16.初実践の曲(81.
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
佐鳥と言実が無事に合流できた事を、嵐山隊の二人は綾辻から柚紀は巽から聞いてホッと安堵すれば、言実が佐鳥に話しているであろう事を柚紀は二人にも説明を開始する
『佐鳥くんはこれで大丈夫だから、今の内に"亜種の知られていない性質"を話してしまいますね。…亜種は通常のトリオン兵より幾分か倒しづらいのはありますが、それ以外にも少し厄介な性質持ちが居るんです。それは【"獲物"を捕らえる際に"邪魔が入ればソレを排除する動きをし"、更にそれを他のトリオン兵にも伝達する】……今回のはコレに該当してしまっているんです』
「つまりあの亜種は"賢を邪魔モノと認識した"訳だね?たが、止めを刺してのは俺だし、そもそも遠くから狙撃していた賢の居場所を察知出来るのかが不思議何だが」
『だけど"亜種を倒す隙を作った"のは佐鳥くんです。…アレが無ければこちらが押し負けていた可能性はありました。だから亜種は佐鳥くんが"一番厄介な相手"と思ったんだと思います。それと、……最初は私・言実さん、冬島さん、そして"東さん"の四人で対処していたのですが、亜種を撃破した東さんの位置をどうやら"射角から割り出されてしまい"その……通常のトリオン兵に袋叩きにあってベイルアウト、してしまったんです。で、それらを含めて言実さんが【私が囮役】・【言実さんが亜種を含めた敵を倒す役】、そして【冬島さんが露払い的な役割り】を割り当てて対処していた訳です。……ないとは思いますが、冬島さんの居場所を察知されたらマズかったですからね。スイッチボックスで一撃で確実に落とせば、仲間に知らされる心配はありませんから』
「……対処出来る隊員が少ない中、一人でも減れば現場の負担が増してしうのは理解出来るし役割にも納得、かな?それで鶴ヶ峰さん、…肝心な事をまだおれ達は聞けていない。……何故君が現場に出る必要があるの?確かに"準備が出来たら実践訓練をする"とは聞いていたけど、どうして今日になったの?これは、…偶然じゃないよね?」
佐鳥と柚紀、トリオン量的な理由からしても狙われるのは普通なら後者だが、"亜種の性質"により今はイレギュラーな状態であると説明する。たが結局は柚紀がトリオン体であっても狙われ・危険である事には変わりなく、時枝はそれを再度訊ねる。それに対して困った…何やら恥ずかしそうな表情はしているが辛そうな様子もない柚紀を見て"明白な理由がある"のは理解するが、何故か話そうとしてくれない。そんな中
『(スタッ!)そう、偶然ではない。………元から私が柚紀と相談の上で決めていた。【"最初の実践訓練"はお前達・嵐山隊と組む】とな。まぁ、"準備体操的なのを行ったら際"…こちらの想定外な状況になってしまった故に、先に現場に出てしまったがな』
「(スタン!…タタタタ)みんな~、柚紀ちゃ~ん。ご心配をお掛けしました~。いや~、まさかトリオン兵に"リーダー格"が出てくるなんて佐鳥も思っていなかったですよ。こう、…トリオン兵は"機械みたいな感じ"を抱いてましたから。ってか、合同任務とかオレ達聞いてないよ~?後さ"準備体操"ってナニをしたの?」
『佐鳥くん!無事で良かったよ!!……あの東さんですらベイルアウトしちゃったから、"また"ってなりたくなかった、からさ。えっとね、……ほら!佐鳥くんが【基地内での歌姫に関する試験に参加協力したいけど、上層部が許可してくれない】って愚痴を漏らしてたでしょ?…だから言実さんにお願いしたの。……自覚、あったから。私、…"トリオン兵に恐怖を抱いている"……軽いトラウマになりかけているってね』
