3.親交の曲~桜髪の少女編~(68.
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『……弾丸の件は兎も角として、柚紀は比較的規則正しい生活をしておる。故に一定時間何も飲み食いしないのは、…生命維持的な理由でも危うくなる。トリオン量が他者の倍な分更に重要性が増す。一先ず先ずは食事だな、……全員食べるか?』
「あ、麻雀組は飲み食いしながらやってたから大丈夫ですつる姐。さてと(スクッ)…俺はコレで。多分諏訪さん所に堤や東さんがまだ居るだろうから、柚紀について報告してくるんで。……無理するなよ~(ヒラヒラ)(ウィーン…ウィーン)」
先ずはお腹を空かせている柚紀に食事をと準備する言実。…"予想以上"に意識の覚醒が早かったのは"体質"が関係しており、それによりより一層"エネルギー摂取"を求めている。そう推測したからであった。そんな元気そうな柚紀を見て、隊室で留守番をしているであろう二人に無事を伝える為に太刀川はラボを後にした。それを見送った後にて嵐山が口を開く
「とりあえずは柚紀ちゃんと……賢達はちゃんと食べるように。他の人達は軽く口にしてはいるが、食堂に行っても二人はあんまり食べてないだろ?まぁ、彼女が心配で食べる気起きなかったって所か?」
「それと言実さんも、ですからね?"一食ぐらい抜いても問題なし"は……以前の言実さんなら兎も角、今柚紀ちゃんが居る状態では言えないでしょ?」
「あ、隊長も食って下さいよ?アンタもまともなの食べていないんですから。ま、俺も腹減ったから貰うけどな!」
「「『「……………」』」」
部下二人を思いやる言葉と、長年の付き合いのある迅からの指摘に、自分が食べたいのもあるが一応隊長を気遣う当真の言葉を聞いて指名された面々も食べる事となったのであった
食事が済んだ後、スナイパーの合同訓練の時間が迫ってきたので佐鳥と当真はラボを後にした……特に佐鳥は渋々だったが、柚紀と時枝、そして言実と嵐山の四人掛りで説得させたのであった。内容は…追々。そして軽めの事情聴取とガッツリお説教を食らった柚紀は再び横になっていたのであった
「ハァ~……兎に角だ鶴ヶ峰。…お前は一人の時は絶対に無茶をするな。例え我満するのが辛くても、他人が傷付いても、だ。(ナデナデ)【エンブレム付きの服】があっても同様だ。そんな奴に俺は貸す気はない。……それでも行動を起こしたいならある程度"一人で"責任を追う覚悟や対処法を身に付けてからにしろ。(ナデナデ…スッ)いいな?」
『はい、……ごめんなさい風間さん(シュン)』
「(この二人……まるで父娘か??!ま、つる姐程じゃないにしても俺は鶴ヶ峰に甘いって自覚あるからな~)(ガシガシ)……オツカレサン(ナデナデ)」
最後に風間が総括してお説教を終わらせると、報告があるのか全員に軽く挨拶をしてラボを出て行く。その後、罪悪感に柚紀が押し潰されないように諏訪が側によりフォローをするのであった。それを見ていた迅と言実は
「柚紀ちゃんを叱るのは諏訪さんもだけど、風間さんが一番効き目がありますねやっぱり((……言実さん、彼女に危害を加えたスコーピオンの奴には警戒を。…"アレは敵です"彼女にとって、この先必ず色んな意味で障害になります))」
『私は本気では叱れぬからな、……泣かせたくないし嫌われたくない故に、な((……お前がそう断言するなら、警戒はしよう))(私自身も些か気になる事があるし、…少し調べてみるか)』
こんな感じで二重のやり取りをしていた。そして嵐山隊の二人は当真が柚紀と会う約束した"理由の一つ"である、改良した例の時計についてのレクチャーを冬島から受けていた。…"一番関わるだろう"そう冬島が判断したからだ
その後、疲れたのか再び眠ってしまった柚紀を見てお開きとした言実は、少し早いが退勤すると決めれば嵐山と迅に柚紀を背負って運ぶのと護衛を任命した。曰く『接触時間を平等にする為』らしい。それを言われてしまったら時枝は何も言い返せないのであった。そんな些か落ち込み気味な時枝に「日佐人に話すからフォローを頼む」と諏訪が頼み、重要性を考慮してこれを了承。冬島に感じでは「さ、オッサンも柚紀ちゃんの為にも頑張りますか~!!」と、自分に課せられた仕事を遂行しに隊室に戻って行ったのであった
因みに、夜目覚めた柚紀は昼間の騒動を聞き付けた隊員達からの"心配した"や"大丈夫か"、又は"お叱り"的なメッセージ対応に追われる羽目となった。柚紀の説明で潔く引き下がった者が殆んどだったが、一部のモノがしつこく追求してきて対応や正常な睡魔による眠たさのせいで困っている姿を見た言実が、代わって返信(?)すれば静かになり、柚紀も十分な睡眠を取れた事を一応説明しておこう。因みに柚紀の携帯は画面が破損してしまったので、修繕の為に数日使用不可となり、言実の携帯を使って返事をしていたのであった
