37.頂点の曲(102.
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「………もしかしてお前か出水?……諏訪さんが言っていた"先約"相手と言うのは?」
「……………あ~、かも知れないですね。俺と言うより太刀川さん、……"俺達"かも知れません。太刀川さんも柚宇さんもこの子がお気に入りですし、ちょっと前に風間隊と組んで行った任務内容を聞いて【またアイツの能力を堪能したい】とか太刀川さん興味持ってましたからね。あの人俺には内緒で話を進めたりするんですよ~!?【どうせ反対しないだろう】とか言って!!……まぁ、否定はしませんがね。……何か込み入った用事が無ければこの子連れて行って良いですか?柚宇さんを待たせ過ぎて機嫌が悪くなると、任務に支障が出ますので」
「……………………(チラッ)……他人に説明させずに自分から話せ。あの時みたいにな、…別に俺相手には意見できない訳じゃ無いだろう?それとも……相手や状況によって態度を変えているのか?」
『!!(ビクッ!……ギュッ)(……やっぱり、駄目だ。この人が、怖く感じちゃう。悪い人ではないのは分かるけど、………あまり側に、居たくない。……ハヤク、…ハナレタイ、ヨ)(……ガタガタ)』
シューターとしての力量やトリオン量が互角の出水が介入してきた事により、何とか場が収まりそうだったが……柚紀本人でなく他人に説明させたのが気に入らない雰囲気を醸し出す二宮。出水が壁になっているお陰で顔を見ないで済んでいるが、……だからこそ声音で"怒っている・不機嫌そう"と感じてしまい、畏縮してしまい話すのすらままならない状態に陥る。震えているのを感じた出水が適当に話を切り上げて柚紀と一緒にこの場を去ろうとした、……まさかのタイミングで
「……ん?………見覚えある顔がチラホラ居るから何となく来てみたが、…………何の集まりだコレ?」
(全)「!!?」
「なぁ~~!!?(おいおい、このタイミングで何でお前が来るんだよ!?何時もみたいにランク戦していやがれ!!?…とりあえず内部通話で状況説明するか)((おい太刀か…))『もう太刀川さんっ!!何でまたきちんと出水先輩に話してないんですかっ!!少しは学習して下さい!!!(ズカズカズカ)』って、…はあぁあ~~!!!?」
「えっ?!ち、ちょっと……"柚紀ちゃん"っ??!」
太刀川(トリオン体)が参戦してきたのであった。ほぼ全員が戸惑う中、二宮が嘘だと気づかれるのはマズイと判断した諏訪が内部通話で事情を伝えようとする。が、……さっきまで怯えていた柚紀が怒りながら太刀川に突撃していき、まさかの行動に出水すら驚きを隠せない。どれだけ驚いたかと言うと………無意識に"意識して口にしていなかった少女の名を口にしてしまう程"、である
「ん?よぉ~柚紀。今日はアレ(エンブレム付きの服)じゃなくてコッチ(トリオン体)なんだな~。で、……何でお前そんなに怒っているんだ??」
『(……スッ)怒りたくもなりますよ?!!チームメイトに対して何隠し事しているんですかっ!?出水先輩にだって予定があるんですよ?!隊長なんですから、そう言う気遣いはきちっとして下さい!!!((……怒鳴ってしまってすみません、ただ……太刀川さんが来なければアクシデントを上手く回避出来たので、思わず))』
「!!……お~、怖い怖い。お前がそうやって怒鳴るの何て珍しいから新鮮だな~!(ナデナデ)ってか、別に問題なくねぇか?任務の日取りとかはきっちり共有しているし、それが無ければ大抵ランク戦だからな俺達は((アクシデント?……何が遇った?手短に簡潔に説明くれ))」
『でも報連相は大切です!!馬鹿でもそれ位ちゃんとして下さい!!この顎髭戦闘狂!!?(……メソメソ)わ、私だって出水先輩に、会いたいもん!?(エグエグ)((……助けて、下さいっ!此処から、移動したいっ!…あの人の、………二宮さんの、側に、…………居たくない、です))』
