8.問答の曲
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『言実さんと私の関係ですか?ん~、私のお父さんと言実さんが兄妹で…………迅さん助けて』
「ん、了解了解。(ナデナデ)あ、言実さんが妹ね。因みに柚紀ちゃんのお父さん…静樹さんって言うけどは、旧ボーダー創設者メンバーの一人。天才エンジニア兼研究者で言実さんがボーダーに入ったのはその後釜的理由。分かっているとは思うが、静樹さんの事は他言無用で」
「……そうでしたか、話しづらい話題を出してしまってごめんね柚紀ちゃん」
『き、気にしないで下さい綾辻先輩っ?!…私も今日までボーダー所属していたのを知りませんでした。…えっと、言実さんの事ですがそうですね、……"効果的な差し入れ"とかどうですか?』
父親の事を話すべきか分からなかった柚紀は、父の事も嵐山達の事もよく知っている迅に話のバトンを渡す。こうなるのは解っていた迅は落ちこみ気味な柚紀の頭を撫で、手短に尚且つ直接的な発言は控えたが色々察しが出来る範囲で説明。それを聞いて表情を暗くして謝る綾辻に慌てて弁解じみた説明を付け加える柚紀は、話題を変えるために叔母の事を考え、ふとある事を思い出して話を振る
「効果的な差し入れ?興味があるが、その話題を選んだ理由は何かあるのか柚紀ちゃん」
『えっと、佐鳥くんが言実さんに会うのが久しぶりみたいだったので。お互いに忙しいのなら仕方ない事ですが、ただ会う理由作りが難しいなら、差し入れって理由を使えば問題ないかと』
「……それで大丈夫なの?言実さん嫌がったりしないかな?」
話題の意図を説明する柚紀、それを迅を含め皆が興味を示すが、こんな簡単なことで大丈夫かと気になった時枝が確認する
『大丈夫だよ時枝くん。本当に忙しかったら問答無用で追い出されるけど、言実さんは作業を効率よくこなすのが得意だから、適度な休憩がある方が効率化が良いの。ただ、……根っからの研究者タイプの人だから集中し過ぎて寝食サボったり、ストレスとか疲労を溜めすぎて爆発させたりみたいな事を昔からやらかしているので…』
「「「「「あ~~」」」」」
言実の事はボーダー所属する前から知っている柚紀は昔の体験談を織り交ぜつつ説明し、既に失敗例はあるらしく全員がなにやら納得のご様子。それを見てそこまで言実は此処(ボーダー)の人との間に壁を作ってない事に安堵を覚える柚紀
『次に差し入れのポイントですが、"適度"と"科学者的な性格"が重要になります。佐鳥くんのを例に上げますと、会うのは久しぶりでも同じような行動を毎回すると言実さんは呆れられますし、嫌がられます。因みに、本当に嫌うと完全無視か姿を見た瞬間に言実さんは逃げますので、佐鳥くんはまだ大丈夫』
「うぅ、…おつるちゃんに嫌われたくないから態度を改めます」
『あの手の行動は言実さん、かなり苦手だからそうした方が良いよ。後差し入れの品でのオススメは"個性が強い癒しグッズやかなり珍しい飲食物"、…強いて言えば"言実さんが体験しなさそうな内容の相談や雑談"ですかね?』
佐鳥に対するアドバイス入れつつ、差し入れの具体例を上げると流石に疑問に思ったメンバーがちらほら。想定内の反応なのでそのまま解説
「ん、了解了解。(ナデナデ)あ、言実さんが妹ね。因みに柚紀ちゃんのお父さん…静樹さんって言うけどは、旧ボーダー創設者メンバーの一人。天才エンジニア兼研究者で言実さんがボーダーに入ったのはその後釜的理由。分かっているとは思うが、静樹さんの事は他言無用で」
「……そうでしたか、話しづらい話題を出してしまってごめんね柚紀ちゃん」
『き、気にしないで下さい綾辻先輩っ?!…私も今日までボーダー所属していたのを知りませんでした。…えっと、言実さんの事ですがそうですね、……"効果的な差し入れ"とかどうですか?』
父親の事を話すべきか分からなかった柚紀は、父の事も嵐山達の事もよく知っている迅に話のバトンを渡す。こうなるのは解っていた迅は落ちこみ気味な柚紀の頭を撫で、手短に尚且つ直接的な発言は控えたが色々察しが出来る範囲で説明。それを聞いて表情を暗くして謝る綾辻に慌てて弁解じみた説明を付け加える柚紀は、話題を変えるために叔母の事を考え、ふとある事を思い出して話を振る
「効果的な差し入れ?興味があるが、その話題を選んだ理由は何かあるのか柚紀ちゃん」
『えっと、佐鳥くんが言実さんに会うのが久しぶりみたいだったので。お互いに忙しいのなら仕方ない事ですが、ただ会う理由作りが難しいなら、差し入れって理由を使えば問題ないかと』
「……それで大丈夫なの?言実さん嫌がったりしないかな?」
話題の意図を説明する柚紀、それを迅を含め皆が興味を示すが、こんな簡単なことで大丈夫かと気になった時枝が確認する
『大丈夫だよ時枝くん。本当に忙しかったら問答無用で追い出されるけど、言実さんは作業を効率よくこなすのが得意だから、適度な休憩がある方が効率化が良いの。ただ、……根っからの研究者タイプの人だから集中し過ぎて寝食サボったり、ストレスとか疲労を溜めすぎて爆発させたりみたいな事を昔からやらかしているので…』
「「「「「あ~~」」」」」
言実の事はボーダー所属する前から知っている柚紀は昔の体験談を織り交ぜつつ説明し、既に失敗例はあるらしく全員がなにやら納得のご様子。それを見てそこまで言実は此処(ボーダー)の人との間に壁を作ってない事に安堵を覚える柚紀
『次に差し入れのポイントですが、"適度"と"科学者的な性格"が重要になります。佐鳥くんのを例に上げますと、会うのは久しぶりでも同じような行動を毎回すると言実さんは呆れられますし、嫌がられます。因みに、本当に嫌うと完全無視か姿を見た瞬間に言実さんは逃げますので、佐鳥くんはまだ大丈夫』
「うぅ、…おつるちゃんに嫌われたくないから態度を改めます」
『あの手の行動は言実さん、かなり苦手だからそうした方が良いよ。後差し入れの品でのオススメは"個性が強い癒しグッズやかなり珍しい飲食物"、…強いて言えば"言実さんが体験しなさそうな内容の相談や雑談"ですかね?』
佐鳥に対するアドバイス入れつつ、差し入れの具体例を上げると流石に疑問に思ったメンバーがちらほら。想定内の反応なのでそのまま解説