32.逆天の曲(97.
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それから最初は通常ばかりだったが、再び現れた土竜型を皮切りに他の亜種も続々襲いかかって来るのであった。…数は少し前の実践訓練時よりは多くはない、のだが………
‐ ……ヒョイ、ヒョイ…ダンッ!!………スタンッ! ‐
「ったく、何でこうも"妨害型ばっかり"大量発生してるのさ?……あ、コイツらレーダー感知しないんだっけ?((…市河、どうなってるのコレ?))」
〔れ、レーダーに映せなくもないんだけど、……それを戦闘員のトリオン体に施したり部隊に支給されているパソコンに適応させちゃうと、"バックワームが意味をなさなくなる"から、駄目みたい。あ、後!……大量発生の理由が【さっきの雷に当たった敵が変異した】のが原因です!?……いきなり過ぎて、現場隊員が対処に戸惑ったからヒナ先輩にSOSが入った。……あれ?でも良く分かったね菊地原くん、妨害型が大量発生してるって。レーダー見てないよね?だって今、……"ユズちゃんを抱えてるよね"?〕
「……(ハァ~)((仕方ないでしょ?…【聴覚強化出来ても"聞き分け"が出来てなくて、どれが妨害型かこの子判断できていない】。(ダンッ!!)で、居ると分かったら"どれも妨害型"に見えちゃって畏縮して身動きが取れなくなったんだよ?…幾ら僕達でも"荷物を抱えながら"亜種との戦いは無理、(スタンッ!)……でも新種が出ると分かっているなら撤退するべきじゃない。風間さんがそう判断したから僕がお姫様抱えて逃げや回避に徹してる訳。……僕の耳なら何れが亜種か"全部分かる"からね))………あ、歌川の後ろの奴金剛型ね。……聴覚、戻せた?」
『(コク、ン)な、何とか。……何でか分からないけど、…コントロールが上手く出来ない。大分聴覚強化の操作、慣れてきた筈なのに………どう、して?』
"聴こえるが故の弊害"が発生してしまった柚紀を抱えて回避に徹する菊地原に対して、風間達は文句を言わずに敵を減らしていた。そしてシロと菊地原は確信したのだ【今、柚紀が身に付けているトリオン体は見た目は同じだが"言実特製"のではない】と。……"何者かによって手を加えられた"のだと
一方で、風間と歌川は亜種相手に苦戦を強いられて居た。ただ相手は妨害型でなく…
‐ ガキィーン!(パキーン)……ザンッ!? ‐
「す、すみません風間さん。……やはり土竜以外の見た目が同じ亜種は面倒ですね。…妨害型の電撃の対処はされてますから、……電撃は怖くはないですが…………(チラリ)」
「…今の鶴ヶ峰に雷を連想させる電撃攻撃を見せるのは危険だ。……"音だけで"アレだからな(だが、歌川の言う通り"どれがどの亜種か"分からないのは不便だ。……ならば)((…宇佐美、菊地原と"聴覚情報を共有"させろ。手を貸せない代わりにその耳、貸してもらうぞ?))」
「((えぇ~~~!……僕が"明らかに距離を取るのが妨害型"何ですが、分かりませんでしたか?でもまぁ、…スコーピオン含めてアタッカーのトリガーと金剛型の相性が悪いのは周知の事実ですし、ポキポキ折れては作るのは…トリオンの無駄使い、……ですね。(ハァ~)ま、お守りしててもそれ位は何とかなりますか。……疲れるのには変わりないし))(スッ……ナデナデ)…少し待ってて、風間さんから能力を貸せって要請来たから対応しないと。だからって離れる必要ないし、……不安なら掴みにくいだろうけど服のどっか、摘まんでて良いからさ」
『(コクン)………し、失礼します(キュッ)』
敵を倒すことに変わりないが先ずは妨害型からと、状況判断した風間が"敵を見極める為に"と菊地原に内部通信で要請を出す。それを同じく内部通信で返答すれば、一度柚紀を降ろして準備をするが【邪魔だから離れないと】とも思っているのが聴こえている菊地原は"暴走阻止"を先にするのであった。それを素直に実行したのを確認してから通信を入れる。が、今は宇佐美でなくサポートはシロなのだが……
〔(ジジジ)ちょっと、私じゃ無理かな?(ザザザ)この通りノイズで情報共有の質が保てないと思います。ん~、どうしようか〕
「(ま、彼女なら余裕か?)(キュッ)((市河、風間さん達と聴覚情報の共有したいんだけど……出来そう?))」
〔あっ、えっと……い、"一対一"ならか、簡単だけど複数の人相手だと……あっ!?…で、出来る!!う、"歌姫システムを応用"すれば良いんだ!(カタカタカタカタ)"ホストを菊地原くん"にすれば、(でも共有システムか、……"今後のユズちゃんに取って"は必要になるシステムだよな。…後で相談するとして)(カタカタカタカタ、ダン!)い、市河です!風間さん、歌川くん、聴覚情報を共有、は、始めます。違和感があっても……今回は多目に見てくださいね?〕
サイドエフェクトの恩恵を他人にも、…これは歌姫でも同様の事をしているので"少し設定を弄れば"簡単に実行できてしまうのであった。これに対して〔市河ちゃ~ん、後で歌姫システムの解析させて欲しいな~。システムを更に向上させたいから参考にさせて~〕と、妬み恨みを持たずに逆に要請する宇佐美に〔えっと、……言実さんかヒナ先輩の許可降りたら、だ、大丈夫ですよ?〕と、自分では判断不可能と言ったのである。…正式に歌姫専属になっていない以上、自分だけの判断では駄目だとシロは思ったからである