風間に貰った"暗示アイテム"を外して二重会話を披露する柚紀。表面と内部通話でのギャップに驚く太刀川だが、直ぐに(ま、コイツなら出来なくもないか?)とすんなり受け入れて同じく二重会話をする。(諏訪もトリオン体だが、内部通話での会話内容は聞こえていない)そして、太刀川の登場により更に人目を集めてしまい、色んな意味で気持ちが一杯一杯になりそれでも何とか事情を伝える柚紀。その内容や周囲の状況、そしてと泣いてしまった少女を見て、事情を察した太刀川は最後に頭を一撫ですると部下を呼び寄せ、柚紀を託す。その際に「コイツを守れ、……あらゆるモノから可能な限りだ」と小声で難しい注文を付ける。そう告げる隊長の表情は一見何時もと変わらないが"目に殺気やら怒りが宿っている"風に見受けた出水は素直に命令に従い、……とりあえず周囲の視線から柚紀を守るために換装をして涙を拭ってから少女の肩に手を置いてを引き寄せるのであった
それを横目で確認をした太刀川は【柚紀が泣く原因となった一番の要因であろう】二宮と対峙するのであった。……出水が、……少女の姿が相手に見えない立ち位置で、"自分が得意とする間合い"を意識して
「よぉ二宮、……年下のそれもあんな可愛い子相手に何大人げない事していやがるんだよ?流石に知っているだろ?アレにナニかあればつる姐が黙っちゃいねぇ事を。………実力テストも【あの人に負けた姿を他の隊員に晒したくない】から不参加だっただろうが、……今更じゃねぇ?あの人の強さは昔からだ、負けたって変じゃねぇさ。それともアレか?【シューター一位の座に居る自分が、ランキング外なあの人に負けるのが世間体的に良くない】とか思ったのか?それこそ馬鹿な考えだ。………(スウゥ)あの人が本格的に戦闘員"だけ"に専念すれば【シューターは愚か、総合ですら頂点に君臨している】。そんなお人だって、お前も理解している筈だ。何せ……(ニヤリ)あの人は"お前の師匠"なんだからな」
「……………あ~、かも知れないですね。俺と言うより太刀川さん、……"俺達"かも知れません。太刀川さんも柚宇さんもこの子がお気に入りですし、ちょっと前に風間隊と組んで行った任務内容を聞いて【またアイツの能力を堪能したい】とか太刀川さん興味持ってましたからね。あの人俺には内緒で話を進めたりするんですよ~!?【どうせ反対しないだろう】とか言って!!……まぁ、否定はしませんがね。……何か込み入った用事が無ければこの子連れて行って良いですか?柚宇さんを待たせ過ぎて機嫌が悪くなると、任務に支障が出ますので」
「……………………(チラッ)……他人に説明させずに自分から話せ。あの時みたいにな、…別に俺相手には意見できない訳じゃ無いだろう?それとも……相手や状況によって態度を変えているのか?」
『!!(ビクッ!……ギュッ)(……やっぱり、駄目だ。この人が、怖く感じちゃう。悪い人ではないのは分かるけど、………あまり側に、居たくない。……ハヤク、…ハナレタイ、ヨ)(……ガタガタ)』
シューターとしての力量やトリオン量が互角の出水が介入してきた事により、何とか場が収まりそうだったが……柚紀本人でなく他人に説明させたのが気に入らない雰囲気を醸し出す二宮。出水が壁になっているお陰で顔を見ないで済んでいるが、……だからこそ声音で"怒っている・不機嫌そう"と感じてしまい、畏縮してしまい話すのすらままならない状態に陥る。震えているのを感じた出水が適当に話を切り上げて柚紀と一緒にこの場を去ろうとした、……まさかのタイミングで
「……ん?………見覚えある顔がチラホラ居るから何となく来てみたが、…………何の集まりだコレ?」
(全)「!!?」
