24.顔合わせの曲(89.
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………つまり、こう言うわけであった。負けるのが分かっていて喧嘩(戦い)を申し込む馬鹿は早々居ない、このせいでフブキは"実力はあるが昇格出来ない"状態に陥ってしまっていたのだ。…因みに同級生弧月使い達相手には【十本全て勝つ圧勝状態であり】風間に関してはフブキが此処まで出来るとは思っていなかったらしく、"軽率な事をした"と反省しているらしい(シロ談)
…誰もが何も言えず食べ飲みする音が響く室内で、「あっ!?」とシロが何かを思い出したらしく、悩むフブキの服を引っ張って意識をコチラに向かせてから口を開く
「じゃあ、丁度良いかも!!実は数日後に"とあるテスト"をボーダー内で開催する予定でね、上手くいけば【フウちゃんB級に昇格出来るかも】知れないよ?」
「(ガシッ!!)ほ、本当かっシロ!!?そのテストやらに合格すれば良いんだなっ!?内容は?ナニをすれば良いんだ??教えてくれっ!??(ユサユサユサユサ)」
「お、ぉ、おお、落ち着いてよフウちゃんっ!"読まなくても"期待と自信があるのは分かるけど、…ゆ、ゅ、揺らさな、…うっ、……ぎも"ぢわ"る"い"、だ、だ、だず、げでっ(ガクンガクン)」
『に、にゃうあ~!!!ふ、フブキちゃん、ストップストップ!?シロちゃんがヤバイから!?色々ヤバイから落ち着いて~!!!?』
希望の兆しが見えたのがかなり嬉しいフブキがシロの両肩を掴んで、情報を聞き出そうと行動で催促する。が、触れられた事により感情やら心情が流れ込んでくるのと、加減なく揺さぶられとどんどん顔色を悪くするシロ。…日浦相手に似た事をされた経験のある柚紀はそれも考慮して"かなり危ない"と判断して慌てて止めに入るのだった
……とりあえずフブキを男三人掛りで取り押さえ&落ち着かせ、シロに関しては能力も考慮して柚紀が介護に当たり綾辻と木虎はサポートに徹していた。…あらかた落ち着き席を少し替え(長椅子に柚紀を真ん中に佐鳥とシロ、佐鳥の隣にフブキがシロの隣に時枝が座る形になった)…新しく淹れられた日本茶を飲んで、年長者である嵐山が口を開く
「所で市河ちゃん、……そのテストの"内容と実施理由と主催者"は誰なんだ?俺達も今初めて聞いた事なんだが……」
「え?あ、えっとですね、……し、主催は一応上層部に、なると思います。"公式なテストとしての許可が降りてますから"。で、えっと内容は単純に"実力テスト"です。り、理由は一言で言うなら"亜種問題"……ですかね?で、その詳しくは担当者である……
‐ ………ウィーン ‐
『(パサッ)嵐山居るか?…ん?全員と、……柚紀?それにシロにフブキに…確か木虎、だったな。…………どういう集まりだコレは?』
……この方、言実さんに聞いて下さい」
「「『「言実さん(っ?!!/??)/お、おつるちゃんっ!!?」』」」
まさかのタイミングでドアロックが解除され白衣姿の言実が入ってきたのだった。これに対してパスを教えた嵐山以外"全員が"差はあれど驚きを示したのだ。……全員が、だ
「おっ!?つる姐さん、チーッス!相変わらず神出鬼没な方だな~。ユズが居る所にアンタありってか?……ん?木虎?どうした?お~い(フリフリ)」
「あ、あ、あ、あ、あな、貴女、貴女はっ!?(ワナワナ、……パアァー)あの時、私にチャンスを下さった白衣のお姉様っ!!?またお逢いできて光栄です!!あの時は何も知らず数々の失礼で生意気な事を言ってしまい誠に申し訳ありませんでしたっ!!!(ペコッ)…あの後、聞きました。貴女様がボーダー幹部のお一人に位置する偉い方と、それで、その……」
