15.剣銃の曲~どちらが強いか~(80.
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「あ、あれ?柚紀ちゃんもしかしてロビーから移動する感じ??ま、待って…「(ガシッ)駄目だよ佐鳥、今日はこれ以上彼女に接触すべきじゃない」とっきー!!………何でさ?ちゃんとした理由知らないと、オレ納得しないよ?」
「落ち着け佐鳥。……今日は言実さんが非番で本部にはいらっしゃらない。その代わりに冬島さんが主にトリオン量等の数値変動をモニタリングしているのは、知っているな?」
「……(コクリ)東さんから聞いてます、だけどそれは彼女に接触しちゃいけない理由にはなりませんよね?……具体的にどうして駄目か聞いても良いですか?」
「(チラッ)(…話していない訳か)……冬島さんから"直接"連絡を受けた奴なら全員知っている事だが、先ず今日だけで鶴ヶ峰は【トリオン量の変動を三回起こしている】。本部建物がトリオンに出来ている点やシステム関連もトリオンを用いる以上、……一定数値以上の変動が発生すれば確実に影響が出る。…通常は言実さんが居るからその辺も大丈夫だが、今日は違う」
「……だから長居はさせるべきじゃない、此処におつるちゃんが居ないから。でも彼女が信頼している人は風間さんを含めて沢山……」
「その件についてだが……先ず、迅さんは本部には居ない。何時もの暗躍中だ。次に上げるとしたら諏訪さんだが、諏訪隊は防衛任務中。…風間さんは主にB級や先輩C級が新人に対して"妙な事をしないか"監視中。他だと荒船先輩辺りが候補だけど……あの人は無理だ」
「荒船先輩が無理?……どうしてだ歌川。これが太刀川さんや当真さんなら…まだ納得出来なくもないが…」
「………理由は【荒船達が鶴ヶ峰の地雷を踏み抜いたから】だ。勿論偶然に、だがな」
「「!!?」」
「…二人も、鶴ヶ峰が異性と二人っきりな所を滅多に見たことないんじゃないか?……少なくとも俺はないな、…聞いた話によればそれが可能なのは【迅さん、諏訪さん、風間さんの三人のみ】だ。短時間や明白な理由があれば他の人でも平気らしいが、長時間だと恐らく駄目な筈だ。……詳細は知らないがそれが原因で昔嫌な体験を強いられたらしいからな彼女は」
「(異性と二人っきりか関わる事って)……"嫉妬"、"焼き餅"の類いだね。でもコレだけかな理由?ちゃんと言えば問題ない、……柚紀ちゃんはそれが実際に出来るを歌川だって知っているだろ?」
「………それで相手が納得すれば、ね。……中には疑り深い人や信じない人、…逆に盲信や彼女が嫌う自己中な人もいる。その先に辿り着くのが"逆恨み"や"ストーカー行為"と言った危険な行動になる。……そして、佐鳥だって知っているだろ?【それらに関連する行為を彼女が嫌がった】のを」
「!!(あの広場の……"高圧的な態度に敵意のある視線"と"盗撮行為"な訳か!後……)……だから、おつるちゃんは知っていた?…柚紀ちゃんがどの程度の護身術を身に付けているかを。多分、それ"下手したら何回も"被害に遭っていた可能性だってある訳、だよね?」
「…否定はできないが、逆恨みに関しては"殺傷事件"等に発展は……恐らくしていないだろう。もしそうなら、…【弧月やスコーピオンを向けられて平然としてられない筈だからな】。が、ストーカーに関しては被害を受けていたのは確実だ。小さい頃から培ってきたとは言え【衰えないあの洞察力】や【異性に対する反応】からしても【犯罪級の被害を受けていた】と推測するのが筋だ。更に個人的な感覚だが……カメレオンに生身でもあれだけ反応が出来るのも、理由の一端なのかもな。………鶴ヶ峰は俺を"年上"と認識しているからな」
「年上と鶴ヶ峰さんが認識しているのは、当たり前ではないですか?諏訪さんから例の歓迎会の時に聞きましたよ?"出会った直後から見抜いていた"と……それが何か駄目なのですか?」
「………これはあくまでも俺の考えだが、【鶴ヶ峰の苦手な相手に"年上"があるから】じゃないか?宇佐美先輩が言実さんから彼女が苦手な相手の条件を聞いたらしいが……二人は知っているか?」
「ん?ん~……きちんと聞いてはいないけど"外見的"なのを上げれば【年上・異性・長身】的な感じなのは分かるよ?そう言えば…柚紀ちゃんは【ナニを基準に長身と認識しているのかな?】…とっきーは分かる?」
