34.共有の曲~雨降って地固まる?~(99.
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「で、他にも幾つかあるんだがー……(ガサゴソガサゴソ)………多分コレはそっちの黒髪の嬢ちゃん宛てだな。ホラよ(ポイ)」
「(パシンッ!)……ブレスレット?いや、…ヘアゴムか?にしても凝ってるな~。"白や透明なビーズと濃淡ある蒼色のを上手く散りばめられていやがる"。大きさも大小様々だし、……本当に俺宛てか?ってか、……アンタ誰?」
「「「い、今更っ?!!」」」
「……諏訪さんや佐鳥は地味にツッコミ属性あるから分かるけど、…………何で歌川まで驚くのさ?この人って学生の隊員とは立場が異なるし新人の野々村が知らないのは当たり前でしょ?まぁ、大人が戦闘員やってたりポジションも少人数派の奴とかかなり特殊だけどさ」
「……この人の部下には野々村だって会った事はある筈だが、…本人が言った方が早いか。すみませんが簡単な自己紹介をお願いしても良いですか?」
「ん?……まぁ、いいぜ。柚紀ちゃんのダチなら少なからず俺とも関わる機会がありそうだからな。俺は冬島慎次、これでもA級チームを率いる隊長だ。ポジションはドラッパーで元はエンジニアをしてた関係上、言実ちゃんとはそこそこ親しいぜ?あ~………俺の名字でピンと来てなさそうだからハッキリ言うとだな、……あの当真は俺の部下だ」
「……………な、成る程。つまり元はつる姐の同僚な訳か、ならまぁ……それを持参してくるのも変じゃないか?ポジションに関しては後でシロに聞くとしてだ、……当真先輩の上司がアンタか~。こっちは納得だな、ウンウン」
「何で冬島さんなら当真さんの上司でも納得するの?何か理由でもあるの?」
「えっ??だってよ時枝、あの人自由奔放過ぎるし何処か大胆不敵と言うか些か傲慢不遜、……俺様気質あるだろ?あんな人の手綱引けるのはつる姐並の大人じゃなければ、………無理じゃねぇ?ぶっちゃけ」
(冬島以外の男)「(何でだ?否定が出来ない)」
「ま、その辺の話は何時でも出来る事だから置いておくとしてだ。……堤は市河を運べ、俺は(シュン、……ヒョイッ)野々村を担いで駐車場まで行く。あ、お前荷物とかあるか?市河と同じ場所か?(スタスタ)」
「っておい諏訪さん降ろしやがれ!?ってか何で俵持ちすんだよ!!それもトリオン体にわざわざなりやがってさ!!!(ジタバタ、ジタバタ)」
「うぉっ?!!オイコラっ!!暴れるな馬鹿っ落としちまうだろ!!?お前今、まともに歩けねぇだろ?ソレ着けてれば多分症状が良くなって自力であるける筈だかららそれまで我慢しろっ!!!で、女子にしては長身なお前を運ぶにはトリオン体じゃねぇと危ねぇかんな"互いに"な。……そんな訳で俺達は帰るぜ、……姫様は頼んだぞA級の皆様ってか。堤行くぞ」
「あ、ちょっと待ってください諏訪さんっ!……(スッ)ハイ、背中にどうぞ。最初はオペレーターの制服を考慮して横抱きで運んだけど、……多分おんぶの方が気楽でしょ?あ、生身もスカートだったりする?」
「(シュウゥゥ)い、いえっ。基本"動きやすさ"を考慮した服装にしてますから、あまりスカートは穿かないです。た、たまには穿きますが大体膝下まであるスカートしかないので…(イソイソ、…ギュッ!)……あ、確かに平気かも」
「………(クスッ)膝上のスカートだってきっと市河も似合うよ?センスがないとかって理由ならウチのおサノを貸すよ?モデル経験があるから、君にも似合う服を選んでくれるさ。鶴ヶ峰の服を選んだ事もあるけど、"とても楽しかった"って話していたからね。うんしょっと(スクッ)……ではお先に失礼します(ペコリ)」
~廊下~
「……で、結局荷物は何処なんだよ?幾ら男勝りでも手ぶらで出掛けたりは、………流石にねぇ、よな?」