『………ただ所属年数が長いのと、他の者より仕事が幾分か出来るからに過ぎぬ。私は別に地位など欲しくない、…己がすべき事を行い、興味のある事を研究できればそれで良いのだからな。ま、それはさておき……人数が多いな。………シロ、【今から十五分以内にこのスクリーンに例のテストに関する資料を映し出せ】。それ位お前なら可能だろ?』
「(シュン!)い、いきなりそんな事言わないで下さいよっ!(ゴソゴソゴソゴソ、…スチャッ)…あの資料って主催側にしか出回ってないですし、隊員の方には"紙媒体"での説明ですよね?……(ポフッ、…ストン)…データを保管場所から引っ張り出すのだってセキュリティーの関係とかで大変何ですからね?!(スゥ~、ハァ~…フッ)ま、言われたからにはやりますけど(カタカタカタカタカタ……)」
その中で一番早く復帰したフブキは"友達感覚な口調で"言実に話し掛け、木虎に関しては"憧れの人に会えて興奮しているのか"顔を赤らめて言実に言い寄る。…それを相変わらずの無表情で対処した後に、【説明を円滑にする為に】シロに指示を出す。これに対して悪態を吐きながらトリオン体に換装して、鞄から薄型のノートパソコンを取り出してテーブルに置き、破損防止の緩衝材(タオルみたいな奴)を床に置いてそこに正座をして深呼吸をした後に……素早くも正確に勢いよくキーボードを叩き始め操作を開始する。…シロのトリオン体や所謂"仕事モード"を見たことがない嵐山達は呆然と見つめているのを見て、友人二人は苦笑いを浮かべた
「ま、この状態のシロを見たことがなければ…驚いて当たり前だな。……言っただろ?"シロもサイドエフェクト持ち"だってな。で、パソコンやらゲームを始めると人が変わった様な感じになるって訳だな。………あ、質問される前に言っておくが、つる姐とはシロの付き添いでユズを見舞いに行った際に挨拶済みだぜ?何回か会ってるし、内一回は……(ハァ~)………アレでスナイパートップとか俺、未だに信じられねぇんだが」
『……因みに、アタッカー・個人総合の一位の人も、…多少は違うけど当真先輩と性格似てるのを先に言っておくね。………更に言うと弧月使いの人だし、かなりの戦闘狂だからその内アッチからフブキちゃんに接触してくるかもね』
…誰もが何も言えず食べ飲みする音が響く室内で、「あっ!?」とシロが何かを思い出したらしく、悩むフブキの服を引っ張って意識をコチラに向かせてから口を開く
「じゃあ、丁度良いかも!!実は数日後に"とあるテスト"をボーダー内で開催する予定でね、上手くいけば【フウちゃんB級に昇格出来るかも】知れないよ?」
「(ガシッ!!)ほ、本当かっシロ!!?そのテストやらに合格すれば良いんだなっ!?内容は?ナニをすれば良いんだ??教えてくれっ!??(ユサユサユサユサ)」
「お、ぉ、おお、落ち着いてよフウちゃんっ!"読まなくても"期待と自信があるのは分かるけど、…ゆ、ゅ、揺らさな、…うっ、……ぎも"ぢわ"る"い"、だ、だ、だず、げでっ(ガクンガクン)」
『に、にゃうあ~!!!ふ、フブキちゃん、ストップストップ!?シロちゃんがヤバイから!?色々ヤバイから落ち着いて~!!!?』
希望の兆しが見えたのがかなり嬉しいフブキがシロの両肩を掴んで、情報を聞き出そうと行動で催促する。が、触れられた事により感情やら心情が流れ込んでくるのと、加減なく揺さぶられとどんどん顔色を悪くするシロ。…日浦相手に似た事をされた経験のある柚紀はそれも考慮して"かなり危ない"と判断して慌てて止めに入るのだった
……とりあえずフブキを男三人掛りで取り押さえ&落ち着かせ、シロに関しては能力も考慮して柚紀が介護に当たり綾辻と木虎はサポートに徹していた。…あらかた落ち着き席を少し替え(長椅子に柚紀を真ん中に佐鳥とシロ、佐鳥の隣にフブキがシロの隣に時枝が座る形になった)…新しく淹れられた日本茶を飲んで、年長者である嵐山が口を開く
