43.労り労いの曲(108.
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~特殊検査室にて~
「………はぁ~、とりあえず落ち着いたみたいだな。ってか、…たいちょ~!やっぱり俺も柚紀と一緒に暫く隔離扱い受ける事になるのか~??」
〔ったり前だ!!俺や言実ちゃんはお前に"柚紀ちゃんが他人に及ぼす影響緩和アイテム"をやってねぇんだぞ!?それなのに感染したその子に接触しやがって!……説明した筈だ!その毒にはベイルアウト機能を使えなくする効果があってトリオン切れになれば"その場で換装が解除さるる"のを!………此処に来たらそうなる前に柚紀ちゃんから離して、別の奴に役目を引き継がせるつもりだったが〕
「ラボにある柚紀の服やらを取りに行ってて運良く……悪くか?不在だった。で、ベッドに寝かせて離れようとしたが寂しがり屋の姫様は無意識に俺の手を掴みやがったせいで、トリオンを全て吸い取られて換装解除、……俺にも感染した疑いが出ちまった訳だ。ま、俺的には堂々と学校をサボれるから別に構わねぇけどな!!」
〔………学校行かないからと言って勉強を一切しなくて済むとは思うなよ?言実ちゃんの事だからきっちり勉強プリントを用意するぜ?何せ……"二人は"受験生だからな〕
‐ ガチャ、…キイィィー ‐
「す、すみませんっ!?遅くなりましたっ!!?ち、ちょっと寄り道をしたので!?えっと……"ユズちゃん"の容態はどうですか?冬島さん」
「お帰り市河ちゃん!……今は落ち着いたが熱は相変わらず高いし、全身スキャンしたがかなり汚染が進んでいる。肌の露出が少ねぇから分かりづらいが、……"変色範囲はかなりのモノ"と覚悟してくれ。暫くは着替えなんかも一人じゃ無理だから市河ちゃんの手を借りるが……」
「……私の表情や雰囲気が変わればユズちゃんに感付かれる可能性がある。………平気です、隠すのや偽るのには慣れていますから。じゃないと、周囲にバレてますよ?…【私が他人の心を読み取れる超能力者】だとね」
「……(…スッ、ナデナデ)笑いながらそんな事言うなよ?……あるんだろ?知られて誰かに拒絶された経験がよ?……お前さんだって、知りたくて知っちまった訳じゃねぇ。寧ろ、知らなくて良いことを知っちまって辛い苦しい思いをしたんだろ?(ナデナデ)……自分の気持ちを偽るな、辛いときはツラいってちゃんと言え。餓鬼が我慢するな、……愚痴位聞いてやるよ、俺はおっさんで大人だからな(ナデナデ、ポン)」
「………(ポタ、…ポタポタ)……昔、仲良かった子の考えを、偶然受信して、……役に立ちたくて、お節介したら……【何で知っているんだ?気味悪い】って、言われました。……それがショックで、…原因で、フウちゃん以外の子と、仲良くするのが、怖くなって……(ポタポタ)………やっと、私を、受け入れてくれる友達が出来たのに、……彼女の為に、私は何もして上げれない。彼女の苦しみを勝手に共感したり、……ただ側に居ることしか、出来ない。(ポタポタ)……これに意味なんて、あるのかな?役に、……ユズちゃんの助けに、なっているのかな?」
〔何言っていやがる?柚紀にはオメェみたいな"同性で能力持ち"が居るだけでかなり精神的に安定しているんだぜ?……迅さんや菊地原の存在も支えにはなっているが、やっぱり野郎だからな~。トラウマ持ちのコイツには負担に感じる事もある。ってか、市河。お前が席を外した理由だって"コイツと一緒に隔離される為の用意で"だろ?って、見た感じ"一人分"の荷物しかねぇが……少なくねぇか?〕
「……(グシグシ)一度そちらに足を踏み入れたら、完全に大丈夫と分かるまではそう簡単に出れませんからね。着替えやら暇潰しの用意に手間取りました。あ!こ、これはユズちゃん用で私のは……」
‐ ガチャ、…キイィー ‐
「おーい、シロ。おやっさん達に説明と頼まれたモノ持ってきた…………オイ、俺の幼馴染みを泣かせたのは、…どっちだ?」
「ん?……そりゃあ勿論当真だが?ただ、アッチにお前さんを入れる訳には行かねぇから我慢してくれや。……出てきたら問答無用でランク戦で痛めつけて構わねぇからよ?」
「……………分かった、我慢、します。だが、もしまたシロを泣かせたりユズに何かして泣かせたら……問答無用でソッチに突撃するから覚悟しろよ当真先輩様よぉ~」
〔オイオイ、俺が泣かせるの前提かよっ!!お前もだが二人にナニかすればつる姐もだが巽の姐さんだって敵を回すんだぞ!?……勘弁してくれ、特に巽の姐さんが一番厄介なんだからよ~〕