「……………作戦室に置いてきた。……俺が本部に来た理由は【忍田本部長と一緒に居たから】であり、つる姐からの呼び出しを食らった訳じゃねぇ。ま、シロがあれだけグロッキーな状態だから、結局は送迎目的で呼び寄せられていたかもな」
「は?!?ほ、本部長っ!!ま、待て待て!?何でお前と本部長が一緒に居たんだ??!……偶然、か?」
「……忍田本部長に"剣の基礎"を教えたのは今は亡き俺の親父だ。つまりは"兄弟弟子"な関係な訳、…………アッチは俺は既に親戚に引き取られて三門市には居ねぇと思っていたらしいがな。接触理由は様々だが、とりあえず"俺の上司になった"的な報告と世間話をする為にモールでぶらついていた。あ、そん時に買い物中のつる姐に会ったぜ?で、先に呼び出し食らって本部に向かった後に"忍田さん"にも呼び出しが来たんだ。……ユズ関連で大変な事態だって俺でも分かるさ。…………そろそろ降ろしてくれ、多分、歩けるから」
「……………なら体力温存しておけ、"アイツ"が捕まらなかったらお前に市河を運んでもらう予定だ」
「アイツ?彼奴って…………………………あ!笹森か?!ま、シロとの家族と面識あるボーダー隊員だと、アイツ位しか居ねぇし、………妥当か。ただ(…チラリ)」
「………"理由も話さずに呼び出すこと"に躊躇している感じ?流石にコレは話すべきなのは私も同意。で、さいわいな事に明日も休み。全部は無理だろうけど……ウチに呼んで私が事情を説明するよ、明日は極力他人との接触は避けたいし"お見舞いに来た彼を自室に招きたい"から、…………フウちゃん、アシスト宜しくお願いしま~す」
「へいへい、……俺が同伴してれば野郎でも大切な愛娘の部屋に上げるのを許可するだろうな。俺の実力や信頼度は完璧であり折り紙つきってか?あ、笹森には俺から連絡入れるぜ?シロはもう機械に今日は触るな、"症状が悪化するぜ"?」
「………はぁあ~~い」
「(流石、幼馴染みだからその辺は互いに熟知してるって感じだな。……この二人に鶴ヶ峰も問題なく馴染めれば、何とかなるだろうな。"大抵の事は"さ)」
「(パシンッ!)……ブレスレット?いや、…ヘアゴムか?にしても凝ってるな~。"白や透明なビーズと濃淡ある蒼色のを上手く散りばめられていやがる"。大きさも大小様々だし、……本当に俺宛てか?ってか、……アンタ誰?」
「「「い、今更っ?!!」」」
「……諏訪さんや佐鳥は地味にツッコミ属性あるから分かるけど、…………何で歌川まで驚くのさ?この人って学生の隊員とは立場が異なるし新人の野々村が知らないのは当たり前でしょ?まぁ、大人が戦闘員やってたりポジションも少人数派の奴とかかなり特殊だけどさ」
「……この人の部下には野々村だって会った事はある筈だが、…本人が言った方が早いか。すみませんが簡単な自己紹介をお願いしても良いですか?」
「ん?……まぁ、いいぜ。柚紀ちゃんのダチなら少なからず俺とも関わる機会がありそうだからな。俺は冬島慎次、これでもA級チームを率いる隊長だ。ポジションはドラッパーで元はエンジニアをしてた関係上、言実ちゃんとはそこそこ親しいぜ?あ~………俺の名字でピンと来てなさそうだからハッキリ言うとだな、……あの当真は俺の部下だ」
「……………な、成る程。つまり元はつる姐の同僚な訳か、ならまぁ……それを持参してくるのも変じゃないか?ポジションに関しては後でシロに聞くとしてだ、……当真先輩の上司がアンタか~。こっちは納得だな、ウンウン」
「何で冬島さんなら当真さんの上司でも納得するの?何か理由でもあるの?」
「えっ??だってよ時枝、あの人自由奔放過ぎるし何処か大胆不敵と言うか些か傲慢不遜、……俺様気質あるだろ?あんな人の手綱引けるのはつる姐並の大人じゃなければ、………無理じゃねぇ?ぶっちゃけ」
(冬島以外の男)「(何でだ?否定が出来ない)」
