14.親交の曲~マスタークラスな二人編~(79.
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「冬島さん、俺は鶴ヶ峰にナニをしてやれば良いんでしょうか?…今回だって彼女を静めたのは犬飼です。方法は少し、……危険ではありましたが彼奴はそれでも実行して彼女を救った。そして新たなトラウマ内容を聞いて、一番に"まだあるのか"?と思ってしまいました。あの少女が一体ナニをしたって言うんですかっ?!ただ、……自分らしくしている。それだけなのにっ」
〔……辛いと感じるなら関わるのを止めろ。無理したって良いことなんか何一つねぇんし、柚紀ちゃんはソレは望まねぇ。だがな、…言実ちゃんは"半崎の件を抜かしても"お前さんとあの子を引き合わせる腹づもりだったらしいぜ?が、理由は"お前自身"ではないし、理由は果たせていない。………誰もお前を責めたりはしないから、自分で決めろ。"柚紀ちゃんと今後も関わるか"をな〕
「……おれ、……俺はっ!」
〔ま、今日の所はアレだな。……ランク戦ロビーに彼女を連れていく所までは頼むわ。…………新人指導の関係で嵐山隊の二人が居る、どっちかに彼女を引き渡すか、……今日入隊した"見た目は野郎だが髪の長い女友達"に会わせるでも構わねぇ。…絶対に一人にはさせるな、いいな荒船隊長〕
「っ!?……了解しました冬島、隊長(p!)」
荒船が漏らした本音に対して、かなり辛口だが正論を…柚紀や言実の気持ちを代弁し、当真が居ないので自分の隊室で預かるのも不可能なこの状況で冬島は"確実に柚紀を預けれる先"まで指示を出して電話を切らせたのだった。……少しの間、動けなくなった荒船だがとりあえず二人の元に引き返して行く。…妙な喉の渇きを覚えたので、缶の飲み物を人数分買って
さて、休憩スペースに戻ってみるとソファーに二人して座っており、犬飼が柚紀の体を指差しながらナニかを説明しており、興味深く聞いているかに思えばいきなり顔を赤くしたりと相変わらずコロコロ表情を変える柚紀を面白そうに笑いながら話を犬飼は続けていた。……自分がこんなに悩んでいるのに、そう感じてしまった荒船は思わず何も言わずに缶を投げてしまった。…"二人目掛けて"。それに気づき"しまった"と思った時には既に二人に当たりそうになり、名を呼ぼうとした瞬間
‐ ……!…スクッ…パシッ、バシィン! ‐
「おっ?!…お~~(パチパチパチパチ)凄いね姪っ子ちゃん!!飛んでくる缶"見えていなかった"のに見事にキャッチしてさ。…何で分かったの?」
『えっ?なんでって、こう……"風の音"が聞こえましたし、よくトリオン体の相手に鞄やら飲み物を投げ渡しているのを見たから、"何時か私にもそうされるのかな"って。えへへ、実は密かに憧れていたんですよね~。私その時はトリオン体まだ未所持だったので!あっ、お帰りなさい荒船先輩っ!!飲み物わざわざ有り難う御座います!』
「あ、いや、別に。……俺が喉が渇いたからついでに、な。……(ストン)…俺が居ない間、何の話をしていたんだ?」
犬飼でなく柚紀が反応して反射的にソファーから立ち上り見事にキャッチしてみせた。……トリオン体なのだから、この位は朝飯前な筈だが【柚紀のトリオン体は戦闘員とは違いサポート特化…オペレーター寄りな設定】と荒船は当真から聞いていたので目を見張ってしまう。そんな変化に気づかず嬉しそうにしている柚紀は珈琲を犬飼に渡しつつ荒船にお礼を告げる。その言葉に我に返り、二人から少し離れた位置に腰掛ける荒船を見た柚紀も座り直す…"犬飼の右隣に"。先程までは左隣に座っていたが、荒船の利き手や……微妙に離れているのが寂しくも色んな意味で少し不安にも感じた柚紀が"こうすれば"と考えた結果である。その意図に気づいた犬飼が左隣の席を叩きながら「ん?ちょっとしたお勉強だよ?」と会話内容を話し始めた
