14.親交の曲・A‐3隊編
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「…そろそろですね」
『!!そ、それじゃあ私も用事も済みましたから言実さんの所に戻りますね。お忙しい中わざわざお時間取って下さって有り難う御座いました。では失礼します』
「(ガシッ)コラコラ柚紀ちゃん、何急いで帰ろうとしているのかな~?言実さんのラボまで一人で帰れる自信ないでしょう?ちゃんと連れていってあげるから落ち着いて?」
『で、でも宇佐美先輩だって……任務の準備とかありますよね?なら私に時間を使わなくても………』
歌川の一言で考慮して貰ったとは言え、この後に風間達が大事な仕事があるのを改めて思い出し、これ以上自分がいたら迷惑になると思った柚紀は早口で挨拶を済ませて此処から離れようとする。が、通路側に居た宇佐美の前を通るときに腕を掴まれて逃走(?)を阻止される。心配だから送ると申し出る宇佐美と心遣いは嬉しいが相手の都合を優先すべきと考える柚紀。二人の攻防戦を男性陣は複雑な表情で見つめる
「まだ数時間しか一緒に居ませんが、それだけで鶴ヶ峰は自分より相手の事情を優先的に考える奴って十分に理解出来ます。ですが……」
「折角の申し出なんだから、素直に応じれば良いのにさ。天の邪鬼だよね「それは菊地原の事だろ?」…歌川煩い」
「他人を思いやれるのは良いことだが、……鶴ヶ峰のタイプの人間は狙われやすいからな色んな意味で。自衛も儘ならないあいつが善からぬ輩に絡まれた暁には…………言実さんがキレる」
「わぁ~、それかなり不味いね。あの人が暴れたら流石の僕達でも止めれるか危ういし…………なら、僕はかなり良い事しましたから、後で何か奢って下さいよ風間さん」
「ん?………!…(フッ)確かに悪くない手だ」
各々柚紀に対する感想を述べ、風間が最悪の事態になった時に起こるであろう状況に頭を抱える。菊地原もそれは同じなので"とあるもの"に気付くと自分の行いを自慢げに告げる。菊地原の視線の先を見て合点が言った風間は椅子から立ち上り未だ攻防戦を繰り広げる二人の間に入る
「そこまでだ二人とも。「でも風間さん…」落ち着け宇佐美。…確かに任務の時間が差し迫っているから鶴ヶ峰を"俺達が"送り届けるのは難しい。だから……"適任者達"に鶴ヶ峰を預ける」
『??………あ!』
仲裁に入った風間はゆっくりと宇佐美、そして柚紀を見た後、通路に立ち柚紀の横に来るとある方向に視線を動かす。風間に釣られてそちらを見た柚紀は理解した。風間が指す"適任者達"とは……
「…ん?あ、お疲れ様です風間さん!!皆も揃い踏みで……あれ?」
「……何で鶴ヶ峰さんが?……そう言う事か」
『…な、…成り行きで?えっと……こんにちは。嵐山さん、時枝くん』
視線の先に居たのはトリオン体の嵐山と時枝。嵐山が風間に気付き挨拶をして視線を巡らし最後に柚紀に辿り着き首を傾げる。時枝も疑問に感じたが、何かを察した様子で、…柚紀は何を話せば良いか分からずとりあえず挨拶。そんなやり取りを見ていた風間が、嵐山の方を見て一つの頼み事を告げる
『!!そ、それじゃあ私も用事も済みましたから言実さんの所に戻りますね。お忙しい中わざわざお時間取って下さって有り難う御座いました。では失礼します』
「(ガシッ)コラコラ柚紀ちゃん、何急いで帰ろうとしているのかな~?言実さんのラボまで一人で帰れる自信ないでしょう?ちゃんと連れていってあげるから落ち着いて?」
『で、でも宇佐美先輩だって……任務の準備とかありますよね?なら私に時間を使わなくても………』
歌川の一言で考慮して貰ったとは言え、この後に風間達が大事な仕事があるのを改めて思い出し、これ以上自分がいたら迷惑になると思った柚紀は早口で挨拶を済ませて此処から離れようとする。が、通路側に居た宇佐美の前を通るときに腕を掴まれて逃走(?)を阻止される。心配だから送ると申し出る宇佐美と心遣いは嬉しいが相手の都合を優先すべきと考える柚紀。二人の攻防戦を男性陣は複雑な表情で見つめる
「まだ数時間しか一緒に居ませんが、それだけで鶴ヶ峰は自分より相手の事情を優先的に考える奴って十分に理解出来ます。ですが……」
「折角の申し出なんだから、素直に応じれば良いのにさ。天の邪鬼だよね「それは菊地原の事だろ?」…歌川煩い」
「他人を思いやれるのは良いことだが、……鶴ヶ峰のタイプの人間は狙われやすいからな色んな意味で。自衛も儘ならないあいつが善からぬ輩に絡まれた暁には…………言実さんがキレる」
「わぁ~、それかなり不味いね。あの人が暴れたら流石の僕達でも止めれるか危ういし…………なら、僕はかなり良い事しましたから、後で何か奢って下さいよ風間さん」
「ん?………!…(フッ)確かに悪くない手だ」
各々柚紀に対する感想を述べ、風間が最悪の事態になった時に起こるであろう状況に頭を抱える。菊地原もそれは同じなので"とあるもの"に気付くと自分の行いを自慢げに告げる。菊地原の視線の先を見て合点が言った風間は椅子から立ち上り未だ攻防戦を繰り広げる二人の間に入る
「そこまでだ二人とも。「でも風間さん…」落ち着け宇佐美。…確かに任務の時間が差し迫っているから鶴ヶ峰を"俺達が"送り届けるのは難しい。だから……"適任者達"に鶴ヶ峰を預ける」
『??………あ!』
仲裁に入った風間はゆっくりと宇佐美、そして柚紀を見た後、通路に立ち柚紀の横に来るとある方向に視線を動かす。風間に釣られてそちらを見た柚紀は理解した。風間が指す"適任者達"とは……
「…ん?あ、お疲れ様です風間さん!!皆も揃い踏みで……あれ?」
「……何で鶴ヶ峰さんが?……そう言う事か」
『…な、…成り行きで?えっと……こんにちは。嵐山さん、時枝くん』
視線の先に居たのはトリオン体の嵐山と時枝。嵐山が風間に気付き挨拶をして視線を巡らし最後に柚紀に辿り着き首を傾げる。時枝も疑問に感じたが、何かを察した様子で、…柚紀は何を話せば良いか分からずとりあえず挨拶。そんなやり取りを見ていた風間が、嵐山の方を見て一つの頼み事を告げる