9.おさらいの曲~新たなる出逢い~
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流石にそれ以上食べる気が起きなかった料理と買ったばかりの手を付けてない飲み物二つを出水に下げさせ、三人は先に場所を移動する。(移動中に言実が此方を見ていた隊員を睨みで牽制していたことを敢えて追記)
やって来たのは、ラウンドを出た廊下を少し歩いた所にある喫煙室に併設された休憩スペース。新たに飲み物を買い直した言実は米屋に事の次第の詳細を尋問、暫くして出水が合流。始終黙り込んで居る柚紀を見て小さくため息の後、足を組み換えて話を切り出す
『…状況は分かった。とりあえずお前等はもう少し考えて行動しろ。特に出水、お前はポジション的に米屋以上の注意力と観察力が求められるだろうに』
「うぃっすつる姐、気を付けます」
「面目ないです姐さん、常に周囲に気を配るよう精進します」
『言実さん、あの……お二人だけが…悪い訳じゃ……その、…私もチラチラ見て…居たので。だって……他の人より…目立つと言うか………何か違うと…言いますか…』
自分のせいで言実から注意を受けている二人を見て、非はこちらにもあると頑張って説明する柚紀。そんな姪の言葉を聞いて、気持ちが粗方落ち着いた事にうっすら微笑みを浮かべる言実。二人はその表情を見てビックリ
『お前の洞察力は悪くないな柚紀。……二人とも、謝罪と名前』
「え?あぁ、そうっすね!?…さっきは驚かせちまったみたいで悪かったな、俺は米屋陽介。で、こっちの弾バカは」
「弾バカ言うな槍バカ。……出水公平だ、俺等が話し掛けた時に様子が可笑しいのに気付いたのに、コイツ止めなくてごめんな?」
『(フルフル)……わ、私こそすみません。…その、…………鶴ヶ峰、柚紀と言います』
『お前等の一つ下で私の姪だ、暫く訳あって預かることになった。……騒ぐなよ?またこの子が怯える。こんな奴等だが、腕の立つ精鋭部隊の一員だ。何かあれば頼れ』
互いに謝罪と名乗りをさせて、昨日の経験上柚紀との関係を聞けば驚くのは明白なので先手を打ち、今後の事を踏まえて"信頼できる奴等"と説明する。言実の先手で驚きを封じられ何度も言えない表情の出水が、相手が珍しくメガネ姿な事に気付きその点を訊ねる
「そう言えば、姐さんがメガネ姿なの珍しいですね。これからその子とお出掛けですか?」
『まぁな、入り用が発生したから最近出来たショッピングモールにこれから出掛ける』
「ん?なら俺等も一緒に行きましょうか?荷物持ち居た方が楽っしょ、つる姐?」
『……申し出は有り難いが今回は遠慮する。まだ柚紀がお前等に慣れてないのと、…"女子の入り用"だ。付いて来れるか?』
「「……((フルフル))」」
生身=外に出るが成立する言実に、お詫びを兼ねて同行を申し出る米屋。だが、柚紀の様子と買う予定の物を考えて断る。二人も何を買うか察したのか少し顔を赤らめて首を振り拒否反応を示す。話が一段落した所で立ち上がり、柚紀にも軽く肩を叩いて合図をし言実に続く形で二人から離れる
『そう言う訳だから私達は行くぞ、またな二人とも』
『えっと、失礼します。……またお会い出来ましたら、…こ、こんな私ですが、…よろしくお願い致します。…先輩方』
やって来たのは、ラウンドを出た廊下を少し歩いた所にある喫煙室に併設された休憩スペース。新たに飲み物を買い直した言実は米屋に事の次第の詳細を尋問、暫くして出水が合流。始終黙り込んで居る柚紀を見て小さくため息の後、足を組み換えて話を切り出す
『…状況は分かった。とりあえずお前等はもう少し考えて行動しろ。特に出水、お前はポジション的に米屋以上の注意力と観察力が求められるだろうに』
「うぃっすつる姐、気を付けます」
「面目ないです姐さん、常に周囲に気を配るよう精進します」
『言実さん、あの……お二人だけが…悪い訳じゃ……その、…私もチラチラ見て…居たので。だって……他の人より…目立つと言うか………何か違うと…言いますか…』
自分のせいで言実から注意を受けている二人を見て、非はこちらにもあると頑張って説明する柚紀。そんな姪の言葉を聞いて、気持ちが粗方落ち着いた事にうっすら微笑みを浮かべる言実。二人はその表情を見てビックリ
『お前の洞察力は悪くないな柚紀。……二人とも、謝罪と名前』
「え?あぁ、そうっすね!?…さっきは驚かせちまったみたいで悪かったな、俺は米屋陽介。で、こっちの弾バカは」
「弾バカ言うな槍バカ。……出水公平だ、俺等が話し掛けた時に様子が可笑しいのに気付いたのに、コイツ止めなくてごめんな?」
『(フルフル)……わ、私こそすみません。…その、…………鶴ヶ峰、柚紀と言います』
『お前等の一つ下で私の姪だ、暫く訳あって預かることになった。……騒ぐなよ?またこの子が怯える。こんな奴等だが、腕の立つ精鋭部隊の一員だ。何かあれば頼れ』
互いに謝罪と名乗りをさせて、昨日の経験上柚紀との関係を聞けば驚くのは明白なので先手を打ち、今後の事を踏まえて"信頼できる奴等"と説明する。言実の先手で驚きを封じられ何度も言えない表情の出水が、相手が珍しくメガネ姿な事に気付きその点を訊ねる
「そう言えば、姐さんがメガネ姿なの珍しいですね。これからその子とお出掛けですか?」
『まぁな、入り用が発生したから最近出来たショッピングモールにこれから出掛ける』
「ん?なら俺等も一緒に行きましょうか?荷物持ち居た方が楽っしょ、つる姐?」
『……申し出は有り難いが今回は遠慮する。まだ柚紀がお前等に慣れてないのと、…"女子の入り用"だ。付いて来れるか?』
「「……((フルフル))」」
生身=外に出るが成立する言実に、お詫びを兼ねて同行を申し出る米屋。だが、柚紀の様子と買う予定の物を考えて断る。二人も何を買うか察したのか少し顔を赤らめて首を振り拒否反応を示す。話が一段落した所で立ち上がり、柚紀にも軽く肩を叩いて合図をし言実に続く形で二人から離れる
『そう言う訳だから私達は行くぞ、またな二人とも』
『えっと、失礼します。……またお会い出来ましたら、…こ、こんな私ですが、…よろしくお願い致します。…先輩方』