「キスと一言で言っても施した場所に寄って込められた意味と言うか気持ちが違うって話、…軽い意味から、……"そう言う深い意味合い"のも含めてね」
『まぁ、その事を聞いて犬飼先輩が、……小さい子に施す意味的だったと理解は出来ましたが…あまりされたくないです。(サスサス)…此処までのスキンシップはその、"未経験"なので』
「(ブッ)……ゲホッ、…そ、そりゃそうだろっ!!いや、イマドキなら女子同士でってのもあるが、………だが諏訪さんは【最初は近づく事すら無理だったアイツがあそこまで慣れたのは、ヤッパリ根気強く接した成果と本人のヤル気だな】とか言っといたな。因みにだか鶴ヶ峰、…どの位までなら男に触られても大丈夫なんだ?」
『え?えっと、あ、ある程度知り合っているのが前提ですが……………だ、大体の人に"頭を撫でられる"のは大丈夫です。それ以上となると、普段だと……さ、触るのも触られるのはちょっと…だ、駄目な時とか、その……ひ、人によって差があるのが現状です。ただこう、(ギュッ)ふ、服を掴むのはだ、誰にでも大丈夫、です。……多分』
対人問題は改善の兆しが幾分かあり、そうなるとボーダー内は男の比率が多いので…柚紀に限って"うっかりひとめ惚れ"はないとは思うが、荒船は"見知らぬ相手と一気に恋愛に発展"しないかが心配になり、とりあえず"現段階どうなのか"を知りたくて聞いてみたが………やはり杞憂だったと感じたのであった。が、次は【見知った相手が何処まで平気な位置に居るか】が、気になったのであった。…この時点で笹森はまだまだ駄目だなと思うのであった。そして"この手"の話は男女問わず興味があるので犬飼も興味を示し「じゃあ俺や荒船は何処まで平気?」と訊ねたのであった。対して柚紀は少し困った表情をしながらも"う~ん"と考えて、二人を一瞥した後に答えを口にした
〔……辛いと感じるなら関わるのを止めろ。無理したって良いことなんか何一つねぇんし、柚紀ちゃんはソレは望まねぇ。だがな、…言実ちゃんは"半崎の件を抜かしても"お前さんとあの子を引き合わせる腹づもりだったらしいぜ?が、理由は"お前自身"ではないし、理由は果たせていない。………誰もお前を責めたりはしないから、自分で決めろ。"柚紀ちゃんと今後も関わるか"をな〕
「……おれ、……俺はっ!」
〔ま、今日の所はアレだな。……ランク戦ロビーに彼女を連れていく所までは頼むわ。…………新人指導の関係で嵐山隊の二人が居る、どっちかに彼女を引き渡すか、……今日入隊した"見た目は野郎だが髪の長い女友達"に会わせるでも構わねぇ。…絶対に一人にはさせるな、いいな荒船隊長〕
「っ!?……了解しました冬島、隊長(p!)」
荒船が漏らした本音に対して、かなり辛口だが正論を…柚紀や言実の気持ちを代弁し、当真が居ないので自分の隊室で預かるのも不可能なこの状況で冬島は"確実に柚紀を預けれる先"まで指示を出して電話を切らせたのだった。……少しの間、動けなくなった荒船だがとりあえず二人の元に引き返して行く。…妙な喉の渇きを覚えたので、缶の飲み物を人数分買って
さて、休憩スペースに戻ってみるとソファーに二人して座っており、犬飼が柚紀の体を指差しながらナニかを説明しており、興味深く聞いているかに思えばいきなり顔を赤くしたりと相変わらずコロコロ表情を変える柚紀を面白そうに笑いながら話を犬飼は続けていた。……自分がこんなに悩んでいるのに、そう感じてしまった荒船は思わず何も言わずに缶を投げてしまった。…"二人目掛けて"。それに気づき"しまった"と思った時には既に二人に当たりそうになり、名を呼ぼうとした瞬間
