9.おさらいの曲~新たなる出逢い~
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『…………ぉ…おはよう………ございますっ』
「「くっ……アハハハハハハッ!?」」
『え?あ、あの……えっと』
柚紀が繰り出した予想外な朝の挨拶に、呆然とする二人だったが、いきなりお腹を抱えて笑い出した。そんな行動をされ軽くデジャブ感を感じつつやはりどうすれば良いが分からずアタフタする柚紀。そんな中、先に笑いのツボから復活したTシャツの青年・出水公平が話し掛ける
「…っはぁ~、笑った笑った。でもまさか"おはようございます"って、いや挨拶は大事だけどよ、時間的になんか微妙だし」
「あ~、腹痛て~わ。…こんな面白い子が噂になってない訳ね~じゃん。……で、お嬢ちゃんお名前は?」
次いで復活したカチューシャの青年・米屋陽介が笑っている時は距離が離れたが、再び柚紀に近付き名前を訊ねる。こんな状態になってしまい柚紀の判断・処理能力は、自分の存在を公にして大丈夫か?や、なんか視線が此方に集まっている気がする等の答えが出ずに限界寸前。爆発後一歩手前なその時、柚紀にとってはまさに天の声が聞こえてきた
『出水に、米屋?そこで何をして居る?』
「「姐さんっ!?/つる姐?!『う~言実さぁ~ん』…え"っ!!」」
飲み物両手に持ち戻ってきた言実は、其処に居た見知った二人に声を掛ける。二人は(特に出水)は嬉しそうに言実の方を見るが、柚紀の発言と声音を聞いて表情が固くなる。姿は米屋に隠れて見えないが姪の涙声は言実にも聞こえており、今の状況を正確に把握するとスッと目を細め軽く睨み付ける
『とりあえず米屋は距離を空けろ、そのままだとその子が泣く。…出水、説明しろ。一体その子に何をした?』
『は、ハイィーーーっす!!?』
『あ、いやその、見たことない子だったから思わず話し掛けただけ…ですが、………もしかしなくても姐さんのお知り合いです、よね?』
『だが、何をすればあんな大笑いな状況になるのやら。……大丈夫か?(ナデナデ)』
『………』
言実の冷たい視線付きの要求に対し、米屋は持ち前の反射神経で素早く柚紀との距離を空け、出水は冷や汗を掻きつつ内容を簡略化して説明。それらの言動を確認ながら柚紀の隣に戻り片手を空けて頭を撫でる。
それに対し何時もは何か反応を返す柚紀だが、俯いたまま無言を貫く。そんな姪の状況を不審に思い、ふと周囲に気配を配ればこちらに注目している隊員達の視線に気付く
『(チッ、こいつらのせいで柚紀の事が気付かれたか…)……移動する。二人も面貸しな』
「「くっ……アハハハハハハッ!?」」
『え?あ、あの……えっと』
柚紀が繰り出した予想外な朝の挨拶に、呆然とする二人だったが、いきなりお腹を抱えて笑い出した。そんな行動をされ軽くデジャブ感を感じつつやはりどうすれば良いが分からずアタフタする柚紀。そんな中、先に笑いのツボから復活したTシャツの青年・出水公平が話し掛ける
「…っはぁ~、笑った笑った。でもまさか"おはようございます"って、いや挨拶は大事だけどよ、時間的になんか微妙だし」
「あ~、腹痛て~わ。…こんな面白い子が噂になってない訳ね~じゃん。……で、お嬢ちゃんお名前は?」
次いで復活したカチューシャの青年・米屋陽介が笑っている時は距離が離れたが、再び柚紀に近付き名前を訊ねる。こんな状態になってしまい柚紀の判断・処理能力は、自分の存在を公にして大丈夫か?や、なんか視線が此方に集まっている気がする等の答えが出ずに限界寸前。爆発後一歩手前なその時、柚紀にとってはまさに天の声が聞こえてきた
『出水に、米屋?そこで何をして居る?』
「「姐さんっ!?/つる姐?!『う~言実さぁ~ん』…え"っ!!」」
飲み物両手に持ち戻ってきた言実は、其処に居た見知った二人に声を掛ける。二人は(特に出水)は嬉しそうに言実の方を見るが、柚紀の発言と声音を聞いて表情が固くなる。姿は米屋に隠れて見えないが姪の涙声は言実にも聞こえており、今の状況を正確に把握するとスッと目を細め軽く睨み付ける
『とりあえず米屋は距離を空けろ、そのままだとその子が泣く。…出水、説明しろ。一体その子に何をした?』
『は、ハイィーーーっす!!?』
『あ、いやその、見たことない子だったから思わず話し掛けただけ…ですが、………もしかしなくても姐さんのお知り合いです、よね?』
『だが、何をすればあんな大笑いな状況になるのやら。……大丈夫か?(ナデナデ)』
『………』
言実の冷たい視線付きの要求に対し、米屋は持ち前の反射神経で素早く柚紀との距離を空け、出水は冷や汗を掻きつつ内容を簡略化して説明。それらの言動を確認ながら柚紀の隣に戻り片手を空けて頭を撫でる。
それに対し何時もは何か反応を返す柚紀だが、俯いたまま無言を貫く。そんな姪の状況を不審に思い、ふと周囲に気配を配ればこちらに注目している隊員達の視線に気付く
『(チッ、こいつらのせいで柚紀の事が気付かれたか…)……移動する。二人も面貸しな』