「っ!?…………………あのゲート騒動を経験していれば、仕方ない事なのは分かる。それに…迅が言っていた【君は守られるだけなのは嫌がる】と。見返りのない親切は柚紀ちゃんは慣れていないから、……【自分が、自分にしか出来ない何かをしたい】と思うとね。それに君は"生身"でも"トリオン体"でも、狙われる事には、変わりない。……万が一、一人の時に敵に遭遇したら"恐怖の余りに逃げれなくなる"、そんな状況になったら一貫の終わりだ。……だから早急に克服させる必要があった、組織的な理由でも、…柚紀ちゃん個人的な理由でもね」
「……言実さんの実力なら、鶴ヶ峰さんを守りながら敵を倒すのは容易い事。でも数が多くなればそれも不可能に近くなる、…現に亜種を取り逃がしてしまってます。それでおれ達に"守り手"としての白羽の矢が立った、そんな感じですかね?因みに鶴ヶ峰さん、準備体操的なのって具体的にどんな事をしたの?実践訓練……"歌姫使用が前提なら"…一曲歌った感じ?でもそうなるとトリオンが漏れない特殊な部屋を何時も使っているから、今回も……じゃないの?」
言実と佐鳥が三人に合流し、一番にして最大の疑念の答え合わせを共有する。……新人隊員による実力テストを見ていた柚紀が"トリオン変動"を起こした事実と理由を諏訪達から聞いていた言実は、"やはり"嵐山隊と組むべきと再認識した。……太刀川・冬島・風間の三チームは"防衛"より"最前線で敵を倒す"方が向いている点、更には【亜種の出現条件】を考慮すると、A級もしくはB級上位チーム隊員でないと対処が難しくなると言実は分かっていたのだ。その条件とは
『歌ってはいないよ?ただ、"瞑想"……"精神統一"をトリオン体の姿でしていただけ、だったんだけど………どうも三門市に来て直ぐに計測した時より【トリオン量が増えちゃった】みたい。……それが基地外に漏れ出て敵が亜種に変貌した。で、今回のは"どんな場所に居ても足元から捕獲する"スタイルで、建物ですら簡単に粉砕してしまう。……あの基地も言ってしまえば"巨大なトリオンの固まり"、普段は手を出さないトリオン兵でも【中に極上の獲物が居る】と分かれば…そうはいかなくなる。特に"飢えている状態"なら尚更です。……私が三門市に来てからは"相手の思い通りに成らない事が多発している"……言実さんや迅さんがそれを見越して手を打っているからに他ありませんから』
『佐鳥くんはこれで大丈夫だから、今の内に"亜種の知られていない性質"を話してしまいますね。…亜種は通常のトリオン兵より幾分か倒しづらいのはありますが、それ以外にも少し厄介な性質持ちが居るんです。それは【"獲物"を捕らえる際に"邪魔が入ればソレを排除する動きをし"、更にそれを他のトリオン兵にも伝達する】……今回のはコレに該当してしまっているんです』
「つまりあの亜種は"賢を邪魔モノと認識した"訳だね?たが、止めを刺してのは俺だし、そもそも遠くから狙撃していた賢の居場所を察知出来るのかが不思議何だが」
『だけど"亜種を倒す隙を作った"のは佐鳥くんです。…アレが無ければこちらが押し負けていた可能性はありました。だから亜種は佐鳥くんが"一番厄介な相手"と思ったんだと思います。それと、……最初は私・言実さん、冬島さん、そして"東さん"の四人で対処していたのですが、亜種を撃破した東さんの位置をどうやら"射角から割り出されてしまい"その……通常のトリオン兵に袋叩きにあってベイルアウト、してしまったんです。で、それらを含めて言実さんが【私が囮役】・【言実さんが亜種を含めた敵を倒す役】、そして【冬島さんが露払い的な役割り】を割り当てて対処していた訳です。……ないとは思いますが、冬島さんの居場所を察知されたらマズかったですからね。スイッチボックスで一撃で確実に落とせば、仲間に知らされる心配はありませんから』
「……対処出来る隊員が少ない中、一人でも減れば現場の負担が増してしうのは理解出来るし役割にも納得、かな?それで鶴ヶ峰さん、…肝心な事をまだおれ達は聞けていない。……何故君が現場に出る必要があるの?確かに"準備が出来たら実践訓練をする"とは聞いていたけど、どうして今日になったの?これは、…偶然じゃないよね?」
