9.おさらいの曲~新たなる出逢い~
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『とりあえず、携帯の代金はこの通帳から引き落としにして、他にも買いものをした際は一定金額に達したらその分此所から貰う。……それで良いか?』
『言実さんが、管理しやすいならそれで。後、……その通帳類は引き続き言実さんが管理してください。私はまだ自分で管理するのは…怖いので』
『分かった。だが柚紀、必要な物があれば遠慮なく言うようにな。……飲み物を取ってくる、私に気にせずゆっくり食べてろ』
言実の提案をそねまま受け入れ、更に大金を自分で持つ勇気がないので管理も一任する柚紀。通帳や食器等色々片付けをし、まだ食べ終えていない姪を気遣いトレイを持って席を立つ言実。
一人ゆっくりと残りの料理を食べつつ、ラウンジを見渡す柚紀。まだ午前中だが夏休み中な事もあり、隊員がちらほら利用している。そんな中、ふと"目につく二人組"を見つけ何となく眺めていた
「っあ~、結局昨日のアレ何だったんだ?上からも何の連絡もないみたいだしよ~」
「アレな~、秀次に確認しようとしたけど、あいつあの時間基地に居なかったから無理だった」
「念のため柚宇さんにも聞いたけど、特になんもなし。…更に言うとゲームに集中しててそれすら気づいてなかった。本人は」
「うわ~、流石の筋金入りゲーマー。本当に何だったんだあの"歌声"は」
『(ビクッ)!!』
独特なデザインのTシャツを着た青年と黒髪にカチューシャをした青年二人組が飲み物を片手に雑談しながら歩いてきた。周りの人間も二人組に注目しているのも気になるが、柚紀は二人の話内容の方が気になった。"歌声"のキーワードからして話題はどうやら昨日のアレとは、柚紀の歌に関する事らしい。それを聞き二人の様子を伺いつつ、内心かなり焦りが生じていた
『(え?あれ、もしかして昨日の事ってかなり大事になってる??言実さんに歌が届いていたって事はつまり、あの二人みたいに知らない人にも聴こえていた訳だよね?わわわ、どどどうしよう!!迅さんが言うから大丈夫だとてっきりおも……)(パチッ)「お?/ん?」!!?』
悶々と考えを巡らせつつ、チラチラと二人を見ていたらカチューシャの青年とタイミングよく視線が勝ち会ってしまい、二人が柚紀の存在に気付いて近付いてくる。どうすべきか迷っているうちにテーブル近くまで来てしまう
「見たことない顔だな~、この子知ってるか?弾バカ」
「弾バカ言うな槍バカ。……俺も知らねー」
「だよな~、俺達が知らないってことは…、君オペレーター?それともスナイパー?」
『あ、………えっと…あの……その、…………お』
「「お?」」
カチューシャの青年に顔を覗きこまれ思わず固まってしまう柚紀をさておき話を進める二人組。再度同じ青年から問い掛けられて、頑張って言葉を捻出する。その結果……
『言実さんが、管理しやすいならそれで。後、……その通帳類は引き続き言実さんが管理してください。私はまだ自分で管理するのは…怖いので』
『分かった。だが柚紀、必要な物があれば遠慮なく言うようにな。……飲み物を取ってくる、私に気にせずゆっくり食べてろ』
言実の提案をそねまま受け入れ、更に大金を自分で持つ勇気がないので管理も一任する柚紀。通帳や食器等色々片付けをし、まだ食べ終えていない姪を気遣いトレイを持って席を立つ言実。
一人ゆっくりと残りの料理を食べつつ、ラウンジを見渡す柚紀。まだ午前中だが夏休み中な事もあり、隊員がちらほら利用している。そんな中、ふと"目につく二人組"を見つけ何となく眺めていた
「っあ~、結局昨日のアレ何だったんだ?上からも何の連絡もないみたいだしよ~」
「アレな~、秀次に確認しようとしたけど、あいつあの時間基地に居なかったから無理だった」
「念のため柚宇さんにも聞いたけど、特になんもなし。…更に言うとゲームに集中しててそれすら気づいてなかった。本人は」
「うわ~、流石の筋金入りゲーマー。本当に何だったんだあの"歌声"は」
『(ビクッ)!!』
独特なデザインのTシャツを着た青年と黒髪にカチューシャをした青年二人組が飲み物を片手に雑談しながら歩いてきた。周りの人間も二人組に注目しているのも気になるが、柚紀は二人の話内容の方が気になった。"歌声"のキーワードからして話題はどうやら昨日のアレとは、柚紀の歌に関する事らしい。それを聞き二人の様子を伺いつつ、内心かなり焦りが生じていた
『(え?あれ、もしかして昨日の事ってかなり大事になってる??言実さんに歌が届いていたって事はつまり、あの二人みたいに知らない人にも聴こえていた訳だよね?わわわ、どどどうしよう!!迅さんが言うから大丈夫だとてっきりおも……)(パチッ)「お?/ん?」!!?』
悶々と考えを巡らせつつ、チラチラと二人を見ていたらカチューシャの青年とタイミングよく視線が勝ち会ってしまい、二人が柚紀の存在に気付いて近付いてくる。どうすべきか迷っているうちにテーブル近くまで来てしまう
「見たことない顔だな~、この子知ってるか?弾バカ」
「弾バカ言うな槍バカ。……俺も知らねー」
「だよな~、俺達が知らないってことは…、君オペレーター?それともスナイパー?」
『あ、………えっと…あの……その、…………お』
「「お?」」
カチューシャの青年に顔を覗きこまれ思わず固まってしまう柚紀をさておき話を進める二人組。再度同じ青年から問い掛けられて、頑張って言葉を捻出する。その結果……