41.銀錫の曲~シルバーブレット~(106.
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さて、合流する道のりに毒性トリオンのせいで物陰から動けないでいた三輪を見つけ、引っ張り出して支えながら戦っていた出水だったが、とりあえず身柄を古寺達に預けれて安堵。そして敵の触手攻撃を避けながら先程聞こえた柚紀の言葉の意味を考え始める
「汚物を消毒と浄化の雨ね~……どう言うこっちゃ??(コイツが汚物??でも敵を見てもあの子は"嫌そうな"表情をしねぇし、雨とか言われても俺は水を出せねぇし、柚紀ちゃんは俺に何をさせたいんだ???)〔お~い、弾バカ~!!答えは誘導炸裂弾 だとさ。で、軌道が"打ち上げて落とす"感じ……らしいぜ?〕!?槍バカか?!何で柚紀ちゃんの考えが分かるんだよ?!!」
〔えっと、どうもです出水先輩。あ、ち、ちゃんとお話しするのは"初めまして"ですかね?……本部所属オペレーターの市河です。わ、私が彼女の思考を読み取って………と、言いますか錯乱状態で"流れ込んできた考えと発言内容"から予測し、しました。一部は"とある漫画の引用"ですし、具体的に"亜種達の攻略法"…【背後部分を上空からの攻撃して弱点の割り出し・更に爆風を使って肌が変色した原因の除去】的なのを感じ取りました。えっと、その…………ご存じ、ですよね?私の能力を〕
「君は巽の姐さん所の…………成る程な、そう言う事ね!!了解した!!(キイィン!)あ、米屋は後で"女子二人"に何か奢ってやれよ?三輪や俺達はまぁ同級生とか同じボーダー隊員で野郎だから、別に気にしないが……可愛い女の子に苦労かけたんだ、きちんと償え!!!」
解読出来ずに苦戦をしている所に米屋、そしてシロからの通信が入りその内容を聞いた出水は言われた通りの方法を実行する為に攻撃体制に入る。米屋とは長い付き合いから、シロに関しては直接自分は経験無いが二人の鶴ヶ峰から色々話を聞いているので疑う事は無かったのだ。更に三輪を渡す際に「彼女より変色が進んでいる」と時枝が漏らしたのを聞いて【柚紀や同調しているシロも苦しんでいる】≠"あの二人の怒りを買う可能性アリ"と判断した出水が"一抜け"した米屋を巻き込んでどうにかしようと策を講じるのだった
さて、二人のお陰で何とか正気に戻った柚紀だが、あまりにも三輪の変色具合に『ずっと放置してすみません、太刀川さんに貴方をお願いするべきだった』と泣きながら謝罪を続けていた。そんな少女に対してどうすれば良いか分からず困惑する三輪は四人に視線を向けるが、嵐山隊の二人は明らかに"不機嫌そう"であり、同じチームメイトの二人は"自分も分からない"や"お前がどうにかしろ"的な雰囲気を醸し出しており、手助けするつもりはなさそうであった。それから思考を巡らせ……あの米屋が"こう言う時に取りそうな行動"を思い出した結果
‐ ………ソッ、……ナデ、…ナデ ‐
『(ピクッ)ぁ、あの?……三輪、先輩??』
「……泣くな、お前は悪くない。………俺達の装備でアレを倒せないと分かった時点で本部に応援要請を出せば、陽介が飛ぶことも……お前が無駄な負傷や苦しみを味わう事も無かった。後、……あの人が、太刀川さんの役目は敵を倒すのは勿論だが、【お前の護衛】もだろ?…………痛みはない、それにお前のお陰でこうやって手を動かせるまで回復した(ナデ)……俺の事は気にせず自分の役目を果たせ」
『………(コクン、…グシグシ)「誘導弾 +炸裂弾 …誘導炸裂弾 !」……上がった!!古寺くんは先輩の側に!奈良坂先輩と佐鳥くんは狙撃用意!(スクッ…クラッ)……あ』
‐ ……ガシッ! ‐
「(…ヒョイッ、スタスタ)……出水先輩が上空に打ち上げた弾で敵を満遍なく攻撃する筈です。狙いは"攻撃の通りが悪い箇所"…そこに性能を司る核がある筈ですから……だよね?((後、毒性トリオン見えるままにするのは良いけど"片眼"だけにした方が良いよ?市河さんが異変に感付く可能性があるし))」
『(コクリ)((……そうします。陽菜さ~ん、片眼だけ継続願います))〔((はいは~い!!利き目だけ継続させるよ~))〕(パチリ)……あ!…太刀川さ~ん!退避して下さ~い!!爆撃行きますよ~!巻き込まれても知りませんからね~』