「(おれに対して明らかに彼女が怯えた姿は見ていない。たが、推測では)……一番信頼している言実さんより明らかに背が高いか、じゃないかな?でも女性相手だと"ヒール分を抜かした身長で"じゃないかな?何となく、だけどね。コレなら野々村に対して最初は及び腰だった理由にもなる筈だ」
「時枝の考えに俺も同意だ、……聞いた話によると那須隊の熊谷がソレが理由で仲良くするのに鶴ヶ峰は"躊躇したらしい"。女子にしては長身だ、それにあの黒服で髪の長いあの友人………名は知らんが彼女も同じ位だろう。……下手すれば"アレより背が高い=男子"と認識され、…距離を取る可能性もある。ま、通常の精神状態や慣れれば問題ないがな」
「佐鳥は野々村とほぼ同身長。…確定ではないにしろ、負担になる事は避けるべきだ。(その点なら菊地原は大丈夫そうだけど)……おれも該当するが、"彼女の本音…弱音"を聞いている。そのつもりはないが"同情されている"と思われたくないな、…おれは自分の意思で彼女と仲良くしている、から」
「(仲良く、か?……俺から見れば明らかに"それ以上な"気がするが…、抑えているのか?鶴ヶ峰が言実さんと同じで"この手"には慣れていない、下手すれば未知な領域の可能性だって)……ま、今日は菊地原に任せれば大丈夫だろう。因みにだが俺達の中で一番先に本部には来てたのは彼奴だ。…風間さんよりもね、普段ならそんな事ないのにさ」
「(普段はないのに?………あ"っ!うん、その可能性もあるのか?菊地原が柚紀ちゃんを………能力関係を抜かしても、…あり得るよね?だけどそれなら市河ちゃんだって……)」
「(ま、今更って感じか?……"初日から"何かと鶴ヶ峰さんを気に掛けているのは明白だし、ただ……下手な対策を取ると気づかれそうだし、暫くは様子見かな?)」
「賢、充、俺達もそろそろ……風間さんと歌川?…お疲れ様です。新人が全員帰宅したらしいから俺達の仕事も終わりだ、明日からまた学校もあるしな。………お二人はどうしますか?」
「………(スクッ)俺達も帰るぞ歌川、"やるべき事"は終えたみたいだからな。…数日は接し方に気を付けろよ?【軽くではあるがトラウマが再発している以上、男であれば誰でも怖がる可能性があるからな】(ま、杞憂か?……言実さんがそれを考慮しない訳がない)(スタスタスタスタ)」
「あ、はい!?……じ、じゃあお先に失礼します(ペコッ…タタタタタ)」
「あぁ、お疲れ。……(ポン、ポン)俺達も行くか」
「「……了解、です」」
「落ち着け佐鳥。……今日は言実さんが非番で本部にはいらっしゃらない。その代わりに冬島さんが主にトリオン量等の数値変動をモニタリングしているのは、知っているな?」
「……(コクリ)東さんから聞いてます、だけどそれは彼女に接触しちゃいけない理由にはなりませんよね?……具体的にどうして駄目か聞いても良いですか?」
「(チラッ)(…話していない訳か)……冬島さんから"直接"連絡を受けた奴なら全員知っている事だが、先ず今日だけで鶴ヶ峰は【トリオン量の変動を三回起こしている】。本部建物がトリオンに出来ている点やシステム関連もトリオンを用いる以上、……一定数値以上の変動が発生すれば確実に影響が出る。…通常は言実さんが居るからその辺も大丈夫だが、今日は違う」
「……だから長居はさせるべきじゃない、此処におつるちゃんが居ないから。でも彼女が信頼している人は風間さんを含めて沢山……」
「その件についてだが……先ず、迅さんは本部には居ない。何時もの暗躍中だ。次に上げるとしたら諏訪さんだが、諏訪隊は防衛任務中。…風間さんは主にB級や先輩C級が新人に対して"妙な事をしないか"監視中。他だと荒船先輩辺りが候補だけど……あの人は無理だ」
「荒船先輩が無理?……どうしてだ歌川。これが太刀川さんや当真さんなら…まだ納得出来なくもないが…」
「………理由は【荒船達が鶴ヶ峰の地雷を踏み抜いたから】だ。勿論偶然に、だがな」
「「!!?」」
「…二人も、鶴ヶ峰が異性と二人っきりな所を滅多に見たことないんじゃないか?……少なくとも俺はないな、…聞いた話によればそれが可能なのは【迅さん、諏訪さん、風間さんの三人のみ】だ。短時間や明白な理由があれば他の人でも平気らしいが、長時間だと恐らく駄目な筈だ。……詳細は知らないがそれが原因で昔嫌な体験を強いられたらしいからな彼女は」
「(異性と二人っきりか関わる事って)……"嫉妬"、"焼き餅"の類いだね。でもコレだけかな理由?ちゃんと言えば問題ない、……柚紀ちゃんはそれが実際に出来るを歌川だって知っているだろ?」
