12.お出掛けの曲・三番
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昼食を終えて、使用可能になった携帯を受け取る柚紀。とりあえずと今居る三人の連絡先をそれぞれ交換するが、予想以上に柚紀が携帯操作に悪戦苦闘していた。買うものがまだあるが、柚紀が居なくても大丈夫な事から携帯に慣れて貰おうと待たせることに。勿論、一人にさせる訳もなく風間が残ることになった。因みに諏訪でも柚紀は構わないのだが……見た目的に不安があると言実が指摘したのであった
『えっと……これで、ダウンロードが終わって…風間さんこれで大丈夫…ですか?』
「……あぁ、問題ない。後はそのアイコンを選択すれば使える」
『………はぁ~、…覚えること……多くて大変です』
比較的見渡しのよい通路横にあるベンチに二人して座り、風間に教わりながら必要になるであろうアプリを頑張ってダウンロードする。何とか成功するが慣れる気がしない柚紀は大きくため息をつく
「最初は苦労するが、使っていれば慣れる。女性はこの手の処理能力が高い、だから殆どのオペレーターが女性なのはそれが要因だ」
『……とりあえず頑張ります。他の人より上達が遅いと思いますが、努力はします。でもどうしてこのアプリを皆使っているのでしょうか?通話機能やメールなら携帯に常設されてますよね?』
「通常の通話やメールだと料金が発生するが、このアプリは基本無料だからな。後はグループ機能で複数の人間との会話や隊員との連絡にも重宝する」
『成る程…』
携帯に対して全く知識がないので気になることは風間に遠慮なく聞いて頑張って覚えていく柚紀。ふとトップ画面にあるメールアイコンを見て何かを考え、少し歯切れ悪く風間に訊ねる
『あの風間さん。…携帯とは関係なくてかなり不躾な質問して、だ、大丈夫ですか?』
「……質問に答えるかは別として、とりあえず言ってみろ」
『えっとですね………………城戸さんってどんな方…ですか?』
「………何故司令の事を知りたがる?」
質問内容がボーダートップに関する事で一瞬反応が鈍るが、業務的反射神経で警戒し無意識に柚紀を見る視線が鋭くなる風間。それに対してビクッと恐怖を抱くが、相手が相手なので仕方ないと納得し、頑張って回答する
『その…ですね、昨日…会議室でお会い……した時に、苦手意識……持ってしまって…でも、私はあの人のこと…ちゃんと知らない…から、……先入観だけで……判断…したくは…………っ!?…か、風間さん………こ、…怖いっ…です』
「!?っ、す、すまない鶴ヶ峰。お前を怖がらせるつもりは…………………城戸司令は礼節を重んじる方だ。今のボーダーを牽引する立場であるが為に他人にも己にも規律を全とする。…俺はそんな方だと思っている」
頑張って話すが風間の視線に耐えられなくなり、思わず本音を漏らす柚紀。そんな相手が怯えているのに気付き慌てて警戒を解き、せめての罪滅ぼしにと風間は自分が感じている城戸の印象を話す
『えっと……これで、ダウンロードが終わって…風間さんこれで大丈夫…ですか?』
「……あぁ、問題ない。後はそのアイコンを選択すれば使える」
『………はぁ~、…覚えること……多くて大変です』
比較的見渡しのよい通路横にあるベンチに二人して座り、風間に教わりながら必要になるであろうアプリを頑張ってダウンロードする。何とか成功するが慣れる気がしない柚紀は大きくため息をつく
「最初は苦労するが、使っていれば慣れる。女性はこの手の処理能力が高い、だから殆どのオペレーターが女性なのはそれが要因だ」
『……とりあえず頑張ります。他の人より上達が遅いと思いますが、努力はします。でもどうしてこのアプリを皆使っているのでしょうか?通話機能やメールなら携帯に常設されてますよね?』
「通常の通話やメールだと料金が発生するが、このアプリは基本無料だからな。後はグループ機能で複数の人間との会話や隊員との連絡にも重宝する」
『成る程…』
携帯に対して全く知識がないので気になることは風間に遠慮なく聞いて頑張って覚えていく柚紀。ふとトップ画面にあるメールアイコンを見て何かを考え、少し歯切れ悪く風間に訊ねる
『あの風間さん。…携帯とは関係なくてかなり不躾な質問して、だ、大丈夫ですか?』
「……質問に答えるかは別として、とりあえず言ってみろ」
『えっとですね………………城戸さんってどんな方…ですか?』
「………何故司令の事を知りたがる?」
質問内容がボーダートップに関する事で一瞬反応が鈍るが、業務的反射神経で警戒し無意識に柚紀を見る視線が鋭くなる風間。それに対してビクッと恐怖を抱くが、相手が相手なので仕方ないと納得し、頑張って回答する
『その…ですね、昨日…会議室でお会い……した時に、苦手意識……持ってしまって…でも、私はあの人のこと…ちゃんと知らない…から、……先入観だけで……判断…したくは…………っ!?…か、風間さん………こ、…怖いっ…です』
「!?っ、す、すまない鶴ヶ峰。お前を怖がらせるつもりは…………………城戸司令は礼節を重んじる方だ。今のボーダーを牽引する立場であるが為に他人にも己にも規律を全とする。…俺はそんな方だと思っている」
頑張って話すが風間の視線に耐えられなくなり、思わず本音を漏らす柚紀。そんな相手が怯えているのに気付き慌てて警戒を解き、せめての罪滅ぼしにと風間は自分が感じている城戸の印象を話す