佐鳥と柚紀、トリオン量的な理由からしても狙われるのは普通なら後者だが、"亜種の性質"により今はイレギュラーな状態であると説明する。たが結局は柚紀がトリオン体であっても狙われ・危険である事には変わりなく、時枝はそれを再度訊ねる。それに対して困った…何やら恥ずかしそうな表情はしているが辛そうな様子もない柚紀を見て"明白な理由がある"のは理解するが、何故か話そうとしてくれない。そんな中
『(スタッ!)そう、偶然ではない。………元から私が柚紀と相談の上で決めていた。【"最初の実践訓練"はお前達・嵐山隊と組む】とな。まぁ、"準備体操的なのを行ったら際"…こちらの想定外な状況になってしまった故に、先に現場に出てしまったがな』
「(スタン!…タタタタ)みんな~、柚紀ちゃ~ん。ご心配をお掛けしました~。いや~、まさかトリオン兵に"リーダー格"が出てくるなんて佐鳥も思っていなかったですよ。こう、…トリオン兵は"機械みたいな感じ"を抱いてましたから。ってか、合同任務とかオレ達聞いてないよ~?後さ"準備体操"ってナニをしたの?」
『佐鳥くん!無事で良かったよ!!……あの東さんですらベイルアウトしちゃったから、"また"ってなりたくなかった、からさ。えっとね、……ほら!佐鳥くんが【基地内での歌姫に関する試験に参加協力したいけど、上層部が許可してくれない】って愚痴を漏らしてたでしょ?…だから言実さんにお願いしたの。……自覚、あったから。私、…"トリオン兵に恐怖を抱いている"……軽いトラウマになりかけているってね』
「っ!?…………………あのゲート騒動を経験していれば、仕方ない事なのは分かる。それに…迅が言っていた【君は守られるだけなのは嫌がる】と。見返りのない親切は柚紀ちゃんは慣れていないから、……【自分が、自分にしか出来ない何かをしたい】と思うとね。それに君は"生身"でも"トリオン体"でも、狙われる事には、変わりない。……万が一、一人の時に敵に遭遇したら"恐怖の余りに逃げれなくなる"、そんな状況になったら一貫の終わりだ。……だから早急に克服させる必要があった、組織的な理由でも、…柚紀ちゃん個人的な理由でもね」
「……言実さんの実力なら、鶴ヶ峰さんを守りながら敵を倒すのは容易い事。でも数が多くなればそれも不可能に近くなる、…現に亜種を取り逃がしてしまってます。それでおれ達に"守り手"としての白羽の矢が立った、そんな感じですかね?因みに鶴ヶ峰さん、準備体操的なのって具体的にどんな事をしたの?実践訓練……"歌姫使用が前提なら"…一曲歌った感じ?でもそうなるとトリオンが漏れない特殊な部屋を何時も使っているから、今回も……じゃないの?」
言実と佐鳥が三人に合流し、一番にして最大の疑念の答え合わせを共有する。……新人隊員による実力テストを見ていた柚紀が"トリオン変動"を起こした事実と理由を諏訪達から聞いていた言実は、"やはり"嵐山隊と組むべきと再認識した。……太刀川・冬島・風間の三チームは"防衛"より"最前線で敵を倒す"方が向いている点、更には【亜種の出現条件】を考慮すると、A級もしくはB級上位チーム隊員でないと対処が難しくなると言実は分かっていたのだ。その条件とは
『歌ってはいないよ?ただ、"瞑想"……"精神統一"をトリオン体の姿でしていただけ、だったんだけど………どうも三門市に来て直ぐに計測した時より【トリオン量が増えちゃった】みたい。……それが基地外に漏れ出て敵が亜種に変貌した。で、今回のは"どんな場所に居ても足元から捕獲する"スタイルで、建物ですら簡単に粉砕してしまう。……あの基地も言ってしまえば"巨大なトリオンの固まり"、普段は手を出さないトリオン兵でも【中に極上の獲物が居る】と分かれば…そうはいかなくなる。特に"飢えている状態"なら尚更です。……私が三門市に来てからは"相手の思い通りに成らない事が多発している"……言実さんや迅さんがそれを見越して手を打っているからに他ありませんから』