「………それで相手が納得すれば、ね。……中には疑り深い人や信じない人、…逆に盲信や彼女が嫌う自己中な人もいる。その先に辿り着くのが"逆恨み"や"ストーカー行為"と言った危険な行動になる。……そして、佐鳥だって知っているだろ?【それらに関連する行為を彼女が嫌がった】のを」
「!!(あの広場の……"高圧的な態度に敵意のある視線"と"盗撮行為"な訳か!後……)……だから、おつるちゃんは知っていた?…柚紀ちゃんがどの程度の護身術を身に付けているかを。多分、それ"下手したら何回も"被害に遭っていた可能性だってある訳、だよね?」
「…否定はできないが、逆恨みに関しては"殺傷事件"等に発展は……恐らくしていないだろう。もしそうなら、…【弧月やスコーピオンを向けられて平然としてられない筈だからな】。が、ストーカーに関しては被害を受けていたのは確実だ。小さい頃から培ってきたとは言え【衰えないあの洞察力】や【異性に対する反応】からしても【犯罪級の被害を受けていた】と推測するのが筋だ。更に個人的な感覚だが……カメレオンに生身でもあれだけ反応が出来るのも、理由の一端なのかもな。………鶴ヶ峰は俺を"年上"と認識しているからな」
「年上と鶴ヶ峰さんが認識しているのは、当たり前ではないですか?諏訪さんから例の歓迎会の時に聞きましたよ?"出会った直後から見抜いていた"と……それが何か駄目なのですか?」
「………これはあくまでも俺の考えだが、【鶴ヶ峰の苦手な相手に"年上"があるから】じゃないか?宇佐美先輩が言実さんから彼女が苦手な相手の条件を聞いたらしいが……二人は知っているか?」
「ん?ん~……きちんと聞いてはいないけど"外見的"なのを上げれば【年上・異性・長身】的な感じなのは分かるよ?そう言えば…柚紀ちゃんは【ナニを基準に長身と認識しているのかな?】…とっきーは分かる?」
「(おれに対して明らかに彼女が怯えた姿は見ていない。たが、推測では)……一番信頼している言実さんより明らかに背が高いか、じゃないかな?でも女性相手だと"ヒール分を抜かした身長で"じゃないかな?何となく、だけどね。コレなら野々村に対して最初は及び腰だった理由にもなる筈だ」
「時枝の考えに俺も同意だ、……聞いた話によると那須隊の熊谷がソレが理由で仲良くするのに鶴ヶ峰は"躊躇したらしい"。女子にしては長身だ、それにあの黒服で髪の長いあの友人………名は知らんが彼女も同じ位だろう。……下手すれば"アレより背が高い=男子"と認識され、…距離を取る可能性もある。ま、通常の精神状態や慣れれば問題ないがな」
「佐鳥は野々村とほぼ同身長。…確定ではないにしろ、負担になる事は避けるべきだ。(その点なら菊地原は大丈夫そうだけど)……おれも該当するが、"彼女の本音…弱音"を聞いている。そのつもりはないが"同情されている"と思われたくないな、…おれは自分の意思で彼女と仲良くしている、から」
「(仲良く、か?……俺から見れば明らかに"それ以上な"気がするが…、抑えているのか?鶴ヶ峰が言実さんと同じで"この手"には慣れていない、下手すれば未知な領域の可能性だって)……ま、今日は菊地原に任せれば大丈夫だろう。因みにだが俺達の中で一番先に本部には来てたのは彼奴だ。…風間さんよりもね、普段ならそんな事ないのにさ」
「(普段はないのに?………あ"っ!うん、その可能性もあるのか?菊地原が柚紀ちゃんを………能力関係を抜かしても、…あり得るよね?だけどそれなら市河ちゃんだって……)」
「(ま、今更って感じか?……"初日から"何かと鶴ヶ峰さんを気に掛けているのは明白だし、ただ……下手な対策を取ると気づかれそうだし、暫くは様子見かな?)」
「賢、充、俺達もそろそろ……風間さんと歌川?…お疲れ様です。新人が全員帰宅したらしいから俺達の仕事も終わりだ、明日からまた学校もあるしな。………お二人はどうしますか?」
「………(スクッ)俺達も帰るぞ歌川、"やるべき事"は終えたみたいだからな。…数日は接し方に気を付けろよ?【軽くではあるがトラウマが再発している以上、男であれば誰でも怖がる可能性があるからな】(ま、杞憂か?……言実さんがそれを考慮しない訳がない)(スタスタスタスタ)」
「あ、はい!?……じ、じゃあお先に失礼します(ペコッ…タタタタタ)」
「あぁ、お疲れ。……(ポン、ポン)俺達も行くか」
「「……了解、です」」