16.親交の曲・諏訪隊編
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「……で~、二人とも何か言うことはあ~りま~すか~?」
「「す、すみません…でした」」
『ヒック……ヒック…』
「もう大丈夫だから落ち着いて鶴ヶ峰(ナデナデ)」
雑誌片手に腕を組み般若を背に仁王立ちする女性・小佐野瑠衣の前に正座をする諏訪とそばかすの少年・笹森日佐人。そこから少し離れた所で涙する柚紀をあやす堤。……何故こんな状況に陥ったのかを端的に説明すると
柚紀が入室後諏訪の後ろに→笹森が気になって開けた距離を詰める→吃驚して諏訪の裾を掴む→諏訪怒鳴る→笹森対抗→堤焦る→言い合いを止めようとする→反射的に諏訪怒鳴る→色んな理由で涙が溜まる→焦る三人→諏訪、笹森を叱咤→その声に涙腺が崩壊→堤アタフタ→二人で鎮静化を図る→が、上手く出来ず諏訪が…→小佐野、痺れを切らして二人のトリオン体痛覚ON(感度UP済み)→一度殴って静かにする→その隙に堤に身柄をパス→堤あやす→反論する二人が静かになるまで小佐野が物理的制裁………以上の事があった上で冒頭に戻るのであった。
もし泣いたのが柚紀でなく、見知った相手なら小佐野は手を出さず始終傍観に徹しているか茶々を入れていたが、初対面の更に自分より年下っぽい感じがした少女だと流石に話が違うのだ。二人が反省しているのを確認すると、落ち着いてきた柚紀の側に行き、飴をとり出して差し出す
「ウチのヤンキー隊長とバカ隊員がごめんね~。あたしは小佐野瑠衣、お近づきとお詫びの印に飴ちゃんあげる~」
『…鶴ヶ峰……柚紀…です。…飴…い、……頂きます』
素直に飴を受け取り、まだ落ち着いてないのは自覚している柚紀はそのまま飴を口にする。それを見て安心した小佐野は視線の矛先を隊長の諏訪に向けた
「でー、こんな可愛い子と何時何処で知り合ったのさー諏訪さん。それもかなり懐かれているしー、つつみん相手ならまだ分かるけどさ~」
「痛てて、……偶然が重なってとしか言いようがねぇよ。ってかおサノ、お前絶対何か弄っただろ?痛覚ONにしたのは分かるが、普通の痛さじゃなかったぞ?さっきのやつ…」
「諏訪さんが柚紀ちゃんの事を話してくれるまで教えないし、そのままね~」
「おサノ、テメェ~…」
「諏訪さん。落ち着いて」
小佐野と諏訪の言い合い…じゃれ合いとも見れるやり取りを、先程の事もあり堤が二人の側に行き仲裁役となる。取り残された笹森はどうするべきか悩んで居ると、三人全員からタイミングが違えど目配りを貰う。これには流石の笹森も気付いた、…柚紀に謝らせる為に二人が話せる様にしたのだと。初対面の相手故によく知らないは当たり前だが、泣かせてしまったのは事実。先程の反省を生かし、ゆっくりと近すぎないように気を付けながら少女・柚紀に近づくのであった
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「……で~、二人とも何か言うことはあ~りま~すか~?」
「「す、すみません…でした」」
『ヒック……ヒック…』
「もう大丈夫だから落ち着いて鶴ヶ峰(ナデナデ)」
雑誌片手に腕を組み般若を背に仁王立ちする女性・小佐野瑠衣の前に正座をする諏訪とそばかすの少年・笹森日佐人。そこから少し離れた所で涙する柚紀をあやす堤。……何故こんな状況に陥ったのかを端的に説明すると
柚紀が入室後諏訪の後ろに→笹森が気になって開けた距離を詰める→吃驚して諏訪の裾を掴む→諏訪怒鳴る→笹森対抗→堤焦る→言い合いを止めようとする→反射的に諏訪怒鳴る→色んな理由で涙が溜まる→焦る三人→諏訪、笹森を叱咤→その声に涙腺が崩壊→堤アタフタ→二人で鎮静化を図る→が、上手く出来ず諏訪が…→小佐野、痺れを切らして二人のトリオン体痛覚ON(感度UP済み)→一度殴って静かにする→その隙に堤に身柄をパス→堤あやす→反論する二人が静かになるまで小佐野が物理的制裁………以上の事があった上で冒頭に戻るのであった。
もし泣いたのが柚紀でなく、見知った相手なら小佐野は手を出さず始終傍観に徹しているか茶々を入れていたが、初対面の更に自分より年下っぽい感じがした少女だと流石に話が違うのだ。二人が反省しているのを確認すると、落ち着いてきた柚紀の側に行き、飴をとり出して差し出す
「ウチのヤンキー隊長とバカ隊員がごめんね~。あたしは小佐野瑠衣、お近づきとお詫びの印に飴ちゃんあげる~」
『…鶴ヶ峰……柚紀…です。…飴…い、……頂きます』
素直に飴を受け取り、まだ落ち着いてないのは自覚している柚紀はそのまま飴を口にする。それを見て安心した小佐野は視線の矛先を隊長の諏訪に向けた
「でー、こんな可愛い子と何時何処で知り合ったのさー諏訪さん。それもかなり懐かれているしー、つつみん相手ならまだ分かるけどさ~」
「痛てて、……偶然が重なってとしか言いようがねぇよ。ってかおサノ、お前絶対何か弄っただろ?痛覚ONにしたのは分かるが、普通の痛さじゃなかったぞ?さっきのやつ…」
「諏訪さんが柚紀ちゃんの事を話してくれるまで教えないし、そのままね~」
「おサノ、テメェ~…」
「諏訪さん。落ち着いて」
小佐野と諏訪の言い合い…じゃれ合いとも見れるやり取りを、先程の事もあり堤が二人の側に行き仲裁役となる。取り残された笹森はどうするべきか悩んで居ると、三人全員からタイミングが違えど目配りを貰う。これには流石の笹森も気付いた、…柚紀に謝らせる為に二人が話せる様にしたのだと。初対面の相手故によく知らないは当たり前だが、泣かせてしまったのは事実。先程の反省を生かし、ゆっくりと近すぎないように気を付けながら少女・柚紀に近づくのであった