29.秋天の曲(94.
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最終日の今日は柚紀の知り合いは鈴鳴第一(村上)と那須隊、風間隊にオオトリの太刀川隊位しかおらず、テスト内容もスタンダードな実力テストなので知り合いや興味がある実況口調(今日も実況は巽だが、解説者は柚紀は知らない人物)でないのはあまり注目せずBGM状態と化していた。そんな中互いの事を色々話していると……"やはり隠すべきでない"と思ったシロが【柚紀の辛い過去を勝手に読み取ってしまった】事を告白して謝罪する。が、逆に申し訳なさそうにする柚紀を見て「…話せる範囲で構わねぇから俺にも話せ、一人だけ知らない蚊帳の外は御免だ」とフブキに言われて、互いに協力しながら【現在判明している柚紀が駄目な事柄、苦手な事、…それを連想させる事案】等を語る。ある程度聞いた後に重たい溜め息を漏らしてフブキがこう断言した
「……昔の事は変えれねぇから深く考えねぇようにしてだ。…ユズ、こうやって少しずつ他人に話していけ。最初は話すのに抵抗があるかも知れねぇがずっと独りで抱え込むよりは絶対にマシだ。でねぇと…(ピッ)シロみてぇに罪悪感に何時か負けるぞ?かなりの量や種類でも"ナニが駄目や苦手"とか話しておけば、周囲に居る奴がフォローしてくれるだろう。で、…(ナデナデ)少しずつ克服してけ。どうせお前の事だ"迷惑になるから直さなきゃ"とか思ってるだろ?……本当にユズとシロはどっか似てるよな~。(ニヤリ)お陰で馬鹿な俺でも扱いが分かるってモンだ」
「『……そ、そんなに似てる、かな?…あっ!』」
「………(クスッ)ほらな?そうやって言う事とかタイミングがぴったり一致してやがる点とかそうだろ?そう言うこった。…あっ!!もしボーダー関係者で嫌な事言われたりされたら俺に言えよ?(ゴキゴキ)隊員ならきっちりランク戦でお礼参りしてやるから」
『フ、フブキちゃん、顔が嗤ってるけど怖い怖い!!…ん?つまり、……(パアァー)なれたの?B級に?!?』
「おぅよ!!で、……暫くはフリーで居たいともつる姐に交渉済みで手回しして貰った。(ポン、ナデナデ)"待っててやるから、早く追いつけよ"?」
『…………(チラリ)…シロちゃん、話したの?"私の密かな夢を"!?言実さんにだって話してなかったのに~~!!?』
「えっ?…でも普通に言実さん、コレ知ってたよ?ってかコレを見越して色々準備している感じだし、わ、私も……新しい目標が出来たよ!……(ニコッ)ユズちゃんのお陰で、ね。有り難う」
こんな感じで三人ともコロコロ表情を変えながら交流や親睦を深めていった。そして【互いが得意とする分野でお礼や手助けをする】と取り決めを交わした。一々お礼を言っていたらキリがないし、三人ともそこはきちんと親からの躾を受けているので…自然と出るだろうがそこは割愛で。こんな感じで言実が帰宅してもワイワイ楽しみ、晩御飯までご相伴に預かり帰りがたくなった二人だが『柚紀は明日、ちょっとした訓練を控えておる。泊めたいのは山々だが今日は引き取ってくれ』と言実言われてしまい、素直に承諾。「今度は泊まり込みで計画するか!?」的な案も出て"次"を期待して今日は解散となったのであった
二人を見送り、入浴を済ませた柚紀は何時もの様に佐鳥達に連絡しようとした。……ただ、あの仮想マップで会って以降連絡もしていないし会っても居ないのだ"互いに"。あの佐鳥からナニも音沙汰がないのはやはり気になった柚紀は最初"個人で"メッセージを送ろうかと考えたが、……時枝もきっと心配してくれていると考えに至りグループに事後報告的な感じにメッセージを送信する事にした。内容は
【二人ともお疲れ様です。確か今日は広報のお仕事だっけ?木虎ちゃんのフォローちゃんとして上げれた?今日は大丈夫でも暫くは気にして上げてね先輩方(o≧▽゜)oえっと、……昨日は色々疲れててマップから戻った後朝までずっと寝てました。で、今日はシロちゃんとフブキちゃんを家にお招きして色々お話や料理したりしてたよ!あ、内容は秘密ね?所謂"女子会"だから( ̄b ̄)………返事は無くて大丈夫だよ?二人も疲れているだろうし、…嫌な役押し付けちゃったからさ。私に合わせて無理して話さなくて構わない。でも願わくば、…明後日の学校では何時もの二人に会いたいな私は】
『送信、っと!あっ!!料理の画像もついでに上げよう!?えっと……(そう言えば、私……前までこんなに我が儘言わなかったし、少しでも嫌だったり辛い体験したら…逃げてたな。"それに関する事柄全てから…人含めて"。これ以上関わらないように、してた。けど)……少しは成長?…改善?耐性が付いたのかな?それとも、……"二人だから"なのかな?(…ポン!)に、ニャウアァ~~!!(ポフン!)わ、…分からないよ~!?何で、何だろう、……自分の事、なのに(モヤッ)……嫌だな~この感覚(グリグリグリグリ)』