‐ ……ヒョイ、ヒョイ…ダンッ!!………スタンッ! ‐
「ったく、何でこうも"妨害型ばっかり"大量発生してるのさ?……あ、コイツらレーダー感知しないんだっけ?((…市河、どうなってるのコレ?))」
〔れ、レーダーに映せなくもないんだけど、……それを戦闘員のトリオン体に施したり部隊に支給されているパソコンに適応させちゃうと、"バックワームが意味をなさなくなる"から、駄目みたい。あ、後!……大量発生の理由が【さっきの雷に当たった敵が変異した】のが原因です!?……いきなり過ぎて、現場隊員が対処に戸惑ったからヒナ先輩にSOSが入った。……あれ?でも良く分かったね菊地原くん、妨害型が大量発生してるって。レーダー見てないよね?だって今、……"ユズちゃんを抱えてるよね"?〕
「……(ハァ~)((仕方ないでしょ?…【聴覚強化出来ても"聞き分け"が出来てなくて、どれが妨害型かこの子判断できていない】。(ダンッ!!)で、居ると分かったら"どれも妨害型"に見えちゃって畏縮して身動きが取れなくなったんだよ?…幾ら僕達でも"荷物を抱えながら"亜種との戦いは無理、(スタンッ!)……でも新種が出ると分かっているなら撤退するべきじゃない。風間さんがそう判断したから僕がお姫様抱えて逃げや回避に徹してる訳。……僕の耳なら何れが亜種か"全部分かる"からね))………あ、歌川の後ろの奴金剛型ね。……聴覚、戻せた?」
『(コク、ン)な、何とか。……何でか分からないけど、…コントロールが上手く出来ない。大分聴覚強化の操作、慣れてきた筈なのに………どう、して?』
"聴こえるが故の弊害"が発生してしまった柚紀を抱えて回避に徹する菊地原に対して、風間達は文句を言わずに敵を減らしていた。そしてシロと菊地原は確信したのだ【今、柚紀が身に付けているトリオン体は見た目は同じだが"言実特製"のではない】と。……"何者かによって手を加えられた"のだと
一方で、風間と歌川は亜種相手に苦戦を強いられて居た。ただ相手は妨害型でなく…
‐ ガキィーン!(パキーン)……ザンッ!? ‐
「す、すみません風間さん。……やはり土竜以外の見た目が同じ亜種は面倒ですね。…妨害型の電撃の対処はされてますから、……電撃は怖くはないですが…………(チラリ)」
「…今の鶴ヶ峰に雷を連想させる電撃攻撃を見せるのは危険だ。……"音だけで"アレだからな(だが、歌川の言う通り"どれがどの亜種か"分からないのは不便だ。……ならば)((…宇佐美、菊地原と"聴覚情報を共有"させろ。手を貸せない代わりにその耳、貸してもらうぞ?))」
「((えぇ~~~!……僕が"明らかに距離を取るのが妨害型"何ですが、分かりませんでしたか?でもまぁ、…スコーピオン含めてアタッカーのトリガーと金剛型の相性が悪いのは周知の事実ですし、ポキポキ折れては作るのは…トリオンの無駄使い、……ですね。(ハァ~)ま、お守りしててもそれ位は何とかなりますか。……疲れるのには変わりないし))(スッ……ナデナデ)…少し待ってて、風間さんから能力を貸せって要請来たから対応しないと。だからって離れる必要ないし、……不安なら掴みにくいだろうけど服のどっか、摘まんでて良いからさ」
『(コクン)………し、失礼します(キュッ)』
敵を倒すことに変わりないが先ずは妨害型からと、状況判断した風間が"敵を見極める為に"と菊地原に内部通信で要請を出す。それを同じく内部通信で返答すれば、一度柚紀を降ろして準備をするが【邪魔だから離れないと】とも思っているのが聴こえている菊地原は"暴走阻止"を先にするのであった。それを素直に実行したのを確認してから通信を入れる。が、今は宇佐美でなくサポートはシロなのだが……
〔(ジジジ)ちょっと、私じゃ無理かな?(ザザザ)この通りノイズで情報共有の質が保てないと思います。ん~、どうしようか〕
「(ま、彼女なら余裕か?)(キュッ)((市河、風間さん達と聴覚情報の共有したいんだけど……出来そう?))」
〔あっ、えっと……い、"一対一"ならか、簡単だけど複数の人相手だと……あっ!?…で、出来る!!う、"歌姫システムを応用"すれば良いんだ!(カタカタカタカタ)"ホストを菊地原くん"にすれば、(でも共有システムか、……"今後のユズちゃんに取って"は必要になるシステムだよな。…後で相談するとして)(カタカタカタカタ、ダン!)い、市河です!風間さん、歌川くん、聴覚情報を共有、は、始めます。違和感があっても……今回は多目に見てくださいね?〕
サイドエフェクトの恩恵を他人にも、…これは歌姫でも同様の事をしているので"少し設定を弄れば"簡単に実行できてしまうのであった。これに対して〔市河ちゃ~ん、後で歌姫システムの解析させて欲しいな~。システムを更に向上させたいから参考にさせて~〕と、妬み恨みを持たずに逆に要請する宇佐美に〔えっと、……言実さんかヒナ先輩の許可降りたら、だ、大丈夫ですよ?〕と、自分では判断不可能と言ったのである。…正式に歌姫専属になっていない以上、自分だけの判断では駄目だとシロは思ったからである