〔そんな巽のお姉さんからの連絡でーす!!トリオン体組の検査が終わったけど、全員異常なし!ま、とりまるくん含めて全員今日は基地でお泊まりに決まったよ~。……ただ、みわっちが歌姫ちゃん並みに毒性トリオンを取り込んだ影響か、少し生身でも違和感があるみたいだから数日基地で寝泊まりしながら経過観察を受けるのが確定しましたー!!で、場所はこの部屋の隣ってさ小規模な検査室でベッドあるでしょ?そっちに隔離して冬島さんにモニタリング頼みたいけど大丈夫?流石にその三人と一緒は……ね?〕
「みわっち……それって三輪先輩か?確か米屋先輩の所の隊長さんだよな?俺は名前しか知らねぇが……シロやユズに危害を加えないのなら俺は接触するのは良いが、四六時中は無理だろう。本音を言えば当真先輩だって二人と同じ空間に居させたくねぇぞ?…………魔が差したとか、変な事になったら嫌だからな俺は」
‐ ガチャ、……キイィィー ‐
「そこは問題ない、もしそんな事になれば"自分が不利になる"と当真は痛い程分かっている。(ナデナデ)……後、市河。ナニかあれば彼奴の秘密を暴露してやれ。嫌かも知れないがそれがお前や鶴ヶ峰を守るのに繋がる、…………病人のアイツの為だ、遠慮するな(…スッ)」
「か、風間さんっ!!……(チラッ、チラッ)…あ、あのっ!……冬島さんもですが、風間さんに頭を撫でられても………思考が読み取れないのは、何故ですか?」
「ん?理由は簡単だ。(…スッ)風間に頼まれて【大人組は例の機能付き腕時計を着用しているからだ】。後は諏訪もしてるぜ?ほら、全員柚紀ちゃんを落ち着かせる為に頭撫でる癖が付いちまったんだよなー。で、市河ちゃんもどっか似ているだろ?迂闊に撫でたら……って事で風間が"自分の誕生日プレゼントとして"俺に注文しやがった訳。ま、この位なら朝飯前だけどな」
「その割には時間が掛かりましたけどね。……後、四六時中貴方一人にモニタリングさせる訳にはいきませんから時々交代します。主に俺や諏訪、東さんになります。……言実さんは完治するまで鶴ヶ峰に会わせるのは避けるべきです。…多分声も駄目ですね。会いたがりますアイツが」
「(クスッ)ですね。少しでも存在を察知されたら……的なのを風間さんは経験されていますものね。そこは私がどうにかしますので安心して下さい!じゃあ、そろそろ行きますね。…此処は本来携帯通じないけど、特別にアッチは使えるようにして貰うのでフウちゃんも気兼ねなく連絡してね!?うんしょっと……ではでは(フリフリ)」
「………はぁ~、とりあえず落ち着いたみたいだな。ってか、…たいちょ~!やっぱり俺も柚紀と一緒に暫く隔離扱い受ける事になるのか~??」
〔ったり前だ!!俺や言実ちゃんはお前に"柚紀ちゃんが他人に及ぼす影響緩和アイテム"をやってねぇんだぞ!?それなのに感染したその子に接触しやがって!……説明した筈だ!その毒にはベイルアウト機能を使えなくする効果があってトリオン切れになれば"その場で換装が解除さるる"のを!………此処に来たらそうなる前に柚紀ちゃんから離して、別の奴に役目を引き継がせるつもりだったが〕
「ラボにある柚紀の服やらを取りに行ってて運良く……悪くか?不在だった。で、ベッドに寝かせて離れようとしたが寂しがり屋の姫様は無意識に俺の手を掴みやがったせいで、トリオンを全て吸い取られて換装解除、……俺にも感染した疑いが出ちまった訳だ。ま、俺的には堂々と学校をサボれるから別に構わねぇけどな!!」
〔………学校行かないからと言って勉強を一切しなくて済むとは思うなよ?言実ちゃんの事だからきっちり勉強プリントを用意するぜ?何せ……"二人は"受験生だからな〕
‐ ガチャ、…キイィィー ‐
「す、すみませんっ!?遅くなりましたっ!!?ち、ちょっと寄り道をしたので!?えっと……"ユズちゃん"の容態はどうですか?冬島さん」
「お帰り市河ちゃん!……今は落ち着いたが熱は相変わらず高いし、全身スキャンしたがかなり汚染が進んでいる。肌の露出が少ねぇから分かりづらいが、……"変色範囲はかなりのモノ"と覚悟してくれ。暫くは着替えなんかも一人じゃ無理だから市河ちゃんの手を借りるが……」
「……私の表情や雰囲気が変わればユズちゃんに感付かれる可能性がある。………平気です、隠すのや偽るのには慣れていますから。じゃないと、周囲にバレてますよ?…【私が他人の心を読み取れる超能力者】だとね」
「……(…スッ、ナデナデ)笑いながらそんな事言うなよ?……あるんだろ?知られて誰かに拒絶された経験がよ?……お前さんだって、知りたくて知っちまった訳じゃねぇ。寧ろ、知らなくて良いことを知っちまって辛い苦しい思いをしたんだろ?(ナデナデ)……自分の気持ちを偽るな、辛いときはツラいってちゃんと言え。餓鬼が我慢するな、……愚痴位聞いてやるよ、俺はおっさんで大人だからな(ナデナデ、ポン)」
