16.初実践の曲(81.
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『理由は……最近分かってきた"亜種の性質"に関係しています。…トリオン兵は"トリオン能力が高い人間を狙う"、これは殆んどの隊員が知り得る事ですが………【凄く欲しいモノがあれば色んな手段を用いてでも手に入れたい】…これは人間を含めた生物が用いる"本能"であり、"自然現象"とも言える行為です。そしてそれはトリオン兵も例外ではない、みたいです』
「………つまり、亜種はトリオン能力が高い"とある人"……【鶴ヶ峰さん、君を捕らえるのが目的】でトリオン兵が進化した。そういう事、なの?たけど、亜種と呼ばれるからには"実例が少ない"のを意味するし、おれ達は話を最近聞いたのはまだ分かるけど……君が来てから防衛任務には何回もこなしているが遭った事がない。これは一体どうして?」
『それは…(‐ ザザ…ザクザクザ ‐)っ!?……"この音"はっ!!……"亜種が、来るっ!!?"』
「「えっ??!」」
明白ではないが、先ずは根底である"亜種"の説明をする柚紀の言葉を聞いて"だからこそ何故少女が?"と疑念が残る中、亜種の発生条件やら遭遇経験が嵐山達にはないのを訊ねて柚紀が答えようとした瞬間に、"亜種到来"を察知して警戒体制に。それを見聞きし二人も周囲を見回してみるが、敵の姿は見当たらないのだ。〔また佐鳥を除け者にしないで下さいよ~〕と嘆きの通信が入るがスルーされてしまうのであった。そんな中、綾辻に敵の居場所を聞こうと嵐山がしたが
〔通信回線の横やり失礼するよ。"今回の"亜種の個別認証解析・登録、及びレーダー反映が終わったけど綾辻ちゃんのパソコンにはまだデータ更新終わってない。それまで私がサポートするんでヨロシク!〕
「「巽さんっ?!」」
〔お~ヒナ姐、ヨロシクです。……で、その亜種?…はどんな奴で、わざわざおつるちゃんだけじゃなくて柚紀ちゃんまで現場投下する理由は何ですか?〕
〔あらまぁ~、佐鳥くんが珍しく怒ってる?………柚紀ちゃんが外に居る理由は【こうしないとボーダー本部基地に甚大な被害が出る】からと迅が予知したからで、私だってあんな可愛い子を戦場に出したくないわよ。って、……(チッ!)…言実っ!?バイパーの網から亜種一体抜け出して歌姫ちゃんに接近中だ!!…どうする?〕
《雑魚を一掃したら直ぐに合流する。…嵐山隊、【可能な限り亜種には攻撃をするな】した場合……面倒な事態になる故にな》
綾辻の代わりに巽が通信に入り込んでくる。少し驚く三人だが、佐鳥が先ず一番気になる事を訊ねる。因みに柚紀には通信が繋がっていないらしく無反応であった。最初は飄々とした口振りだった巽たが、彼女とて普通の戦闘員でない柚紀を送り出すのは嫌なのが声音で分かるほど不機嫌さを露にする。そして、亜種への対応を言実に請えば、間髪いれず手短に回答をすれば、少し離れた場所から聞こえていた戦闘音が激しくなったのに気付き"言実が居る方角"を察する嵐山達であった
そして未だに警戒心を継続させている柚紀に声を掛ける前に、綾辻が通信を繋げる
〔すみません、やっと更新が出来ました!それで亜種に関してですが、見た目はモールモッドと同じですが"体長が通常より大きい"のと"ブレード部分の変形"、そして今回の亜種最大の特徴が
‐ ゴゴゴ、ゴゴゴ……
ゴゴゴ、…ゴゴゴゴ ‐
…"地中移動してくる点"です〕
『足元から来ます!!?離れて下さいっ!!(ダンッ!!)(あ"っ、ヤバいっ!?)』
「「!??(ザザッ!!)」」
