11.お出掛けの曲・二番
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昼食を摂りながら今回の"メニュー当て"のポイントを語り合う女性二人に風間が時折話に参加し、完全に蚊帳の外な諏訪は一応話は聞いているが黙々と食べて完食してしまう。そんな中で柚紀がうどんを半分以上食べ終えた位に、箸が動かなくなりゆっくりと箸をトレイに置き俯いてしまう。それを対面して座る風間が気付く(因みに正面に諏訪が居ます)
「どうした?まだ半分くらい残ったままだが……」
『…辛いなら残せ、無理はするな。(ポン)……な、柚紀』
『うん。…もう食べれそうもないから止める。………ご馳走さまです』
残すのは申し訳なく思っている柚紀に無理をさせないように諭させる言実の言葉に従い、食事を終わらせる挨拶をする。すると諏訪が自分と柚紀のトレイを持って席を立つ
「なら俺も食い終わったから、序でにトレイ下げてやるよ。鶴ヶ峰はゆっくりしてろ」
『え?あ、…有り難う御座います諏訪さん』
柚紀が断りそうなのを見越し、さっさと行動に移る諏訪の背中にお礼を述べて見送る。残っていた水入りコップを手に取り水を一口飲みぽつりと
『諏訪さんって、年下の扱いに慣れている感じがします。扱いと言うより…甘やかす?』
「まぁ、今のボーダー隊員は俺達より年下が断然多いから必然と対処の仕方が身に付く」
『後は諏訪の所には柚紀と同級生の隊員が居るから尚更…かも知れんな』
『成る程。因みにですが風間さんの所はどんな隊員さんがいらっしゃいますか?』
話の流れで風間隊のメンバーにも興味が出た柚紀は勢いのまま訊ねてみる。ほぼ完食した風間はスプーンを置き、少し考える素振りを見せ
「そうだな、……オペレーターを抜かせば隊員は二人で両方とも鶴ヶ峰と年齢は同じで、腕は悪くない。こんな所か?」
『風間さんに認めて貰えるなんて、凄い方達なんですね。機会があれば是非お会いしたいです』
「機会があれば、な」
「んぁ~、二人も食い終わってたか。全員分買えば良かったか、…ま、仕方ねぇ」
話をしていると諏訪が戻ってきた。その手には何やらアイスの入ったカップを二つ持ち、赤と白の二種類入っている方を柚紀の前に置き、自分は茶色一種類の方を口にする。キョトンとした表情でカップと諏訪を交互に見
『えっと……諏訪さん、コレは…』
「ん?何か甘いもん食いたくなってよ、少し前におサノ…うちのオペレーターが此処のジェラート旨いって言ってたのを思い出してな。野郎一人で食うのも寂しいから、お前も付き合え。甘いの嫌いか?」
『いえ、甘いものは好きですので…いただきます』
チラッと風間達を見るが特に何も言わないので、スプーンを持ちジェラートをそれぞれ一口ずつ口にする。すると予想していた味と違い驚きの表情を浮かべれ柚紀
『白いのはバニラ系だと思っていたのですが、…ヨーグルト?それに赤い方は…スイカ?』
「おぅ、フルーツは季節によって品揃え替わるらしいぜ。バニラもスタンダードで悪くないが…ヨーグルトの方が味さっぱりとして食いやすいだろ?」
『!』
流石に気付いた。……諏訪は自分が食べたいと言っていたが本当は柚紀に食べさせる為で、味も比較的あっさりとして食べやすいのにしてくれた事にも。そんな諏訪はジェラート食べつつ風間と何か話をしているので、お礼を言うか迷っていると言実に頭を優しく撫でらる。無言だが何を伝えたいか理解し、そのまま何も言わずに有り難くジェラートを口にするのであった
「どうした?まだ半分くらい残ったままだが……」
『…辛いなら残せ、無理はするな。(ポン)……な、柚紀』
『うん。…もう食べれそうもないから止める。………ご馳走さまです』
残すのは申し訳なく思っている柚紀に無理をさせないように諭させる言実の言葉に従い、食事を終わらせる挨拶をする。すると諏訪が自分と柚紀のトレイを持って席を立つ
「なら俺も食い終わったから、序でにトレイ下げてやるよ。鶴ヶ峰はゆっくりしてろ」
『え?あ、…有り難う御座います諏訪さん』
柚紀が断りそうなのを見越し、さっさと行動に移る諏訪の背中にお礼を述べて見送る。残っていた水入りコップを手に取り水を一口飲みぽつりと
『諏訪さんって、年下の扱いに慣れている感じがします。扱いと言うより…甘やかす?』
「まぁ、今のボーダー隊員は俺達より年下が断然多いから必然と対処の仕方が身に付く」
『後は諏訪の所には柚紀と同級生の隊員が居るから尚更…かも知れんな』
『成る程。因みにですが風間さんの所はどんな隊員さんがいらっしゃいますか?』
話の流れで風間隊のメンバーにも興味が出た柚紀は勢いのまま訊ねてみる。ほぼ完食した風間はスプーンを置き、少し考える素振りを見せ
「そうだな、……オペレーターを抜かせば隊員は二人で両方とも鶴ヶ峰と年齢は同じで、腕は悪くない。こんな所か?」
『風間さんに認めて貰えるなんて、凄い方達なんですね。機会があれば是非お会いしたいです』
「機会があれば、な」
「んぁ~、二人も食い終わってたか。全員分買えば良かったか、…ま、仕方ねぇ」
話をしていると諏訪が戻ってきた。その手には何やらアイスの入ったカップを二つ持ち、赤と白の二種類入っている方を柚紀の前に置き、自分は茶色一種類の方を口にする。キョトンとした表情でカップと諏訪を交互に見
『えっと……諏訪さん、コレは…』
「ん?何か甘いもん食いたくなってよ、少し前におサノ…うちのオペレーターが此処のジェラート旨いって言ってたのを思い出してな。野郎一人で食うのも寂しいから、お前も付き合え。甘いの嫌いか?」
『いえ、甘いものは好きですので…いただきます』
チラッと風間達を見るが特に何も言わないので、スプーンを持ちジェラートをそれぞれ一口ずつ口にする。すると予想していた味と違い驚きの表情を浮かべれ柚紀
『白いのはバニラ系だと思っていたのですが、…ヨーグルト?それに赤い方は…スイカ?』
「おぅ、フルーツは季節によって品揃え替わるらしいぜ。バニラもスタンダードで悪くないが…ヨーグルトの方が味さっぱりとして食いやすいだろ?」
『!』
流石に気付いた。……諏訪は自分が食べたいと言っていたが本当は柚紀に食べさせる為で、味も比較的あっさりとして食べやすいのにしてくれた事にも。そんな諏訪はジェラート食べつつ風間と何か話をしているので、お礼を言うか迷っていると言実に頭を優しく撫でらる。無言だが何を伝えたいか理解し、そのまま何も言わずに有り難くジェラートを口にするのであった