「ま、その辺の話は何時でも出来る事だから置いておくとしてだ。……堤は市河を運べ、俺は(シュン、……ヒョイッ)野々村を担いで駐車場まで行く。あ、お前荷物とかあるか?市河と同じ場所か?(スタスタ)」
「っておい諏訪さん降ろしやがれ!?ってか何で俵持ちすんだよ!!それもトリオン体にわざわざなりやがってさ!!!(ジタバタ、ジタバタ)」
「うぉっ?!!オイコラっ!!暴れるな馬鹿っ落としちまうだろ!!?お前今、まともに歩けねぇだろ?ソレ着けてれば多分症状が良くなって自力であるける筈だかららそれまで我慢しろっ!!!で、女子にしては長身なお前を運ぶにはトリオン体じゃねぇと危ねぇかんな"互いに"な。……そんな訳で俺達は帰るぜ、……姫様は頼んだぞA級の皆様ってか。堤行くぞ」
「あ、ちょっと待ってください諏訪さんっ!……(スッ)ハイ、背中にどうぞ。最初はオペレーターの制服を考慮して横抱きで運んだけど、……多分おんぶの方が気楽でしょ?あ、生身もスカートだったりする?」
「(シュウゥゥ)い、いえっ。基本"動きやすさ"を考慮した服装にしてますから、あまりスカートは穿かないです。た、たまには穿きますが大体膝下まであるスカートしかないので…(イソイソ、…ギュッ!)……あ、確かに平気かも」
「………(クスッ)膝上のスカートだってきっと市河も似合うよ?センスがないとかって理由ならウチのおサノを貸すよ?モデル経験があるから、君にも似合う服を選んでくれるさ。鶴ヶ峰の服を選んだ事もあるけど、"とても楽しかった"って話していたからね。うんしょっと(スクッ)……ではお先に失礼します(ペコリ)」
~廊下~
「……で、結局荷物は何処なんだよ?幾ら男勝りでも手ぶらで出掛けたりは、………流石にねぇ、よな?」
「……………作戦室に置いてきた。……俺が本部に来た理由は【忍田本部長と一緒に居たから】であり、つる姐からの呼び出しを食らった訳じゃねぇ。ま、シロがあれだけグロッキーな状態だから、結局は送迎目的で呼び寄せられていたかもな」
「は?!?ほ、本部長っ!!ま、待て待て!?何でお前と本部長が一緒に居たんだ??!……偶然、か?」
「……忍田本部長に"剣の基礎"を教えたのは今は亡き俺の親父だ。つまりは"兄弟弟子"な関係な訳、…………アッチは俺は既に親戚に引き取られて三門市には居ねぇと思っていたらしいがな。接触理由は様々だが、とりあえず"俺の上司になった"的な報告と世間話をする為にモールでぶらついていた。あ、そん時に買い物中のつる姐に会ったぜ?で、先に呼び出し食らって本部に向かった後に"忍田さん"にも呼び出しが来たんだ。……ユズ関連で大変な事態だって俺でも分かるさ。…………そろそろ降ろしてくれ、多分、歩けるから」
「……………なら体力温存しておけ、"アイツ"が捕まらなかったらお前に市河を運んでもらう予定だ」
「アイツ?彼奴って…………………………あ!笹森か?!ま、シロとの家族と面識あるボーダー隊員だと、アイツ位しか居ねぇし、………妥当か。ただ(…チラリ)」
「………"理由も話さずに呼び出すこと"に躊躇している感じ?流石にコレは話すべきなのは私も同意。で、さいわいな事に明日も休み。全部は無理だろうけど……ウチに呼んで私が事情を説明するよ、明日は極力他人との接触は避けたいし"お見舞いに来た彼を自室に招きたい"から、…………フウちゃん、アシスト宜しくお願いしま~す」
「へいへい、……俺が同伴してれば野郎でも大切な愛娘の部屋に上げるのを許可するだろうな。俺の実力や信頼度は完璧であり折り紙つきってか?あ、笹森には俺から連絡入れるぜ?シロはもう機械に今日は触るな、"症状が悪化するぜ"?」
「………はぁあ~~い」
「(流石、幼馴染みだからその辺は互いに熟知してるって感じだな。……この二人に鶴ヶ峰も問題なく馴染めれば、何とかなるだろうな。"大抵の事は"さ)」