一人百面相をしている姪を晩酌しながら見守っていた言実だが、これ以上は明日に支障が出ると判断して今日はもう寝る様に促せば素直に聞き入れ寝室に入っていく。そんな後ろ姿を見送り、……リラックスタイムの時に"のみ"柚紀が私室からリビングに持ってくる【緑色の星形のクッション】を一撫でして、……溜め息を漏らす言実であった
「……昔の事は変えれねぇから深く考えねぇようにしてだ。…ユズ、こうやって少しずつ他人に話していけ。最初は話すのに抵抗があるかも知れねぇがずっと独りで抱え込むよりは絶対にマシだ。でねぇと…(ピッ)シロみてぇに罪悪感に何時か負けるぞ?かなりの量や種類でも"ナニが駄目や苦手"とか話しておけば、周囲に居る奴がフォローしてくれるだろう。で、…(ナデナデ)少しずつ克服してけ。どうせお前の事だ"迷惑になるから直さなきゃ"とか思ってるだろ?……本当にユズとシロはどっか似てるよな~。(ニヤリ)お陰で馬鹿な俺でも扱いが分かるってモンだ」
「『……そ、そんなに似てる、かな?…あっ!』」
「………(クスッ)ほらな?そうやって言う事とかタイミングがぴったり一致してやがる点とかそうだろ?そう言うこった。…あっ!!もしボーダー関係者で嫌な事言われたりされたら俺に言えよ?(ゴキゴキ)隊員ならきっちりランク戦でお礼参りしてやるから」
『フ、フブキちゃん、顔が嗤ってるけど怖い怖い!!…ん?つまり、……(パアァー)なれたの?B級に?!?』
「おぅよ!!で、……暫くはフリーで居たいともつる姐に交渉済みで手回しして貰った。(ポン、ナデナデ)"待っててやるから、早く追いつけよ"?」
『…………(チラリ)…シロちゃん、話したの?"私の密かな夢を"!?言実さんにだって話してなかったのに~~!!?』
「えっ?…でも普通に言実さん、コレ知ってたよ?ってかコレを見越して色々準備している感じだし、わ、私も……新しい目標が出来たよ!……(ニコッ)ユズちゃんのお陰で、ね。有り難う」
こんな感じで三人ともコロコロ表情を変えながら交流や親睦を深めていった。そして【互いが得意とする分野でお礼や手助けをする】と取り決めを交わした。一々お礼を言っていたらキリがないし、三人ともそこはきちんと親からの躾を受けているので…自然と出るだろうがそこは割愛で。こんな感じで言実が帰宅してもワイワイ楽しみ、晩御飯までご相伴に預かり帰りがたくなった二人だが『柚紀は明日、ちょっとした訓練を控えておる。泊めたいのは山々だが今日は引き取ってくれ』と言実言われてしまい、素直に承諾。「今度は泊まり込みで計画するか!?」的な案も出て"次"を期待して今日は解散となったのであった
二人を見送り、入浴を済ませた柚紀は何時もの様に佐鳥達に連絡しようとした。……ただ、あの仮想マップで会って以降連絡もしていないし会っても居ないのだ"互いに"。あの佐鳥からナニも音沙汰がないのはやはり気になった柚紀は最初"個人で"メッセージを送ろうかと考えたが、……時枝もきっと心配してくれていると考えに至りグループに事後報告的な感じにメッセージを送信する事にした。内容は
【二人ともお疲れ様です。確か今日は広報のお仕事だっけ?木虎ちゃんのフォローちゃんとして上げれた?今日は大丈夫でも暫くは気にして上げてね先輩方(o≧▽゜)oえっと、……昨日は色々疲れててマップから戻った後朝までずっと寝てました。で、今日はシロちゃんとフブキちゃんを家にお招きして色々お話や料理したりしてたよ!あ、内容は秘密ね?所謂"女子会"だから( ̄b ̄)………返事は無くて大丈夫だよ?二人も疲れているだろうし、…嫌な役押し付けちゃったからさ。私に合わせて無理して話さなくて構わない。でも願わくば、…明後日の学校では何時もの二人に会いたいな私は】
『送信、っと!あっ!!料理の画像もついでに上げよう!?えっと……(そう言えば、私……前までこんなに我が儘言わなかったし、少しでも嫌だったり辛い体験したら…逃げてたな。"それに関する事柄全てから…人含めて"。これ以上関わらないように、してた。けど)……少しは成長?…改善?耐性が付いたのかな?それとも、……"二人だから"なのかな?(…ポン!)に、ニャウアァ~~!!(ポフン!)わ、…分からないよ~!?何で、何だろう、……自分の事、なのに(モヤッ)……嫌だな~この感覚(グリグリグリグリ)』
一人百面相をしている姪を晩酌しながら見守っていた言実だが、これ以上は明日に支障が出ると判断して今日はもう寝る様に促せば素直に聞き入れ寝室に入っていく。そんな後ろ姿を見送り、……リラックスタイムの時に"のみ"柚紀が私室からリビングに持ってくる【緑色の星形のクッション】を一撫でして、……溜め息を漏らす言実であった