す
そして二人が別役を下の名で呼んだ事から【彼も鈴鳴第一のメンバー】と察した柚紀は、やはり隊長であろう"あの人"がいないのが気になる様子だ。それに関しては別役と一緒に話すつもりらしく行動を促され移動する。……用意されたお皿はあまり大きくなく、食べ盛りな男子隊員が多いので殆どの者が"立ったまま食事をしている"が、きちんとテーブルと椅子も設置されており、別役とフブキはそこにトレイを置かせ……怒りの拳骨を落としたフブキによる説教を食らっていた
「……………俺さ~、ついさっき警告したよな~?【食べ物を持った状態で走るな】って。今は全員生身だぞ?怪我もすれば火傷の可能性だって有るだろう??自分の所のエースを怪我させればランク戦に支障が出るの位自覚しやがれ!!ったく、村上だけじゃねぇ!!その後ろに居た俺のダチは野郎が苦手何だよ!アイツを泣かせたり怖がらせてみろ……(スゥ)お前がスナイパーだろうと関係なしで問答無用でブースに放り込んで叩き斬るぞ?」
「げげっ!!?それは勘弁してくれよ野々村~!?コアラに【野々村の強さや恐ろしさ】は聞かされているし、半崎とかに確認したら【荒船先輩のお墨付き】とかマジで洒落にならないって聞いたし………(ポン)俺何かより村上先輩の方が戦い応えあるんじゃないか?!バリバリのアタッカーだしさ!!」
「………………そっちの腹ごしらえが終わったらやるか?村上巻き込んで【一対二】でも。…一本勝負なら、俺にも勝機があるしな」
「逆効果だった!?!ってか一本勝負とか……それって【先輩のサイドエフェクト対策】だったりするの??狡くない~?普通は"何本先取"とか"何本勝負"だよね~??!」
と、フブキと別役が言い合っているのを村上が「何時もの事だし、どっちでも勝率は野々口が"今は"上だ」と諌めている。それを今と一緒に座りながら眺めつつ食べている柚紀に……やっと別役が気づき「君、誰??」と言われた暁には、…三方向から色んな突っ込みが飛んできたのだった(本人はちょっぴり涙目であった)
「……鶴ヶ峰か?こんな所に一人で居て大丈夫か?…野々村は一緒じゃないのか?」
『!(クルッ、…パアァ)村上先輩っ!!来てたんですね!?【鈴鳴第一のランク戦は夜の部】ですからてっきりいらっしゃらないかと……先輩こそお一人ですか?荒船先輩や…チームメイトの方は??(キョロキョロ)』
「(スタスタ、…ナデ)ランク戦後にコレに参加したら"チームメイトが食べ過ぎて動けなくなったり、満腹で寝てしまいそう"な可能性があったから、先に参加しようと思ってな。……荒船は多分穂刈達と一緒だろうな。さっきの試合の反省会を兼ねて一緒に食べていると思うが(ナデナデ)……確か此処に居ると野々村から連絡貰ったが、当真にでも捕まったか?」
『何で当真先輩??……あ、コレ(エンブレムの服)か!荒船先輩から聞いたんですね?えっと……実力テストを拝見しましたが、そんな"おっちょこちょいな方"何ですか?えっとえっと……車、隊長さんは』
私服姿の村上と遭遇してちょっとした世間話に突入したのであった。ただ柚紀は【村上が誰も一緒に居ない事や同伴者であろう"年上の人"の見た目とのギャップ】を感じている一方で、村上は【フブキと居ない柚紀が心配する傍ら、テスト以降"チーム編成が変わった"】のを話そうとする、その時
「ったく旨そうな飯があってはしゃぐのは分かるが、少しは周りを気にしやがれ!それもそんな皿から溢れそうな程盛りやがってさ、……俺じゃなければ大惨事になっていたぞ?判っているか……別役」
「だって支部所属の俺はあんまり本部に行かないし、食堂だってほぼ使わないからこの機会に食べれるだけ食べようとした思ってさ~!スナイパー仲間からも"おばあちゃんの作る料理は旨い"って聞いたし、俺も先輩もこの後にランク戦だから栄養蓄えないと!!」
「……トリオン体で戦うのに生身は関係ねぇ気がするのは俺の気のせいか?………お!?二人とも一緒だったのか!!」
