16.親交の曲・諏訪隊編
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「お~、着いたぞ此処だ。鶴ヶ峰準備大丈夫か~?」
『ま、ままま、待って下さい諏訪さん。色々待って下さい!?』
ラウンジで飲み物を調達し(柚紀の分は諏訪が奢った)、諏訪隊室に向かう三人。移動中に諏訪のオススメで堤とも連絡先を交換した。例のマップアプリについても説明し了承済みである。そんなやり取りをしていたら隊室前に到着し、中に入ろうとする諏訪に柚紀が慌てて止める
「何だよ鶴ヶ峰?今更やっぱり止めるとかはなしだぞ?」
『ち、ちゃんと行きます。…行きますが、先にアプリに登録……さ、させてください!』
「あー、例のマップアプリだね?そう言う機能もあるのかー」
携帯を取り出した柚紀は馴れない手付きで画面をタップして操作を頑張っている。ちょっと気になった堤が、柚紀の手元を覗き込むと三人のマーカー表示が映っており、マップで前方の部屋を示す一室を選択し、テキストで【諏訪隊室】と入力、部屋の色を白から連想しやすい様にとジャケットと同じ色で塗り潰し、一目で分かるように工夫。それらを終えると数回深呼吸して、覚悟を決める
『(フゥ~)お待たせ……しました。い、行きましょう………き、…緊張…します』
「俺たちが先に入るから鶴ヶ峰は少しだけ廊下で待っててくれ」
「合図出したら入ってこい。……俺の横にくるのが一番説明しやすいが、無理ならとりあえず後ろで構わねぇからな?」
『(コクコク)』
簡単な打ち合わせをして諏訪達は部屋の中に入っていく。開け放たれたドアから室内の人に見つからない様にとちょっとだけ顔を出して観察する
「戻りました。はいおサノ、これで大丈夫?」
「ありがとう、つつみん。あれ~、諏訪さんも一緒だったの?」
「俺もラウンジに居たんだよ悪いか?ホラよ日佐人の分。……それといきなりだか今から客が来る」
「一体誰が来るんスか諏訪さん。客とか改まった言い方して、俺達の知らない人ですか?」
「あ~、確かに"会ったことはない"な。……で、日佐人は俺から数歩後ろに下がれ」
「ん~?妙な言い方だけど、会う以外に相手を知る理由とかあるの~?……………あ」
「えっと、とりあえず下がりました諏訪さん。…?おサノ先輩どうかした……あ」
「?どうした二人とも、一体何を見て『ヒャァッ!?』……あ~成る程」
「……まぁ普通にバレるわな。…ドア開けっ放しもアレだ、さっさと中に入ってこい」
室内で諏訪と堤が、オペレーターであろう飴を舐めている女性と頬のそばかすが印象的な黒髪の少年…買い物の時に言実が言っていた自分と同級生は恐らく彼だろう…と和気あいあいと話していた。内心"いいなー"と思っていると、女性と目が合ってしまい柚紀の存在に気付かれる。それを皮切りに少年にも気づかれ、堤・諏訪にもバレて恥ずかしく感じつつ、諏訪に手招きされてゆっくりと柚紀も室内に入った
『ま、ままま、待って下さい諏訪さん。色々待って下さい!?』
ラウンジで飲み物を調達し(柚紀の分は諏訪が奢った)、諏訪隊室に向かう三人。移動中に諏訪のオススメで堤とも連絡先を交換した。例のマップアプリについても説明し了承済みである。そんなやり取りをしていたら隊室前に到着し、中に入ろうとする諏訪に柚紀が慌てて止める
「何だよ鶴ヶ峰?今更やっぱり止めるとかはなしだぞ?」
『ち、ちゃんと行きます。…行きますが、先にアプリに登録……さ、させてください!』
「あー、例のマップアプリだね?そう言う機能もあるのかー」
携帯を取り出した柚紀は馴れない手付きで画面をタップして操作を頑張っている。ちょっと気になった堤が、柚紀の手元を覗き込むと三人のマーカー表示が映っており、マップで前方の部屋を示す一室を選択し、テキストで【諏訪隊室】と入力、部屋の色を白から連想しやすい様にとジャケットと同じ色で塗り潰し、一目で分かるように工夫。それらを終えると数回深呼吸して、覚悟を決める
『(フゥ~)お待たせ……しました。い、行きましょう………き、…緊張…します』
「俺たちが先に入るから鶴ヶ峰は少しだけ廊下で待っててくれ」
「合図出したら入ってこい。……俺の横にくるのが一番説明しやすいが、無理ならとりあえず後ろで構わねぇからな?」
『(コクコク)』
簡単な打ち合わせをして諏訪達は部屋の中に入っていく。開け放たれたドアから室内の人に見つからない様にとちょっとだけ顔を出して観察する
「戻りました。はいおサノ、これで大丈夫?」
「ありがとう、つつみん。あれ~、諏訪さんも一緒だったの?」
「俺もラウンジに居たんだよ悪いか?ホラよ日佐人の分。……それといきなりだか今から客が来る」
「一体誰が来るんスか諏訪さん。客とか改まった言い方して、俺達の知らない人ですか?」
「あ~、確かに"会ったことはない"な。……で、日佐人は俺から数歩後ろに下がれ」
「ん~?妙な言い方だけど、会う以外に相手を知る理由とかあるの~?……………あ」
「えっと、とりあえず下がりました諏訪さん。…?おサノ先輩どうかした……あ」
「?どうした二人とも、一体何を見て『ヒャァッ!?』……あ~成る程」
「……まぁ普通にバレるわな。…ドア開けっ放しもアレだ、さっさと中に入ってこい」
室内で諏訪と堤が、オペレーターであろう飴を舐めている女性と頬のそばかすが印象的な黒髪の少年…買い物の時に言実が言っていた自分と同級生は恐らく彼だろう…と和気あいあいと話していた。内心"いいなー"と思っていると、女性と目が合ってしまい柚紀の存在に気付かれる。それを皮切りに少年にも気づかれ、堤・諏訪にもバレて恥ずかしく感じつつ、諏訪に手招きされてゆっくりと柚紀も室内に入った