8.問答の曲
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『科学者ってやっぱり考えが煮詰まったり、頭の回転が鈍くなりやすいので、差し入れ=リラックス出来るもので尚且つ相手が選ばないデザインとかだと、脳への刺激になるかなと考えました。但し、言実さんは物が多くなるのは嫌がるから、使い捨てのか一番良いです。食べ物はそこまで食に興味がないので次点で、最後のは……私との電話での話が言実さんには気分転換になるって言われたから宛てにならないかと』
「ま、最後のは柚紀ちゃんだからって事だな。さて……ん?…………成る程そうなるのか、それなら…」
言実の事になると話が長くなる傾向がある柚紀の解答を一度切り、次に移ろうとした時に迅のサイドエフェクトが発動して何かが視えたらしく考え始めてしまう。嵐山達は勿論、それが未来視であるのを知っているので邪魔をせず静かにしている空間で柚紀が心配そうにぽつりと一言
『迅さん、……一体何が視えたの?』
「!!…今更な確認だけど、柚紀ちゃんって迅のサイドエフェクトについて知っているで間違いないよね?」
『予知の事ですよね?本人から聞きました。……お父さん以外での"共通の話題"がそれでしたから』
「共通の話題?それじゃあ柚紀ちゃんもサイドエフェク…「嵐山ストップ!」…迅、どうして止める?」
嵐山は同級生な事もありボーダー内では迅とかなり仲が良いど自負しており、他人が迅のサイドエフェクトを知った時の反応もたくさん見てきた。だが柚紀の反応は今まで体験がないもので、尚且つ"共通"の点から更に追求しようとするが思考に更けていた迅に止められる
「さっきのトリオン同様、その話も後にしないと色々厄介な事になる。…先に時枝の質問からだ、嵐山も多分気になってること」
「質問ですか……今ではおれ達とほぼ普通に話せてますが、鶴ヶ峰さんは"人"が苦手ですか?それとも…"異性"が苦手ですか?」
『…………ノーコメントとは流石に言えないですね。はっきり言うと確かに異性は苦手です、特に年上が。理由としては今通っている学校、元が女子校だったせいで今でも男子が少ないせいで接し方が分からないのと、…年上男性が絡む嫌な経験に今まで複数遭ってしまって苦手意識がついてしまったみたい、です』
「成る程、そこから最初の質問内容が出てきた訳か。…言いづらい事だったと思うけど、きちんと話してくれて有り難う鶴ヶ峰さん」
迅に考えを見透かされているのは、今更な事なので気にせず疑問に思っていた事を素直に訊ねる。それを聞いて柚紀は辛そうな表情をしたが、実際それが原因で迷惑を掛けたと思っているので渋々ながらもきちんと理由付きで答える。そんな柚紀に対してのお礼も忘れない時枝である
「それじゃあ柚紀ちゃん、質問どうぞ。…その内容が保留にした二つの説明にも繋がる事だから。それと、この後一つ俺のお願い聞いてくれないかな?」
『私の出来る範囲での事なら良いですよ迅さん。えっと……単刀直入にお訊ねします、嵐山さん達が屋根を跳んで移動出来ていた理由が知りたいです』
「ま、最後のは柚紀ちゃんだからって事だな。さて……ん?…………成る程そうなるのか、それなら…」
言実の事になると話が長くなる傾向がある柚紀の解答を一度切り、次に移ろうとした時に迅のサイドエフェクトが発動して何かが視えたらしく考え始めてしまう。嵐山達は勿論、それが未来視であるのを知っているので邪魔をせず静かにしている空間で柚紀が心配そうにぽつりと一言
『迅さん、……一体何が視えたの?』
「!!…今更な確認だけど、柚紀ちゃんって迅のサイドエフェクトについて知っているで間違いないよね?」
『予知の事ですよね?本人から聞きました。……お父さん以外での"共通の話題"がそれでしたから』
「共通の話題?それじゃあ柚紀ちゃんもサイドエフェク…「嵐山ストップ!」…迅、どうして止める?」
嵐山は同級生な事もありボーダー内では迅とかなり仲が良いど自負しており、他人が迅のサイドエフェクトを知った時の反応もたくさん見てきた。だが柚紀の反応は今まで体験がないもので、尚且つ"共通"の点から更に追求しようとするが思考に更けていた迅に止められる
「さっきのトリオン同様、その話も後にしないと色々厄介な事になる。…先に時枝の質問からだ、嵐山も多分気になってること」
「質問ですか……今ではおれ達とほぼ普通に話せてますが、鶴ヶ峰さんは"人"が苦手ですか?それとも…"異性"が苦手ですか?」
『…………ノーコメントとは流石に言えないですね。はっきり言うと確かに異性は苦手です、特に年上が。理由としては今通っている学校、元が女子校だったせいで今でも男子が少ないせいで接し方が分からないのと、…年上男性が絡む嫌な経験に今まで複数遭ってしまって苦手意識がついてしまったみたい、です』
「成る程、そこから最初の質問内容が出てきた訳か。…言いづらい事だったと思うけど、きちんと話してくれて有り難う鶴ヶ峰さん」
迅に考えを見透かされているのは、今更な事なので気にせず疑問に思っていた事を素直に訊ねる。それを聞いて柚紀は辛そうな表情をしたが、実際それが原因で迷惑を掛けたと思っているので渋々ながらもきちんと理由付きで答える。そんな柚紀に対してのお礼も忘れない時枝である
「それじゃあ柚紀ちゃん、質問どうぞ。…その内容が保留にした二つの説明にも繋がる事だから。それと、この後一つ俺のお願い聞いてくれないかな?」
『私の出来る範囲での事なら良いですよ迅さん。えっと……単刀直入にお訊ねします、嵐山さん達が屋根を跳んで移動出来ていた理由が知りたいです』