‐ ……!…スクッ…パシッ、バシィン! ‐
「おっ?!…お~~(パチパチパチパチ)凄いね姪っ子ちゃん!!飛んでくる缶"見えていなかった"のに見事にキャッチしてさ。…何で分かったの?」
『えっ?なんでって、こう……"風の音"が聞こえましたし、よくトリオン体の相手に鞄やら飲み物を投げ渡しているのを見たから、"何時か私にもそうされるのかな"って。えへへ、実は密かに憧れていたんですよね~。私その時はトリオン体まだ未所持だったので!あっ、お帰りなさい荒船先輩っ!!飲み物わざわざ有り難う御座います!』
「あ、いや、別に。……俺が喉が渇いたからついでに、な。……(ストン)…俺が居ない間、何の話をしていたんだ?」
犬飼でなく柚紀が反応して反射的にソファーから立ち上り見事にキャッチしてみせた。……トリオン体なのだから、この位は朝飯前な筈だが【柚紀のトリオン体は戦闘員とは違いサポート特化…オペレーター寄りな設定】と荒船は当真から聞いていたので目を見張ってしまう。そんな変化に気づかず嬉しそうにしている柚紀は珈琲を犬飼に渡しつつ荒船にお礼を告げる。その言葉に我に返り、二人から少し離れた位置に腰掛ける荒船を見た柚紀も座り直す…"犬飼の右隣に"。先程までは左隣に座っていたが、荒船の利き手や……微妙に離れているのが寂しくも色んな意味で少し不安にも感じた柚紀が"こうすれば"と考えた結果である。その意図に気づいた犬飼が左隣の席を叩きながら「ん?ちょっとしたお勉強だよ?」と会話内容を話し始めた
「キスと一言で言っても施した場所に寄って込められた意味と言うか気持ちが違うって話、…軽い意味から、……"そう言う深い意味合い"のも含めてね」
『まぁ、その事を聞いて犬飼先輩が、……小さい子に施す意味的だったと理解は出来ましたが…あまりされたくないです。(サスサス)…此処までのスキンシップはその、"未経験"なので』
「(ブッ)……ゲホッ、…そ、そりゃそうだろっ!!いや、イマドキなら女子同士でってのもあるが、………だが諏訪さんは【最初は近づく事すら無理だったアイツがあそこまで慣れたのは、ヤッパリ根気強く接した成果と本人のヤル気だな】とか言っといたな。因みにだか鶴ヶ峰、…どの位までなら男に触られても大丈夫なんだ?」
『え?えっと、あ、ある程度知り合っているのが前提ですが……………だ、大体の人に"頭を撫でられる"のは大丈夫です。それ以上となると、普段だと……さ、触るのも触られるのはちょっと…だ、駄目な時とか、その……ひ、人によって差があるのが現状です。ただこう、(ギュッ)ふ、服を掴むのはだ、誰にでも大丈夫、です。……多分』
対人問題は改善の兆しが幾分かあり、そうなるとボーダー内は男の比率が多いので…柚紀に限って"うっかりひとめ惚れ"はないとは思うが、荒船は"見知らぬ相手と一気に恋愛に発展"しないかが心配になり、とりあえず"現段階どうなのか"を知りたくて聞いてみたが………やはり杞憂だったと感じたのであった。が、次は【見知った相手が何処まで平気な位置に居るか】が、気になったのであった。…この時点で笹森はまだまだ駄目だなと思うのであった。そして"この手"の話は男女問わず興味があるので犬飼も興味を示し「じゃあ俺や荒船は何処まで平気?」と訊ねたのであった。対して柚紀は少し困った表情をしながらも"う~ん"と考えて、二人を一瞥した後に答えを口にした