‐ ………スタン! ‐
「それを早く言えよ!?ハウンドだけならまだ平気だが合成弾の威力やエグさは半端ネェーんだからなっ!!?」
頭を撫でられてかなりぎこちないが、何とか笑みを浮かべて平気だとアピールする三輪。米屋は何時も明るく元気が取り柄であり、以前たまたま側にいた柚紀もそんな米屋(と出水)と楽しそうな話しているのを遠目ながら見た事があったので、それを真似て見たのだった。それが上手く言ったのか泣き止んだら柚紀の視界の端に打ち上がった弾が見えて"撃破チャンス"と思考を切り換えて動こうとするが、やはり足に力が入らず立ち上がった瞬間にバランスを崩してしまう。柚紀の指示に従いイーグレットを両手に生成していた佐鳥は咄嗟に受け止められず、……銃にバンドを付けているので肩下げ感覚に持てる時枝が支えると"どうせ結果を気にする"と察しそのまま抱えて現状が見える位置に移動。その最中"見え方"にちょっとしたアドバイス。……また錯乱状態になっては色々困るので
これには素直に従い、器用に片眼だけで現場を見て……地上に太刀川が居るのに気づき一応退避を呼び掛ける。撃った本人は流石に被弾しないだろうから出水は無視。そしてそれを聞いた瞬間に慌てて太刀川はグラスホッパーで柚紀達が居る場所にまで退避してくる。そして"彼に起きている異変"に気づきそれを言おうとするが「まもなく敵に弾が着弾する」と奈良坂の冷静な声に、優先事項を決めてとりあえず見守る事に。そして
‐ ドドドドドドド!! ‐
‐ ドーン!……ドドーン! ‐
〔……亜種の反応増大!ただトリオン反応の大きさに関しては明らかに小さいのが大量発生しているわね。(カタカタ…)……ウチの部隊の攻撃では表面の小物すらまともに潰せなかったのに、流石の火力ね〕
〔お~!!つまりは"巨体を維持する核の破壊に成功"した訳か~!!あ、因みに現存している敵のトリオン反応の"総合値"は格段に減少しているから、表面の敵は"メテオラが持つ熱"で消滅したのかな?普通の弾なら吸収されるだけだしさ〜!それも計算済みとか、流石は柚紀ちゃんだ!!?〕
月見・国近からの通信により何とか思惑通りになったと安堵した柚紀は出水にメテオラによる殲滅をお願いする。それを快く引き受けた出水が景気よく弾をぶっ放ち、まだまだトリオンに余裕があるスナイパー三人は別の敵を射撃で潰しに掛かる。これで状況打破の兆しが見え始めた……筈だったが
‐ ………ピュゥ~~!! ‐
「汚物を消毒と浄化の雨ね~……どう言うこっちゃ??(コイツが汚物??でも敵を見てもあの子は"嫌そうな"表情をしねぇし、雨とか言われても俺は水を出せねぇし、柚紀ちゃんは俺に何をさせたいんだ???)〔お~い、弾バカ~!!答えは
〔えっと、どうもです出水先輩。あ、ち、ちゃんとお話しするのは"初めまして"ですかね?……本部所属オペレーターの市河です。わ、私が彼女の思考を読み取って………と、言いますか錯乱状態で"流れ込んできた考えと発言内容"から予測し、しました。一部は"とある漫画の引用"ですし、具体的に"亜種達の攻略法"…【背後部分を上空からの攻撃して弱点の割り出し・更に爆風を使って肌が変色した原因の除去】的なのを感じ取りました。えっと、その…………ご存じ、ですよね?私の能力を〕
「君は巽の姐さん所の…………成る程な、そう言う事ね!!了解した!!(キイィン!)あ、米屋は後で"女子二人"に何か奢ってやれよ?三輪や俺達はまぁ同級生とか同じボーダー隊員で野郎だから、別に気にしないが……可愛い女の子に苦労かけたんだ、きちんと償え!!!」
解読出来ずに苦戦をしている所に米屋、そしてシロからの通信が入りその内容を聞いた出水は言われた通りの方法を実行する為に攻撃体制に入る。米屋とは長い付き合いから、シロに関しては直接自分は経験無いが二人の鶴ヶ峰から色々話を聞いているので疑う事は無かったのだ。更に三輪を渡す際に「彼女より変色が進んでいる」と時枝が漏らしたのを聞いて【柚紀や同調しているシロも苦しんでいる】≠"あの二人の怒りを買う可能性アリ"と判断した出水が"一抜け"した米屋を巻き込んでどうにかしようと策を講じるのだった