「あ、麻雀組は飲み食いしながらやってたから大丈夫ですつる姐。さてと(スクッ)…俺はコレで。多分諏訪さん所に堤や東さんがまだ居るだろうから、柚紀について報告してくるんで。……無理するなよ~(ヒラヒラ)(ウィーン…ウィーン)」
先ずはお腹を空かせている柚紀に食事をと準備する言実。…"予想以上"に意識の覚醒が早かったのは"体質"が関係しており、それによりより一層"エネルギー摂取"を求めている。そう推測したからであった。そんな元気そうな柚紀を見て、隊室で留守番をしているであろう二人に無事を伝える為に太刀川はラボを後にした。それを見送った後にて嵐山が口を開く
「とりあえずは柚紀ちゃんと……賢達はちゃんと食べるように。他の人達は軽く口にしてはいるが、食堂に行っても二人はあんまり食べてないだろ?まぁ、彼女が心配で食べる気起きなかったって所か?」
「それと言実さんも、ですからね?"一食ぐらい抜いても問題なし"は……以前の言実さんなら兎も角、今柚紀ちゃんが居る状態では言えないでしょ?」
「あ、隊長も食って下さいよ?アンタもまともなの食べていないんですから。ま、俺も腹減ったから貰うけどな!」
「「『「……………」』」」
部下二人を思いやる言葉と、長年の付き合いのある迅からの指摘に、自分が食べたいのもあるが一応隊長を気遣う当真の言葉を聞いて指名された面々も食べる事となったのであった
食事が済んだ後、スナイパーの合同訓練の時間が迫ってきたので佐鳥と当真はラボを後にした……特に佐鳥は渋々だったが、柚紀と時枝、そして言実と嵐山の四人掛りで説得させたのであった。内容は…追々。そして軽めの事情聴取とガッツリお説教を食らった柚紀は再び横になっていたのであった
「ハァ~……兎に角だ鶴ヶ峰。…お前は一人の時は絶対に無茶をするな。例え我満するのが辛くても、他人が傷付いても、だ。(ナデナデ)【エンブレム付きの服】があっても同様だ。そんな奴に俺は貸す気はない。……それでも行動を起こしたいならある程度"一人で"責任を追う覚悟や対処法を身に付けてからにしろ。(ナデナデ…スッ)いいな?」
『はい、……ごめんなさい風間さん(シュン)』
「(この二人……まるで父娘か??!ま、つる姐程じゃないにしても俺は鶴ヶ峰に甘いって自覚あるからな~)(ガシガシ)……オツカレサン(ナデナデ)」
最後に風間が総括してお説教を終わらせると、報告があるのか全員に軽く挨拶をしてラボを出て行く。その後、罪悪感に柚紀が押し潰されないように諏訪が側によりフォローをするのであった。それを見ていた迅と言実は
「柚紀ちゃんを叱るのは諏訪さんもだけど、風間さんが一番効き目がありますねやっぱり((……言実さん、彼女に危害を加えたスコーピオンの奴には警戒を。…"アレは敵です"彼女にとって、この先必ず色んな意味で障害になります))」
『私は本気では叱れぬからな、……泣かせたくないし嫌われたくない故に、な((……お前がそう断言するなら、警戒はしよう))(私自身も些か気になる事があるし、…少し調べてみるか)』
こんな感じで二重のやり取りをしていた。そして嵐山隊の二人は当真が柚紀と会う約束した"理由の一つ"である、改良した例の時計についてのレクチャーを冬島から受けていた。…"一番関わるだろう"そう冬島が判断したからだ
その後、疲れたのか再び眠ってしまった柚紀を見てお開きとした言実は、少し早いが退勤すると決めれば嵐山と迅に柚紀を背負って運ぶのと護衛を任命した。曰く『接触時間を平等にする為』らしい。それを言われてしまったら時枝は何も言い返せないのであった。そんな些か落ち込み気味な時枝に「日佐人に話すからフォローを頼む」と諏訪が頼み、重要性を考慮してこれを了承。冬島に感じでは「さ、オッサンも柚紀ちゃんの為にも頑張りますか~!!」と、自分に課せられた仕事を遂行しに隊室に戻って行ったのであった
因みに、夜目覚めた柚紀は昼間の騒動を聞き付けた隊員達からの"心配した"や"大丈夫か"、又は"お叱り"的なメッセージ対応に追われる羽目となった。柚紀の説明で潔く引き下がった者が殆んどだったが、一部のモノがしつこく追求してきて対応や正常な睡魔による眠たさのせいで困っている姿を見た言実が、代わって返信(?)すれば静かになり、柚紀も十分な睡眠を取れた事を一応説明しておこう。因みに柚紀の携帯は画面が破損してしまったので、修繕の為に数日使用不可となり、言実の携帯を使って返事をしていたのであった