12.お出掛けの曲・三番
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モール内にある本屋に到着した二人は、流石に店内なら不審な人物に遭うことはないと考えて、また風間が一緒では柚紀が気を使いゆっくり買いたいものを吟味出来ないとも考えた末に別行動を取る事に。買うものを両手一杯に持っていた所を、親切な店員さんがわざわざ買い物かごを用意してくれてお礼を述べた柚紀は、本屋でかごを持った状態と少し見慣れぬ格好で、本を吟味していた。
そんな状態で推理小説系のコーナーに立ち寄ると、金髪のもう見慣れた姿の人物を見つけ声を掛ける
『諏訪さん、言実さんとの買い物終わったのですか?』
「んぁ?お~鶴ヶ峰じゃね~か。一人か?見ての通り買うもんは買ったから俺達も本を物色中な訳。因みにつる姐は専門書コーナーな。…ってかかご持ちってどんだけ買うつもりだお前?」
『えっとですね、問題集一通りと音楽特集の雑誌にノートや筆記類……他にも色々必要な物を選んでいたらこんな量に……諏訪さんは推理系がお好きなのですか?』
柚紀に気付きそちらを見た諏訪は、一人なのを注意しようと一瞬思うが、流石に過保護かと言うのを止めて、質問に答える為に手に持つ袋を見せる。ふと柚紀がかごを使うほどの商品が入っているのを見て些か呆れる諏訪に柚紀も自覚があるので苦笑い。諏訪の隣に立ち手に持つ小説を見て首を傾げる
「まぁな、うちの連中は漫画やら小説やら引っくるめて本好きな奴の集まり隊だからな」
『へぇ~そうなんですね。本も私は好きです、こう何と言いますか、想像力を養うのに最適ですので。ただ、自分で買うと嗜好のせいで偏ってしまうので…』
「普通そうなるな、…機会があればウチの隊室に遊びに来い。良い奴らばっかりだから紹介してやる」
『はい!!楽しみにしてます』
そんな楽しく会話をしていると、言実から【まだ掛かるか?】と短いメッセージが届いたのでお会計の為にレジヘ。自然な流れでかごは諏訪が持っていたが、"自分に必要な物だから"と支払いはきちんと柚紀が行ったのだった
~~
車で来ていた諏訪に基地近くまで送ってもらい、言実のラボまで風間に荷物を運んでもらうのを手伝ってもらった後、その場で解散となった。言実はノートパソコンを立ち上げて仕事関係の連絡がないかの確認、柚紀は決めていたやることに着手。お互いに作業をしながら時折会話を交わす内に時間が過ぎ、柚紀が作業を終えて手を止める
『よし、出来た~!?……風間さん、まだ時間大丈夫かな?確かこの後任務って言っていたけど』
『防衛任務だな、……試しに連絡してみれば良い。トリオン体でなければ直ぐに連絡が着く筈だ』
『うん、そうしてみるよ言実さん』
時間を確認し是非の判断が出来ない柚紀に作業をしつつ的確なアドバイスをする言実。それを素直に聞き入れた柚紀は携帯を取り出しメッセージを送る。内容は迷った挙げ句【出来ました。まだ時間大丈夫でしょうか?】とシンプルに。程なくして既読のマークが付きメッセージが届く
『(【問題ない。ラウンジに居るがお前一人じゃ迷子になるだろうから、迎えを出す。そいつと来い】か。………お迎え…どんな人だろう)』
【お待ちしてます】と更に返事を返して携帯を仕舞う柚紀。初対面の相手なのは確実だから正直緊張しているが、風間の知り合いなら多分大丈夫だろうと自分に言い聞かせて迎えを待つのであった
そんな状態で推理小説系のコーナーに立ち寄ると、金髪のもう見慣れた姿の人物を見つけ声を掛ける
『諏訪さん、言実さんとの買い物終わったのですか?』
「んぁ?お~鶴ヶ峰じゃね~か。一人か?見ての通り買うもんは買ったから俺達も本を物色中な訳。因みにつる姐は専門書コーナーな。…ってかかご持ちってどんだけ買うつもりだお前?」
『えっとですね、問題集一通りと音楽特集の雑誌にノートや筆記類……他にも色々必要な物を選んでいたらこんな量に……諏訪さんは推理系がお好きなのですか?』
柚紀に気付きそちらを見た諏訪は、一人なのを注意しようと一瞬思うが、流石に過保護かと言うのを止めて、質問に答える為に手に持つ袋を見せる。ふと柚紀がかごを使うほどの商品が入っているのを見て些か呆れる諏訪に柚紀も自覚があるので苦笑い。諏訪の隣に立ち手に持つ小説を見て首を傾げる
「まぁな、うちの連中は漫画やら小説やら引っくるめて本好きな奴の集まり隊だからな」
『へぇ~そうなんですね。本も私は好きです、こう何と言いますか、想像力を養うのに最適ですので。ただ、自分で買うと嗜好のせいで偏ってしまうので…』
「普通そうなるな、…機会があればウチの隊室に遊びに来い。良い奴らばっかりだから紹介してやる」
『はい!!楽しみにしてます』
そんな楽しく会話をしていると、言実から【まだ掛かるか?】と短いメッセージが届いたのでお会計の為にレジヘ。自然な流れでかごは諏訪が持っていたが、"自分に必要な物だから"と支払いはきちんと柚紀が行ったのだった
~~
車で来ていた諏訪に基地近くまで送ってもらい、言実のラボまで風間に荷物を運んでもらうのを手伝ってもらった後、その場で解散となった。言実はノートパソコンを立ち上げて仕事関係の連絡がないかの確認、柚紀は決めていたやることに着手。お互いに作業をしながら時折会話を交わす内に時間が過ぎ、柚紀が作業を終えて手を止める
『よし、出来た~!?……風間さん、まだ時間大丈夫かな?確かこの後任務って言っていたけど』
『防衛任務だな、……試しに連絡してみれば良い。トリオン体でなければ直ぐに連絡が着く筈だ』
『うん、そうしてみるよ言実さん』
時間を確認し是非の判断が出来ない柚紀に作業をしつつ的確なアドバイスをする言実。それを素直に聞き入れた柚紀は携帯を取り出しメッセージを送る。内容は迷った挙げ句【出来ました。まだ時間大丈夫でしょうか?】とシンプルに。程なくして既読のマークが付きメッセージが届く
『(【問題ない。ラウンジに居るがお前一人じゃ迷子になるだろうから、迎えを出す。そいつと来い】か。………お迎え…どんな人だろう)』
【お待ちしてます】と更に返事を返して携帯を仕舞う柚紀。初対面の相手なのは確実だから正直緊張しているが、風間の知り合いなら多分大丈夫だろうと自分に言い聞かせて迎えを待つのであった