さて、二人のお陰で何とか正気に戻った柚紀だが、あまりにも三輪の変色具合に『ずっと放置してすみません、太刀川さんに貴方をお願いするべきだった』と泣きながら謝罪を続けていた。そんな少女に対してどうすれば良いか分からず困惑する三輪は四人に視線を向けるが、嵐山隊の二人は明らかに"不機嫌そう"であり、同じチームメイトの二人は"自分も分からない"や"お前がどうにかしろ"的な雰囲気を醸し出しており、手助けするつもりはなさそうであった。それから思考を巡らせ……あの米屋が"こう言う時に取りそうな行動"を思い出した結果
‐ ………ソッ、……ナデ、…ナデ ‐
『(ピクッ)ぁ、あの?……三輪、先輩??』
「……泣くな、お前は悪くない。………俺達の装備でアレを倒せないと分かった時点で本部に応援要請を出せば、陽介が飛ぶことも……お前が無駄な負傷や苦しみを味わう事も無かった。後、……あの人が、太刀川さんの役目は敵を倒すのは勿論だが、【お前の護衛】もだろ?…………痛みはない、それにお前のお陰でこうやって手を動かせるまで回復した(ナデ)……俺の事は気にせず自分の役目を果たせ」
『………(コクン、…グシグシ)「
‐ ……ガシッ! ‐
「(…ヒョイッ、スタスタ)……出水先輩が上空に打ち上げた弾で敵を満遍なく攻撃する筈です。狙いは"攻撃の通りが悪い箇所"…そこに性能を司る核がある筈ですから……だよね?((後、毒性トリオン見えるままにするのは良いけど"片眼"だけにした方が良いよ?市河さんが異変に感付く可能性があるし))」
『(コクリ)((……そうします。陽菜さ~ん、片眼だけ継続願います))〔((はいは~い!!利き目だけ継続させるよ~))〕(パチリ)……あ!…太刀川さ~ん!退避して下さ~い!!爆撃行きますよ~!巻き込まれても知りませんからね~』
‐ ………スタン! ‐
「それを早く言えよ!?ハウンドだけならまだ平気だが合成弾の威力やエグさは半端ネェーんだからなっ!!?」
頭を撫でられてかなりぎこちないが、何とか笑みを浮かべて平気だとアピールする三輪。米屋は何時も明るく元気が取り柄であり、以前たまたま側にいた柚紀もそんな米屋(と出水)と楽しそうな話しているのを遠目ながら見た事があったので、それを真似て見たのだった。それが上手く言ったのか泣き止んだら柚紀の視界の端に打ち上がった弾が見えて"撃破チャンス"と思考を切り換えて動こうとするが、やはり足に力が入らず立ち上がった瞬間にバランスを崩してしまう。柚紀の指示に従いイーグレットを両手に生成していた佐鳥は咄嗟に受け止められず、……銃にバンドを付けているので肩下げ感覚に持てる時枝が支えると"どうせ結果を気にする"と察しそのまま抱えて現状が見える位置に移動。その最中"見え方"にちょっとしたアドバイス。……また錯乱状態になっては色々困るので
これには素直に従い、器用に片眼だけで現場を見て……地上に太刀川が居るのに気づき一応退避を呼び掛ける。撃った本人は流石に被弾しないだろうから出水は無視。そしてそれを聞いた瞬間に慌てて太刀川はグラスホッパーで柚紀達が居る場所にまで退避してくる。そして"彼に起きている異変"に気づきそれを言おうとするが「まもなく敵に弾が着弾する」と奈良坂の冷静な声に、優先事項を決めてとりあえず見守る事に。そして
‐ ドドドドドドド!! ‐
‐ ドーン!……ドドーン! ‐
〔……亜種の反応増大!ただトリオン反応の大きさに関しては明らかに小さいのが大量発生しているわね。(カタカタ…)……ウチの部隊の攻撃では表面の小物すらまともに潰せなかったのに、流石の火力ね〕
〔お~!!つまりは"巨体を維持する核の破壊に成功"した訳か~!!あ、因みに現存している敵のトリオン反応の"総合値"は格段に減少しているから、表面の敵は"メテオラが持つ熱"で消滅したのかな?普通の弾なら吸収されるだけだしさ〜!それも計算済みとか、流石は柚紀ちゃんだ!!?〕
月見・国近からの通信により何とか思惑通りになったと安堵した柚紀は出水にメテオラによる殲滅をお願いする。それを快く引き受けた出水が景気よく弾をぶっ放ち、まだまだトリオンに余裕があるスナイパー三人は別の敵を射撃で潰しに掛かる。これで状況打破の兆しが見え始めた……筈だったが
‐ ………ピュゥ~~!! ‐