綾辻が更新を終えて通信を繋げれば、亜種と判断された理由・特徴を口にする。そして足下から地響きの様な音が二人にも聞こえ始め柚紀が退避を呼び掛ける。二人は後方に下がるが、柚紀は先程のモールモッド相手同様に"跳躍して"離れようとする。…一見距離を取るだけならさほど悪手ではないのだが、表情が明らかに"焦りを浮かべている"柚紀。スナイパーで離れた場所にいる佐鳥にも見えており通信で問い掛けようとした瞬間
‐ ズドン!!ガサガサガサ…(ブォン!)…シュルル ‐
『(ガシッ!?)ゲッ?!やっぱり"射程内"だった!って(グイッ!!)た、……助けてっ!!?』
「「柚紀ちゃんっ!?/鶴ヶ峰さんっ!?」」
トリオン体の機能差もあるが、先程居た場所に発生した陥没した穴から十分な間合いを取った二人に対して、空中に逃げた柚紀との距離が近く穴から出てきた亜種のモールモッド(略して亜種モッド)に捕捉され、ブレード部分を触手状に変形させるとそれを伸ばし柚紀の足に絡み付かせる。そして引き寄せられるが空中では抵抗もままならないので、素直に助けを求める柚紀。嵐山と時枝は銃を構えるが、言実の"攻撃をするな"の言葉を思い出して躊躇してしまう。そんな中
‐ ………ドーン! ‐
『(ブチッ!)!?今のは狙撃音っ?!って…キャアアァァァーー!(ヒュ~)』
「(ガシッ!?)っと!大丈夫?鶴ヶ峰さんっ!?」
〔とっきーナイスキャッチ!!って、ちょっ!?"撃ち抜いた触手が再生した"!!どうなってるのコイツ!!〕
‐ タタタタタタタタタタタタ ‐
「再生能力があるにしても瞬時にでない。…なら、撃ち続ければ再生速度が間に合わなくなり隙が生じる筈だ!柚紀ちゃんは充の後ろに!!…賢!俺と充で隙を作るから急所を撃ち抜け!!恐らく普通のモールモッドと同じの筈だ」
『は、はいっ!!』
「了解しました!!」
‐ タタタタタタタタタタタタ ‐
〔佐鳥了解!!ただ、角度が悪いからポイント移動します!あまり敵が動かない様に足止め願います〕
佐鳥が伸ばされた触手を撃ち抜き、時枝が落下する柚紀を抱き止め、その二人が狙われない様にと銃を連発する嵐山はそのまま指示を出す。最年長で隊長でもある嵐山の指示を聞いて隊員二人は動き出す。柚紀も今は下手に動けば邪魔になるのは分かっており、"最悪言実と合流するまでの時間稼ぎ"にはなると結論付け大人しくしている事に
「………つまり、亜種はトリオン能力が高い"とある人"……【鶴ヶ峰さん、君を捕らえるのが目的】でトリオン兵が進化した。そういう事、なの?たけど、亜種と呼ばれるからには"実例が少ない"のを意味するし、おれ達は話を最近聞いたのはまだ分かるけど……君が来てから防衛任務には何回もこなしているが遭った事がない。これは一体どうして?」
『それは…(‐ ザザ…ザクザクザ ‐)っ!?……"この音"はっ!!……"亜種が、来るっ!!?"』
「「えっ??!」」
明白ではないが、先ずは根底である"亜種"の説明をする柚紀の言葉を聞いて"だからこそ何故少女が?"と疑念が残る中、亜種の発生条件やら遭遇経験が嵐山達にはないのを訊ねて柚紀が答えようとした瞬間に、"亜種到来"を察知して警戒体制に。それを見聞きし二人も周囲を見回してみるが、敵の姿は見当たらないのだ。〔また佐鳥を除け者にしないで下さいよ~〕と嘆きの通信が入るがスルーされてしまうのであった。そんな中、綾辻に敵の居場所を聞こうと嵐山がしたが
〔通信回線の横やり失礼するよ。"今回の"亜種の個別認証解析・登録、及びレーダー反映が終わったけど綾辻ちゃんのパソコンにはまだデータ更新終わってない。それまで私がサポートするんでヨロシク!〕
「「巽さんっ?!」」
〔お~ヒナ姐、ヨロシクです。……で、その亜種?…はどんな奴で、わざわざおつるちゃんだけじゃなくて柚紀ちゃんまで現場投下する理由は何ですか?〕
