9.おさらいの曲~新たなる出逢い~
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『別に気にする必要はない。"今の私"にとってはお前一人運ぶの位、造作もないことだ。……トリガーオフ』
『!?……えっと、…トリオン体?つまり、言実さんは仕事中はトリオン体で、今までそのまま…ってやっぱり私がベッド使っちゃったからずっと仕事をしていた訳じゃないですか?!駄目ですよ、ちゃんと寝なきゃ!?私ならソファーで全然良か……(ベチン)っ!?い、痛い』
"言うより見せた方が早い"と考え、その場で換装を解き私服姿に戻る言実。手に持っているトリガーホルダーをポケットに仕舞い、代わりにメガネケースを取り出してメガネを装着する。一方柚紀はとりあえず運ばれた件に関しては納得した様子だが、今度は自分のせいで休めてないかて考えアタフタし自分を蔑ろにする発言を無意識に言おうとしたのを言実が目敏く気付き、今度は額にデコピンを繰り出し会話を強制的に終了させる
『(ったくこの子は、何故そこまで自分の価値を低く見る?……今までの体験のせいか…)だから気にするなと私は言ったぞ?元からラボに泊まり込むのは日常茶飯事だし、その間は生身に戻るのも手間が掛かるからトリオン体でずっと居る事も多いし、……安心しろちゃんと休みはした』
『うぅぅ~~、……言実さんがそう言うなら信じます。…あ、トリオン体って視力補正とかも出来るのですね。何時も会うときはメガネだから少し気になっていました。以前コンタクトは嫌いって言っていたし……』
結構痛かったのかデコピンされた箇所を涙目になりながら撫で、メガネ姿の言実を見て見慣れた姿なのでちょっぴり嬉しそうに頬笑む柚紀。そんな姪の言葉を聞いて他の人には分かりづらい程だか驚きを示す言実。コンタクトの話は、かなり前に………それこそ兄が存命な時に話した内容を覚えていたのだ
『(些細なことなのに覚えているとは…)研究中だとメガネが邪魔になる、かと言ってコンタクトは着けたまま行えない行動が地味に多い。故にボーダーに入ってからは視力補正が入るトリオン体で仕事をしているに過ぎぬ。ま、楽だから良いがな。……さて、立ち話もこの辺にして柚紀、着替えたらラウンジに朝食を摂りに行くぞ。食べながら今日のやることの打合せだ』
「分かった、……因みに今日は言実さん仕事?」
『ん?……その辺は気にするな。今は柚紀のサイドエフェクトを調べる方が最優先だ。上司や同僚からも了承を貰い、仕事も兼任出来るものだけを振り分けてもらった。…ボーダーが決めた組織全体の為の処置だ、間違えても責任を感じるなよ柚紀』
「う、……分かってるよ言実さん」
寝起きの柚紀に水分補給をさせる為に、コップに水を入れて手渡し目先の予定を説明。水を受け取り飲みながら聞いていた柚紀の表情が曇ったのを見て、ネガティブ思考に落ちない様に説明を付け加えれば、思考を読まれて詰まった表情をした後、着替えるために行動を開始する柚紀と、自分も出掛ける仕度をする言実であった
『!?……えっと、…トリオン体?つまり、言実さんは仕事中はトリオン体で、今までそのまま…ってやっぱり私がベッド使っちゃったからずっと仕事をしていた訳じゃないですか?!駄目ですよ、ちゃんと寝なきゃ!?私ならソファーで全然良か……(ベチン)っ!?い、痛い』
"言うより見せた方が早い"と考え、その場で換装を解き私服姿に戻る言実。手に持っているトリガーホルダーをポケットに仕舞い、代わりにメガネケースを取り出してメガネを装着する。一方柚紀はとりあえず運ばれた件に関しては納得した様子だが、今度は自分のせいで休めてないかて考えアタフタし自分を蔑ろにする発言を無意識に言おうとしたのを言実が目敏く気付き、今度は額にデコピンを繰り出し会話を強制的に終了させる
『(ったくこの子は、何故そこまで自分の価値を低く見る?……今までの体験のせいか…)だから気にするなと私は言ったぞ?元からラボに泊まり込むのは日常茶飯事だし、その間は生身に戻るのも手間が掛かるからトリオン体でずっと居る事も多いし、……安心しろちゃんと休みはした』
『うぅぅ~~、……言実さんがそう言うなら信じます。…あ、トリオン体って視力補正とかも出来るのですね。何時も会うときはメガネだから少し気になっていました。以前コンタクトは嫌いって言っていたし……』
結構痛かったのかデコピンされた箇所を涙目になりながら撫で、メガネ姿の言実を見て見慣れた姿なのでちょっぴり嬉しそうに頬笑む柚紀。そんな姪の言葉を聞いて他の人には分かりづらい程だか驚きを示す言実。コンタクトの話は、かなり前に………それこそ兄が存命な時に話した内容を覚えていたのだ
『(些細なことなのに覚えているとは…)研究中だとメガネが邪魔になる、かと言ってコンタクトは着けたまま行えない行動が地味に多い。故にボーダーに入ってからは視力補正が入るトリオン体で仕事をしているに過ぎぬ。ま、楽だから良いがな。……さて、立ち話もこの辺にして柚紀、着替えたらラウンジに朝食を摂りに行くぞ。食べながら今日のやることの打合せだ』
「分かった、……因みに今日は言実さん仕事?」
『ん?……その辺は気にするな。今は柚紀のサイドエフェクトを調べる方が最優先だ。上司や同僚からも了承を貰い、仕事も兼任出来るものだけを振り分けてもらった。…ボーダーが決めた組織全体の為の処置だ、間違えても責任を感じるなよ柚紀』
「う、……分かってるよ言実さん」
寝起きの柚紀に水分補給をさせる為に、コップに水を入れて手渡し目先の予定を説明。水を受け取り飲みながら聞いていた柚紀の表情が曇ったのを見て、ネガティブ思考に落ちない様に説明を付け加えれば、思考を読まれて詰まった表情をした後、着替えるために行動を開始する柚紀と、自分も出掛ける仕度をする言実であった