『フブキちゃん!(と、誰だろ彼は?タメ口だし同じくらいの年だと思うけど……)(………ススス)』
フブキが手に空のお皿を持った状態で誰かと歩いてくる。相手は黒髪でこちらは"トレイに料理を沢山盛ったお皿を乗せて"おり、何だか危なっかしい雰囲気を醸し出している。……そんな初対面な男子と不安要素が一緒に近づいてくるのを見て………思わず村上の後ろに避難してしまう柚紀。一瞬驚いた表情をする村上だが、…特に何も言わずに居た。恐らく師である荒船に柚紀に関しても色々聞いたりアドバイスを貰ったのだろう。そしてフブキの声で前方の人物に気がついた同伴者・別役太一は……
「あ!!お待たせしました村上先輩!?食べ物を持ってきましたよー!!!(タタタタタ)」
『!?(ビクッ!……ギュッ!!)』
「!!待て太一っ!いきなり走るのは…「止まりなさい太一っ!?そっちに私達が行くから!動くんじゃないわよ!?トレイに乗っている"熱々のスープ"が村上くんに掛かったらどうするのよ全く!……(ナデナデ)柚紀ちゃんもごめんなさい、驚かせちゃって」!?今さん?」
『…こんにちは今先輩、だ、大丈夫です。(スーハー…)さ、流石に色々不安要素があって戸惑いましたが……(ニコッ)フブキちゃん居ますし先輩達もいらっしゃいますから平気です。にしても、彼は一体……後、隊長さんはいらっしゃらないのですか?』
村上目掛けて突撃してくる別役は後ろに隠れている柚紀には恐らく気づいていない。そしてやはり初対面な男子がいきなり近づかれるのは小荒井の時にもあったが、あの時は質問攻めに遭い、今度は"嫌な予感や大惨事になりそう"で怖くなり思わず村上の服を掴んでしまう。それに気づいた村上が停止を呼び掛ける前に、遅れて現れた今が的確に【停止、こちらが動く、停止の理由】を話して止まったのを確認してからなにやら怯えている柚紀に謝罪する。それから深呼吸して気持ちを落ち着かせた後に笑顔で返事を返す
そして二人が別役を下の名で呼んだ事から【彼も鈴鳴第一のメンバー】と察した柚紀は、やはり隊長であろう"あの人"がいないのが気になる様子だ。それに関しては別役と一緒に話すつもりらしく行動を促され移動する。……用意されたお皿はあまり大きくなく、食べ盛りな男子隊員が多いので殆どの者が"立ったまま食事をしている"が、きちんとテーブルと椅子も設置されており、別役とフブキはそこにトレイを置かせ……怒りの拳骨を落としたフブキによる説教を食らっていた
「……………俺さ~、ついさっき警告したよな~?【食べ物を持った状態で走るな】って。今は全員生身だぞ?怪我もすれば火傷の可能性だって有るだろう??自分の所のエースを怪我させればランク戦に支障が出るの位自覚しやがれ!!ったく、村上だけじゃねぇ!!その後ろに居た俺のダチは野郎が苦手何だよ!アイツを泣かせたり怖がらせてみろ……(スゥ)お前がスナイパーだろうと関係なしで問答無用でブースに放り込んで叩き斬るぞ?」
「げげっ!!?それは勘弁してくれよ野々村~!?コアラに【野々村の強さや恐ろしさ】は聞かされているし、半崎とかに確認したら【荒船先輩のお墨付き】とかマジで洒落にならないって聞いたし………(ポン)俺何かより村上先輩の方が戦い応えあるんじゃないか?!バリバリのアタッカーだしさ!!」
「………………そっちの腹ごしらえが終わったらやるか?村上巻き込んで【一対二】でも。…一本勝負なら、俺にも勝機があるしな」
「逆効果だった!?!ってか一本勝負とか……それって【先輩のサイドエフェクト対策】だったりするの??狡くない~?普通は"何本先取"とか"何本勝負"だよね~??!」
と、フブキと別役が言い合っているのを村上が「何時もの事だし、どっちでも勝率は野々口が"今は"上だ」と諌めている。それを今と一緒に座りながら眺めつつ食べている柚紀に……やっと別役が気づき「君、誰??」と言われた暁には、…三方向から色んな突っ込みが飛んできたのだった(本人はちょっぴり涙目であった)