14.親交の曲・A‐3隊編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「良いところに来た嵐山、済まないが鶴ヶ峰の事を頼んでも構わないか?俺達がこの後に任務があるのを気にして、一人で言実さんのラボに戻ろうとしていた所だ。……多生なり鶴ヶ峰の事情を知る者として流石にそれは避けたい」
「……成る程、俺も風間さんの意見に同感です。元々隊室に戻る前にとラウンジに立ち寄った所ですから、柚紀ちゃんさえ良ければ俺達が送り届けます。……どうかな?俺達じゃ嫌かい?」
人目があるので柚紀の具体的な事情は口に出さない隊長達、多少の違いはあれど柚紀が心配な事には変わらない。そんな心遣いを感じ尚且つ嵐山の申し出を断るべきか躊躇してしまう
『嫌と言うことは、ありません。ただ申し訳なく感じてしまって……』
「あ~もう、…風間さん達が此処まで言ってくれているんだからお言葉に甘えればいいじゃん」
「まだ鶴ヶ峰さんとおれ達は会ったばかりに等しいけど、だからこそ一緒に居る事で互いを知っていけば…大丈夫だよきっと」
柚紀の態度に痺れを切らした菊地原はキッパリと意見を述べ、時枝はゆっくり寄り添う様に諭させる。色んな感情がせめぎ合う中、勇気を振り絞り自分の正面に居る時枝のジャケットの裾を俯いた状態で掴み
『め、迷惑じゃなければ………送って…下さい。…一人で帰れる……自信がない……ので』
「……よく出来ました(ナデナデ)」
「(フッ)後は頼むぞ二人とも。…鶴ヶ峰も何か困った事があれば遠慮なく連絡しろよ?……行くぞお前ら」
『あ、み、皆さん任務頑張って下さい!』
頑張って助けを求めた柚紀に対して、嵐山達がやる様に頭を撫でて褒める時枝。それを見た風間は隊員を引き連れてその場を後にする。宇佐美達も柚紀に去り際に「またね」等の一言掛けていき、その中菊地原は小さく「お礼なら一曲分」と要望を告げた。予想外な要望に一瞬戸惑いつつ任務に向かう風間隊にエールを送り見えなくなるまで見送ったのだった
「それじゃあ俺達も行こうか。そう言えば風間さんが"連絡"がどうのって言っていたけど…」
『……あ!?忘れる所でした。あの…け、携帯を先程買って貰ったので、連絡先教えて欲しい…です。昨日は…無理でしたので』
「勿論大歓迎さ!!あ、賢にも今ラウンジに来るように連絡するから少し待っていてくれ。綾辻は用事があって今日はもう帰っているから柚紀ちゃんさえ大丈夫なら俺から連絡先を伝えるけど」
『嵐山さんにお任せ…します。……あ、(パッ)つ、掴んだままでごめんね時枝くん。……あの、連絡先聞いても大丈夫…ですか?』
「(クスッ)この位気にしてないし、おれので良ければ連絡先教えるよ」
"連絡"と言うワードから昨日は出来なかった携帯の連絡先交換を和やかな雰囲気の中で行われたが、この後佐鳥の登場によりちょっとした騒ぎになったのだった
「……成る程、俺も風間さんの意見に同感です。元々隊室に戻る前にとラウンジに立ち寄った所ですから、柚紀ちゃんさえ良ければ俺達が送り届けます。……どうかな?俺達じゃ嫌かい?」
人目があるので柚紀の具体的な事情は口に出さない隊長達、多少の違いはあれど柚紀が心配な事には変わらない。そんな心遣いを感じ尚且つ嵐山の申し出を断るべきか躊躇してしまう
『嫌と言うことは、ありません。ただ申し訳なく感じてしまって……』
「あ~もう、…風間さん達が此処まで言ってくれているんだからお言葉に甘えればいいじゃん」
「まだ鶴ヶ峰さんとおれ達は会ったばかりに等しいけど、だからこそ一緒に居る事で互いを知っていけば…大丈夫だよきっと」
柚紀の態度に痺れを切らした菊地原はキッパリと意見を述べ、時枝はゆっくり寄り添う様に諭させる。色んな感情がせめぎ合う中、勇気を振り絞り自分の正面に居る時枝のジャケットの裾を俯いた状態で掴み
『め、迷惑じゃなければ………送って…下さい。…一人で帰れる……自信がない……ので』
「……よく出来ました(ナデナデ)」
「(フッ)後は頼むぞ二人とも。…鶴ヶ峰も何か困った事があれば遠慮なく連絡しろよ?……行くぞお前ら」
『あ、み、皆さん任務頑張って下さい!』
頑張って助けを求めた柚紀に対して、嵐山達がやる様に頭を撫でて褒める時枝。それを見た風間は隊員を引き連れてその場を後にする。宇佐美達も柚紀に去り際に「またね」等の一言掛けていき、その中菊地原は小さく「お礼なら一曲分」と要望を告げた。予想外な要望に一瞬戸惑いつつ任務に向かう風間隊にエールを送り見えなくなるまで見送ったのだった
「それじゃあ俺達も行こうか。そう言えば風間さんが"連絡"がどうのって言っていたけど…」
『……あ!?忘れる所でした。あの…け、携帯を先程買って貰ったので、連絡先教えて欲しい…です。昨日は…無理でしたので』
「勿論大歓迎さ!!あ、賢にも今ラウンジに来るように連絡するから少し待っていてくれ。綾辻は用事があって今日はもう帰っているから柚紀ちゃんさえ大丈夫なら俺から連絡先を伝えるけど」
『嵐山さんにお任せ…します。……あ、(パッ)つ、掴んだままでごめんね時枝くん。……あの、連絡先聞いても大丈夫…ですか?』
「(クスッ)この位気にしてないし、おれので良ければ連絡先教えるよ」
"連絡"と言うワードから昨日は出来なかった携帯の連絡先交換を和やかな雰囲気の中で行われたが、この後佐鳥の登場によりちょっとした騒ぎになったのだった