〔あらまぁ~、佐鳥くんが珍しく怒ってる?………柚紀ちゃんが外に居る理由は【こうしないとボーダー本部基地に甚大な被害が出る】からと迅が予知したからで、私だってあんな可愛い子を戦場に出したくないわよ。って、……(チッ!)…言実っ!?バイパーの網から亜種一体抜け出して歌姫ちゃんに接近中だ!!…どうする?〕
《雑魚を一掃したら直ぐに合流する。…嵐山隊、【可能な限り亜種には攻撃をするな】した場合……面倒な事態になる故にな》
綾辻の代わりに巽が通信に入り込んでくる。少し驚く三人だが、佐鳥が先ず一番気になる事を訊ねる。因みに柚紀には通信が繋がっていないらしく無反応であった。最初は飄々とした口振りだった巽たが、彼女とて普通の戦闘員でない柚紀を送り出すのは嫌なのが声音で分かるほど不機嫌さを露にする。そして、亜種への対応を言実に請えば、間髪いれず手短に回答をすれば、少し離れた場所から聞こえていた戦闘音が激しくなったのに気付き"言実が居る方角"を察する嵐山達であった
そして未だに警戒心を継続させている柚紀に声を掛ける前に、綾辻が通信を繋げる
〔すみません、やっと更新が出来ました!それで亜種に関してですが、見た目はモールモッドと同じですが"体長が通常より大きい"のと"ブレード部分の変形"、そして今回の亜種最大の特徴が
‐ ゴゴゴ、ゴゴゴ……
ゴゴゴ、…ゴゴゴゴ ‐
…"地中移動してくる点"です〕
『足元から来ます!!?離れて下さいっ!!(ダンッ!!)(あ"っ、ヤバいっ!?)』
「「!??(ザザッ!!)」」
綾辻が更新を終えて通信を繋げれば、亜種と判断された理由・特徴を口にする。そして足下から地響きの様な音が二人にも聞こえ始め柚紀が退避を呼び掛ける。二人は後方に下がるが、柚紀は先程のモールモッド相手同様に"跳躍して"離れようとする。…一見距離を取るだけならさほど悪手ではないのだが、表情が明らかに"焦りを浮かべている"柚紀。スナイパーで離れた場所にいる佐鳥にも見えており通信で問い掛けようとした瞬間
‐ ズドン!!ガサガサガサ…(ブォン!)…シュルル ‐
『(ガシッ!?)ゲッ?!やっぱり"射程内"だった!って(グイッ!!)た、……助けてっ!!?』
「「柚紀ちゃんっ!?/鶴ヶ峰さんっ!?」」
トリオン体の機能差もあるが、先程居た場所に発生した陥没した穴から十分な間合いを取った二人に対して、空中に逃げた柚紀との距離が近く穴から出てきた亜種のモールモッド(略して亜種モッド)に捕捉され、ブレード部分を触手状に変形させるとそれを伸ばし柚紀の足に絡み付かせる。そして引き寄せられるが空中では抵抗もままならないので、素直に助けを求める柚紀。嵐山と時枝は銃を構えるが、言実の"攻撃をするな"の言葉を思い出して躊躇してしまう。そんな中
‐ ………ドーン! ‐
『(ブチッ!)!?今のは狙撃音っ?!って…キャアアァァァーー!(ヒュ~)』
「(ガシッ!?)っと!大丈夫?鶴ヶ峰さんっ!?」
〔とっきーナイスキャッチ!!って、ちょっ!?"撃ち抜いた触手が再生した"!!どうなってるのコイツ!!〕
‐ タタタタタタタタタタタタ ‐
「再生能力があるにしても瞬時にでない。…なら、撃ち続ければ再生速度が間に合わなくなり隙が生じる筈だ!柚紀ちゃんは充の後ろに!!…賢!俺と充で隙を作るから急所を撃ち抜け!!恐らく普通のモールモッドと同じの筈だ」
『は、はいっ!!』
「了解しました!!」
‐ タタタタタタタタタタタタ ‐
〔佐鳥了解!!ただ、角度が悪いからポイント移動します!あまり敵が動かない様に足止め願います〕
佐鳥が伸ばされた触手を撃ち抜き、時枝が落下する柚紀を抱き止め、その二人が狙われない様にと銃を連発する嵐山はそのまま指示を出す。最年長で隊長でもある嵐山の指示を聞いて隊員二人は動き出す。柚紀も今は下手に動けば邪魔になるのは分かっており、"最悪言実と合流するまでの時間稼ぎ"にはなると結論付け大人しくしている事に