「所で市河ちゃん、……そのテストの"内容と実施理由と主催者"は誰なんだ?俺達も今初めて聞いた事なんだが……」
「え?あ、えっとですね、……し、主催は一応上層部に、なると思います。"公式なテストとしての許可が降りてますから"。で、えっと内容は単純に"実力テスト"です。り、理由は一言で言うなら"亜種問題"……ですかね?で、その詳しくは担当者である……
‐ ………ウィーン ‐
『(パサッ)嵐山居るか?…ん?全員と、……柚紀?それにシロにフブキに…確か木虎、だったな。…………どういう集まりだコレは?』
……この方、言実さんに聞いて下さい」
「「『「言実さん(っ?!!/??)/お、おつるちゃんっ!!?」』」」
まさかのタイミングでドアロックが解除され白衣姿の言実が入ってきたのだった。これに対してパスを教えた嵐山以外"全員が"差はあれど驚きを示したのだ。……全員が、だ
「おっ!?つる姐さん、チーッス!相変わらず神出鬼没な方だな~。ユズが居る所にアンタありってか?……ん?木虎?どうした?お~い(フリフリ)」
「あ、あ、あ、あ、あな、貴女、貴女はっ!?(ワナワナ、……パアァー)あの時、私にチャンスを下さった白衣のお姉様っ!!?またお逢いできて光栄です!!あの時は何も知らず数々の失礼で生意気な事を言ってしまい誠に申し訳ありませんでしたっ!!!(ペコッ)…あの後、聞きました。貴女様がボーダー幹部のお一人に位置する偉い方と、それで、その……」
『………ただ所属年数が長いのと、他の者より仕事が幾分か出来るからに過ぎぬ。私は別に地位など欲しくない、…己がすべき事を行い、興味のある事を研究できればそれで良いのだからな。ま、それはさておき……人数が多いな。………シロ、【今から十五分以内にこのスクリーンに例のテストに関する資料を映し出せ】。それ位お前なら可能だろ?』
「(シュン!)い、いきなりそんな事言わないで下さいよっ!(ゴソゴソゴソゴソ、…スチャッ)…あの資料って主催側にしか出回ってないですし、隊員の方には"紙媒体"での説明ですよね?……(ポフッ、…ストン)…データを保管場所から引っ張り出すのだってセキュリティーの関係とかで大変何ですからね?!(スゥ~、ハァ~…フッ)ま、言われたからにはやりますけど(カタカタカタカタカタ……)」
その中で一番早く復帰したフブキは"友達感覚な口調で"言実に話し掛け、木虎に関しては"憧れの人に会えて興奮しているのか"顔を赤らめて言実に言い寄る。…それを相変わらずの無表情で対処した後に、【説明を円滑にする為に】シロに指示を出す。これに対して悪態を吐きながらトリオン体に換装して、鞄から薄型のノートパソコンを取り出してテーブルに置き、破損防止の緩衝材(タオルみたいな奴)を床に置いてそこに正座をして深呼吸をした後に……素早くも正確に勢いよくキーボードを叩き始め操作を開始する。…シロのトリオン体や所謂"仕事モード"を見たことがない嵐山達は呆然と見つめているのを見て、友人二人は苦笑いを浮かべた
「ま、この状態のシロを見たことがなければ…驚いて当たり前だな。……言っただろ?"シロもサイドエフェクト持ち"だってな。で、パソコンやらゲームを始めると人が変わった様な感じになるって訳だな。………あ、質問される前に言っておくが、つる姐とはシロの付き添いでユズを見舞いに行った際に挨拶済みだぜ?何回か会ってるし、内一回は……(ハァ~)………アレでスナイパートップとか俺、未だに信じられねぇんだが」
『……因みに、アタッカー・個人総合の一位の人も、…多少は違うけど当真先輩と性格似てるのを先に言っておくね。………更に言うと弧月使いの人だし、かなりの戦闘狂だからその内アッチからフブキちゃんに接触してくるかもね』