「………(ポタ、…ポタポタ)……昔、仲良かった子の考えを、偶然受信して、……役に立ちたくて、お節介したら……【何で知っているんだ?気味悪い】って、言われました。……それがショックで、…原因で、フウちゃん以外の子と、仲良くするのが、怖くなって……(ポタポタ)………やっと、私を、受け入れてくれる友達が出来たのに、……彼女の為に、私は何もして上げれない。彼女の苦しみを勝手に共感したり、……ただ側に居ることしか、出来ない。(ポタポタ)……これに意味なんて、あるのかな?役に、……ユズちゃんの助けに、なっているのかな?」
〔何言っていやがる?柚紀にはオメェみたいな"同性で能力持ち"が居るだけでかなり精神的に安定しているんだぜ?……迅さんや菊地原の存在も支えにはなっているが、やっぱり野郎だからな~。トラウマ持ちのコイツには負担に感じる事もある。ってか、市河。お前が席を外した理由だって"コイツと一緒に隔離される為の用意で"だろ?って、見た感じ"一人分"の荷物しかねぇが……少なくねぇか?〕
「……(グシグシ)一度そちらに足を踏み入れたら、完全に大丈夫と分かるまではそう簡単に出れませんからね。着替えやら暇潰しの用意に手間取りました。あ!こ、これはユズちゃん用で私のは……」
‐ ガチャ、…キイィー ‐
「おーい、シロ。おやっさん達に説明と頼まれたモノ持ってきた…………オイ、俺の幼馴染みを泣かせたのは、…どっちだ?」
「ん?……そりゃあ勿論当真だが?ただ、アッチにお前さんを入れる訳には行かねぇから我慢してくれや。……出てきたら問答無用でランク戦で痛めつけて構わねぇからよ?」
「……………分かった、我慢、します。だが、もしまたシロを泣かせたりユズに何かして泣かせたら……問答無用でソッチに突撃するから覚悟しろよ当真先輩様よぉ~」
〔オイオイ、俺が泣かせるの前提かよっ!!お前もだが二人にナニかすればつる姐もだが巽の姐さんだって敵を回すんだぞ!?……勘弁してくれ、特に巽の姐さんが一番厄介なんだからよ~〕
〔そんな巽のお姉さんからの連絡でーす!!トリオン体組の検査が終わったけど、全員異常なし!ま、とりまるくん含めて全員今日は基地でお泊まりに決まったよ~。……ただ、みわっちが歌姫ちゃん並みに毒性トリオンを取り込んだ影響か、少し生身でも違和感があるみたいだから数日基地で寝泊まりしながら経過観察を受けるのが確定しましたー!!で、場所はこの部屋の隣ってさ小規模な検査室でベッドあるでしょ?そっちに隔離して冬島さんにモニタリング頼みたいけど大丈夫?流石にその三人と一緒は……ね?〕
「みわっち……それって三輪先輩か?確か米屋先輩の所の隊長さんだよな?俺は名前しか知らねぇが……シロやユズに危害を加えないのなら俺は接触するのは良いが、四六時中は無理だろう。本音を言えば当真先輩だって二人と同じ空間に居させたくねぇぞ?…………魔が差したとか、変な事になったら嫌だからな俺は」
‐ ガチャ、……キイィィー ‐
「そこは問題ない、もしそんな事になれば"自分が不利になる"と当真は痛い程分かっている。(ナデナデ)……後、市河。ナニかあれば彼奴の秘密を暴露してやれ。嫌かも知れないがそれがお前や鶴ヶ峰を守るのに繋がる、…………病人のアイツの為だ、遠慮するな(…スッ)」
「か、風間さんっ!!……(チラッ、チラッ)…あ、あのっ!……冬島さんもですが、風間さんに頭を撫でられても………思考が読み取れないのは、何故ですか?」
「ん?理由は簡単だ。(…スッ)風間に頼まれて【大人組は例の機能付き腕時計を着用しているからだ】。後は諏訪もしてるぜ?ほら、全員柚紀ちゃんを落ち着かせる為に頭撫でる癖が付いちまったんだよなー。で、市河ちゃんもどっか似ているだろ?迂闊に撫でたら……って事で風間が"自分の誕生日プレゼントとして"俺に注文しやがった訳。ま、この位なら朝飯前だけどな」
「その割には時間が掛かりましたけどね。……後、四六時中貴方一人にモニタリングさせる訳にはいきませんから時々交代します。主に俺や諏訪、東さんになります。……言実さんは完治するまで鶴ヶ峰に会わせるのは避けるべきです。…多分声も駄目ですね。会いたがりますアイツが」
「(クスッ)ですね。少しでも存在を察知されたら……的なのを風間さんは経験されていますものね。そこは私がどうにかしますので安心して下さい!じゃあ、そろそろ行きますね。…此処は本来携帯通じないけど、特別にアッチは使えるようにして貰うのでフウちゃんも気兼ねなく連絡してね!?うんしょっと……ではでは(フリフリ)」