11.お出掛けの曲・二番
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「決まりそうもないのなら、モノは試しにこの機種を使ってみるのはどうだ?恐らく鶴ヶ峰のこだわりを満たす性能のはずだ。……お前と同じようなこだわりを持つ奴のお墨付きだからな」
『……風間さんがそこまでおっしゃるのなら信じてコレにします。アドバイスして頂き有り難う御座います。えっと、色決めるので少し待ってて下さい』
初めて自分の携帯を持つことにはなったが、性能も操作方法も正直に言って全く分からない柚紀は、風間の説得力のある言葉をそのまま信じてオススメされた機種に決める。実際どんな物か気になり、手に取って観察を始める。それを遠目で見守りつつ三人
「オイ風間、さっきのお墨付きってどう言う意味だ?」
『大方菊地原の事だろう。にしても……あの子と関わりを持たせるつもりか?』
「悪くない組み合わせだと思いますが?能力の相性的にも、性格的な意味でも。…本人達次第でもありますが」
「能力って………あ~、そう言う訳かよ。…つる姐、過労で倒れたりストレス溜めすぎるなよ?」
『戯け、そんなヘマはしないさ。そんな事をしてみろ………柚紀が落ち込んだ後に最悪の場合泣く』
「「だろうな/確かに」」
風間がオススメした意図を推測する言実とそれを肯定する風間。そして……"能力"のワードから柚紀の歌が"サイドエフェクト"に関するものと遅れながら理解した諏訪は、今後言実の仕事量増加を懸念し、先に体調注意を促せば無理をした場合、起こるであろう姪の反応を予告すれば二人はすんなりと肯定したのであった
そんな会話をしている内に、柚紀が光の反射で色んな色に見えるプリズムホワイトに決めて三人の元へ戻ってくると、そのまま購入・契約に移る。料金プランを決めるのに少し戸惑ったが何とか決まり、使用手続き等に一時間程度掛かると言われ相談の末、昼食を摂ることになった
『…わぁ~、お店が沢山ですね~』
「……同じような反応、さっきもしなかったかお前」
広い飲食スペースに複数の飲食店が併設された、所謂フードコートにやって来た四人。こちらも未体験なのか驚きと楽しみ感を露にする柚紀に対して、デジャブ感を感じた諏訪が思わずツッコミを入れる。ピークが過ぎてそこまで混んでいないのを確認した言実は諏訪を呼び、お札を数枚渡す
『食べるものは既に決まっているから、私達が先に席を確保する。お前は柚紀に付いてやって欲しい。流石に迷子にはならんだろうが……念のために、な』
「へいへい、分かってるさつる姐。お~い鶴ヶ峰~、食い物見に行くぞ~」
『あ、はい諏訪さん。…言実さん、風間さん行ってきますね』
「あぁ、色々あるからゆっくり決めてこい」
先程の騒動があったのが最もな理由だが、かなりはしゃいでいる柚紀を一人にするのは色々危ないのは明白なんで、決まってないであろう諏訪に同行を頼む言実。既に心得ている諏訪は、興味深く周囲を見渡している柚紀に声を掛けてからゆっくりと先に移動を始める。柚紀は残る二人に一声掛けてから先行く諏訪を小走りで追い掛け、後についていくのであった
『……風間さんがそこまでおっしゃるのなら信じてコレにします。アドバイスして頂き有り難う御座います。えっと、色決めるので少し待ってて下さい』
初めて自分の携帯を持つことにはなったが、性能も操作方法も正直に言って全く分からない柚紀は、風間の説得力のある言葉をそのまま信じてオススメされた機種に決める。実際どんな物か気になり、手に取って観察を始める。それを遠目で見守りつつ三人
「オイ風間、さっきのお墨付きってどう言う意味だ?」
『大方菊地原の事だろう。にしても……あの子と関わりを持たせるつもりか?』
「悪くない組み合わせだと思いますが?能力の相性的にも、性格的な意味でも。…本人達次第でもありますが」
「能力って………あ~、そう言う訳かよ。…つる姐、過労で倒れたりストレス溜めすぎるなよ?」
『戯け、そんなヘマはしないさ。そんな事をしてみろ………柚紀が落ち込んだ後に最悪の場合泣く』
「「だろうな/確かに」」
風間がオススメした意図を推測する言実とそれを肯定する風間。そして……"能力"のワードから柚紀の歌が"サイドエフェクト"に関するものと遅れながら理解した諏訪は、今後言実の仕事量増加を懸念し、先に体調注意を促せば無理をした場合、起こるであろう姪の反応を予告すれば二人はすんなりと肯定したのであった
そんな会話をしている内に、柚紀が光の反射で色んな色に見えるプリズムホワイトに決めて三人の元へ戻ってくると、そのまま購入・契約に移る。料金プランを決めるのに少し戸惑ったが何とか決まり、使用手続き等に一時間程度掛かると言われ相談の末、昼食を摂ることになった
『…わぁ~、お店が沢山ですね~』
「……同じような反応、さっきもしなかったかお前」
広い飲食スペースに複数の飲食店が併設された、所謂フードコートにやって来た四人。こちらも未体験なのか驚きと楽しみ感を露にする柚紀に対して、デジャブ感を感じた諏訪が思わずツッコミを入れる。ピークが過ぎてそこまで混んでいないのを確認した言実は諏訪を呼び、お札を数枚渡す
『食べるものは既に決まっているから、私達が先に席を確保する。お前は柚紀に付いてやって欲しい。流石に迷子にはならんだろうが……念のために、な』
「へいへい、分かってるさつる姐。お~い鶴ヶ峰~、食い物見に行くぞ~」
『あ、はい諏訪さん。…言実さん、風間さん行ってきますね』
「あぁ、色々あるからゆっくり決めてこい」
先程の騒動があったのが最もな理由だが、かなりはしゃいでいる柚紀を一人にするのは色々危ないのは明白なんで、決まってないであろう諏訪に同行を頼む言実。既に心得ている諏訪は、興味深く周囲を見渡している柚紀に声を掛けてからゆっくりと先に移動を始める。柚紀は残る二人に一声掛けてから先行く諏訪を小走りで追い掛け、後についていくのであった