「なぁ~~!!?(おいおい、このタイミングで何でお前が来るんだよ!?何時もみたいにランク戦していやがれ!!?…とりあえず内部通話で状況説明するか)((おい太刀か…))『もう太刀川さんっ!!何でまたきちんと出水先輩に話してないんですかっ!!少しは学習して下さい!!!(ズカズカズカ)』って、…はあぁあ~~!!!?」
「えっ?!ち、ちょっと……"柚紀ちゃん"っ??!」
太刀川(トリオン体)が参戦してきたのであった。ほぼ全員が戸惑う中、二宮が嘘だと気づかれるのはマズイと判断した諏訪が内部通話で事情を伝えようとする。が、……さっきまで怯えていた柚紀が怒りながら太刀川に突撃していき、まさかの行動に出水すら驚きを隠せない。どれだけ驚いたかと言うと………無意識に"意識して口にしていなかった少女の名を口にしてしまう程"、である
「ん?よぉ~柚紀。今日はアレ(エンブレム付きの服)じゃなくてコッチ(トリオン体)なんだな~。で、……何でお前そんなに怒っているんだ??」
『(……スッ)怒りたくもなりますよ?!!チームメイトに対して何隠し事しているんですかっ!?出水先輩にだって予定があるんですよ?!隊長なんですから、そう言う気遣いはきちっとして下さい!!!((……怒鳴ってしまってすみません、ただ……太刀川さんが来なければアクシデントを上手く回避出来たので、思わず))』
「!!……お~、怖い怖い。お前がそうやって怒鳴るの何て珍しいから新鮮だな~!(ナデナデ)ってか、別に問題なくねぇか?任務の日取りとかはきっちり共有しているし、それが無ければ大抵ランク戦だからな俺達は((アクシデント?……何が遇った?手短に簡潔に説明くれ))」
『でも報連相は大切です!!馬鹿でもそれ位ちゃんとして下さい!!この顎髭戦闘狂!!?(……メソメソ)わ、私だって出水先輩に、会いたいもん!?(エグエグ)((……助けて、下さいっ!此処から、移動したいっ!…あの人の、………二宮さんの、側に、…………居たくない、です))』
風間に貰った"暗示アイテム"を外して二重会話を披露する柚紀。表面と内部通話でのギャップに驚く太刀川だが、直ぐに(ま、コイツなら出来なくもないか?)とすんなり受け入れて同じく二重会話をする。(諏訪もトリオン体だが、内部通話での会話内容は聞こえていない)そして、太刀川の登場により更に人目を集めてしまい、色んな意味で気持ちが一杯一杯になりそれでも何とか事情を伝える柚紀。その内容や周囲の状況、そしてと泣いてしまった少女を見て、事情を察した太刀川は最後に頭を一撫ですると部下を呼び寄せ、柚紀を託す。その際に「コイツを守れ、……あらゆるモノから可能な限りだ」と小声で難しい注文を付ける。そう告げる隊長の表情は一見何時もと変わらないが"目に殺気やら怒りが宿っている"風に見受けた出水は素直に命令に従い、……とりあえず周囲の視線から柚紀を守るために換装をして涙を拭ってから少女の肩に手を置いてを引き寄せるのであった
それを横目で確認をした太刀川は【柚紀が泣く原因となった一番の要因であろう】二宮と対峙するのであった。……出水が、……少女の姿が相手に見えない立ち位置で、"自分が得意とする間合い"を意識して
「よぉ二宮、……年下のそれもあんな可愛い子相手に何大人げない事していやがるんだよ?流石に知っているだろ?アレにナニかあればつる姐が黙っちゃいねぇ事を。………実力テストも【あの人に負けた姿を他の隊員に晒したくない】から不参加だっただろうが、……今更じゃねぇ?あの人の強さは昔からだ、負けたって変じゃねぇさ。それともアレか?【シューター一位の座に居る自分が、ランキング外なあの人に負けるのが世間体的に良くない】とか思ったのか?それこそ馬鹿な考えだ。………(スウゥ)あの人が本格的に戦闘員"だけ"に専念すれば【シューターは愚か、総合ですら頂点に君臨している】。そんなお人だって、お前も理解している筈だ。何せ……(ニヤリ)あの人は"お前の師匠"なんだからな」