15.暗礁の曲~課題と気分転換~
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ラウンジに到着した柚紀はレーダー頼りに諏訪を探して辺りを見渡すと、金髪の後ろ姿を見つけて小走りで近づく
『す、諏訪さん。お待たせしました!』
「おう、来たな鶴ヶ峰。ちゃんと来れて偉いぞー、迷わなかったか?(ナデナデ)」
声を聞き振り返った諏訪は、柚紀が側まで来るとニカッと笑みを浮かべ頭を撫でながら褒める。それに対して嬉恥ずかしくハニカミ笑いを浮かべつつ手に持つ携帯のマップアプリを見せる
『じ、実は宇佐美先輩に基地内マップのアプリを頂きまして、それを見ながら来ました。……これがないと、まだちょっと…不安です』
「宇佐美って風間の所のオペレーターか?良かったじゃねーか、大事にしろよ?…ん?これ、俺のマーカーか?隣は色と場所からして鶴ヶ峰か?」
画面に映るマップを見て、自分のことのように嬉しそうに笑う諏訪だが、ふとマップ中央にピンクのピン人形と顔の特徴をよく捉えた自分のSDアイコンが点滅して居場所を示している(原作のSDキャラを想像してください)それを指摘されて顔色が曇る柚紀を見て、"マズイ"と内心思う諏訪
『やっはり嫌ですよね、他人に自分の居場所が筒抜けなのって。私も宇佐美先輩に要らないって一応言いましたよ?でも誰が何処に居るが分かったら助けを呼びやすくなるし、人探しが楽になるって言われて思わず納得してしまいました。でも勝手にこう言う行為って犯罪になりますよね?やっぱり宇佐美先輩に頼んで無くして貰います。意志が弱くてごめんなさい(ズーン)』
「あー………とりあえず落ち着け鶴ヶ峰(ポン……ポン)」
うっかり柚紀のネガティブスイッチ(諏訪命名)を押してしまい、マシンガントークの如く自虐が吐き出される。落ち込むまでのテンプレが終わったのを見計らい、落ち着かせるために掌を広げ一定のテンポで軽く頭を叩きながら自虐内容を確認して言いたいことを纏める諏訪。…柚紀がこうなった時の対策を考えていたので試しに実行する
「とりあえず、だ。その機能はそのままで良くないか?鶴ヶ峰が悪用する事なんかないだろうし、実際俺とすんなり合流出来ただろ?因みに俺は基地内限定みたいだから、居場所がバレても平気だが………お前はどうだ?」
『え?えっと………し、知らない人に…場所バレるのは…ちょっと抵抗が「俺が相手なら?」………諏訪さんなら…平気だと思います』
「つまりそう言う事だ。但し、他の奴らには一応アプリの事を話しておけよ?嫌だと言う奴が居たらその時に宇佐美に頼め、な?(ポン)」
『……そうします』
落ち込みからある程度浮上したのを確認して柚紀の頭から手を離す。諏訪が見つけた対処法とは、場合に寄っては肯定・否定もするが一番重要度なのは"自分に置き換えて考えさせる事"だ。同年代と比べて理解力が高い柚紀なら、こうする事によって相手の思考を汲み取り順応出来ると踏んだのが見事に的中した様子
『す、諏訪さん。お待たせしました!』
「おう、来たな鶴ヶ峰。ちゃんと来れて偉いぞー、迷わなかったか?(ナデナデ)」
声を聞き振り返った諏訪は、柚紀が側まで来るとニカッと笑みを浮かべ頭を撫でながら褒める。それに対して嬉恥ずかしくハニカミ笑いを浮かべつつ手に持つ携帯のマップアプリを見せる
『じ、実は宇佐美先輩に基地内マップのアプリを頂きまして、それを見ながら来ました。……これがないと、まだちょっと…不安です』
「宇佐美って風間の所のオペレーターか?良かったじゃねーか、大事にしろよ?…ん?これ、俺のマーカーか?隣は色と場所からして鶴ヶ峰か?」
画面に映るマップを見て、自分のことのように嬉しそうに笑う諏訪だが、ふとマップ中央にピンクのピン人形と顔の特徴をよく捉えた自分のSDアイコンが点滅して居場所を示している(原作のSDキャラを想像してください)それを指摘されて顔色が曇る柚紀を見て、"マズイ"と内心思う諏訪
『やっはり嫌ですよね、他人に自分の居場所が筒抜けなのって。私も宇佐美先輩に要らないって一応言いましたよ?でも誰が何処に居るが分かったら助けを呼びやすくなるし、人探しが楽になるって言われて思わず納得してしまいました。でも勝手にこう言う行為って犯罪になりますよね?やっぱり宇佐美先輩に頼んで無くして貰います。意志が弱くてごめんなさい(ズーン)』
「あー………とりあえず落ち着け鶴ヶ峰(ポン……ポン)」
うっかり柚紀のネガティブスイッチ(諏訪命名)を押してしまい、マシンガントークの如く自虐が吐き出される。落ち込むまでのテンプレが終わったのを見計らい、落ち着かせるために掌を広げ一定のテンポで軽く頭を叩きながら自虐内容を確認して言いたいことを纏める諏訪。…柚紀がこうなった時の対策を考えていたので試しに実行する
「とりあえず、だ。その機能はそのままで良くないか?鶴ヶ峰が悪用する事なんかないだろうし、実際俺とすんなり合流出来ただろ?因みに俺は基地内限定みたいだから、居場所がバレても平気だが………お前はどうだ?」
『え?えっと………し、知らない人に…場所バレるのは…ちょっと抵抗が「俺が相手なら?」………諏訪さんなら…平気だと思います』
「つまりそう言う事だ。但し、他の奴らには一応アプリの事を話しておけよ?嫌だと言う奴が居たらその時に宇佐美に頼め、な?(ポン)」
『……そうします』
落ち込みからある程度浮上したのを確認して柚紀の頭から手を離す。諏訪が見つけた対処法とは、場合に寄っては肯定・否定もするが一番重要度なのは"自分に置き換えて考えさせる事"だ。同年代と比べて理解力が高い柚紀なら、こうする事によって相手の思考を汲み取り順応出来ると踏んだのが見事に的中した様子